スラング英語「bummer」の意味と使い方を解説していきます。「bummer」という英単語はあまり聞き慣れていない人が多いと思いますが、ネイティブは結構使うスラング表現になります。「bummer」は相手に同情したり、嘆いたり、様々な場面で使うことができる単語です。今回は「bummer」を徹底解説していきます!
※発音付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「bummer」の発音は、カタカナで書くと「バマー」になります。 発音記号は、「bˈʌmɚ」になります。 下記の動画を再生すると「bummer」のネイティブの発音を確認できます。
英語「bummer」の語源はドイツ語の「bummler」になります。 ドイツ語「bummler」は「ぶらぶら歩く」という意味になります。
「bummer」の1つ目の意味は「不愉快で失望させる状態、嫌な出来事」になります。 「bummer」は形容詞ではなく名詞なので、注意してください。 「bummer」は、
ときなどに使います。 「ガッカリだ」「参った!」「最悪だ」「困ったね」「大変だね」などの和訳になります。 名詞ですので、基本に冠詞「a」が付くのがポイントで、下記のような言い回しで使います。
Bummer!
What a bummer!
That's a bummer.
That's a real bummer.
That's such a bummer.
それでは例文を見てみましょう。
The party was a real bummer.
あのパーティーはガッカリものだったね。
"I've left my iPhone at home. What a bummer!"
「家にアイフォン忘れちゃった!最悪!」
"Do you find me pretty?" - "Bummer."
「私って綺麗?」-「ありえないだろ」
"I just lost the key!" - "That's a bummer. I wonder where you dropped it?"
「今、鍵なくしちゃったよ」-「参ったね。どこで落としたのかな?」
「bummer」はスラング表現なので、カジュアルな響きがあります。相手が本当に大変な思いをしているときに同情する場合は、「I'm sorry to hear that.」「I'm so sorry.」などと言いましょう。 シリアルな場面で「bummer」を使うと相手に不快感を与えてしまいますので、注意しましょう。
"My father passed away last night." - "Oh, I'm so sorry."
「父が昨夜亡くなりました」-「お悔やみ申し上げます」
「bummer」は「怠け者・浮浪者」という意味でも使います。 この意味で使うのは、アメリカ・カナダの北アメリカのみになります。イギリスやオーストラリアでは、1つ目の意味の「不快な出来事」という意味でしか使いませんので注意してください。 「bummer」の語源であるドイツ語「bummler」が「ぶらぶら歩く」という意味ですから、「bummer」の元々の意味はこちらになります。 「怠け者」は「loafer」、「浮浪者」は「vagrant」と言うのが一般的です。 ちなみに、学生などが履く革靴の「ローファー」は靴紐を結ばずに済むため、怠け者を意味する「ローファー」と呼ばれています。 「怠け者」という意味と区別するため、「浮浪者」という意味の場合は「a travel bummer」などと言います。 例文です。
After I dropped out of college, I ended up being a travel bummer.
大学を中退した後、私は浮浪者になった。
「bummer」の類似表現を紹介していきます。
「bummer」と同じようにスラングとして使え、「最悪!参ったな!」などの意味を持つ単語に「suck」があります。 「suck」は動詞になります。
"My girlfriend left me last week" - "That sucks."
「先週彼女にフラれたんだ」-「それは最悪だね」
「That's a bummer」ほどカジュアルではなく、「I'm sorry.」ほどフォーマルではない表現に「That's too bad.」があります。 「That's too bad.」は、「残念だったね」と相手に同情するときにのみに使うフレーズになります。
"I lost my job!" - "That's too bad."
「クビになった!」-「それは残念だね」
「disaster」は「災害」を意味する名詞です。 「That's a disaster.」という形で「最悪だね」という意味になります。 災害でなくても、比喩として不愉快な出来事全般に対して使います。
"The principal talked for over an hour!" - "Oh, that's a disaster!"
「校長が1時間以上も話したんだよ」-「うわ、最悪だ」
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