職場や友達にお金にとっても厳しい「がめつい人」っていませんか?がめつい人とは上手く付き合わないとトラブルになってしまうことも…本記事ではそんながめつい人の特徴、心理・原因、がめつい人への対処法についてご紹介していきます。
「がめつい」とは「お金に対して欲深い」ことです。 とてもケチで、利益を得るためなら手段を選ばないような人を「がめつい人」と言います。 類語には「守銭奴」「貪欲」「強欲」などがあります。 あなたの周りにお金への執着が半端じゃないがめつい人はいませんか? がめつい人って、お金にうるさくてケチでマイナスなイメージで、できればあまり関わりたくないというのが本音ではないでしょうか。そんながめつい人とは上手に付き合わないとトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。 本記事ではそんながめつい人の特徴、心理・原因、がめつい人への対処法についてご紹介していきます。 周りにがめつい人がいてどう接したらいいかわからず困っている人は是非参考にしてみて下さい。
いつもお金を稼ぐことばかりを考えている人っていませんか? そんな人はまさにがめつい人と言えるでしょう。 がめつい人はバイト先を選ぶときは仕事の内容や業界は問わず、割の良い仕事やとにかく時給が高いところを選びがち。 「お金を稼ぐこと」が第一優先なのです。 生活していく上でお金は確かに大切ですが、仕事のやりがいなどは二の次で、より多くお金を稼ぐことを常に考えています。
時には友人や家族からも稼ごうとします。 がめつい人はとにかくお金を稼ぎたいので、仕事で得る収入以外にも、要らなくなったものをフリマアプリやリサイクルショップで売るだけではなく、友人や家族に売ろうとします。 友人や家族だからといって譲るわけではないというところが、がめついですよね。 また、自分は大したプレゼントは買わないけれど、相手にはまぁまぁな金額のものを強請るなんてことも…
がめつい人は高価な物に敏感で、自分が所有している高価な物を周りに自慢する傾向にあります。 SNSなんかでも、写真にさりげなくブランド物の財布などを写したり、これみよがしに高級な物を自慢してくる人はいませんか? がめつい人にとってはとにかくお金を持っていることがステータスです。 お金を稼いだり、高価な物を身につけることで、自分が如何に社会的地位があるかどうかを周りに示します。 物に限らず、「高級ホテルに泊まった」「高級フレンチを食べてきた」など、旅行や食事などでも自慢してきます。
今では現金を使わずに支払うキャッシュレス決済が普及していますが、がめつい人はお財布の中に一定数の現金が入っていないと不安で仕方がありません。 キャッシュレス決済は現金を持ち歩く必要がないので持ち物が少なくなって、お釣りも出ないからお財布の中がスッキリして便利な一方で、目で見て現金がないということが不安というのが、がめつい人の特徴です。 特に今すぐお金が必要なわけではないけれど、「現金が手元にない」=「お金がない」という錯覚に陥り、不安になってしまうのです。
がめつい人は、おごってもらうのが大好きです。 極力自分のお金を使いたくないので、自動販売機の缶コーヒーからお高めの食事まで、とにかくおごってもらえるならオールオッケーです。 がめつい人の中で、おごってくれる人の好感度は急上昇するでしょう。 逆に「自分がおごる立場になるのは嫌だな」と思っていたり、割り勘の場合も「きっかり自分の分しか払いたくない」と思っています。 例えば、初めてのデートで割り勘をすることに不満を持つ女性や、全額自分が負担することに不満を感じている男性はがめつい人かもしれません。
投機に興味があるのもがめつい人の特徴と言えるでしょう。 がめつい人は、楽して短期間で利益を得ようと翻弄しがちです。 現代なら、FXやビットコイン、米国株などにリスクの高い投機に、知識がないのにも関わらずチョロチョロ手を出します。 しかし、世の中そんなに甘くなく、不労所得を得ようとする欲望を押さえられなくなると、全財産を失うリスクすらあります。
がめつい人はお得な商品に目がありません。 例えば「今買うともれなくもう1本無料で付いてきます」や「セール」、「地域最安値」、「○%値引き」などのお買い得な商品を特に必要というわけではないのに買ってしまうのが、がめつい人です。 少しでもお得に買いたい、出費を少なくしたいと思っているため、「お買い得」と言われるととっても弱いです。 また「もう少ししたら安くなりそう」とあえてシーズンを少しずらして買い物をしたり、近所のスーパーの特売日もしっかり把握している人もいるでしょう。
どが付くほどのケチな人もがめつい人と言えるでしょう。 がめつい人は出費が嫌いです。 そのため、プレゼントはしない、または最小限に抑えたり、寄付・募金は絶対しないなど、貯金ばかりに力を入れています。 食事に行ってもきっちり割り勘。相手が多少多く払うのはなんとも思いませんが、自分が少しでも多く払うは嫌がります。もちろんおごるなんて以ての外。 何か目標があったり、将来のために貯金をするのは良いことですが、あまりお金にシビアになりすぎると周りから人が離れて行くことにも繋がりかねないので注意しましょう。
別に贅沢をしているとかではないけれど、本当にお金がなくて普段の生活もやっとという場合や、時期的に大きな出費が重なり支出が多かったなんて時はがめつくなってしまうのも無理はないでしょう。 先程も少し触れましたが、お金は生活していく上ではなくてはならないものです。 お金がなければ食費や生活費、ローンの支払いもできません。 生きていくためのお金をなんとか捻出するために、がめつくならざるを得ないこともあるでしょう。
幼少期に貧乏だった経験があると、大人になって特に金銭面で困っていなくても、お金への執着が消えず、がめつくなってしまう人もいるでしょう。 子供の頃の生活環境はその人の生活のベースになります。小さい頃から電気代や水道代を気にして生活していれば、その生活がその人にとっての普通になり、逆にお金のことなんか何も気にせずに生活してきた人は、それがその人の普通になります。 そのためお金にシビアな家庭環境で育ったことが原因となり、大人になってもお金に執着してしまう場合もあるのです。
実はお金以外にコンプレックスがあるためにがめつくなってしまう人も。 容姿に自信がない、学歴がない、社交性がない、特技や趣味がないなどコンプレックスは人によって様々です。 そんなコンプレックスを隠すため必要なのがお金だと思っている人は、がめつくなりがちです。 「自分はカッコよくもないし、学歴もないけれど、お金は持っている」というのが心の支えになっているのかもしれません。 そんな人にとってお金は自分の社会的地位を示す大切なアピールポイントなのです。 どんどん貯金をすることで自分のアピールポイントを伸ばし、コンプレックスをカバーできると思っているのでしょう。
将来どうなっているかなんて誰にもわからないし、不安で仕方ないですよね。 「会社が倒産するかもしれない」「収入が減るかも」「年金もらえないんじゃ」「旦那さんが働けなくなったらどうしよう」「シングルマザー(ファザー)になったら」など、将来への不安は尽きません。 そんな将来への不安が原因となり、お金にがめつくなってしまう場合もあるでしょう。 不確定な将来に備えるためにもお金を蓄えておくことに越したことはありません。 しかし、あまりシビアに考えすぎて周りにもその考えを強要してしまうと、将来あなたの周りには誰もいなくなってしまうかもしれません。 人間、一人で生きていくことは難しいです。お金に執着するだけでなく、周りの人のことも考えて感謝の気持をわすれないようにしましょう。
がめつい人とは金銭に絡む話題や行動は控えるようにしましょう。 がめつい人はお金への執着がとんでもないので、こじれるとトラブルに巻き込まれることも… お金の貸し借りは以ての外です。特にがめつい人にお金を貸すとなかなか返ってこないなんてこともあり得ます。 金銭に絡むような話題はサラッと流し、行動もなるべく共にしないように距離を置くのが無難かもしれません。 自分に被害が出ないように上手く立ち回りましょう。
お金に関わることはとにかく細かく証拠を残しておきましょう。 証拠はメールの文面や書面、何でもかまいません。 後々トラブルになった時に、相手は自分に不利益にならないように、都合よく記憶を改竄したり、平気で嘘を付くことも考えられます。 そんな状況になった時のためにも証拠を残しておけば、相手が言っていることが嘘だと証明できます。 たとえ相手が普段はがめつい人でなくても、お金に関わることは事細かに記録を残しておく癖を付けましょう。
がめつい人からのビジネスの勧誘はしっかり断りましょう。 がめつい人はお金欲しさに怪しげなビジネスに手を出していることもあります。 「美味しい話があるから」と上手く口車に乗せられて、知らないうちには危ないビジネスに手を貸していたなんてことにもなりかねません。 そうならないためにも、がめつい人からのビジネスのお誘いは断るのが無難でしょう。 真っ当に働いてお金を稼ぎましょう。騙されないように気を付けましょう。
お金にがめつい人ってお金儲けに詳しい人が多いです。 そんな人からはビジネススキルを学びましょう。 自分が何かビジネスを始めようと思っているならば、がめつい人からお金を儲けるためのアイデアをもらうのです。 ただし、あまり絡みすぎるとトラブルに巻き込まれたりすることもあるので、一緒にビジネスを始めるならば注意しましょう。 後々トラブルにならないようにお金関係については双方同意の上だと言うことがわかるものを作っておく必要があります。
がめつい人はお金に囚われすぎて、お金以外のものが見えなくなってしまっている可能性があります。 そんな人には「お金以外にも大切な物がある」ということに気付けるように手を貸してあげましょう。 お金を貯めること以外の趣味や、楽しいことを一緒に探してみたり、周りの人への感謝の気持ちを伝えるよう教えてあげると良いかもしれません。 お金以外にも大切な物がたくさんあると気付くことができれば、お金に囚われることもなくなっていくでしょう。