マウンティングする職場の上司や友人に困っている人も多いのではないでしょうか?今回は、マウンティングについて紹介します。マウンティングをする人の特徴や、心理を徹底解析!また、マウンティングをされやすい人の特徴や、マウンティングをされたときの対処法も合わせて解説しますので是非参考にしてください。
「マウンティング」の意味は、「自分のほうが優位であることをアピールすること」をいいます。 会話の中で遠回しにうっすらと「私のほうがすごいですアピール」をしてくるのがマウンティングです。 決してハッキリ「自分のほうが凄い」とは言いません。 例えば、「私、胸が大きすぎてキャミソールとか似合わないから羨ましい〜」と言われたとします。 「羨ましい」と口で言いつつ「それって胸が大きことを自慢したいの!?」と思ってしまいますよね。 このように、一見ごく普通の会話をしているように見えて、「あれ・・・これってバカにされてる?」と感じるのがマウンティングの大きな特徴です。 基本的マウンティングは、女性であれば女性に、男性であれば男性に...というように同性を対象にするものです。
マウンティングをする人は、空気が読めないことが多いです。 空気を読める人は、相手が不愉快になるような発言は自然に避けることができます。 つまりマウンティングをする人は、自分の発言によって他人が不愉快な気持ちになることを想像できないのです。 むしろ、マウンティングをしてしまっているという自覚さえないこともあります。
マウンティグをする人は、無駄に自虐ネタをぶっこんでくることが多いです。 「私ってほんとブスだからさ...」と言ったところで、それは本心ではありません。 「そんなことないよ!私より全然可愛いんだからそんな事いわないで〜」といった答えを待っているのです。 だからこそ、自分より劣っていると思う人の前でしか自虐しません。 マウンティングされた側としては、「私より可愛くてモテるくせに、どうしてわざわざそんな事言うの?」とイラっとしてしまうわけです。
マウンティングをする人って、自分のことを凄い人間だと思っています。 だから他人のことを見下してしまうのでしょう。 いつも偉そうで自分の価値観を押し付けるような物の言い方をするのが特徴的。 例えば、「知らない」と言ったことに対して「え、こんなの常識だと思ってた」とか言います。 素直に「知らない」と言っただけなのに、気分が悪いですよね。 いかに自分が凄いかを相手に知らしめるか、ということしか考えていないのが丸分かりです。
マウンティングをする人は、基本的に相手の意見には否定から入ります。 いつでも自分の価値観が正しいと思い込み、そうではない人がいるということを受け入れることができないのです。むしろ他人の話なんてどうでもいいのでしょう。 自分と異なる意見に対して、素直に肯定することがまずありません。 自分の意見を否定から入られると「馬鹿にしてるのかな?」と誰もが思いますよね。
人と関わっていく上で、学歴や収入って関係あるでしょうか。 むしろ、デリケートな話題なので口にしない人のほうが多いですよね。 マウンティングをする人は、学歴や収入の話題をやたらと口に出します。 自分のではなく、恋人の学歴や収入を平気でSNSに書いてしまうことも... 自分の収入や学歴、もしくは交際相手や結婚相手のステータスの高さでマウンティングをとりたくて仕方ないんですよね。 「え、彼氏さんそんなにお給料良いんだね」と言いながら、内心は学歴や収入をペラペラ話す無神経さにドン引きしている人も多いです。
マウンティングをする人は、とにかく高級志向でブランド品にこだわりがちです。 他人よりも高価な物を身につけることによって、「自分のほうがいい暮らしをしている」「相手より年収が上」ということをアピールしたいのです。 「どこで買ったの?」「どこのブランド?」というように、他人の持ち物に関しても探るような質問をしてくることもあります。 男性の場合、車もスポーツカーなど高級なものにこだわります。 そんな高級車に乗ってどこ行くの?と思ってしまいますが、男性にとって高級車に乗ることは大きなステータスなんですよね。
マウンティングする人って、男女問わずSNSが大好きです! 「良いな〜!」と言われそうなことは、投稿しないと気が済まないのでしょう。 仕事に関する話からプライベートなことなど何から何まで投稿をします。 「頑張ってるでしょ!」「リア充でしょ!」「すごいでしょ!」とアピールすることで、マウンティングをしているのです。 ただ思っていることや、起きたことを投稿しているだけかもしれません。 しかし、捉え方は人それぞれであり、そういった投稿をマウンティングを捉えて「それって幸せな自分をアピールしたいだけでしょ」と思ってしまう人もいます。
「悩みなら相談に乗るよ」と優しく言われたら「優しい人だな」と思いますよね。 しかし大して仲良くもないのに「どうしたの?」と首を突っ込んでくるのは、隠れマウンティングをする人の特徴です。 マウンティングをする人って、何かと偉そうにアドバイスしたい人が多いのです。 なので、「ちょっと1つアドバイスさせてもらうと...」とか言って偉そうにマウンティングをしてきます。 こういったマウンティングをとりたいがための余計なアドバイスを「クソバイス」と言います。 たちが悪いのは、本人はためになるアドバイスをしていると思いこんでいるということ...。 「経験者の意見からすると〜」とかやたらと親切ぶってくるような人には注意が必要です。
八方美人な人も、一見「この人は気さくでいい人だな」と思いますよね。 誰にでも良い顔をしているのですから、そう思われて当然です。 しかし、正直八方美人の人って裏で何を考えているのかわからないようなところがあります。 こちらがすっかり心を開いたというタイミングで、どかんとマウンティングをして「自分のほうが上だから」と示してくる可能性があるのです。
「自分なんて...」と謙虚な人に限ってマウンティングをしてくるパターンも多いです。 そういうタイプの人は、謙虚なふりをしているだけで本音は「自分のほうが上だ」と優越感に浸っています。 思っているだけなら良いのですが、無意識のうちにマウンティングをするような発言をプツプツと小出しで出してしまいます。 「この人はいつも謙虚でいい人だな」と思っている人こそ、ある日突然モヤっとする一言を言ってくることがあるので油断はできません。
自分で「私(俺)って天然だからさ」と言ってしまう人っていますよね。 「何を言っても天然だから仕方ない」と思ってもらえると思っているのでしょう。 失礼なことでも天然ぶって平気で言ってくるのが自称天然キャラの特徴です。 マウンティングをしても、マウンティングだと思われないと思っています。 指摘をしても「そんなつもり全然ないよ?」とすっとぼけてきますが、本心バレバレです。
やたらと理想が高い人は隠れマウンティングをする人の可能性があります。 例えば、好きな人のタイプを聞いたときに「年収1000万以上で〜」と年収や学歴を上げる人です。 上述しているように、マウンティングをする人ってステータスを気にします。 いつでも周りから凄いと思われる自分じゃないと納得がいかないからでしょう。 そういった人は、本人も無意識のうちに周りの人にマウンティングをとるような発言をする可能性が非常に高いです。 普段は謙虚でマウンティングをするように見えなくても、タイプを聞いてみたらとんでもない理想の持ち主だったという場合は気をつけたいですね。
「こうしたほうが映えない?」と言っていつでもインスタ映えを意識している人は、見栄っ張りな可能性が非常に高いです。 インスタ映えする食事や風景ばかりを投稿していると「なんて素敵な生活をしている人なんだろう」と思われますよね。 そうやって映える写真を投稿しまくって「あなた達よりいい生活をしているわ」というアピールをしたいのかもしれません。 とにかく「良いな〜」と思われることで優越感を感じたいのでしょう。
向上心がある人って、評価されやすいです。 実際に高みを目指しているので何においてもどんどんレベルをあげていくことができるし、仕事もできます。 生活レベルも高いことが多いでしょう。 しかし、話してみるとマウンティングをとられてしまうという事がよくあります。 「誰にも負けたくない」という思いが強いことが多いからです。 なので、「自分のほうが頑張っている」とか「自分のほうが評価されている」というマウンティングが凄かったりします。 ただ、向上心がある人の場合本当に頑張っているから文句の言いようがない...! それでも「だからっていちいちマウンティングすることないんじゃない?」と思ってしまいます。
「マウンティング」をする人の心理として、まず「承認欲求が強い」ということが考えられられます。 「承認欲求」とは、「認められたいと思う気持ち」のことです。 「承認欲求」は、大きくわけて「自己承認欲求」と「他者承認欲求」と二つあります。 マウンティングの場合、他者承認欲求でしょう。 承認欲求があるからこそ周りの注目をいつでも浴びていたいと感じていて、「すごいと思われたい」という衝動で、マウンティングをしてしまうのです。
マウンティングをする人は、本当は自分に自信がないということが多いです。 自分に自信がないからこそ、相手に自分のだめな部分を隠したいという心情からマウンティングをするような発言をしてしまうのでしょう。 自慢話を無駄にしてしまったり、無駄にブランドものを身につけてしまうのも、「すごいね!」と相手に言われることで少しでも優越感を味わいたいという心情の表れだと言えます。
マウンティングをする人は非常にプライドが高いです。 プライドが高いが故に、他人より劣っている自分が許せないという感情があるのでしょう。 自分のほうが優位であるということをどうしてもアピールしたくなってしまいマウンティングをするような発言を繰り返してしまうのです。
というようなプライドが高い人は、無意識にマウンティングをしてしまいがちです。
マウンティングをする人は、とにかく他人を認めることができません。 「自分以外の人は全員敵だ!」と思って接していることがあります。 敵とみなしているからこそ、マウントをとり優位に立ちたいと感じてしまうのです。 マウンティングをする人は、敵対心の塊でそれが友人であろうとも比較対象になってしまいます。 とにかく何でも比較をして、友人の嬉しいことや幸せを妬ましく感じてしまいます。
マウンティングをする人は、人生においてすべてのことを勝ち負けで判断しがちです。 例えば、 かわいい→勝ち ブス→負け 既婚→勝ち 独身→負け というように、自分の中の勝手な価値観で勝ち負けを判断しています。 このような心理に陥ってしまう原因としては、幼少期から誰かと比べられるような生活を送っていたというような家庭環境が原因であることが考えられます。 つまり、自分が勝者でいたいがために相手をマウンティングしてしまうのです。
マウンティングをするって、「他人からどう思われるか」をとにかく気にしています。 だからこそ「自分のほうが凄いよ」という無駄なアピールをしたくなってしまうのです。 これは、他人に「凄いね」と言われることで自己肯定感を高めているという可能性が高いです。 なので、反対にマウンティングされるようなことがあると、自分はダメなやつなんだ...と思い込んで立ち直れなくなってしまうということも考えられます。 これがマウンティングする人の面倒くさいところですよね。 周りなんて気にせず「自分は自分」で努力をしている人の方が凄いです。
寂しがり屋で「構ってほしい」という心理が隠されている可能性もあります。 例えば、幼少期に何か凄いことをしないと褒めてもらえず、いつでも無理をして良い子を演じていたというような場合「凄いと思われないと注目してもらえない」と無意識に思ってしまっています。 相手に嫌な思いにさせようといった気持ちはなく、ただ「みんなにもっと注目してほしい」という気持ちで自分が一番すごいんだ!とマウンティングしてしまうのです。
ルックスが良い人はマウンティングの対象になってしまう可能性が非常に高いです。 いつでも優位に立っていたい人にとって「ルックス」もその対象になります。 ルックスは人の努力ではそう簡単にどうにも変えられないことが多いです。 だからこそルックスの整っている人が羨ましくてマウンティングしてしまうのです。 また、マウンティングをするような心情をもっている人は美意識が高いことも多いです。 自分の見た目に関して努力しているからこそ悔しくなって「美人は3日で飽きるっていうからね」なんて嫌味を言ってマウンティングしてしまうのでしょう。
自分に少し自信がなさそうに見える人はマウンティングをされやすいです。 つまり、「何を言っても言い返されない」「認めてもらえる」と思われるとマウンティグ対象になっしまう可能性があるということです。 威張った態度でいることはないですが、「自分の意見もしっかりということができる」という姿勢をきちんと見せていると比較的マウンティング対象から外れやすいですよ。
周りの人から好かれているような良い人に対して、誰もが「羨ましい」という感情を抱くことがあると思います。 マウンティングをする人は「羨ましい相手」はマウンティングの対象になります。 自分が一番という優越感がほしいので、自分より好かれている人には攻撃をしてしまうのです。 「マウンティング」をするような性格だから、好かれない・人が周りに集まらないということに気づいていないのは残念ですよね。
「マウンティングされているな」と感じたら、さらっと聞き流しましょう。 マウンティングをする人は、自分が優位であることを認めてほしいだけです。 なので「すごい!」「羨ましい」といった言葉で返事をしておけば、勝手に満足することでしょう。 真剣に話を聞いて返事していると、ストレスが溜まってしまいます。
この人は「マウンティングをする人なんだな」とわかった場合は、自分のプライベートな話はしないことをオススメします。 マウンティングをする人にとって、すべてのことがマウンティング対象となっているのでいちいちマウンティングをされてイライラするだけです。 とくに職場の人であれば、仕事の話以外は当たり障りのない会話をしてプライベートな話をしないようにしましょう。 マウンティングの対象を作らないことで、予防線を張っておくのです。
マウンティングをする人は、とにかく自分が優位であることをアピールしたいだけ! とにかく相手を褒めちぎって「あなたが優位であることを認めていますよ」というアピールをすることで、マウンティングされることから逃れましょう。 強気な態度でいると、どんどんマウンティングをされてしまう可能性があります。 とにかく褒めちぎって、あなたが一番ですよ!ということを伝えれば「この人にはもうマウンティングする必要がないな」と感じることでしょう。
社内の上司など目上の人に対してはなかなかできることではないと思いますが、関係性によっては「それってマンティングしてる〜?失礼だな〜」と冗談ぽく言ってみるのもアリです。 本人に自覚がない場合もあるので、その一言で気づける可能性もあります。 仲の良い友人であれば、あえて教えてあげるというのも相手のためになりますよね。 その場の空気を壊すことのないようにあくまでも冗談ぽく伝えるのがポイントです。
そのお方は「マウンティングをする」という性格の持ち主です。 性格というのは中々変わるものではありませんよね。 相手が変わってくれることは期待できないので、この先も「マウンティングをしてくる人」としてお付き合いをしていくしかありません。 ストレスを感じないためには、できるだけ関わらないことが1番であるといえるでしょう。 職場の人であれば「職場の人」としてそれ以上の付き合いをする必要はありません。 友人であってもできるだけ関わらない方法で生活することが可能であれば、諦めて関わることをやめるのが一番です。
なぜ、あの“女”(ひと)はあなたの感情を乱すのか? すぐ感情的になるひと 裏表のあるひと 群れたがるひと 張り合ってくるひと… 対人関係のイライラは、医学的に見れば99%解消できる。
ヒトは、マウンティングするという本能があるのをご存知だろうか? これを知らないビジネスマンは、相手の「気迫」に圧され、 相手に気に入られようとしているつもりがいつの間にか「下僕」になっている。
職場、ご近所、夫婦関係…困った人たちの攻撃から自分を守る!振り回されない!28のヒント。
いかがでしたか? マウンティングをする人について理解していただけたでしょうか。 誰もが嫌な気分になってしまうようなマウンティング人間にはなりたくないですよね。 優越感を感じたい気持ちもわかりますが、そのまま生きていたら失うものは多いでしょう。 マウンティングをされたら、「かわいそうな人なんだな」と思って適当におだてて交わしましょう! 気にすることなんてありません。 ぜひ反面教師にして、自分は良い人間関係を築いていってください。