インスタやFacebookなどで「lol」と書かれているコメントを見たことがある人も多いかと思います。「lol」は一体何を表しているのか、そもそもどう読むのか、知っていますか?今回の記事では「lol」の意味、読み、そして使い方に加え、「lol」以外でネイティブがよく使っている英語表現を詳しく説明していきます。
「lol」は日本語の「(笑)」と同じような感覚で使われている表現です。 「lol」を言葉として読むというよりは、一種の記号として文章の最後につけて使われているので実際に読み方はありません。 ですので、「lol」という表現を目にした時は、「(笑)」のような感情が表現されているんだな、と心の中で思うだけでOKです。
「lol」は「laugh out loud」もしくは「laughing out loud」の略語で、SNSやチャットなどで面白いことがあった時に英語圏の人がよく使うネットスラングです。 日本でいうと「(笑)」や「w」などと同じイメージでよく使われます。
「lol」の使い方は二通りあります。 ひとつはSNS上で思わず笑ってしまう投稿に対して「lol」とコメントする使い方で、もうひとつは、文章の最後に「lol」とつける使い方です。 また、特に面白い時には「lolololol」などと続けて、「www」のように表現することもあります。 「lol」はあくまでスラングなので、ビジネスで使う書面や、上司への連絡などで使うのはNGです!
(SNSなどの投稿に対してのコメントで) You are awosome! Lolol あんたって本当最高!www
The video on Youtube is so funny!! lol Youtubeに載っている動画めっちゃ面白い!(笑)
ここからは英語圏のネイティブが「lol」をどのように使っているか、詳しく書いていきます。そこまで詳しく知りたくない人は無視しちゃってください!
上記でも紹介した通り、「lol」をあまり音にして読む人はいませんが、ネイティブは心の中で、アルファベット読みの「LOL(エルオーエル)」や、「lawl(ラウル)」、そしてLOLの元となっている「Laugh Out Loud(ラフアラウド)」と読んだりします。 日本語の(笑)と同じですね。わざわざ声にだして「わら」と言う人は少ないかと思いますが、心の中では「わら」と読んでいる人が多いのと一緒です。
応用編として、「lol」とは違う形でネイティブが良く使う英語表現を紹介します。 「loled」 「lol」の過去形です。「lol」に過去形の「ed」が付いた形です。 「loled」は動詞として使います。
Did you check the new video of John? It was too funny and I loled for hours.
ジョンの新しいビデオ見た?おもしろ過ぎてめっちゃ笑ったよ!
「for the lols」 「おもしろ半分に」というニュアンスで使われます。同義語に「for fun」がありますが、「for the lols」の方がよりくだけた表現です。
I went out half-naked for the lols when it snowed yesterday.
昨日雪降った時、面白半分で上半身裸で外に出てみたぜ!
「laugh out loud = laugh so hard」 「lol」は「laugh out loud」の略語ですが、同義で使われいる英語表現に「laugh so hard that...」があります。 これは、so that 構文が使われいるので、「...するくらい笑う」というニュアンスです。 例えば「涙が出るほど笑う」は「laugh so hard that tears come out」となります。
I laughed so hard that I almost peed myself when I heard the news of Alex.
アレックスのニュースを聞いた時はチビるくらい笑ったよ!
I'm sure that you will laugh so hard that you will faint when you watch this movie.
この映画を見たら気絶するくらい笑えると思うよ!
「laugh at___」 「lol」よりも丁寧な英語表現です。「laugh at...」で「...を見て笑う」や「あざ笑う」などのニュアンスです。
Do you realize that everyone is laughing at you?
あなた、みんなに笑われているの気づいてる?
You should not laugh at people just because they make mistakes.
間違いを起こすからって人を冷笑してはいけません.
◯まとめ 「loled」:「lol」の過去形で「笑った」 「for the lols」:「面白半分で」、「for fun」と同義 「laugh so hard that...」:「...するくらい笑う」、so that構文が使われる表現 「laugh at___」:より丁寧な英語表現で「...を見て笑う」
ここまでに紹介したのはどちらかと言うと若者言葉のニュアンスで使用されるものになります。 では、造語や略語ではなく、きちんとした単語で「(笑)」=「面白い」ことを相手に伝える表現はないのでしょうか? 「funny」や「hilarious」の単語を用いて「面白い」を表現することができます。
形容詞「funny」は「こっけいな」「おかしい」「おもしろい」の意味で使われます。 日常会話の中でもよくこの「funny」を用いて面白いことを表現する人は多いのではないでしょうか。
Your story is very funny! I want to know the details more!
あなたのお話って本当に面白いね!もっと詳しく知りたい!
「hilarious」は「大変陽気な」「大笑いを誘う」という意味でよく使われます。 この「hilarious」は上記の「funny」よりもお笑い度が高い場合に使います。 簡単にまとめるとお笑い度「funny」<「hilarious」このような感じですね。
OMG! You are truly hilarious.
なんてこった!あなたって本当面白い人ね!
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