恋愛において見返りを求める人っていますよね。無償の愛とはなかなか難しいかもしれませんが、あまりに見返りを求めてくる人って嫌ですよね。本記事では見返りを求める人の特徴を詳しく解説していきます。
恋愛における見返りとは、例えば「これだけ尽くしてるんだからわたしにも尽くしてほしい」とか、「あなたのためを思ってプレゼントしたんだから、わたしにもしてほしい」とかそういったことです。 相手のためにした行動に対して、同じように自分にもしてほしいと思うことを「見返りを求める」といいます。 特に恋人に対して、尽くすことやプレゼントの見返りを求める人が多いでしょう。 相手のためではなく、見返りのために行動をしてしまう人もいますよね。 本記事では見返りを求める人の特徴と、見返りを求めない人になる方法を解説していきます。
見返りを求める人って、基本的に自分のことしか考えていません。 相手の気持ちよりも何よりも「相手のために何かをしてあげた自分」のことだけに意識を持っていかれすぎて、人の気持ちを察することができないんです。 相手の為に「何かをしてあげたい」と思って行動するときって、相手のことを考えているわけですから、「相手に感謝されるかされないか」ということは気になりません。 「感謝されたい」という思いが強いのは自己中心的だからであると言えるでしょう。 自己中心的だと、相手がありがた迷惑に感じていても気がつくことができません。
見返りを求めてくるような人って傲慢で、相手の話を聞かない人が多いです。 傲慢な人って、他人の意見を聞き入れることができないんですよね。 なので、一方的な行動や発言が目立ちます。 人の気持ちを考えたり耳を傾けることなく、「ほら、やってあげたよ」というような態度をとって見返りを求めてくることが多いのです。 相手の意見もきちんと受け入れられるような人は、見返りを求めるようなことは絶対にしないです。 気遣いを見せているようで、全く人の気持ちは考えていないんですよね。
見返りを求める人って、人を見下していることが多いです。 自分より恋人を見下しているからこそ、「やってあげた」という感覚になって「感謝してよ!」と見返りを求めてしまうのでしょう。 相手に対して尊敬の気持ちや、感謝の気持ちを持っていたら「感謝しなさいよ!」なんて思わないですよね。 例えば、それが目上の相手なら、むしろ「当然のことをしたまでです!感謝をしていただけるなんて恐れ多いです!」と思うはずです。 「感謝してほしい」「お返ししてほしい」なんて思ってしまう時点で相手を自分より下だと思っている証拠です。
見返りを求める人って、損得勘定で物事を判断していることが多いです。 単純に、自分にとって損なことに労力を使うのが無駄だと思っているので、時間をかけることを嫌います。自分の得になるとわかっていることじゃないと納得いかないのです。 意識的にというよりは、もはや無意識のうちに瞬時に「損が得か」で判断ができるようになってしまっています。なので、「親切にすれば倍で返してもらえる」というように得をするだろう...と思っていたのに実際に感謝されなかったりお返しがないと「あ〜損をした」という感情になってしまうんです。 損得勘定がなければ、感謝をされなくてもお返しがなくても何とも思いません。
見返りを求めない人は、自分の都合で相手などを利用します。 上述しているように、恋人のことを見下しているので「自分の為に動いてくれるのは当たり前」と思っているのです。 例えば恋人を利用するときも「この前○○してあげたんだからさ、▲▲▲やってよ」という言い方をします。 自分のやってあげたことを引き合いに自分の都合の良いように相手を利用しようとするんですよね。 本当に嫌な性格だな〜と思ってしまいますよね。
見返りを求める人は、自己アピールが激しく目立ちたがり屋です。 「こんな良いことをした私すごいでしょ?良い人でしょ?」ととにかくアピールをしたいのです。 むしろ、自分は人よりも特別飛び抜けて良い存在だと本気で思っている人もいます。 本当の愛情をもって恋人を大切にする人は、「自分は貴方のために、こんなことをしました」なんてアピールしません。だまーって人の為にこそっと良いことをしているのです。 見返りを求め人は、「自分はこんなに素敵な人だよ!」という目立ちたがりアピールをしてしまいます。
恋愛で見返りを求めるような人って、自慢話しがちです。 というのも、見返りを求めるのは承認欲求がとても強いからで、承認欲求が強い人って周りからすごいって思われたいので自慢話が止まらないんですよね。 とにかく自分は「偉い、凄い」と思っているので過去の武勇伝などを自慢気に話してしまうんですよね。 しかも若干自慢話になってることを気にしてるのか「わたしって偉くない?w」とか「まじ俺って良い彼氏よなw」とちょっと笑いながら相手に確認しちゃう感じで話してきます。そういう人いますよね。
見返りを求めるような人って、家族に対してだけではなく店員さんに対してもとにかく大きな態度を取ることが多いです。 「お客様は神様」だということを客側でも思っているので、何かと上から目線な言い方をします。 お店のちょっとしたミスにもキツく言ったり、タメ語で話しかけたりします。 「このお店で食事をしてあげているんだから、店員は言うことを聞いて当たり前」といった考えをしているから、店員さんに対しても大きな態度をとるんですよね。 恋人だけなく、知らない人に対しても恩着せがましい態度をとるのは性格にも難があるのでしょう。
見返りを求める人は、何かにつけて「こんなに尽くしているのに...」と言ってきます。 頼んでもいないことを色々してきて、ありがた迷惑に感じていることもあるでしょう。 それなのに「こんなに尽くしているのに」と言われても困ってしまいますよね。 「こんなに尽くしているのに」は、見返りを求めているからこそ出てくる発言です。 「別に尽くしてくれなんて頼んでないよ」と言いたくなってしまいますよね。
見返りを求める人は「○○のためにしてあげてるのに」と恋人に言うことが多いです。 「○○してあげている」という言い方がすでにいやらしいですよね。 こっちからすると「別に頼んでませんけど...?」と言いたくなってしまいます... 確かに、何かをしてもらえるのってありがたいです。 感謝の気持ちを持たない人はいないと思います。 すぐに見返りが欲しくて、してあげてるアピールをしてしまうのでしょう。
まずは、素直に「誰かの役に立ちたい」と思いましょう。 誰かの役に立つことが目的であれば、見返りは必要ないですよね。 まずは友人や恋人、家族など身近な大切な人に対してそう思うようにしてみてください。 そして役に立てるように行動しましょう。 「見返りを求めない!」と意識するのではなく「役に立ちたい」と考えるようにしてみましょう。
見返りを求めない人は、常に感謝の気持ちを忘れません。 日頃、自分が誰かにしてもらったこと、そしてそれに対する感謝の気持ちを持っています。 そのため、自分が誰かに何かをする時は、むしろお返しをしている気持ちでいます。 そうすれば、見返りなど求めないですよね。 自分が気付いていないだけで、人は日々誰かに助けられたりしていることって多いです。 自分の目に入って来ないところで、誰かが整理整頓をしてくれていたり後の人のことを考えてくれていたり、誰かのミスを直しておいたりするものです。 自分もどこかで見返りを求められているのかもしれません。 まずは、自分が周りに対して感謝の気持ちを持ち続けるようにしましょう。
見返りを求めてしまうのは、自分の人生に満足できていないから。 そのため自分で自分を満たすようにしましょう。 例えば自分のやりたいことが出来ていれば、自分自身に満足することが出来ます。 そうすると、相手がどうとか気にならなくなるんですよね。 自分で自分に満足していれば、相手のために行動をしただけで満足出来ます。 やりたいことをやる時間を作って自分を常に幸せにしてあげていれば、他人に何かしてもらいたいという気持ちがなくなります。 やりたいことをやれている時間があると、ストレスの解消にもなります。 ストレスが溜まっていると、どうしても相手の言動にイライラしやすくなります。 日頃からストレスを解消しておくことも大事でしょう。
見返りを求めない人になるためには、自分の成長のことを考えましょう。 自分が成長をすることを考えれば、相手からの見返りは求めませんよね。 自分が相手のために何かすることも自分の成長につながると思えば、それでいいと思えます。 人のために行動をするのって、自分の成長になりますよね。 人より多くの仕事をこなすことになったり、精神的にも強くなります。
まずは陰褒めをするようにしましょう。 陰で褒めるということは、褒めた相手に直接伝えるわけじゃないのでお返しは来ないですよね。 どこかで人伝いで相手に届くかもしれませんし、一切届かないかもしれません。 しかし、誰かを褒められるというのは素敵なことです。 しかもわざわざ本人に言わなくとも、誰かに誰かに良いところを伝えられるのは、穏やかな人の証拠でしょう。 あえて人前で言ったり、本人の前で言って、みんなから「褒められるあなたは優しい人だ」と思われようとしている人っていますよね。 しかし、見返りを求めない人はわざわざ人前で褒めません。
しかしながら、見返りを求めないで居続けるのも大変です。 ましてや、何の見返りもしてくれない人に対して何かしてあげ続けるのはもはやただのボランティアです。その時間も自分の成長や自分磨きに使った方が絶対にいいですよね。 見返りを求めない人は、同じく見返りを求めないで他人のために行動出来る人と関わっていくべきでしょう。 見返りを求めてしまうということは、何もしてくれない人と一緒にいる証拠です。 ちゃんと感謝をしたり、お互いがお互いのために動ける人と一緒にいれば、見返りは求めないですよね。求める前にしっかりと返してくれているので、求める必要がありません。 何も返して来ない人とは深く関わらず、お互いが相手のために動ける人と関わっていきましょう。