人を褒めることって素敵ですよね。相手の存在や価値を認めてあげて、それを相手に伝える素晴らしいコミュニケーションの一つです。褒め言葉は、相手や状況に応じて使い分けることが大切です。本記事では、褒め言葉の一覧を相手別にご紹介しています。また、NG褒め言葉や褒める時のポイントなども徹底解説しております。
人に褒められると嬉しいですよね。 褒め言葉は、良好な対人関係を築く上でとても大切な役割を果たします。 しかしいざ相手を褒めようとすると上手く言葉が出てこなかったり、変な雰囲気になってしまうこともあるんですよね。 褒め上手な人って、人が言われたら嬉しい褒め言葉をよく使っているんです。 そこで今回は、ぜひ人を褒める時に使っていただきたい褒め言葉をご紹介します。 使うとNGな褒め言葉や褒めるときのポイントなども詳しくご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
褒め言葉の「さしすせそ」をご存知ですか?さ行から始まる5つの褒め言葉のことを指し、褒め言葉の基本とも言われています。 さ・・・「さすが」 し・・・「知らなかった」「信頼しています」 す・・・「すごい」「素敵です」 せ・・・「センスが良い」 そ・・・「そうなんですか」「尊敬します」 これらの言葉をマスターし、適切な場面で使えるようになると、相手が喜ぶこと間違いなしです。 下記で褒め言葉の「さしすせそ」の例文をご紹介します。
「さすが」 A:前期の成績もトップだったんだよね。 B:さすが○○さんだね!今期も期待してるね。 「知らなかった」 A:来月新しいバーがオープンするらしいよ。 B:えー!知らなかった!○○さんって本当物知りだね。 「すごい」「素敵ですね」 A:取引先の人に誕生日祝ってもらっちゃったよ。 B:すごいですね!○○さんの素敵な人柄が認められてる証拠ですね。 「センスが良い」 A:(休日デートの待ち合わせにて)ごめんね、待った? B:全然です。○○さんの私服オシャレですね。とってもセンスが良い! 「そうなんですか」「尊敬します」 A:来月から仕事終わりに英会話スクールに通うことにしたんだ。 B:そうなんですか!○○さんの勉強熱心なとこ、尊敬します!
ちなみに余談ですが、「さしすせそ」言葉は他にも、
などがあります。
女性が言われて嬉しい「かきくけこ」の褒め言葉を知っていますか? 男性が、特に気になっている女性や彼女などに対して使うと良いです。 か・・・「可愛いね」 き・・・「綺麗だね」 く・・・「口説いてもいいかな」 け・・・「結婚っていいよね」 こ・・・「こっちにおいで」 「口説いてもいいかな」なんてちょっと攻めすぎな気もしますが、恋愛感情のある相手に言われたらドキッとすること間違いなしです。 この「かきくけこ」褒め言葉は、友人や職場の女性に対して使うと「セクハラ!」と捉えられてしまう可能性もあるので使う時は十分注意が必要です。
特に何もしているわけではないけれど、この言葉を言われれば女性はとっても喜びます。 「ただ一緒にいるだけでいいんだ」と嬉しい気持ちになり、女性も一緒にいられることに喜びを感じるようになります。 ただ一緒に時間を過ごすだけで、幸せを感じられるってすごいことですよね。 もしも「オレって幸せだな」と感じるのであれば、その気持ちをストレートにぶつけてみましょう。 きっと多くの女性が笑顔になるはずです。
自分のちょっとした変化に気づいてくれる男性に対して、好印象を持つ女性は多いはずです。 日頃から気になる女性や彼女の外見をチェックしておいて、いつもと違うなと感じた時はぜひ積極的に質問してみましょう。 女性は可愛くなりたいという理由で、髪型や髪色を変えたり、メイクの仕方を変えたりしますが、どこかで「似合わなかったらどうしよう」と不安に感じたり、「周りの人気づいてくれるかな」という淡い期待を抱いています。 「似合ってるよ!」と言われれば、安心しますし、「この人私のことよく見てくれてるんだな」と相手のことが気になるようになります。 休み明けの女性の外見は特に要チェックです。休日を利用して美容院に行ったり、メイクの研究をする女性は多いからです。 陰ながらオシャレに努力している女性のことをしっかりと褒めてあげましょう。
髪型やメイクもそうですが、ファッションを褒められても女性はとても嬉しいです。 「制服があればどんなに楽だろう」と思うくらい、女性は自分の服装に気を遣っています。毎日オフィスに着ていく服を選ぶのに数時間も費やす女性も少なくはないでしょう。 「新しい洋服?とても似合ってるね!」とか、「今日のファッションもかなりセンスが良いね」などと褒めてみましょう。 ポイントは、誰よりも早く褒め言葉を伝えることです。朝のあいさつの後にひと言添えると自然体で良いと思います。 服装以外にも、女性の持ち物もよくチェックしてみましょう。 例えば、オシャレなパソコンケースを使っていたり、機能性が良さそうなスケジュール帳などを使っていれば、その点も褒めてあげるとGOODです。 「私のことよく見てくれているんだな」と嬉しい気持ちになること間違いなしです。 女性の持ち物を「可愛いね」と褒めるのもありですが、「この人ほんとに可愛いと思ってる?」と疑われてしまう可能性もあるので、何でも「可愛いね」と褒めるのはやめましょう。
女性は男性との食事やデートなど、また男性と一緒に仕事をする際によく周りに気を配ります。 「相手も楽しんでいるかな」「仕事で迷惑かけていないかな」と不安な気持ちになることもあります。 そんな時、気配りを褒められると女性は「ちゃんと私のことも気にかけてくれているんだな」と安心します。 特に大人数での食事会などは、食事を取り分けたり、ドリンクを注文したりと女性は大忙しなことが多いです。 気を配るということは、体力的にも精神的にもエネルギーを使うことになりますので、そこをしっかり見てくれている人がいることがわかると認められた気がするのです。 「気遣わなくていいよ」ではなく、「いつも気を配ってくれてありがとう」と感謝の言葉にして伝えてみましょう。 そして、「気を遣わなくても良い関係になれると嬉しいな」とひと言添えてあげると、女性はドキッとするでしょう。
「笑顔が素敵だね!」のひと言でも女性は十分嬉しいですが、それ以上にハッピーになる言葉が上記の褒め言葉です。 「私の笑顔って、人に元気を与えることができるんだ」と自分に自信がつきますし、これからももっと笑顔でいようと思います。 この言葉は、同性から言われても嬉しいですし、男性に対しても使える万能な褒め言葉だと筆者は思います。 笑顔の連鎖がどんどん広がって、周りの人がみんなハッピーになれるはずです。 筆者が過去にアルバイトをしていたカフェで、常連でいらしていたお客様に「今日も素敵な笑顔が見れて嬉しいわ」と言われたことがあります(男性からも女性からも)。 そんな素敵な言葉が自然に言えることがすごいなと思いましたし、もちろんその言葉ですごく幸せな気持ちになれていたことを今でもしっかり覚えています。
上記でもご紹介しましたが、女性は自分の身なりなどに時間と労力をかけています。 理想の自分になるために、ジムに通ったり、エステに通ったり、定期的にネイルやマツエクを変えたり。。。女性って本当に忙しいんです。 直接的に「新しいヘアカラー似合ってるね」と言われることも嬉しいですが、「あれ?なんだろ。なんかいつもと違うね。」という褒め言葉も実は嬉しかったりします。 「この人いつも私のこと見てくれているんだ」「変わった部分を真剣に探してくれているなんて嬉しい!」と感じます。 たとえ外見的に何も変化がなくても、「最近雰囲気変わったね?なんか良いことでもあった?」と目に見えない変化に気づいてくれる男性に対してはかなりポイントが高いです! 目に見えない変化を見抜くには修行が必要かもしれませんが、ぜひチャレンジしてみましょう!
多くの女性が仕事と家事を両立しています。家庭がある女性は、自分以外の人の面倒も見なくてはいけないので仕事と家事の両立は想像以上に大変です。 仕事は頑張れば褒めてくれる人はいても、家事を頑張っても褒めてくれる人は少ないです。なぜなら女性がやって「当たり前」なことばかりだからです。 そんな時、「仕事と家事の両立お疲れ様」「いつも仕事も家事も一生懸命やってくれてありがとう」なんて言われたら女性は泣いて喜ぶはずです。 自分の努力が認められた気がしますし、「頑張ってよかった」と心から思う瞬間です。 生きていくためには仕事も家事も欠かせません。しかし全て女性がやらなきゃいけないというわけではありません。 彼女や奥さんなどがいる男性の方は、ぜひ家事を積極的に手伝ってあげましょう。きっと彼女たちの頑張りを痛感するはずです。
まず始めにお伝えしたいのですが、男性は女性よりも具体的に褒めポイントを示してあげる必要があります。 これは脳の構造的な問題なのですが、男性は論理的思考の人が多く、しっかり言語化しないと伝わらないことがあるからです。 もし、片思い中の彼や、彼氏、旦那さんの好きなポイントがあるのであれば、それをストレートに伝えてみてください。 「低い声が好き」「笑顔が好き」「人に優しいところが好き」などです。 直球ストレートで投げられた褒め言葉に、多くの男性が赤面するはずです。
「モテる」という言葉を嫌がる男性はほとんどいないのではないでしょうか。 上記のように、あえて質問系に変えて褒め言葉を伝えてみるのもおすすめです。 「かっこいい!」と伝えたいけど恥ずかしいという時に「正直、モテるでしょ?」という言葉に変換すれば、あなたの思いは届くはずです。 「この子、オレのこと気になっているのかな」「もしかしてオレのことかっこいいと思ってるのかな」と、もっと女性の気持ちを知りたいと思うでしょう。 ただし中には勘違い野郎もいます。「正直、モテるでしょ?」という言葉をそのまま受けとって「そうそう、オレ、めっちゃモテるんだよね〜!」なんて返していては、女性は離れていってしまいます。 たとえモテても「いや、そんなことないよ!」と謙遜しておくのが無難です。
男性は「かっこいい」などと言われることも嬉しいですが、感謝されることにも喜びを感じます。 仕事を手伝ってくれたり、悩み相談に乗ってくれた男性に対して「○○くんのおかげで仕事が上手くいったよ!」「○○くんのアドバイスのおかげで悩みがスッキリした!」などと伝えてみてください。 「オレでも人の役に立てるんだな」を自分に対しての自信もつきます。 そして、「もっと人のために頑張ろうかな」と自分の活力も湧いてくるのです。 これは男性に限らず、女性に対してもどんどん使いたい褒め言葉ですね。 どんなに小さなことでも、やってくれたことに関しては「○○さんのおかげです」と伝えるようにしましょう。
外見だけでなく、男性の中身についても褒めてあげましょう。 男性の話が面白いと感じた時に、あえて「面白いね」と言葉にすることで男性は喜びます。 「この子、ちゃんと俺の話聞いてくれているんだな」とか「この子と価値観合いそうだな」と好印象を持つこと間違いなしです。 男性の話に対してとびっきりの笑顔で答えることでも、「この子楽しそうだな」と伝わりますが、「こんなに面白い人に出会ったことないよ!」なんて言われれば天狗になっちゃいます。 もっと女性を笑顔にさせてあげたいと思い、笑いのセンスをどんどん上げていくことでしょう。 女性の笑顔のために頑張る姿ってなんか可愛いと思っちゃいますよね。
男性は、外見だけでなく自分の能力についても褒められたいと思っています。 頭が良いなと感じる出来事があったら、ぜひ「○○くんて頭の回転速いよね」などと褒めてあげてください。 「頭が良い」と言われて嫌に感じる男性はほとんどいないでしょう。 褒められて嬉しくなって、もっと勉強に熱心になる男性は意外と多いのではないでしょうか。 男性は自分の学歴などにコンプレックスを抱いている人も多いので、使うタイミングや頻度には気をつける必要があります。 頭の良さをさりげなく伝えられる他の褒め言葉は、「物知りだね」とか「色々知っててすごいね」などです。
一般的に、「男性は仕事をして当たり前」という考えが浸透している気がします。 ですがそこをあえてちゃんと褒めてあげることで、男性の仕事に対するモチベーションはバク上がりするはずです。 男性はどこかで「デキる男」と思われたいと思っていることが多いです。 一生懸命仕事をしている男性に対して「毎日お仕事お疲れ様」と伝えてみてください。 そうすると彼らは「頑張ってきてよかった」「もっと頑張って喜ばせてあげよう」と意気込むはずです。 仕事で疲れているようであれば、「何か私にできることある?」と聞いてみてください。 元気が出るように料理を作ってあげたり、励ましたりしてあげると、きっと喜んでくれるでしょう。
よく「スーツマジック」という言葉を耳にします。 私服がイマイチな男性でもスーツを着ればかっこよく見えちゃうというやつですね。 ここでのポイントは、スーツ姿「も」かっこいいということですから、私服もかっこいいと褒めているという点です。 「スーツ姿はかっこいいね」という言葉は褒め言葉にはなりませんが、助詞を変えるだけで立派な褒め言葉になるんです。 男性は意外とスーツ姿に自信がないという人もいますので、ばっちりスーツで決めている時はぜひ褒めてあげてくださいね。
女性もそうですが、男性の中にも自分のファッションにあまり自信を持てない人がいます。 「ダサいと思われたらどうしよう」とか「この服俺に似合っているかな」と不安を感じながら過ごしている人も少なくはないでしょう。 男性の服装を「センスが良いね!」とストレートに褒めるのも効果的ですが、間接的に褒めるのもアリです。 「この子、興味を持ってくれているんだな」とか「もしかして俺の服装褒めてくれてる?」と男性は感じるでしょう。 日頃から男性の服装をよくチェックしておきましょう。 服装を褒めることは会話のきっかけにもなりやすいので、距離を縮めたい相手にぜひ使ってみてください。
上司の仕事ぶりに感銘を受けることってありますよね。ですが「○○さんって仕事できますね」と褒めるのは失礼にあたってしまいますし、言葉選びに迷ってしまうんですよね。 そんな時、おすすめの褒め言葉が、「どうすればあなたのように仕事ができるようになりますか?」と質問形式にすることです。 質問系にすることで、相手に対して興味を持っていることを伝えることができますし、上手に上司を褒めることもできます。 「昔からそんなにできるのですか?」という褒め言葉も効果的でしょう。 ぜひ、たくさんの知恵と技を盗んで自分のモノにしていきましょう!
上司や先輩は、部下や後輩に「負けてはいけない」と思っています。 立場が上というプライドがあるので、そこを立ててあげることで相手は良い気分になるはずです。 「さすが先輩!どう頑張っても先輩には敵いません!」と伝えれば、「ちゃんと目上の人を敬ってくれてるな」と誇らしい気持ちになります。 嫌な気持ちになる人はいないでしょうし、もっと部下や後輩に対して優しく接してくれるはずです。
上司や先輩の仕事ぶりを褒めたい時に使っていただきたい褒め言葉です。 「先輩のその仕事の仕方いいですね。マネしても良いですか?」とあえて許可を取ることがポイントです。 自分の仕事を認めてくれているような気分になりますし、「可愛い部下(後輩)だな」と可愛がってくれることでしょう。 上司や先輩はある意味すごくて当たり前ですから、「すごいですね!」なんて伝えるのは気が引けますよね。 そんな時は「参考にさせてください!」「勉強になります!」などというワードを使うと良いです。
こんなこと言われたら、きっと上司や先輩は大喜びです。自分を心から信頼してくれているということですからね。 もしも「この人とずっと一緒に仕事がしたいな」と思える人がいれば、思い切って伝えてみましょう。 もちろん、一緒に仕事をしていて楽しいことばかりではないでしょう。 辛いことも一緒に乗り越えていきたいと思える上司や先輩に出会えることはとても幸せなことなので、その幸せを逃さないようにしましょう。 上司や先輩という立場は責任のあるポジションで、彼らは常に不安や孤独などと戦っています。 そういう時に支えてくれる仲間がいるということがわかれば、きっと安心してチームのみんなを引っ張っていけるはずです。
職場での立場が上になればなるほど、褒められる機会って少なくなってしまうんですよね。 「こんなに仕事を頑張っているのに、誰も褒めてくれない」と仕事に対するモチベーションが下がりやすくなります。 上司や先輩を褒めることに抵抗があるかもしれませんが、本当に頑張っているのであれば素直に褒めてあげましょう! 「今月も目標達成おめでとうございます!」「いつも素晴らしい働きぶりに感銘を受けます!」と素直な思いを言葉にしてみましょう。 きっと不快に感じる人はいないはずです。「人に褒められるのは久しぶりだよ!」と喜びが溢れる人の方が多いのではないでしょうか。
「自分って部下(後輩)から信頼されているのかな」と不安を感じながら日々過ごしている上司や先輩って結構多いんです。 そこで、「信頼している」「頼りにしている」という言葉は大変心強い褒め言葉になります。 たとえ仕事であっても信頼関係は大切ですから、常日頃から感謝の気持ちを伝える習慣は大切なのです。 「信頼してくれているからもっと頑張ろう」とどんどん上司としての力を発揮できるようになります。 一緒に仕事を頑張れる仲間がいること、仕事ができてお給料をもらえることに感謝をすることで、もっとプラスのことがあなたの身の回りで起きるはずです。 特に日本人は感謝の言葉を伝えることを苦手としますが、恥ずかしさを捨ててどんどん伝えていきましょう!
同僚や部下に対してのおすすめの褒め言葉の1つ目が、相手の将来を楽しみにしている旨を伝えるということです。 もちろん今この瞬間も仕事を頑張っていることは間違えないのですが、このまま仕事を頑張れば将来はもっとビッグな存在になるだろうということに期待をかける褒め言葉です。 同僚であっても部下であっても、相手の成長を認めてあげることはとても大切です。 そして、その人の可能性を信じているということを伝えることで、相手はもっと仕事を頑張ろうと思えることでしょう。 「頼りにしているよ!」「入社した時からどんどん成長しているね!」などの褒め言葉がおすすめです。 きっとチームや会社の雰囲気が明るくなること間違えなしでしょう。
一緒に仕事をしていて楽しいなと感じる人っていますよね。 そういう人に対しては、「○○と仕事をするのが楽しい!」「○○に話を聞いてもらえて元気が出た!」と伝えてみましょう。 同僚や部下は、楽しいと思ってもらえて素直に嬉しいと思いますし、「こんな私でも人の役に立てるんだ」と自信がつきます。 「仕事で貢献できることは少ないかもしれないけれど、○○さんのためにこれからも頑張っていこう!」とモチベが上がります。 どうせ仕事をするのなら楽しく過ごしたいですよね? 明るい職場作りのためにも、どんどんこの褒め言葉を使っていきましょう。
「私も○○に負けてられない」という言葉には、同僚や部下の実力や成績を認めているという思いが込められます。 さりげなく相手の仕事ぶりを褒められると同時に、いい意味でのライバル意識が生まれる褒め言葉です。 勝ち負けのために仕事をしているわけではないのですが、仕事においてある程度の緊張感は必要です。 上司や部下などという立場に関わらず、「あなたも仕事頑張っているから私も頑張る!」という気持ちを伝えることは、相手にとても自分にとっても良いことです。 特に目上の人が部下に対してこの言葉を使うと、「上司だからって頑張っていないというわけでなないんだ」と改めて考えさせることができます。 「きっと上司なりに必死に努力しているんだろうから、私もしっかり頑張んなきゃ!」と仕事に精を出すことができるはずです。
正直、入社したての会社員ができることって限られますよね。 「こんなことで給料もらっていいのかな」と思うようなタスクをこなすこともあるでしょう。 まだ仕事的には成功をおさめていない部下に対しても褒め言葉をかけてあげることはとても大切です。 褒め言葉がないと「この会社は私を必要としているのかな?」と不安になってしまうからです。 資料作りや部屋の清掃、お茶出しなど毎日の業務で少しでも「すごい!」と思うことがあれば積極的に伝えてください。 「こんな私でも会社に貢献できているんだ」と安心するとともに、「今できることを一生懸命頑張ろう!」とやる気を取り戻すことができます。
人は誰でも他人に認められたいと思っています。たとえ立場が下の人間でも同じです。 慣れない仕事に真剣に取り組んでいたり、残業して働いている姿を見かけたら、別の日にこの言葉をかけてあげましょう。 「誰も見てないと思っていたけど、この人はちゃんと頑張ってるのを知ってくれているんだ」と嬉しい気持ちになります。 頑張りを認めてもらえると、もっと頑張ろうという気持ちが湧いてくるはずです。 そっと見守ってあげていることを伝えてあげれば、「この人のために頑張ろう!」と思ってくれるのです。
人から直接褒められるのはもちろん嬉しいです。 しかし、他の人が褒めていたということを違う人から聞くのも嬉しくないですか? 俗に言う「陰褒め」ですが、陰褒めされていることを知ると「みんな私のこと評価してくれているんだ」と嬉しい気持ちになります。 「そういえばこの前、先輩も○○のこと褒めていたよ」と伝えることで、「先輩もそう思ってくれているし、それを伝えてくれるってことは、この人もそう思ってくれているんだ」と2倍嬉しくなります。 陰口は絶対にNGですが、陰褒めは積極的に広めていきたい活動の1つです。 自分がいないところで自分の存在が認められているって気持ち良いですよね。
子どもは、大人に認めてもらいたいがために必死になることがあります。 そんな姿を見るととても可愛く思いますが、頑張っていることをしっかり褒めてあげましょう。 例えば、「早起きして偉いね」「宿題早く終わって偉いね」などと褒めます。 すると子どもたちは誇らしい気持ちになって、もっと頑張りたいなと思うはずです。 ただし、「お姉ちゃんだから偉いね」などという褒め言葉は注意です。 なぜなら、お姉ちゃんはこうあるべき、こうあってはいけないという考えを植え付けることになってしまうからです。
上記でご紹介したように、子どもは褒めてもらいたいというシンプルな理由でいろんなことに一生懸命取り組みます。 それらが例え「すごい」とは思えないようなことでも、頑張った事実を認めてあげることは大切です。 子どもが「見てみて!お部屋片付けたよ!」と言い寄ってきたら、例えまだ片付いたと言えない状況でも「すごいね!頑張ったね!」と褒めてあげてください。 その後に「でもね、こうすればもっとお部屋が綺麗になってママは嬉しいな」と伝えると、次はその通りに部屋をピカピカにしてくれるはずです。 子供の成長って本当にすごいですからね。
子供に「優しさ」を教えるのって結構難しいんですよね。 教え方はいろいろあるのかもしれませんが、一つ方法として「優しいね」と褒め言葉をかけてあげるということです。 例えば、ぬいぐるみを丁寧に抱きかかえているのであれば「くまさんに優しくして偉いね」と褒めてあげてください。 すると子どもは「優しいってこういうことなんだ」と学び成長します。
笑顔を褒められるのは、子どもでも嬉しいです。 ニコニコ笑って過ごしてくれている時、笑顔を見てこちらが元気をもらった時などは、笑顔を褒めてあげてください。 「○○くんの笑った顔が大好き!」「○○ちゃんの笑顔でパパ元気をもらっているよ」などです。 そうすると、子供はもっと笑うようになりますし、笑顔が増えれば家族もハッピーになります。
子どもでも感謝の気持ちを伝えることはとても大切です。 お手伝いをしてくれて当たり前、と思うのではなくて、「毎日お手伝いしてくれてありがとう」と伝えることで、子どもはもっと大人の役に立ちたいと思います。 「ありがとう」って魔法の言葉ですよね。 言われる側はもちろん嬉しいのですが、言う側も何だが幸せになれる言葉です。 「ご飯をおいしいと食べてくれてありがとう」「毎日元気に学校にいってくれてありがとう」など毎日「ありがとう」を伝えてみてください。 きっと心が素直で優しい子に育ってくれるはずです。
大人でも成長を褒められるのは嬉しいですが、それは子どもでも同じです。 成長できていることを褒められると、自己肯定感のアップにも繋がります。 子どものうちは一人で出来ることが限られていて、時にそんな状況に苛立ちを感じることもあります。 そんな時に「昨日よりも出来るようになったね!」とか「前は一人でできなかったのに今は何の問題もなく一人でできるね」と過去の自分の姿と比べてあげると良いです。
子育てをする中で、「こういう人間になってほしい」と期待を抱いている親は多いと思います。 しかしその期待を子どもに伝えるのって難しいんですよね。 そこでおすすめなのが、褒め言葉を伝える時に、期待を込めて褒めることです。 例えば、ご飯を食べるのが遅い子どもに対して「ちゃんと噛んでいて偉いね!○分までに食べ終われたらすごいな!」とか、なかなか宿題をやってくれない子どもに対して、「ゲームの時の集中力すごいね!勉強にも集中できたらきっと日本一になれるよ!」などと伝えてみてください。
「解語之花」の読み方は「かいごのはな」です。 美人のたとえとして使われる四字熟語です。 「彼女はまさしく解語之花である」「世界でも有数の解語之花というべき女性と出会った」などとして使います。 他に、美人であることを表現する四字熟語には「容姿端麗(ようしたんれい)」などがあります。
「謹厳実直」は「きんげんじっちょく」と読みます。 意味は、きわめて真面目で正直なこと、という意味です。 使い方は、「彼の謹厳実直な仕事ぶりに感銘を受ける」などという形で使います。
「才徳兼備」は「さいとくけんび」と読みます。 「すぐれた才能と知恵、人徳を兼ね備えていること」という意味があります。 「リーダーは才徳兼備でなければならない」などのように使います。 似たような四字熟語に「才色兼備(さいしょくけんび)」があります。 意味は、「優れた才能を持ち、顔かたちも美しいこと」です。
「新進気鋭」は「しんしんきえい」と読み、「その分野に新しく現れたばかりで、勢いが盛んであり将来が期待されること、またその人」という意味があります。 主に新入社員などに使う言葉です。 「新進気鋭の諸君を迎え入れることができて嬉しいです。」などと使います。
「全知全能」は「ぜんちぜんのう」と読みます。 意味は、「あらゆることを知り尽くし、どんなことも行える能力」です。 例えば、「どの仕事も難なくこなせる先輩は全知全能の神だ」などという形で使います。
ここでは、褒め言葉にはあまりふさわしくない言葉をご紹介します。 もしかしたら日頃無意識に使ってしまっているあの言葉がNGワードかもしれませんよ!?
上記で、褒め言葉の「さしすせそ」をご紹介しましたが、NG言葉の「たちつてと」はご存知ですか? た・・・「だって」「大したことないね」 ち・・・「違うんじゃない?」 つ・・・「つまんないね」 て・・・「でも」「テキトウでいいんじゃない?」 と・・・「とんでもないです」 「た〜て」までの言葉は、相手の話に興味がない時につい使ってしまいそうな言葉なのですが、そこはぐっと我慢して心の中だけに留めておきましょう。 「とんでもないです」は、相手に褒められた際に謙遜して使う言葉ですが、これを使ってしまうと、相手は「せっかく褒めたのに全否定された」という気分になってしまいます。褒められた時は素直に「ありがとうございます。嬉しいです」と言えると良いですね。
人を褒める時、他人と比較してしまっていませんか? 例えば、「Aさんは成績悪いけど、あなたの成績は素晴らしい!」などのように褒めることです。 褒めること自体は嬉しいですが、誰かと比較されていると、「Aさんに悪いな。。。」と気分を悪くしてしまいます。 褒められているのに、正直喜んで良いのかがわからなくなってしまうのです。 そのため、比較した結果を褒めるのではなく、その人だけのことを見て評価してあげましょう。 もしも比較をするのであれば、その人の過去と現在の姿を比較してください。
なんとなく人を褒めなくてはいけない雰囲気の時に、あまりにも事実と異なる内容を褒めてしまっていませんか? 例えば、背が低い人に対して「スラッとしていて素敵です!」とか、標準体重の人に対して「ガリガリだね!」などという褒め言葉をかけることです。 誰から見ても「それは嘘だろ!」と思えるようなことは、当たり前ですが褒めないようにしてください。 相手に「それって嫌味?」と反感を買ってしまうことになってしまいますから。
「褒めなきゃ!」という気持ちが強すぎて、褒め言葉が棒読みになってしまったり、同じ褒め言葉を連呼するのもNGです。 棒読みになってしまうと、心がこもっていないことがバレバレになってしまい「本心じゃないんだ」と傷つけてしまうことになってしまいます。 また、「すごい!すごい!」などと同じ言葉を永遠に繰り返すと、わざとらしく聞こえてしまいます。 「本当にすごいと思っているの?」と疑われてしまうので、連呼することはやめましょう。 似たような表現を探して上手く伝えていくことが大切です。
「なんかすごいね!」とか「なんとなく、いいと思うよ」などとイメージだけで褒めることも危険です。 「なんか」とか「なんとなく」などの枕詞が添えられていると「え、それって褒めてるの?けなしてるの?」と疑いの気持ちが芽生えてしまうからです。 その人のことをあまりよく知らないのに、「真面目だね!」とか「優秀だね!」と褒めるのもアウトです。 実際は真面目じゃないかもしれないのに、こちらのイメージを押し付けてしまうことになってしまうからです。 これは大人でも子どもでも同じですが、褒めるポイントを、根拠を持って褒めてあげることがとても重要なのです。
「あなたの存在はまるでお花畑のようだ!」「君の笑顔にノックアウトされちゃったぜ!」などとちょっと変わった表現で相手を褒める人って一定数いるんですよね。 このような言葉を伝えられた側としては「???」ですので、分かりづらい表現で褒めることも避けましょう。 「それって褒めているんですか?」「お花畑とはどういうことですか?」「もっとわかりやすく伝えてもらえませんか?」と質問の嵐になってしまいます。 どんな人にも伝わるように、しっかりと言語化することが大切です。 もちろん自身をポエマーだと思っている人は、このような表現もありなのかもしれませんが。
特に相手の容姿を褒める時に気をつけていただきたいのが、セクハラだと思われるような発言です。 例えば、「綺麗だね」や「かっこいいですね」などの発言も、相手の捉え方次第ではセクハラに該当してしまいます。 恋人同士などであればOKな褒め言葉も、仕事の仲間や友達に対しては通用しないことは多々ありますので、注意しましょう。
ここでは、相手を上手く褒めるためのポイントをご紹介します。 これらのポイントをおさえれば、あなたも褒め上手になれるはずです。
いきなり褒めようと思ってもタイミングが分からなかったり、言葉選びに時間がかかってしまったりして大変ですよね。 ですので、最初はあいさつの後にひと言褒め言葉を添えることから始めてみましょう。 例えば、 「おはようございます。今日の服装も素敵ですね。」 「こんにちは。いつも庭が綺麗で素晴らしいです。」 「こんばんは。夜遅くまでお勤めご苦労さまです。」 などです。 筆者も、マンションの管理人さんに会う時はいつも「おはようございます。今日も綺麗に掃除していただいてありがとうございます。」と伝えていました。 あまり関係性のない人でも褒めやすくなるのでおすすめです。
相手を喜ばせたいとか、社交辞令的に相手を褒める場面ってありますよね。 一瞬で褒めるポイントが見つからない場合は、ぜひ相手の外見や持ち物から褒めてみましょう。 例えば、「そのバッグ素敵ですね!どこのブランドですか?」とか、「今日のファッションいつもと雰囲気違いますね。」など。 気の利いた言葉が浮かばない人は、「今日もお元気そうで、何よりです」とひと言添えておくと良いでしょう。 おすすめのトレーニングがあるのですが、電車などでぼーっとしている時間に周りの人の外見や持ち物に対して「脳内褒め」をするのが良いです。 そうすることで、瞬発力が鍛えられて、よりスピーディーに相手の良いところを伝えられるようになります。
褒める時に重要なのが、シンプルに、素直に伝えるということです。 特に子どもに対してはわかりやすい言葉で伝えることが大切なのですが、それは大人に対してもそうです。 決して難しい表現を使う必要はないですし、シンプルに伝える方が相手の心にも刺さりやすいです。 「感謝しています」「素敵です」「頑張りましたね」などの言葉って素直に嬉しいですよね? 印象を良くしたいからとか、好きになってほしいからと言って変にこだわるのはNGです。 上記でご紹介したように「私はお花畑だ」とか「ユーアーマイデスティニー」など一瞬「え???」と固まってしまうような表現は避けてください。
これは上記でも少しご紹介しましたが、相手を褒める時はなるべく具体的に言語化することが重要です。 ピンポイントに伝えると相手にも100%あなたの思いが伝わりますし、誤解が生じずに済みます。 例えば、「素敵ですね」だけでなく、「あなたの笑顔は素敵ですね」の方が良いですし、「すごい!」よりも「知識が豊富ですごい!」の方が相手は嬉しいはずです。 「具体的に伝わる」ということは、褒める時に限らず、相手を注意する時などにも大切ですね。 ぜひ心に留めておきましょう。
上記の「NGワード」で、事実と異なることを褒めるのはNGとご紹介しました。 相手を褒める際は、事実のみを褒めることを徹底してください。 無愛想な人に「笑顔が素敵ですね」と伝えても相手には伝わりませんし、「私のこと馬鹿にしてるの?」と気分を害することになってしまいます。 よく営業トークなどで目立ちますが、どんな相手に対しても事実に基づき褒めることを意識しましょう。
どんなことを褒められても嬉しいですが、本人が気づいていないことを褒められるともっと嬉しいです。 例えば、本人は気づいていない長所などを見つけて伝えてあげると良いです。 「○○さんは気付いていないかもしれないけど、それって立派な長所だよ」と伝えることで、「自分よりも自分のことをわかってくれている!」と特別な感情を抱きます。 新たな自信に繋がり、無限の可能性が広がることでしょう。
どうしても人の短所にしか目が行かないことってありませんか? そういう時でも諦めないでください!なぜなら、人の短所は長所になるからです。 短所を見つけた時、違う言葉に言い換えて伝えることで長所になります。 例えば、「マルチタスクができない人」には「一つひとつの仕事を丁寧にこなしてくれてありがとう」と伝えることができます。 また、「集中力が長く続かない人」には「そんな短時間でそれだけの仕事をこなせるのって本当にすごい!」と伝えてみましょう。 人は誰にでも褒めポイントがあることを忘れないでくださいね。
こちらも上記で少しお話ししましたが、ぜひ「陰褒め」をやってみてください。 「陰褒め」とは、その人がいない場所でその人のことを褒めるということです。 例えば、Aさんが不在のオフィスで、「Aさんっていつも笑顔が素敵だよね」などと周囲の人に伝えるんです。 そうすると、オフィスは明るい雰囲気になりますし、周囲の人は「この人、私がいない所でも褒めてくれてるのかな」とちょっぴりと期待します。 Aさんが後ほど褒めていたことを知ると、Aさんも嬉しい気持ちになりますよね。 決して自分の株を上げるためじゃなく、自分が思った良いことはどんどん周りに伝えていきましょう。
人を褒めるということは、もちろん相手にとってはプラスのことです。 そして、同じように自分にとっても良いことが起きます。 人を褒めることで自分自身の評価や印象が上がり、「この人は人の良い所をちゃんと認めてくれるんだな」と信頼されるようになります。 この信頼こそが、職場や家族、恋人、友達との人間関係においてとても大切なものになります。 人と良好な関係を築きたいあなた、ぜひ相手を褒めることから始めてみてください。 きっと円滑な人間関係を結ぶことができ、幸せな毎日を過ごせるはずです。
恋愛コンサルタントで人気の脳科学者である瀬里沢マリさんが提唱する「溺愛理論」が紹介された1冊です。 溺愛理論の根底にある「そばにいる人を褒める」ということを掘り下げ、どのように関係を築いていけば「溺愛される女(わたし)」になれるのかが解説されています。
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いかがでしたかでしょうか? 今回は褒め言葉について徹底解説していきました。 あなたは、あなたの周りの人のことをどれくらい褒めていますか? 当たり前だと思っていて言葉にして伝えきれていない人は多いのではないでしょうか。 そんなあなたも、この記事を読んで「よし、ちゃんと言葉にして伝えよう」と思っていただければ幸いです。 面と向かって伝えることが恥ずかしい方は、まずはLINEや手紙、電話などで伝えてみましょう。 きっとあなたも相手もハッピーになるはずです。 最後までご覧いただきありがとうございました。