仕事や家事はやらなくてはいけないことですよね。しかしそれらに対して全くやる気が出ない日ってありませんか?休日も何もしたくない、だるいと感じる人も多いはずです。本記事ではやる気が出ない原因、そしてやる気を出す方法を徹底解説しています。やる気が出なくて悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
「何もしたくない」「やらなきゃいけないのにやる気が出ない」という経験がある人はいますか? 筆者はあります。やる気が出ない原因がはっきり自分でわかっている時もあれば、原因不明な時もあります。 やる気のなさに悩んでいる人もいるでしょう。 できることなら常にやる気に満ち溢れていて活動的な生活を送りたいですよね。 本記事では、なぜ人間はやる気が出ないのか(原因)、やる気を出させるためにはどのような対策があるのか(解決方法)を詳しく解説していきます。 この記事であなたのもやもやした気持ちが少しでも晴れて、やる気が戻ることを願って書きました!
やる気が出ない原因を、まずは考え方や精神面の角度から解説していきます。 人間の心理と行動は大きく関係していていますので、詳しく見ていきましょう。
やる気が出ない時、それはあなたの考えている内容が漠然としている可能性が高いです。 やるべきことはわかっていても、具体的にどのようにやるべきかを把握していない時などに人間はやる気を失います。 そういう時って、人間は最初はやる気に満ち溢れているのですが、具体的な行動を実行することができず、だんだんそのやる気がなくなってしまうのです。 仕事を例えにしてみましょう。 仕事はやらなくてはいけませんね。しかし、今日やらなくてはいけない仕事の量や仕事のやり方を細かく把握しきれていますか? 仕事が始まる前にしっかり行動計画を立てられている人は問題ないかもしれませんが、多くの人がやることが漠然としていて、何から手をつけていいのかわからないままやる気を失います。 また、人はよく目標を立てますよね。目標の立て方も漠然としていませんか? 例えば、「新しい言語を身につける」「今日こそ部屋の掃除をする」「パソコンを使いこなせるように練習する」などと思っても、具体的な行動まで考えきれていません。 そのため、何から始めればいいかわからず、やる気が出なくなってしまうのです。 せっかく目標を立てれたのですから、しっかり実行したいですよね? 解決方法は後ほど詳しくご紹介します。
仕事やプライベートのことなど、考えることが多すぎる人はやる気が出なくなります。 「やりたいこと」「やらなくてはいけないこと」がずっと頭の中にぐるぐるして、上手く優先順位をつけられずにいます。 人の力量には限度があって、力量を超えてしまうと「あれもやらなけれいけない」「これもやらなければいけない」という状況下に混乱してしまいます。 そして、「何もかも嫌だ」という心情に陥ってしまい、やる気が出なくなってしまうのです。 例えば、仕事をしながら別のタスクを思い出したり、仕事からの帰り道では帰ってからの家事の順調を考えたりすると、ずっと何かを考えている状態になり、何もやりたくないという気持ちになってしまうのです。
人生では大小関わらずいろんな決断をしなくてはいけない時があります。 決めなくてはいけないというプレッシャーに押されて、やる気が出なくなってしまうのです。 特に仕事でリーダーや部長クラスになると、決定すべきことが山程あります。 ほとんどが時間との勝負で、時には会社のメンバーを苦しめることになるような決断もしなければなりませんよね。 プライベートでも「決断」はたくさんあります。 毎日の献立もそうですし、買い物でも買うか買わないかを決めなくてはいけませんよね。 結婚式や旅行などの幸せなイベントでも決定事項はたくさんあって、一瞬やる気を失ってしまうことも珍しくはないのです。
物事に対して、「やらなきゃいけない」という考え自体が、人のやる気を起こさせなくするのです。 英語で言うと「Must」や「Have to」ですね。 これらの考え方って、自分がやりたいからやる、というよりも、強制的にやらざるを得ないというものです。 「自分はやりたいとは思わないのに」とか「そもそも自分で選んだわけじゃないのに」という考えだと、なかなか人は前向きになれず、やる気が出ないのです。 仕事でもプライベートでも、「やらなきゃいけない」ことってたくさんありますよね。 自分の気持ちとの葛藤で疲れてしまうんですよね。。。
物事に対して常に完璧を求める人ほど、やる気が出ないことがあります。 特に、やることが多い時に全てに完璧を求めると、時間も労力も足らなくなってしまい、中途半端な状態になってしまうのです。 完璧主義者にとって、100%の完成度を出しきれなかったり、何もかも中途半端な状態になってしまうことが許せないのです。 結果に満足せず、完璧にこなせなかった自分に嫌気がさし、やる気が出なくなってしまいます。 筆者は変な時に完璧主義者を発揮してしまうのですが、自分が思うような結果が出せなかった時に嫌になってしまいやる気を喪失してしまいます。
あなたには人生の目標はありますか?将来どのような生活を送っていたいですか? 人生の方向性が定まらない場合に、人はやる気が出なくなることがあります。 生きている意味がわからなくなってしまったり、自分はどこに向かっているのかがわからなくなると、目の前現実に目を背け、やる気が出なくなってしまいます。 逆に、人生の方向性がある程度定まっている人は、人生においてマイナスな出来事があっても、それは成長の過程だと思い突き進むことができるので、やる気を失ったりはしません。 むしろ、マイナスなことにぶつかるほどにやる気が出て、前へ前へとどんどん進んでいきます。
やること、やるべきことに対して魅力や価値、メリットを感じられない場合にやる気が出ない時があります。 確かに、やることの意味を見出だせないと、やる気が出ないのは当たり前と言えば当たり前ですよね。 例えば、職場で人から「明日来客あるから部屋綺麗にしておいて」とか「資料を50人分作っておいて」などとお願いされた場合、「なぜ自分でやらずに私に頼むの?」「私は関係ないのにやる意味ある?」などと思い、やる気が出ないまま強制的に体を動かすしかないのです。 物事を自分で決める時、魅力や価値を感じるものに対してはモチベーション高く行動できますが、他人が決めたことに対して、他人が感じている価値や魅力を同じくらい感じることは難しいのです。
物事を否定的に捉えるクセがある人も、やる気が出ないことが多いです。 全てをマイナスに考えてしまうので、やる気を簡単に失いがちになってしまうのです。 例えば、仕事が思うように上手く進まなかった時、「私はこの仕事向いていないんだ」とか「そもそもなぜこんな仕事をやらなきゃいけないの」とネガティブ思考が止まらなくなります。 例えどんなに小さな出来事も、全て深く考えてしまう傾向があり、やる気を失い投げ出してしまうのです。 ネガティブな思考はネガティブな出来事を引き寄せます。 ですので、ネガティブ思考の人はやる気が出にくかったり、常に無気力な状態になっている人もいます。
人は常に頭で何かを考えてしますが、たまに何も考えられなくなってしまう時があります。 考えるべきことが多すぎて頭がショートしてしまうのです。 思考停止状態になった時、人はやる気が出なくなります。 物事を判断することや考えることを辞めてしまう時、人はぼーっとしますよね。 どこか遠くを見たり、なかなか立ち上がれなかったりとやる気のなさを体中から感じます。 逆に、頭をフル回転させている時、人はやる気満々で物事を精力的にこなすことができます。 キャパを超えるとまたやる気を喪失してしまうので、思考のバランスってとても大切です。
自分から率先して行動しようと思えない無気力状態でも人はやる気が出ません。 活力がなく、「仕事だるい」「人生だるい」というような考えでは、やる気が出ることは少ないでしょう。 もともと性格的に無気力な人もいれば、仕事やプライベートで疲れて一時的に無気力になってしまう人もいます。 いずれにせよ、無気力感を感じている時、正しい思考ができなかったり、体が思うように動かなかったりします。 心と体のコンディションが悪いので、やる気を出そうと思ってもなかなか難しいのです。 無気力のまま頑張っている自分に対しても嫌気がさしてしまうこともあるので、無気力な時は無理をしないことが大切です。
人には喜怒哀楽の感情があります。言葉や顔の表情などで自分の感情を相手に伝えることができますよね。 しかし、感情の中で「楽しい」「嬉しい」といったポジティブな感情を感じにくい人がいて、そういう人は日常生活においてやる気が出ないことが多いです。 独特の世界観を持っていたり、他人と違う価値観を持っていると、周りの人と楽しさや喜びを共有し合うことが難しく、みんなが楽しそうな理由や喜んでいる理由が理解できずにいます。 ポジティブな感情があるからこそ、人はやる気を出すことができますが、その感覚があまりない人はやる気を起こすことが難しく感じるのです。
燃え尽き症候群という言葉をご存知でしょうか? 何か一定の目標に向かって努力をし続けていた場合、目標を達成してしまうことで「燃え尽き症候群」となって「無気力」になってしまうことがあります。 「燃え尽き症候群」は、意欲に満ちあふれていた人が突然、無気力や自己嫌悪に陥ってしまうことをいいます。 例えば、仕事で大きなプロジェクトのリーダーを務めあげたあとや、何年も前からずっと楽しみにしていたことが終わってしまったなど、原因は様々です。
仕事やプライベートで失敗などがある時、必要以上に自分を責めてしまう人がいます。 自分に原因があって反省することはとても大切ですが、原因が他にあったとしても自分を責め続けてしまい、ネガティブ思考に陥ってしまうのです。 こういう場合も、人はやる気を失ったり、失敗から立ち直れずにやる気が出なくなってしまいます。 「どうしてあんなミスをしたんだろう」「あんな簡単な仕事もできないなんて無能だ」などと自分を責め続け、自分の殻に閉じこもってしまいます。 責めることは責任感の現れですが、厳密に言うと責めることと責任を持つことは違います。 自分で自分を苦しめてばかりでは、他の楽しい出来事も楽しめなくなってしまうので、責め過ぎはよくありません。
「私はなぜ存在しているのか」と自分の人間としての存在価値を見出せない時、やる気は出ません。 自分で自分のことを大切に思えなかったり、認められていないと、人生が無意味、無価値に感じられてしまうのです。 このことを自己重要感とも言いますが、集団生活において他人と比較をすることで、自己重要感が不足してしまうのです。 例えば、人と比べてスキルや性格、外見が劣っていたりすると人は自分に対して嫌気がさします。 「どうせ私なんか無能だ」などと自暴自棄になり、やることなすことにやる気が出なくなるのです。
物事が上手くいかない時、自分に原因があるのについ他人のせいにしていませんか? 自分の非を認められず、責任転嫁をしていると、やる気が出なくなります。 恋人のせい、友達のせい、上司のせい、環境のせい、などと自分の周りの人や環境ばかりを責めてばかりいては怒りの感情を持ち続けたまま、問題が解決されることもなくやる気を喪失しているのです。 筆者の前職の先輩は常に責任転嫁をしていて、仕事に対してのやる気が全くありませんでした。 「私は悪くない」といつも言い張り、「あ〜あ、仕事やる気なくなっちゃった〜」が彼女の口癖っでした。
今この瞬間を生きているのにも関わらず、意識が過去に向いてしまっている人もやる気が出ないことがあります。 今を生きるためには今に集中するしかありませんが、意識がどこかに飛んでしまっていると、物事に集中できず、やる気も出なくなります。 例えば、過去の楽しい思い出に浸るとか、逆に過去の嫌な思い出を引きずっているなどです。 過去の楽しい出来事に意識が向いてしまっていると、現実とのギャップに耐えられず、目の前の物事にやる気が出なくなります。 反対に、過去の嫌な思い出を引きずっていると、ずっとネガティブな感情のままいることになり、目の前にやるべきことがあってもやる気が出ず身が入らないのです。
思い込みが激しい人っていますよね? 頭の中で勝手に結びつけて「○○はこうだ」と決めつけたり、見間違えて「会議は明日だ」と思い込んでいたりします。 よくよく考えればそうじゃないと分かることなのですが、自分の思い込みに固執していると、実際そうでないと気付いた時にやる気が喪失するのです。 また、前に思ったことや経験したことがずっと残っており、頭の中がそのままになっています。 新しいことを調べたり考えたりしないため、記憶などが古いままそうだと思い込んでいることもあります。 自分自身に対する思い込みが激しい場合も、やる気が出なくなります。 「自分はこういう人間だ」と思い込んでいても、そうでないと気付いた時に無気力になってしまうのです。
ネガティブな思考や行動だと思われるようなことにも、それに見合うポジティブな目的があることがあります。 この、肯定的なメリットを心理学の世界では「肯定的意図」というそうです。 例えば、タバコは世間的にあまりいい印象はありませんが、喫煙者は「人とのコミュニケーションのきっかけにする」とか「ストレスを発散する」などの目的を持っています。 残業も一般的にはネガティブなことですが、残業する人には「仕事ぶりを認められてもらう」とか「人に邪魔されず一人で集中して仕事をする」などの目的があります。 「やる気が出ない」という状況の中にも肯定的な意図があるのかもしれません。 例えば、何も行動しないことで人からの注目や批判をさけようとしているのかもしれません。 良好な人間関係を築こうとしているのかもしれません。
人間には様々な「欲求」があります。 マズローの欲求5段階という、ピラミッドのように構成されている人間の欲求を見てみましょう。 マズローの欲求5段階の中身は、 第一段階 生理的欲求 (食欲・睡眠欲など本能的な欲求) 第二段階 安全欲求 (安全な暮らしがしたいという欲求) 第三段階 社会的欲求 (友人や会社から受け入れたいという欲求) 第四段階 承認欲求 (他者から認められたいという欲求) 第五段階 自己実現欲求 (あるべき自分になりたいという欲求) となります。 これらの欲求が満たされない場合、人はやる気が出ないことがあります。
私たちの脳の神経に「線条体(せんじょうたい)」というものがあります。 線条体は人のやる気に大きく関わっており、この線条体が活性化することで、人は意欲的に物事に取り組むことができるのです。 何らかの理由で「やる気」を司る線条体が発火(活性化)していないと、人はやる気が出ません。 「やらなきゃいけないのはわかっているけどやる気が出ない」という時は、あなたの脳に異常が起きているのです。 ですので、やる気を出したい場合は、線条体を発火させればいいのです。 具体的な方法は後ほど詳しくご紹介していきます。
ダイエットが原因でやる気が出ないことがあります。 痩せたい一心で過度に運動をしたり、食事を減らしたりすると、心身の健康状態が悪くなり、やる気が出にくくなります。 運動のしすぎで体を使いすぎると、日常生活で体が言うことを聞かなくなります。 また、食事を取らなかったり、栄養のないものを大量に摂取しても、体も心もエネルギー不足になってしまいます。 無計画なダイエットはあなたの意欲に大きな悪影響を及ぼします。 したがって、しっかりと計画を立ててダイエットに励むことが非常に重要です。
睡眠時間が足りなかったり、逆に睡眠を取りすぎていてもやる気が出ません。 連日残業で平日の睡眠時間が極端に少なかったり、不眠症で夜にしっかり眠れなかったりすると、体は十分に体力を回復することができません。 反対に、睡眠時間を多く取りすぎても、体がだるくなってしまいます。 私たち人間に必要とされる睡眠時間はだいたい6〜8時間と言われています。 理想は、平日休日問わず、同じくらいの睡眠時間を保つことです。
休日はしっかり休んでいますか? 休日に仕事をしたり、友達との予定を詰め込みすぎていませんか? 体を休める時間が足りなかったり、反対に体を休めすぎてもやる気は出ません。 「休日」は文字通り休む日です。仕事や学校で毎日頑張っている体をしっかり休ませ、疲れを翌週に持ち越さないために設けてあります。 そんな休日に終わらなかった仕事に取り組んだり、休日だからといって遊びすぎては、あなたの体は一生休まりません。 逆に、休日に何の予定もいれず、ただひたすら休む休日でも、人はやる気を起こすことが難しくなります。 休みすぎることで体が怠けてしまい、アクティブに行動しようとしてもできないことが多いです。
適度に運動すれば、エネルギーが溢れやる気全開で物事に取り組めますよね。 しかし、運動不足や運動のしすぎもやる気に影響を及ぼします。 運動不足な人は、日常生活の中で体を動かすことが面倒に感じることがあります。 物を取りに2階に上がったりするだけの動作もしんどいです。 反対に、運動のしすぎもよくありません。 体を動かしすぎると、体にガタが来ますし、体力を消耗するとそれ異常動けなくなってしまいます。 運動不足にせよしすぎにせよ、体を動かすことが億劫になった時、人はやる気が出なくなります。
人間生活を送る中で食事も重要な役割を果たします。 ちゃんと栄養とバランスの取れた食事が出来ていれば、体と心のコンディションが整い、物事に対してやる気を持って取り組むことができます。 しかし、十分な量を食べれていなかったり、栄養が不足していたり、食事は取っているが栄養のバランスが偏っていたりすると、体と心のコンディションは整いづらくなります。 何かしらの理由で食欲が低下するとやる気が出にくくなりますよね? それは、やる気を起こすための十分なエネルギーが蓄えられていないからなのです。 コンビニやデパ地下の惣菜のクウォリティーがかなり上がっているため、食事をコンビニ飯やデパ地下飯で済ませる人が多くなっていますが、出来合いの料理には色々な科学物質や添加物が入っています。 料理に含まれている科学物質や添加物がやる気の低下に繋がることも考えられます。
人間のエネルギーとしてすごく重要な栄養がブドウ糖です。 車がガソリンを燃料として走るように、人間が生きていくためにはブドウ糖の摂取が必要なのです。 しかし、人間のガソリンであるブドウ糖が不足していると、人間はやる気を起こすことが難しくなります。 燃料が切れた車が動かなくなるように、ブドウ糖が不足した人間は人間生活を送ることが難しくなってしまうのです。 やる気を出すためには、ブドウ糖の摂取が必要です。 ブドウ糖単体で栄養を摂取するのではなく、ブドウ糖は様々な食事に入っているのでそれらを積極的に食べます。 代表的な食べ物が果物や穀物、そしてチョコレートです。 食べすぎはよくないですが、毎日の食事に積極的に取り入れましょう。
まとまった睡眠時間が確保できていても、食事は1日3食しっかり取れていても、あなたの生活リズムが不規則であれば意味がありません。 不規則な生活リズムが原因でやる気が出ないことは珍しくありません。 例えば、8時間は寝ているが遅寝遅起になっている、夜ご飯を夜遅い時間に食べているなどのスケジュールではいけません。 人間の体は不思議なもので、ある程度決まった時間に食べる、寝るということが大切になります。 早寝早起きをする、夜ご飯は遅くても夜8時までに済ませるなど、健康的な生活リズムを心がけることであなたのやる気もグンと上がってきます。
これは女性限定の話になりますが、生理前って体がだるくなってやる気が出づらくなるんですよね。 筆者も女性なので、生理前のこの体の異変は痛いくらいにわかります。 女性が生理前に気分が落ち込んだりやる気が出なくなるのにはホルモンが関係しているといわれています。 生理前にホルモンバランスが崩れると体がだるくなったり、やる気が出なくなるのです。 男性にはこの辛さが伝わらないと思いますが、生理前のこの現象はコントロールが効かないことがほとんどなので、そっとしておいてください。
高熱で数日間で混んでいた後など、熱が下がって症状が改善されたにも関わらず外に出るのが辛いというときってありますよね。 場合によっては身体のだるさだけが数日間残ってしまうということも。 身体がだるいと何をするにも億劫になってしまいやる気が出にくくなります。 また、「仕事を休んでいる」「学校を休んでいる」という状況が楽で「復帰したくない」という気持ちが「何もしたくない」という気持ちにしてしまっている可能性もあります。
依存症は心の病気といわれています。 アルコール、タバコ、ギャンブル、ゲーム、スマホなどなど何か一つのことにハマりすぎている状態を指します。 依存症の傾向がある人は、依存していること以外のことに対してやる気が出ません。 興味や関心が全くと言っていいほどないので、それらに対してエネルギーを注ぐことができないのです。 依存症が深刻化すると、治療が必要になってしまいます。 人間生活を営むことが難しくなってしまうこともあるので、何事も依存しすぎないことが大切です。
「やる気が出ない」という状況が続くときは、精神病の可能性もあります。 例えば、外に出ることもできないというような、あまりにひどく「無気力」である場合は「うつ病」の可能性があります。 うつ病の代表的な症状としては、
などがあげられます。 長期間(2週間〜それ以上)やる気が出ない状態が続いている場合、医者に相談するという解決法もあるので、一人で悩まないでくださいね。
ここまで、考えられるあらゆる原因をご紹介してきましたが、体質的にやる気が出にくい人って一定数いると思います。 また、遺伝的なものもあって、例えば両親がやる気のないような人たちであれば、その遺伝を受け継いでいる可能性もゼロではありません。 体質や遺伝となると、やる気出ない問題の解決は難しいようにも感じます。 遺伝子を簡単に変えたり、性格を変えることはなかなかできないですからね。 しかし、体質的にまたは遺伝的にやる気が出ない人でもやる気を出す方法はあります! 後ほど詳しくご紹介しますので、諦めないでくださいね。
自分が置かれている環境や人間関係が原因でやる気が出ないこともあります。 詳しくご紹介していきます。
仕事が原因でやる気が出ないことは珍しくはないでしょう。 仕事にやりがいを感じなかったり、待遇などに満足していないと、やらなくてはいけない仕事に対してやる気が出ずに仕事が効率的にこなせなくなってしまいます。 他に例えば、
などが考えられます。
学校が原因でやる気が出なくなることもあるでしょう。 小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生などそれぞれのフェーズで「やる気が出ない」と感じることがあります。 例えば、嫌いな教科がある曜日の登校、体力測定や運動会などの学校行事、中間や期末テスト、部活動などいろんな出来事がきっかけでやる気が出なくなる学生は多いと思います。 そんな筆者も学生時代に度々やる気の出ない日を経験しました。 筆者は数学や社会の授業が嫌いだったので、その教科が入っている日の朝は全くやる気が出ずに登校したくないとも思ったことがあります。 また、避難訓練なども、大切だとはわかっていてもやはりやる気が出にくかったですね。
通勤や通学で電車を利用している人の多くが経験したことがあるのが満員電車です。 会社に出社する時間や学校の登校時間って、いろんな会社・学校でほぼ同じなので、電車が混まないわけがないんですよね。 満員電車は本当に精神的にやられます。 見知らぬ人とかなり接近しなくてはいけないので、人はかなりのストレスを感じます。 満員電車での辛い経験が原因で仕事や勉強に対してやる気を失ってしまうのです。 筆者は田舎育ちで満員電車を経験したことは一度もなかったのですが、上京して経験した満員電車はかなりエグかったです。 満員電車に乗った日はぐったりと疲れて、仕事に対するやる気が出ないまま出社していました。
自分がおかれている環境を冷静に観察したことはありますか? 物的環境もやる気が出なくなる大きな原因の一つと言われます。 例えば、自分のデスクが書類などで散らかっていたり、部屋全体が整理整頓されておらず物が溢れかえっている状態であったり、誘惑が多い環境などの元で作業をしてもやる気は出ません。 わかりやすい例を挙げるとすると、図書館などの静かで強制的に勉強する環境で作業をするとはかどりますが、テレビやベッドなどの誘惑がある自宅での作業ははかどりませんよね? やる気を遮るような物が目の前にあると、人はやる気を失ってしまうのです。
天気も人のやる気に大きく影響します。 例えば、雲ひとつない快晴の日は人は活発に動くことができますが、どんよりした曇りの日や雨が降っている日はなんだか体が重くやる気が出づらいですよね。 気圧もやる気に関係していて、低気圧の時は気持ちがどんよりとしがちです。 うつ病の人は、低気圧の時にやる気のなさや倦怠感を感じやすいそうです。 曇りや雨が多い国や地域はうつ病の人が多いと言われています。 やる気が出にくくなってしまうのでしょう。
家族との関係に何かしらの変化があった時も、やる気が出なくなります。 一番距離が近い家族だからこそ、些細な出来事も大きく精神状態に影響するんですよね。 例えば、家族と喧嘩をしたり、両親の喧嘩を目撃したり、家族の誰かがイライラしていたり、子供が就職や引っ越しをしたりするなどのことが考えられます。 大切な家族と嫌なことがあったり、大切な家族がそばから離れてしまうと、寂しくて辛い気持ちになり物事に対するやる気が出なくなるのです。
友達と喧嘩をしたり仲がギクシャクしてしまうと、やる気が出なくなってしまいます。 友達とは楽しく笑って過ごしていきたいですが、時にはぶつかってしまうこともあるのです。 些細なことで言い合いになったり、嫌味を言われたり、友達の言動が気に食わなかったりなど、友達と一緒にいる時に少しでも「嫌だな」と思うことがあれば、行動を起こすのにやる気を消失しまいます。 大人になっても友達の存在は欠かせないですよね。 お互いの言動でやる気が出なくなる時もあるかもしれませんが、長く付き合っていきたい友達とは上手く感情をコントロールして付き合っていきましょう。
ママ友やご近所付き合いもやる気に大きく関係します。 ママ友やご近所さんは、付き合いたいから友達になる、というよりも友達にならざるを得ないから友達でいる、という人がほとんどなのではないでしょうか。 子供がいるから仕方なく、自治会の関係があるからという理由で仕方なく続いていく関係性にだるさを感じ、やる気が出なくなってしまいます。 やる気が出ないと、子供の参観日や自治会の掃除などに参加するのが面倒になってしまいます。 参加しないのはしないで「どうして来なかったの?」と質問攻めされることになるのでそれもそれで辛いですよね。。。
結婚を真剣に考えている人が行う婚活ですが、婚活でもやる気が出ない時があります。 楽しく婚活出来ていればいいのですが、時にはそうはいかないこともあります。 婚活をどんなに頑張っても素敵な人に出会えない時や、デートの相手が自分のタイプじゃなかった時、婚活をがむしゃらに頑張りすぎている自分に嫌気がさす時、一気にやる気が出なくなります。 「どうしてこんなに必死なんだろう」「ここまで辛い思いをしてまで結婚したいのか」などと自分を自分で苦しめるようになり、婚活に対して全くやる気が出なくなってしまうのです。
本来は大変喜ばしいこととされる「結婚」ですが、結婚を機にやる気が出なくなることがあります。 マリッジブルーという言葉があるように、人生の一大イベントを控えて気持ちの浮き沈みを経験する女性(男性も)は多くいます。 例えば、多くの女性が結婚を機に名字が変わりますよね。そして結婚を機に引っ越しをする人もいるでしょう。 氏名変更や住所変更の手続きは結構大変です。免許証、パスポート、戸籍、住民票などなど対応すべきことは山程あります。 しかし、手続き関係は面倒なことが多いのでやる気が出ずにそのまま放置してしまうこともあります。 名前が変わることで、会社で周りの人からチヤホヤされることがあると思いますが、そういうのにもだんだんとだるさを感じてくるんですよね。
結ばれるカップルもいれば、離れていくカップルもいます。 離婚を決めた夫婦が実際に離婚するまでの過程で、そして離婚をした後にやる気のなさを感じることが多いです。 離婚は精神的に辛いことが多いはずです。 離婚届を出すまでは同じ屋根の下で一緒に暮らす必要があったり、親権や財産のことなど、話し合わなくてはいけないこともたくさんあります。 夫婦の仲が冷めきっている状態で大事な話し合いをすることにやる気が出なかったり、離婚をした後に新たに始まる生活にやる気を出すことができなかったりします。
新しい命が宿ることもとても喜ばしいことです。 しかし、妊娠がきっかけで女性も男性もやる気が出づらいこともあります。 女性は妊娠をするとつわりや体の異変などで心身ともにボロボロになることがあります。 普段通りの生活が送れず、自分でできないことが増えていくたびに妊娠生活にやる気が出なくなります。 そんな辛そうな女性を見て、男性も辛くなることがありますね。 男性に出来ることは限られていて、やるせない気持ちを味わうのです。
女性にとってかなりのリスクを伴う出産がきっかけでやる気が出づらいなることもあります。 出産直前はお腹もだいぶ大きくなっていて、体が重く思ったように動けなくなります。 出産を控えているということもあり気持ち的に落ち着かない日々が続きます。 マタニティーブルーという言葉があるように、気持ちの浮き沈みが妊娠初期から出産まで続きます。 自分が思った通りに体が動いてくれないので、日常生活を送るのにやる気が出なかったり、気持ち的にも落ち込んでしまうと、何もやりたくなくなるんですよね。
毎日健康に生活していた人が、突然病気をして日常生活を送れなくなってしまうと、やる気が出なくなります。 風邪が身近な例です。風邪をひくと体がだるくなり、正常な思考ができなくなってしまい、仕事や私生活に悪影響を及ぼしますよね。 仕事が思うように進まなかったり、まともな判断ができない自分に対して嫌気がさし、何をやるにもやる気が出なくなるのです。 入院を伴う病気はさらにやる気が出ないです。 検査や点滴、寝たきりの生活は精神的にやられ、「もう何もしたくない」となってしまうのです。 日頃から、病気になりにくい体作りは大切ですね。
車の事故、自転車の事故、歩きスマホによる転倒事故なども人のやる気に大きな影響を及ぼします。 人は事故をすると、体を怪我しますよね。怪我の程度にもよりますが、怪我をすると通常の日常生活を送ることは難しくなります。 また、事故をすると精神的にも辛さを感じ、物事を前向きに考えることが難しくなります。 病気と同じように事故も人のやる気を奪い取ってしまいます。 事故に合わないような行動がとても大切ですね。
やる気が出ない原因に「お金」もあります。 生きていく上で必ず必要となるお金ですが、お金関係でトラブルがあったりすると、人はやる気をなくしてしまいます。 例えば、家計が赤字になってしまったり、家族が借金をしていることが発覚したり、友達からお金を貸してくれと頼まれたりする時です。 お金に関しては誰もがセンシティブになり、お金に関するトラブルで人は一気にやる気が出なくなるのです。 お金のトラブルを避けるためには、計画的な貯金がとても大切です。 将来のことをしっかりと見据えて、早いうちから少しずつでもお金を貯めていくことが重要なのです。
仕事、学校、結婚、離婚などで引っ越しをする人は多くいると思います。 人のやる気が出ない原因に「引っ越し」も含まれます。 引っ越しが決まると、新居探しや退去手続き、そして荷物の梱包作業などやるべきことがたくさんあります。 役所関係の手続きも意外と多く、何から手をつけていいのかわからず、「やることが多すぎて嫌になる!」とやる気が出なくなります。 また、住み慣れた街から離れたり、友達や家族と離れた後の新生活では寂しさを感じ、新しい生活にやる気を出せずにいるのです。
休みを利用して旅行に出かける人は多いですよね。 国内でも海外でも、旅行は楽しいものですが、この楽しい旅行前・中・後でやる気のなさを感じることもあります。 まず、旅行に行く前ですが交通機関や宿などの予約、旅行のスケジュール立て、買い出しなどやるべきことがたくさんあります。 仕事や学校と両立しながら旅行の準備をすることがなかなか難しく感じることもあるでしょう。 また、旅行中は予期せぬトラブルがあった場合に、楽しいはずの旅行が一気に楽しくなくなってしまいます。 旅行後は、楽しいイベントが終わってしまい、現実世界に戻ることに対してやる気が出なくなるのです。
予想外のことが起きたりすると、人は精神的にバタバタしてしまいますよね。 平凡な毎日を送っている人でも、状況の変化が原因でやる気が出なくなることがあります。 例えば、いつもと違うタイムスケジュールで動く必要があったり、通常とは違う行動(出張や外営業など)があると、ダルいなと感じやる気が出なくなるのです。 予想外の出来事で精神を乱さないためにも、事前の行動計画はある程度必要です。 自分の身の周りで起こるであろうことを把握しておくことで、急なプランの変更にも迅速に対応することができます。
大切な人やペットの死はとても辛いものです。 喪失感からやる気が出なくなることは珍しくはありません。 親、祖父母、親戚、友達、兄弟、ご近所さん、職場の人など身近な存在の人の死を受け止めることはなかなか難しく、現実に目を背けたくなります。 大切な人を失った時に物事に対してやる気が湧いてくる人はほとんどいないのではないでしょうか。 しばらくは喪失感を感じるままに感じるのも必要だと思います。 身近な人の死をきっかけに、「その人の分まで生きよう!」とまた気持ち新たに仕事や学校を頑張れるようになるといいですね。
やる気が出ない時、人はどうすればやる気を起こすことができるのでしょうか? ここからはやる気を出す方法をたくさんご紹介していきます。 ご紹介している全ての方法を試す必要はなく、自分に合いそうな解決方法が一つでも見つかれば嬉しいです。
「やる気スイッチ」という言葉が某学習塾のCMで流行しましたね。 あなたは自分のやる気スイッチをしっかり把握していますか? 自分のやる気スイッチを理解していれば、やる気が出ない時にそのスイッチを押すだけなので楽です。 人によってやる気スイッチは違います。 何をやればあなたはやる気が出るのか、逆に何をしたらやる気スイッチがオフになってしまうのかを自分でしっかりと考えておきましょう。 ちなみに筆者のやる気スイッチは、1日のTO DOが明確になっていたり、自分にご褒美を与えるとやる気スイッチがオンになります。
やる気を出そうとする時、人はいろいろと解決策を試しますが、それらが必ず正しいとは限りません。 今までのやり方や行動などをしっかり見直し、果たしてそれらが自分のやる気に上手く作動したのかどうかを見極める必要があります。 人のやる気スイッチが違うように、やる気を出すための効果的な方法も違ってきます。 本やインターネットなどに書かれているやる気の出し方を実践しても、やる気が出ないことだって全然あります。 やる気を出そうをするために頑張りすぎていないか、やる気を出す方法は自分に合っているのかを今一度じっくり考えてみましょう。
やる気が出ないから「やらない」のではなく、とりあえず体を動かして行動してみましょう。 実際に動いてみないとやる気の変化ってわからないですからね。 最初はやる気が出なかったけど、実際に行動してみたらやる気が出てきたなんてこともありますからね。 自分の感情だけで判断するのはもったいない気もします。 筆者も結構な頻度でやる気が出ないことがあるのですが、とりあえず行動するということを心がけています。 行動してそれでもやる気が出ないのであれば途中でやめればいいのです。
「やる気が出ない」と思うことに対して、罪悪感を感じる人が多く、無気力な自分をダメな自分として責めてしまう人がいます。 そして、この状況を脱しなければという焦りが自分自身を追い込んでしまいますが、まず「やる気が出ない」ことに罪悪感を感じることをやめましょう。 「やる気が出ない」ことは、悪いことではないのです。 上述したように、「身体からのサイン」という場合もありますので、ゆっくり休むなど、まず自分の身体や心を気遣いましょう。
やる気が出ない時にネガティブな気持ちに浸るという方法がある一方で、いつまでたっても悲しんでいては楽しい人生は訪れません。 ですので、やる気が出ないなと思った時にポジティブなことを考えるようにすると、次第に気持ちが前向きになります。 例えば、過去の楽しかった出来事を思い出すとか、この先に旅行などのワクワクする予定があればそのことを考えるなどです。 また、やる気が出ない出来事をポジティブに捉えるようにするのも効果的です。 例えば、「この仕事はやる気が出ないけど、昇進のためには必要なこと」などと上手く気持ちをコントロールするとよいです。
「やる気が出ない」と思っている心情を「よくない」と感じることができているということは、本当は「頑張らなければいけない」と思う心があるからです。 気にしない人は何も気にせずダラダラ過ごし、ひどい時は仕事も何もかも途中で投げ出してしまいます。 それに比べて、「やる気が出ないことを気にする」ということは常日頃から様々なことに頑張っていて、責任感もあるということなのではないでしょうか。 否定的な目で評価をするのではなく、自分自身を認めてあげましょう。
ただひらすら「頑張らなければ」と自分を追い込んでしまうと、心労が溜まってしまいます。
といったように、自分にとってのご褒美を用意することが「やる気」に繋がるでしょう。 精神的なストレスをすこしずつ消化していくことが大切です。
上述したように、「やる気が出ない」と感じることは何も悪いことではありません。 自分の感じている感情を大切にしましょう。 例えば、「〜をやらなければいけないけれど、やりたくない」といった感情があるならば「やらない方法」を考えてみるなど、自分が思った通りに行動できる方法に目を向けてみてください。 「眠くて眠くて仕方がないんだ」という感情ならば、寝てみましょう。 我慢をしていることがある・無理をしているということで精神的な負担がかかっている可能性があるので、自分の感情と素直に向き合ってみてください。
「やる気がない自分を見たら、だらしないと思われるのではないか」と気にするのはやめましょう。 疲れているときに、「やる気が出ない」ことは当たり前のことですし、誰にだって何もしないでダラダラと過ごす日があります。 周りの目を気にして「自分はだらしない」などと追い詰めることはありません。
自分が今何を考えているのか、何を考えていくべきなのか、あなたの頭の中の考えを一度整理しましょう。 多くの人が一度にいろんなことを考えすぎていて、脳がパンクしてしまっているのですが、考えを整理することで脳がパンクすることを防げます。 自分の考えを明確するのにいい方法が、文字に書き起こすことです。 ノートでもパソコンでもいいです、とにかく自分が今考えていることを「見える化」してみてください。 しっかりと文字に起こすことで新たな気付きをえることができますし、思考が整理されてやる気が出やすくなります。
仕事のほとんどがTO DOなのですが、ここでお伝えしたいのが、処理可能なTO DOリストを作成するということです。 仕事が始まる前に、本日やるべきタスクを一度書き起こします。 その中で優先順位をつけ、絶対に今日やるべきなものをTO DOリストに、別に今日じゃなくてもいい仕事はNOT TO DOリストに分類します。 NOT TO DOリストを作成することで、今やるべきものとそうでないものが明確になります。 優先度が極めて高いTO DOだけに集中することができるので、やる気が出ます。
自分一人でいろいろと考えることも大切ですが、やる気が出ない時こそ人とのコミュニケーションが結構役立つことがあります。 素直にやる気が出ない旨を伝えてみてもいいですし、人にやる気が出ない理由を聞いてもらったりしてもいいでしょう。 人は人と話すことでも思考が整理され、気分がスッキリします。 気分がスッキリするとやる気が出て、何事も前向きに取り組むことができます。
「やる気が出ない」と感じるならば、思い切って休んでみましょう。 そのまま無理をしていても、いつか必ず限界が来てしましますので、無理をしないで身体や気持ちを休めることを優先してみることをオススメします。 「たった1日有給をとってのんびりしてみる」でも気持ちに余裕がでてきます。 すぐには無理ということであれば、「○日は休んでのんびりしよう」と決めておくだけでも気持ちを「何もしたくない」という気持ちから抜け出せるかもしれません。
やる気が出ない時、それは体や心が疲れているサインです。 そういう時は体を休めるためにマッサージや温泉などに行きリラックスして過ごしましょう。 お風呂やマッサージの他に、家でリラックスするという方法もあります。 リラックスグッズでおすすめなのが、入浴剤やキャンドルです。 入浴剤は自分が好きな香りがするものを選び、好きな香りに包まれながら深呼吸をしましょう。 キャンドルの火の灯火は人をリラックスさせる効果があるので、浴室を真っ暗にしてキャンドルの火だけで入浴するのもいいでしょう。 オルゴール曲などをかけるとさらにリラックスできるはずです。 ただし、キャンドルを使うときはしっかりと換気をすることを忘れず、またのぼせないように水分補給をしっかり行うことを忘れないでくださいね。
やる気が出ない原因が、一度にやろうとしていることの数が多すぎるからかもしれません。 上記でご紹介したように、絶対にやることを一つだけ決めて取り組むといいですよ。 やることが一つだけであれば、それだけに集中することができます。 やらなきゃいけないことが一つだけであればやる気も出やすいですよね。 仕事ではやらなきゃいけないことが膨大にありますが、必ず今日の営業日にやらなきゃいけないことを一つだけ決めて、後は次の日に回しましょう。 家事でも「今日は絶対洗濯機を回す!」と決めてそれだけを実行しましょう。
やる気が出ない時に頑張る必要はありません。 たまには「何もしない」と決めて過ごすのもいいかもしれません。 平日は「何もしない」ことは難しいと思いますが、仕事が終わって家に帰ったら「何もしない」と決めてとりあえず仕事は頑張る、というのはアリですね。 休日は「土曜日は何もしないで過ごす」と決めてひたすらゴロゴロするのも幸せです。 何もしないと決める勇気は時には必要です。 日頃頑張りすぎている自分をしっかりと休めてあげましょう。
やる気が出ない時、何か新しいことを始めてみると気持ちに変化があるかもしれません。 ビックなことを始める必要はありません。日常に少しの変化を加えてみることをおすすめします。 例えば、朝ごはんにいつも和食を食べているのであれば、今日は洋食で気分を変えてみる、とか、ヨガ教室に入会してみる、など自分が実際にできそうなことを取り入れてみるといいです。 ここでいきなり、自分ができそうにもないことを取り入れようとしても無駄です。 もっと自分を自分で苦しめることになり、さらにやる気を失ってしまいます。
自分でタスクに締切を事前に決めておくといいかもしれません。 これは会社や学校が設定した締切ではなく、自分なりの締切です。 例えば、仕事のタスクが4週間後が締切だとしても、自分の中で締切を3週間後に設定します。 実際の締切よりも短い時間でタスクをこなす必要がありますが、逆に生産性が増します。 そして、実際の締切よりも早くタスクを処理できれば自分の自信にもなりますし、会社からの信用も得られるはずです。 大切なことは、一度決めた締切を変更しないことです。 やる気が出ないからずらす、なんてことをしていると一生タスクは処理できません。
何かをやろうとする時、一人でやろうとするからやる気が出ないのではないでしょうか? そういう時は周りの人を積極的に巻き込み「チーム」でやるとやる気が出るかもしれません。 例えば、テスト勉強にやる気が出ないのであれば友達を誘って図書館やカフェで勉強をしましょう。 仲間がいれば頑張れる、やる気が出る、と感じる人は多いはずです。 また、仕事でもチームで取り組むといいことはたくさんあります。 自分の業務であっても、周りの人に相談などをすることでいろんな知恵を借りることができます。
やる気が出ないけどやらなきゃいけないことが目の前にある時におすすめなのが、アラームをセットするということです。 アラームを30分や1時間に設定して、その時間だけはとにかく頑張るというちょっとスパルタな解決方法ですが、意外とこれが効果的だったりします。 事前に時間がわかっているので、その時間だけはと集中力を発揮して取り組むことができます。 集中している間にやる気が出てきて、続行して作業をすることができます。
やる気が出なくて何も考えたくないときは、単純作業に没頭すると良いです。 庭の芝刈りや草むしり、ジグソーパズル、洗濯など無心になって取り組めることをやればやる気が出ないということを考えなくて済みます。 筆者はもともと単純作業が好きなのですが、やる気が出ない時はよく観葉植物に水を上げたり、ひたすら庭の草むしりをしたりします。 単純作業に没頭しすぎて夜ふかしをしたり予定をすっぽかしたりすることだけは注意しましょう。 タイマーを事前にセットしておくと安心ですね。
太陽光には、「メラトニン」の分泌を抑える効果があります。 この「メラトニン」には、睡眠を促す効果があり、太陽の光を浴びてから15時間後分泌されると言われています。 つまり、
というサイクルを作ることによって、質の良い睡眠をとるこができるということです。 眠気で日中体がだるくで何もする気がおきないという事が多い人は、「日光を浴びる」ということを意識してみてください。
体を動かしてリフレッシュしてみましょう。 過度な運動はあまりおすすめしませんが、ジョギングやウォーキングなどの軽い運動で汗を流すといいです。 運動をすると、運動だけに集中できます。余計なことを考えずただ「○キロ走る!」「30分歩く!」ということを目標に体を動かしてみましょう。 そして、汗とともにやる気のない自分が流れてくれます。 筆者の友人も、やる気が出ないなと感じることがあったらよく散歩をすると言っていました。 特に夜の暗い時間帯に悲しくなったら、明るい街中を散歩することで気持ちも明るくなるそうです。
「やる気が出ない」と思っているけれど、「何もしないのは罪悪感を感じてしまう」「これで良いのか・・・と思ってしまう」という人は、特に予定がなくてもとにかく外に出てみましょう。 家でゴロゴロしていると、身体がどんどん気だるくなってしまいますよね。 歩いたことのない道をお散歩してみるのもいいですし、何か日用品でも買うものを一つ決めておくと「目的のものを買うことができた」という達成感を味わうことができるので、心を満足させることができます。 「何もしていない」という罪悪感から自分を解放してあげましょう。
お花は人をハッピーにしてくれます。 やる気が出ない時、花屋によってお花を買ってみるのもいいかもしれません。 花屋にはカラフルな花が並んでいます。 花を家に飾るだけで雰囲気ががらりと変わり、ほのかな香りに癒やされることもあります。 筆者もたまに帰宅途中に花屋によって花を買います。 季節ごとに可愛い花がたくさんあるので、自宅の雰囲気に合うような花を選ぶのがとても楽しいです。 自宅が可愛くなったらやる気が出て頑張ろうという気持ちになれます。
アロマテラピーというものがあるように、香りは人を癒やす効果があります。 やる気が出ないときは、やる気が出そうな香りのお香やアロマを焚いてみるのもおすすめです。 やる気を出すのに効果的な香りは、グレープフルーツ、レモン、レモングラス、ベルガモット、ローズマリー、ウッド系などと言われています。 実際に自分で香りを確かめて購入することをおすすめします。 筆者もやる気が出ない時は金木犀の香りのお香で気持ちをリセットします。 好きな香りに包まれると心と体が喜ぶのがわかるんですよね。
やる気が出ない時に無理して嫌なことをやる必要はありません。 好きなことややりたいことだけにフォーカスするのも悪くないでしょう。 例えば、掃除にやる気が出ないのであれば掃除をせずに好きな映画を観たりしましょう。 仕事でもやる気がなかなか出ないのであれば、とりあえず好きな仕事から取り組んでみましょう。 常に好きなことだけをやるのはよくないですが、たまに休日にそういう日があってもいいと筆者は思います。 筆者もたまに好きなことだけをやる休日を設けています。
やる気が出ないと感じた時は、飼っているペットに癒やしを求めましょう。 言葉を使ってコミュニケーションを取ることはできませんが、心と心で通じ合いそっと寄り添ってくれます。 ペットは本当に飼い主の気持ちがよくわかります。 いつもは元気に走り回っているようなペットも、飼い主が元気ないなと気付くと寄り添ってペロペロとなめてくれます。 筆者もこれまでの人生いつもペットに助けられていました。 そっと隣に来てずっと離れないでいてくれるんです。その優しさに助けられ、やる気を出させてくれるんですよね。
好きなアーティストがいるのならば、好きなアーティストの音楽を聞いて気持ちをリフレッシュさせるのもいいでしょう。 ゆったりしたい気分であれば、「スローミュージック」を、とにかく気分を上たい!という気分であればアップテンポの音楽を聞くなどお気にいりの音楽で気持ちを前向きにすることができる可能性があります。 「音楽療法」というものがあるように、「音楽」には健康の維持や生活の向上のみならず、心身障害の機能回復効果が見込めるとされているので、試してみる価値ありです!
本から学べることってたくさんあります。 やる気が出ない時、勇気づけてくれる本や名言集などを読むと元気になれるかもしれません。 自己啓発本や心理の本、歴代の有名人の言葉が載った名言集など本屋さんにたくさんあります。 本を読むことで心が落ち着き、やる気が出ない自分とおさらばできるはずです。 長い文章を読むのが苦手な人は、ネットで「やる気が出る名言」などと検索してみるといいでしょう。 本よりも短い文章ですので、スラスラと読むことができますよ。
SNSなどで、頑張っている友人の投稿を見て「あの子は頑張っているのに私は・・・」と比べて自分を責めていませんか? SNSは基本的に、「〜があった!」という時にみんな見てもらいたいという思いで投稿している人も多いので、自分以外の人がキラキラしているように見えることもあるでしょう。 そういった感情の中でSNSを見ていると精神的に辛くなってしまいます。 しかし、いつ活動的でも輝いて見える人だって、ダラダラ過ごす日があるはずです。 一度SNSをシャットダウンして、周りの人と自分を比べることをやめましょう!
成功者などのサクセスストーリーやドキュメンタリーを見みることで、一生懸命頑張ている人の生活や努力を感じることができます。 自分のことを、「ダメな人間だ」と攻めてしまったり劣等感を感じてしんどいという場合にはやめておいてください。 画面の向こうの相手と自分を比較するのではなく、「こんなに頑張っている人がいるのだから自分も頑張ろう!」という活力にしましょう。 また、良いところだけではなく、きちんとダメな部分も込みでリアルな事情が描かれているのがドキュメンタリーです。 様々なこんなに立ち向かいながら頑張っている姿をみることで、それが勇気になることでしょう。
漠然と大きな目標を立ててしまうよりもまず、小さな目標を立ててみましょう。 「寝る前に部屋をリセットして、朝気持ちのいい状態で起きることを心がける」など、できそうな目標をたてて、行動していくと、だんだん「できる自分」に自信をつけることができます。 そうすることで、「やる気が出ない」という感情も薄れてくることでしょう。 大きすぎる目標を掲げてしまうと、できない自分に焦ってしまったり嫌気がさしてしまい心に悲嘆がかかってしまいますので注意してください。
日記をつけてみましょう。 思っていることを、文章に書き表すことでごまかそうとしていた自分の気持ちを客観的に受け止めることができます。 誰に見せるわけでもないので、思ったことを素直にそのまま書き記します。 そのうち、なぜ自分が「やる気が出ない」と感じてしまっているのか原因がわかってくるかもしれません。
ちょっと子供っぽいかもしれませんが、擬音語や擬態語などのオノマトペを取り入れることもおすすめです。 1日の行動計画を立てる時などにオノマトペを取り入れると、脳が活性化されてやる気が出やすくなるそうです。 例えば、「取引先に挨拶をして、書類を作成し、帰宅後はご飯を作る」の行動計画に、 「ニコニコと取引先い挨拶をして、ササッと書類を作成し、帰宅後は出来たてホヤホヤの美味しいご飯を作る」などのオノマトペを加えます。 そうすることで体がリズミカルに動きやすくなり、何事も楽しく取り組むことができるのです。 声に出すのが恥ずかしい場合は、脳の中で考えるか、メモなどに書いてみたりしましょう。
やる気が出ない時に気持ちをスッキリさせたい場合は家の掃除や衣替えをして整理整頓や断捨離をすることをおすすめします。 「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉があるように、ネガティブな感情は部屋の様子にあらわれてしまいます。 部屋が汚いとさらにネガティブな感情を感じてしまいますよね。 欲しいものが見つからずイライラしたりすると余計に悲しくなってしまいます。 ですので、思い切って掃除に徹して快適な空間を作りましょう。 そうすることで気の巡りも良くなり運気が上がるでしょう。
上記で、睡眠不足でも過多でもやる気が出なくなるとご紹介しました。 もちろんある程度の睡眠時間の確保は必要ですが、もっと大切なことは「良質な睡眠」を確保することです。 眠りが深く、心も体もぐっすりと休めるような睡眠です。 良質な睡眠のためには、
などなど、様々なことができます。 特に現代は、スマホやパソコンを長時間使っている人がいますが、ブルーライトなどの影響で良質な睡眠に悪影響を及ぼします。 一度自分の睡眠にまつわる行動を見直してみましょう。
栄養のバランスが取れた食事を積極的に取ることも大切です。 好きなものばかりを食べていたり、栄養のないものを大量に食べるなどの食生活は体にも心にもよくありません。 炭水化物、ビタミン、鉄などの必要な栄養が現状取れているかしっかり把握しましょう。 足りないものがあれば積極的に取り入れることを心がけてください。 食生活で十分な栄養の確保が難しい場合は、サプリメントなどを利用するのもいいかもしれません。
家事は全て女性(男性)の仕事ではありません。 家族内でしっかり協力し合うことがとても大切です。 例えば、料理を作るのが女性の仕事であれば、食器を洗ったり買い出しに行くのを男性の仕事とするなどして役割分担をしましょう。 そうすることで自分の担当だけに集中できるので、やる気も出やすいはずです。 筆者も掃除機担当、お風呂洗い担当、食器洗い担当などと家事をよく分担しています。 そうすれば一人が全ての家事をやる必要もなく、短い時間で家事を終えることができます。
今の職場や学校があなたのやる気を奪っているのであれば、転職や転校も視野に入れておきましょう。 我慢し続けて自分を苦しめることはしなくていいのです。 もしかしたら、もっとあなたに適した場所が他にあるかもしれません。 大きな決心になるので、なかなか踏み切れないかもしれませんが、より良い人生を送るためには必要なことかもしれません。 筆者も仕事の人間関係が原因で転職を決めた時はなかなか大変でしたが、転職をして本当に正解だったと今になって思います。
今住んでいる環境が合っていない場合、引っ越しをすることも考えた方がいいかもしれません。 本来はリラックスできるはずの家が、そうでない場合、いつか限界がきます。 もっと綺麗な部屋、広い部屋、日が当たる部屋、緑が豊かな街などの方がやる気が出るかもしれませんよ。 少しでも引っ越しを検討している人は、インターネットで検索したり、実際に街を散策してみるといいかもしれません。 筆者の友人は以前、4畳もないほどの部屋に住んでいましたが、何事にもやる気が出ずに広くて家賃の安い場所に引っ越しをしました。 今では別人のように楽しそうに生活をしています。
やる気が出ない期間が長期間(2週間〜それ以上)続いている場合、うつ病など心の病気である可能性もあります。 少しでも不安がある人は、早めに医者に相談したり家族や友人などに話してみましょう。 一人で悩み続けても解決されないことが多く、周りの人からのサポートを得ることで克服できるものです。
どこに問題があるのかがわかれば、心理学ですでに解明された「治療法」が見つかります。 この小さな本は、あなたが「人間をやる気にさせるお医者さん=モチベーション・ドクター」になるための最初の一歩になるように書かれています。
チェックリストでまず自己分析。性格別、状況別でみつかる!やる気を高めるヒントがいっぱい。
気まぐれなやる気を操作する。やる気が起きない状態を4つのタイプに分け、対処方法を説明。
いかがでしたでしょうか? 今回はやる気が出ない原因と解決方法を徹底解説してきました。 やる気が出ないと感じる時って結構誰にもあると思います。 それが悪いことでもないですし、やる気が出ないからって人間としてダメだという話しでもありません。 やる気が出ないこともあるのが当たり前で、それを無理して克服しようとしなくてもいいのです。 大切なのはやる気が出ない自分としっかり向き合い、じゃあどうするかと解決方法を見つけることです。 最後までお読みいただきありがとうございました。