見返りって求めてしまいますよね。他人のために何かしてあげたのに、感謝もされず何の返しもないと嫌な気持ちになり、相手に対して礼儀のない人だなと思ってしまいます。しかし見返りを求めないでいられるようになったら、ストレスもなく気が楽になりそうですよね。 そこで今回は「見返りを求めない人」について詳しく解説していきます。性格や行動などの特徴、そして心理を紹介します。また見返りを求めない人になるための方法も紹介しますので是非参考にしてみてください。
「見返りを求めない」の意味は「相手のために尽くし、それに対して相手からの感謝やお返しを求めない」になります。 例えば相手の仕事を手伝ったとして、それに対してお礼をしてもらったり自分の仕事も手伝ってもらったりすることを求めないことです。
●無償の愛 意味:対価を気にせずに愛情を持つこと 相手に愛情を注ぐ際に「この人とうまくやっておけば、自分は困らない」「お金持ちと付き合ったら好きなものを買える」などと考えないことです。
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●慈悲深い 意味:慈悲の心を強く持っている。情け深い。他をいつくしみあわれむ気持ちが深い 「慈悲」の意味は「いつくしみあわれむ心。なさけ」です。 相手を可愛がり、悲しむこと・大切にして、可哀想に思うことを表します。 自分よりも立場が下の相手に対して何かをしてあげたいという気持ちが含まれます。 単に「他人に思いやりを持っている」ということではなく、「自分をかえりみずに手を差し伸べる」ということです。
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見返りを求めない人はとても謙虚です。 そもそも見返りを求めるほどのことなんてしていないと思っています。 自分がやるべきことをやっているだけなんですよね。 また、自分も同じように他人に救われていると思っています。 自分はむしろ返している側とさえ思っていることもあります。 そのため、見返りを求めるようなことはせずに、自分が相手のために善行をしても謙虚な姿勢でい続けます。
見返りを求めない人は、とても穏やかです。 いつも変わらず優しい雰囲気を持っている人が多いです。 やっぱりすぐにピリピリしたり不機嫌になるような人って、見返りを求めるも何も最初から他人に優しくすることはありません。
見返りを求めない人は、損得勘定をしません。 損得勘定で動くのは打算的な人ですよね。 自分の得になることしかしません。 しかし見返りを求めないということは、自分は得をしなくてもいいと思っているということです。 損得などは一切気にせず、他人のために動くことが出来ます。 職場でも、友人間であっても、自分の得を考えることはありません。
そもそも見返りを求めずに相手のために何かをすることが自己犠牲だと思っていません。 助け合うのは当たり前だと思っており、自分がやりたくてやっているだけで、無理に行っているわけでもありません。 自己犠牲だと思っていたら、長くは続かないですよね。 1,2度他人のために何か出来たとしても、すぐにしんどくなってしまうでしょう。 見返りを求めない人は、自分を犠牲にして相手のために行っているわけではありません。
見返りを求めない人は、結果が全てではないと思っています。 そのため、最終的に自分に何の見返りがなくても、その過程において協力し合えたり相手のために何か出来たことに喜びを感じています。 もちろん、結果が出ないことをやり続けるわけにはいきませんが、結果として自分がいい立場になるわけではなくても、うまくいけばいいと考えています。 例え他の人が讃えられたとしても、自分で満足出来ているのでいいと思っています。
見返りを求めない人の中には、常に冷静で「そもそも人は見返りをしない」と思っているところがあります。 「一方的であっても善行をするべき、善行することが幸せ!」と思っているタイプの見返りを求めない人とは違い、最初から期待していません。 ですが自分がやるべきことはやり、徳を積むこと自体はいいことだと思っています。 誰かが困っているのを見て無視することは出来ないけど、それが返ってくるものではないと分かっているんです。このタイプは世の中に対してちょっと冷めているところがあります。
見返りを求めない人は、思いやりがある人が多いです。 「見返りを求めない」と表されるということは、相手に何かしてあげられているということです。 そもそも思いやりもなく、相手のために行動出来ない人は「見返りを求める」というところまで達していません。 見返り以前の話になります。 そして、見返りを求めない人は相手に対して思いやりを持って接しています。ただ相手を思って行動をすることが出来ます。
思慮深い人は、物事を注意深く考えて判断します。 そのため、何をするべきかをしっかりと考えてから行動に移します。 「相手から見返りがあるか」とか「感謝されたい」とかそういったことを考えるのではなく、「これをすることで効率が上がる」「第一優先はこれだ」と考えて行動します。 なので、見返り云々の話ではありません。 今何をするべきなのかをしっかりと考えて行動をしています。
見返りを求めない人は、依怙贔屓をしたりおべっかを使ったりすることはありません。 上司にも先輩にも、後輩にも部下に対しても平等に接します。 もちろん、目上の人に対して気を遣ったり敬語を使ったり丁寧な対応を心掛けます。 しかし、上司の前だけ仕事をちゃんとする、部下には威張ったりする、といったようなことをしません。誰に対しても思いやりを持って接します。 自分にとって得のある人にだけ優しくする、ということをしません。
見返りを求めない人は常に親切な行動をしています。 それが自然と出来てしまっているんですよね。 例えば、デパートやお店でお手洗いを使ったあとはトイレットペーパーなどを綺麗にしてから出たりします。職場では資料なども自分が使っていなくても番号順や日付順に整理します。 さらに誰かが困っていればすぐに超えを掛けたり、何か必要なものがあれば貸したり用意したりとすぐに動いてくれます。 悩み事を抱えている人の話を親身になって聞いたり、不意に優しくしたりしています。
見返りを求めない人は、好かれようと行動することはありません。 自分がしたいと思ったことをしてるだけで、他人からの評価は気にしていません。 好かれようと思ってやっているのは、むしろそれも見返りを求めている行為ですよね。 誰かに良く思われようとしているということになります。
見返りを求めない人は責任感があります。 見返りを求めず、他人のためにも行動できる人ほど、自分のやるべきことをやるのも早いです。 仕事などをこなすのも早いので、その分周りの人のフォローができるんですよね。 しかも責任を持って仕事を行っているので、ミスなども少なく、きちんとこなせています。
また、見返りを求めない人って結構マイペースだったりします。 他人に振り回されることなく、自分のペースを持っている人が多いです。 周りへのフォローも自分のペースで行っているので、それへの対価や代償のことはあまり考えていません。そのため、見返りを求めないでいられるんですよね。 わざわざ相手のために自分のペースを崩しているとしんどくなってしまいますが、自分のことは自分のペースで行えているので、気持ちに余裕が生まれます。 テキパキと仕事はこなしつつも、いい感じにゆとりを持っています。
見返りを求めない人は、ボランティア活動にも積極的に参加することが多いです。 ボランティアって、どんなに行ってもお金の支払いはありません。 ただ他人や社会に奉仕する活動です。 震災の起きた場所に出向くことから、老人ホームなどでお手伝いをしたりなどボランティアの種類も様々ですが、自分に時間が出来た時には活動をしています。 見返りがなかったとしても、誰かが自分の行動で助けられているのならそれが幸せだと感じています。
見返りを求めない人は、愚痴を言いません。 やっぱり愚痴を言うような人って、自分のことしか考えない利己主義な人がとても多くなっています。 見返りを求めない人は協調性もあり、周りの人が嫌な気持ちになるようなことをしません。 例え、愚痴を言いたくなるようなことがあっても人前でこぼすようなことはなく、自分の中で消化します。というか、愚痴を言いたくなることがほとんどありません。 見返りを求めない人って、どこか達観している人も多く「そんなこともある」「他人は他人」と考えています。
見返りを求めない人は、相手に尽くすことが出来ます。 特に、仕事でかなり忙しい旦那さんを支えている奥さんは見返りを求めない人が多いでしょう。 家庭のことをなかなか出来ない旦那さんに一切の不満を持たず、食事を作って部屋を綺麗にして待っています。そして仕事が大変な時はメンタルをサポートしたり、一人になりたい時は放っておいたりと相手の希望通りの対応をしています。 それでも、しっかりと稼いでくれる旦那さんに感謝をして、見返りを求めず尽くし続けます。
尽くしまくっている人って依存しがちだと思われますが、見返りを求めない人は依存するわけでもありません。 恋人などに依存するタイプは、結構見返りを求めることが多いんですよね。 ですが、見返りを求めない人って自分がただ相手に尽くせればいいと思っているので依存しません。 さらに、自分の時間もちゃんと大事にしている人が多いです。 依存するくらいのメンタルの人は、見返りを求めないでいられるほど自立もしていませんし心に余裕もありません。
見返りを求めない人って、恋人や配偶者に対して愛することが何よりの幸せだと感じています。 相手から愛されることや相手に何かしてもらうことも、もちろん幸せの一つですが、それ以上に自分が相手のことを愛せていることが幸せなんです。 そういう風に思えたら、相手からの見返りなんて求めないですよね。 見返りを求めない人はそういう人が多いです。 愛する相手と一緒にいられるだけでいいと、日々感謝しています。
見返りを求めない人は相手の好きなことや趣味に対する理解度が高いです。 結局、見返りを求めないような人は、自分に対しても素直ですし、相手を否定するようなことをしません。例え相手がお金をかけている趣味が自分には理解出来ないようなことでも、本人が好きならそれでいいと思っています。 見返りを求めるタイプの人って、自分が理解出来ないだけで相手の好きなことや趣味を否定したり「そんなことして何の意味があるの?」などと言ってしまいます。
見返りを求めない人は、相手の家族や友人のことも大切にします。 相手には相手の家族があり、友人との関係性があり、本人の時間があります。 それらを全て受け入れて接します。 自分だけを見ていてほしい、自分を最優先にしてほしいといった気持ちを持っていません。 また、自分以外の親しい人に対する嫉妬心もありません。
見返りを求めない人はモテる! やっぱり、見返りを求めない人って、その他の部分も良いところが多いんですよね。 見返りは求めないけど、意地悪だったり冷酷だったり偏屈だったりって、ほとんどありません。 見返りを求めないような人は、穏やかだし優しいし明るいし仕事も出来ます。 そのため、やっぱりモテます。 見返りを求めずに優しくされたら、惚れちゃいますよね。
見返りを求めない人って、見返りだけでなく最初から周りに求めることをしません。 自分自身のことは、自分で行います。 見返りを求めずに他人のために働ける人って、そもそも仕事ができる人が多いです。 なので自分の仕事はしっかりと計画を立てて期限内にこなしています。
見返りを求めない人は、他人の仕事を手伝うことが出来ます。 しかし、自分のことは自分でやったうえで他人の仕事を手伝います。 そのため自分の分をやってもらおうという思いません。 自分のことが全て終わったうえでやります。 周りをよく見れているので、誰が何をしてほしいのかも把握しています。 相手の求めているものをいち早く察知することが出来ます。
見返りを求めない人はサービス残業などもしてしまいがちです。 自分が頑張れば会社のためになると考えてしまっています。 ワーカホリックになりやすい人も多いかもしれません。 ただ、仕事が本当に好きで仕事をしている時間が楽しいと思っている人も中にはいます。 そのため、残業をしんどいものとは捉えていません。 例え、給与が発生しなくても誰も見ていないとしても、仕事をすること自体が楽しく、自分がどんどん実力がついていくことを嬉しく思っています。
相手のために何かしているのではなく、仕事の成功を第一に考えている人も見返りを求めません。 とにかく仕事が第一優先! そのため、仕事を成功させるためならどんなに自分が大変になったとしても周りの手伝いもし続けます。自己犠牲になったとしても、何もしないで仕事が失敗するならその方がいいと思っています。 この場合は見返りを求めずに相手の仕事を手伝ってくれる人なのに、日頃は特別優しいわけじゃないこともあります。
見返りを求めない人は、職場の人とプライベートで深く関わるようなことはしません。 「見返りを求めない」と聞くと、献身的に相手に尽くすイメージがありますが、程よい距離感を保てるところがあります。 要するに、個人的な関わりを持たないことで、見返りを求めるようなことをそもそもしないんですよね。 見返りを求めたくないから距離を取っているとかではなく、職場の人間とは仕事上の関係を保っています。 仕事でのフォローはしますが、それはあくまで相手のためではなく会社のためであったり仕事を成功させるために行っています。
見返りを求めない人は、幼少期から愛されて育っていることが多いです。 親や祖父母など、周りの大人から愛情をたっぷり注がれた人は、他人にも愛情を注ぐことが出来ます。 それが当たり前にできてしまうので、見返りを求めるという事そのものを知りません。
見返りを求めない人は自立心が高くなっています。 自分で何でも出来てしまうため、相手から何かしてもらうことを求めません。 また自立しているため、視野を広く持てたり客観的に物事を見ることが出来ます。 誰が何を求めているのかを把握する能力に長けており、見返りを求めないでいながら手助けをすることが出来ます。 自立心が高い人は、自分と常に向き合えているので周りに求めることが少ないです。
見返りを求めない人は自己肯定感が高いです。 自己肯定感とは、自分自身を認めてあげる気持ちのことです。 自己肯定感が高いということは、自分自身をありのまま受け入れており、周りと比べたりしません。 自分が自分であることに満足出来ています。 そのため、他人から認めて欲しいという気持ちがそこまで強くありません。 周りからどう思われても、自分で自分を認めてあげられているので、そういったことで悩むことがありません。
見返りを求めない人は、自分で自分のことを大事に出来ています。 そのため、自分の現状に常に満足出来るんですよね。 仕事も頑張りながら、ちゃんとプライベートも充実させています。 趣味にお金をかけたり、好きなことをする時間をちゃんと取っています。 そうすると、誰かに何かしてもらいたいという気持ちがなくなります。 自分で自分を大事にすることはとても大切です。
そして見返りを求めない人は、 常に感謝の気持を持っています。 見返りを求める人って、結局周りに対して感謝の気持ちがなく自分勝手なんですよね。 確かに自分がしてあげたのに、周りが何もしてくれなかったら嫌だなと感じます。 しかし、自分自身も相手が何かしてくれていることに気付いていないだけなのかもしれません。 日頃から周りに対して感謝をしていれば、見返りを求めるどころか、自分がそのお返しにと相手に対して善行をするでしょう。
見返りを求めず相手のために何かしてばかりいる人の中には、他人から嫌われるのを恐れている場合もあります。 人のために何かし続けることで、他人から必要とされている気持ちになれますよね。 このタイプの人は、自分のことは後回しにしている傾向があります。 そのうちに、他人のために動いているのに誰も認めてくれない!と突然怒り出すことも。 最初のうちは見返りを求めずに動いていたはずが、最終的には見返りのないことに耐えられなくなってしまうでしょう。
見返りを求めないのは、何も考えていないだけの可能性があります。 簡単に言ってしまうと、頭が悪く自分だけが損し続けていることに気付いていないのでしょう。 ただ、色々なことをやらされているだけになってしまっているんです。 見返りを求めて行動をする人って、小賢しいですよね。 よくもまぁそこまで考えたね?という人も結構います。 しかし頭の悪い人は、時間や労力の度合いを考えずに頼まれたら全てをやってしまいます。 このタイプは、自分のやるべきことがいつまで経っても終わりません。 もしくはやりたいこともなく、やるべきことも分かっていません。
まずは陰褒めをするようにしましょう。 陰で褒めるということは、褒めた相手に直接伝えるわけじゃないのでお返しは来ないですよね。 どこかで人伝いで相手に届くかもしれませんし、一切届かないかもしれません。 しかし、誰かを褒められるというのは素敵なことです。 しかもわざわざ本人に言わなくとも、誰かに誰かに良いところを伝えられるのは、穏やかな人の証拠でしょう。 あえて人前で言ったり、本人の前で言って、みんなから「褒められるあなたは優しい人だ」と思われようとしている人っていますよね。 しかし、見返りを求めない人はわざわざ人前で褒めません。
見返りを求めないようにするには、視野を広く持つことです。 周りをよく見れるようになったら、見返りなど求めなくても周りに対してフォローも出来るということです。 しかし、視野を広く持てるのは自分にちゃんと余裕のある人です。 自分のやるべきことをちゃんとやることで、周りを見る余裕が生まれてきます。 自分のことでいっぱいいっぱいな人は、視野がどんどん狭くなってしまいます。
見返りを求めない人になるためには、自分の成長のことを考えましょう。 自分が成長をすることを考えれば、相手からの見返りは求めませんよね。 自分が相手のために何かすることも自分の成長につながると思えば、それでいいと思えます。 人のために行動をするのって、自分の成長になりますよね。 人より多くの仕事をこなすことになったり、精神的にも強くなります。
自分のやりたいことが出来ていれば、自分自身に満足することが出来ます。 そうすると、相手がどうとか気にならなくなるんですよね。 自分で自分に満足していれば、相手のために行動をしただけで満足出来ます。 やりたいことをやる時間を作って自分を常に幸せにしてあげていれば、他人に何かしてもらいたいという気持ちがなくなります。 やりたいことをやれている時間があると、ストレスの解消にもなります。 ストレスが溜まっていると、どうしても相手の言動にイライラしやすくなります。 日頃からストレスを解消しておくことも大事でしょう。
相手に対して何かするときは、最初から見返りを期待しないようにしましょう。 「相手に何かしてもらったら返すのは当たり前」と思ってない人もこの世の中にはたくさんいます。 自分の得のことしか考えず、やってもらうだけの人もいます。 「ありがとう」すら言えない人もこの世にはたくさんいるんですよね。 相手になにかする時は最初から何も期待せず、「自分がやりたいからやる」と思うようにしましょう。
それでも、相手から何の見返りもないと嫌な気持ちになってしまったり、「せめてちょっとばかりのお礼も出来ないのかな?」と思うのであれば、相手に何かするのはやめましょう。 何もしない人にはなりたくないけど、相手からの見返りがないのも嫌だというのは、結局エゴなんですよね。 それってやってあげている自分に酔っているだけだし、感謝されたくてやっているということです。 その気持ちがある以上は、見返りを求めない人にはなれません。 見返りを求めてしまう間は、相手に何かするのはやめましょう。
しかしながら、見返りを求めないで居続けるのも大変です。 ましてや、何の見返りもしてくれない人に対して何かしてあげ続けるのはもはやただのボランティアです。その時間も自分の成長や自分磨きに使った方が絶対にいいですよね。 見返りを求めない人は、同じく見返りを求めないで他人のために行動出来る人と関わっていくべきでしょう。 見返りを求めてしまうということは、何もしてくれない人と一緒にいる証拠です。 ちゃんと感謝をしたり、お互いがお互いのために動ける人と一緒にいれば、見返りは求めないですよね。求める前にしっかりと返してくれているので、求める必要がありません。 何も返して来ない人とは深く関わらず、お互いが相手のために動ける人と関わっていきましょう。
見返りを求めない人は、常に感謝の気持ちを忘れません。 日頃、自分が誰かにしてもらったこと、そしてそれに対する感謝の気持ちを持っています。 そのため、自分が誰かに何かをする時は、むしろお返しをしている気持ちでいます。 そうすれば、見返りなど求めないですよね。 自分が気付いていないだけで、人は日々誰かに助けられたりしていることって多いです。 自分の目に入って来ないところで、誰かが整理整頓をしてくれていたり後の人のことを考えてくれていたり、誰かのミスを直しておいたりするものです。 自分もどこかで見返りを求められているのかもしれません。 まずは、自分が周りに対して感謝の気持ちを持ち続けるようにしましょう。
お返しを期待しない、感謝の言葉も求めない。 それが本当の奉仕です。 愛に見返りはないんです。 初めからないと思ってかからないと駄目です。 本当の愛に打算はありません。 困ったときに損得を忘れ、助け合えるのが愛なのです。
「何かしてあげる」と自分勝手な愛情を押し付けるのは 自分がかわいいだけ。 本当の愛は見返りを求めない無償の愛。 花は優しい。 見る人を慰めて何も見返りを求めない。
報酬を目的としたり、 恩に着せる心もちで為される言行は、 真の誠意でもなくまた親切でもない。
友達に好かれようなどと思わず、 友達から孤立してもいいと腹をきめて、 自分を貫いていけば、 本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる。
現代語訳「老子」がベストセラーになっている詩人・アメリカ文学者の加島祥造氏が、長野県伊那谷の自然に住むなかで次から次へと湧き出てきた、すべてが「求めない」で始まる詩約100篇を収録した珠玉の詩集
いかがだったでしょうか? 見返りを求めてしまうのは、自分で自分を満足させてあげられていないということです。 ちゃんと自分自身で自分を満足させてあげられていたら、見返りなんて求める必要がなくなってきます。 日頃から、自分と向き合い、自分のやりたいことをやる時間を作っていきましょう。 そして、そのためにはやるべきことを日々一生懸命にこなしていくことです。 自分に満足が出来たら、他人に対してためになることが自然と出来るようになるでしょう。