「恩着せがましい」とは、「恩に着せて相手に感謝を強いる様」という意味の言葉です。他人のために何かをしたときに「やってあげたんだから感謝してよね」という言動や態度をとることを言います。なぜだかいつも恩着せがましい人っていますよね。今回は「恩着せがましい人」の特徴について解説していきます。また、恩着せがましい人の心理や対処法なども合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
「恩着せがましい」の意味は「恩に着せて相手に感謝を強いる様」です。 相手の為に何かをしたという場合に「〜をしてあげたんだから、感謝してよね」という気持ちを言葉や態度で表してしまう様子を「恩着せがましい」と言います。 「恩着せがましい言い方をするね」というように、ネガティブな意味合いで使用される表現です。
「恩着せがましい」・・・・・「恩に着せて相手に感謝を強いる様」 「押し付けがましい」・・・・・「押し付けるような態度をとること」
「押し付けがましい」は、「押し付けるような態度をとること」です。 相手の気持ちや考えを無視して、自分の意思を押しけることを「押し付けがましい」と言います。 例えば、親切で「○○をしてあげたほうが良い」と思っても相手が「それは違う」と思っているとします。 「それは違う」という自分の考えを主張しているのにも関わらず「いや!絶対こうしたほうが良いから!」といって無理に相手の意思に反することをすること無理に押し付けることを「押し付けがましい」と言います。 「恩着せがましい」は「ほら、○○やってあげたんだから感謝しなさいよね」と感謝を強いることです。
恩着せがましい人って、基本的に自分のことしか考えていません。 相手の気持ちよりも何よりも「相手のためにし何かをしてあげた自分」のことだけに意識を持っていかれすぎて、人の気持ちを察することができないんです。 通常相手の為に「何かをしてあげたい」と思って行動するときって、相手のことを考えているわけですから、「相手に感謝されるかされないか」ということは気になりません。 「感謝されたい」という思いが強いのは自己中心的だからであると言えるでしょう。 自己中心的だと、相手がありがた迷惑に感じていても気がつくことができません。
恩着せがましい人は、やたらとポジティブ思考です。 だからこそ「自分は良いことをしました」と言わんばかりに自己主張をしたり、自分勝手な発言をしてしまうのでしょう。 周囲がどう感じていようが自分の都合の良いようにしか物事をとらえないので、自分は良いことをしたのだと思い込んでいるんですよね。 ネガティブな感情がある人は、反対に「ありがた迷惑だったかもしれない」という考えがあるので「ありがたいことしたよね?」なんて恩着せがましい主張をすることができません。
恩着せがましい人って傲慢で、人の話しを聞かないような人が多いです。 傲慢な人って、他人の意見を聞き入れることができないんですよね。 なので、一方的な行動や発言が目立ちます。 人の気持ちを考えたり耳を傾けることなく、「ほら、やってあげたよ」と恩着せがましい態度をとることが多いです。 気遣いを見せているようで、全く人の気持ちは考えていないんですよね。
恩着せがましい人は、いつも見返りを求めています。 相手のことを思うから親切にしてあげるのではなく、お返しがしてほしいから人に親切にするのです。 例えば、人に誕生日プレゼントを渡すとします。 自分が高価な物をプレゼントすれば、同じように高価な物をプレゼントしてもらえると思うからこそ無理をしてでも高価な物をプレゼントしたりするんです。 「相手のため」ではなく、お返しをしてもらいたいからプレゼントをするのです。 なので、プレゼントするときに「これ高かったんだよ〜」なんて恩着せがましい発言をしたりします。
恩着せがましい人って、だいたい人を見下しています。 自分より目下だと思っているからこそ、「やってあげた」という感覚になって「感謝してよ!」という恩着せがましい態度や発言をしてしまうのでしょう。 相手が自分が敬うべき存在だったら「感謝しなさいよ!」なんて思わないですよね。 むしろ「当然のことをしたまでです!感謝をしていただけるなんて恐れ多いです!」と思います。 「感謝しろよ」なんて思ってしまう時点で相手を自分より下だと思っている証拠です。
恩着せがましい人って、損得勘定で物事を判断していることが多いです。 単純に、自分にとって損なことに労力を使うのが無駄だと思っているので、時間をかけることを嫌います。自分の得になるとわかっていることじゃないと納得いかないのです。 意識的にというよりは、もはや無意識のうちに瞬時に「損が得か」で判断ができるようになってしまっています。この考え方は、仕事に関してだけではなくプライベートにも共通しています。 なので、「親切にすれば倍で返してもらえる」というように得をするだろう...と思っていたのに実際に感謝されなかったりお返しがないと「あ〜損をした」という感情になってしまうんです。 損得勘定がなければ、感謝をされなくてもお返しがなくても何とも思いません。
恩着せがましい人は、目立ちがり屋な人が多いです。 「こんな良いことをした自分すごいでしょ?良い人でしょ?」ととにかくアピールをしたいのです。 むしろ、自分は人よりも特別飛び抜けて良い人だと本気で思っている人もいます。 本当の良心で人に親切にする人は、「自分はこんなことをしました」なんてアピールしません。 だまーって人の為にこそっと良いことをしているのです。 恩着せがましい人は、「自分こんな良いことをしたよ!注目して!」という目立ちたがりアピールをしているのでしょう。
恩着せがましい人って、自慢話しがちです。 とにかく自分は偉い・凄いと思っているので過去の武勇伝などを自慢気に話してしまうんですよね。 しかも若干自慢話になってることを気にしてるのか「俺ってすごくね?w」とか「まじ俺良い人よなw」とちょっと笑いながら相手に確認しちゃう感じで話してきます。 自分がした良い人エピソードをついつい人にべらべら話してしまうのも、恩着せがましい人の特徴であると言えるでしょう。
恩着せがましい人は、妙に記憶力が良いです。 自分が他人にしてあげたことや、感謝されるべきことをしたということを永遠に覚えています。 特に自分がしたことに対して見返りがなかったことに関しては永遠に覚えていて、根にもってるようなところがあるのです。 誰もが忘れているようなずーーーーっと前のことを「でも、○○さんはあの時感謝もしてくれませんでしたよね」と言い出します。 恩着せがましい人って、感謝をされたり見返りが返ってこないと永遠に「感謝しれもらえなかった」と思い続けるのです。
例えば、後輩が仕事で大きな業績を収めたとします。 その後輩が、称賛されているような場で「あの時○○○したほうが良いと指示したのは自分だ」と言い出したり、「私がここまで育てあげました(ドヤ)」というような発言をしてしまったりするのが恩着せがましい人です。 空気が読める人は、例え自分が指導者であったとしてもわざわざそれをアピールするようなことはしません。その後輩を称賛する場であって、自分がしゃしゃり出るところではない思うのが普通です。 恩着せがましいことをしない人は、むしろ「この人のお陰で...」と感謝されるようなことがあったとしても「そんなことないですよ」という謙虚な気持ちがあります。
恩着せがましい人は、人を助けるなど親切なことをしてマウントをとろうとしてくることも多いです。 何かあるたびに 「あの時助けてあげたのは誰かな〜?」 「誰のお陰で上手く言ったと思ってるの?」 というように、威圧的な発言をしてくるのです。 わざわざそうやって、マウントをとるためにあえて人に親切にしているという人もいます。 ほんとに恩着せがましい人って、自分中心でしか物事を考えていないんですよね。
恩着せがましい人は、マイナスな方向にものを捉えてしまう傾向にあります。 何かをしてくれた人に対して「ありがとう」と感謝の気持ちを言うことって当たり前ですよね。 (そんな当たり前もできない人もいますが...) 恩着せがましい人って、たとえ「ありがとうございます、助かりました」と言われたとしても、「ありがた迷惑に思っていそうだった」「あの言い方は気持ちがこもっていなかった」というようにマイナスに物事を考えます。 物をお返しにもらうなど、形としてわかる見返りがないと「感謝されてない」と思ってしまうのです。 それでも「自分が良いことをしたから感謝されるべき」と心の底から思っているので、「感謝してよ!」と恩着せがましい態度や発言をしてしまうのでしょう。
恩着せがましい人は、恩を着せられるのが嫌いです。 自分は「ほら、感謝しなさいよ!」という発言をしたり態度にもでるのに、自分は何かをしてもらっても感謝の気持を伝えたり、お返しをするという気持ちに欠けます。 自分のことに関しては「やってもらって当たり前」と思ってしまうんですよね。 これも人を見下しているからかもしれません。
恩着せがましい人は、何かと「やってあげてる」「やってあげた」という言い方をします。 ありがたいとは思っても、いちいち「やってあげた」とか言われると、ちょっと嫌な気持ちになってしまいますよね。 恩着せがましい人は、頼んでもいないことを偉そうに「やってあげた」とか言い出すのでイラっとしてしまいます。 謙虚な気持ちがあれば「やってあげた」なんて考え方はしないはずです。 助け合うのは当たり前のことですからね。。。 恩着せがましい人は、「しょうがないな」「仕方なく」という気持ちが全面にでてしまいます。
承認欲求が強く、とにかく周りに認められたいという承認欲求が強いと恩着せがましくなってしまうことが多いです。 わざわざ恩着せがましい発言や態度をとらなくても、周りの人はきちんとわかっています。 感謝の気持ちをもっています。 だけど、承認欲求が強いのでそれだけでは満足できない!となってしまうし、わかりやすく「ありがとう」と感謝されたいし、何か物でお礼をしてほしいと思ってしまいます。
自己愛が強い人も、恩着せがましい発言や態度をとりがちです。 とにかく自分のことが大好きだからこそ「こんなに親切にしてあげてるんだから、感謝しやがれ!」と思ってしまうのでしょう。 そもそも自己愛が強い人って、「自分は凄い」と思っているので人のことを見下しがちなんですよね。 だから、周りの人を下に見ていて恩着せがましくなってしまうのです。
普段は自己主張が少ないような大人しい人でも、恩着せがましい人はいます。 プライドが高い人は常に自分の価値を上げることばかりを意識しています。 そのため、どんな時であっても「常に注目の的でありたい」「中心にいたい」という気持ちが強すぎて「○○をしてあげましたけど...」とアピールすることで、「自分は良い人」というイメージを崩さないようにしているのです。 しかし本来英語での「pride」はポジティブな意味で使う言葉なんですよ。 自分にプライドを持つことは大切なことですが、恩着せがましくてマイナスな印象を与えるので注意したいですね。
恩着せがましい人は、自分を過剰評価していることも多いです。 これもまた根拠はないのですが、根拠がなくても「自分は絶対に正しい」「良いことをしている」と思っています。 だから、指摘されても意見を変える気がまったくありませんし、「自分の言ったこと、したことは 絶対に役にたっている」という恩着せがましい態度をとってしまうのです。 なので恩着せがましい人は、人に対して偉そうに上から目線で指示をだしたり、イラっとしてしまうような言い方でアドバイスをしてくることも多いです。
実は自分に自信がないからこそ、恩着せがましくなっているということも考えられます。 人に感謝をされることでしか、自分の存在意義を見いだせなくなってしまっているのかもしれません。 だから、「ねえ、私すごいでしょ?」と恩着せがましくアピールをしてしまうのです。 そして、実際に感謝されたりお返しをしてもらうことで「人の役にたっている」と実感して自尊心を高めているのでしょう。 恩着せがましい人は自意識過剰で自信家が多いように思いますが、このように自信がないからこそ認めてほしくて恩着せがましい発言や行動をとってしまうのです。
あれやこれや自分のためにしてくれてくれている人に対しては、感謝の気持ちで頭があがらないですよね。 やっぱり色々親切にしてくれた人に対しては、自分も「何か力になれることがあったら協力したい」と思うものです。 そういった人の気持ちを利用して、「この前○○してあげたんだから○○してよ」と恩着せがましく言うことで自分の支配下においてコントロールしたいと思っているということも考えられます。
恩着せがましい人の物の言い方や態度にイラっとしてしまう人もいるかと思いますが、気にすることはありません。 「ただ感謝してほしいだけなんだな」ということを頭にいれて、言葉の一つ一つを重く受け止めるのをやめましょう。 明らかに感謝の気持ちを伝え忘れていたなと思うときは「ありがとう」とすぐに感謝の気持ちを伝えれば良いのです。 その後ネチネチ恩着せがましいことを言われ続けたとしても「また言ってるな・・・」をさらっとスルーしても問題ありません。 いちいいち真摯に受け止めて対応していると、良いように利用されてしまう可能性があるので注意してください。
恩着せがましい人は、とにかく「感謝されたい」「良い人だと称賛されたい」という気持ちが強いだけなのです。 なので、「本当に素晴らしいですね」と適当に褒めておだてておきましょう。 会う度に褒めればいいというわけではありませんが、「武勇伝を語りだした」といった場合など「すごいって言われたいんだな」と感じる場面ってりますよね。 そういった場合は褒めてとりあえず相手を満足させましょう。 満足すれば恩着せがましいことは言わなくなるはずです。
恩着せがましい人は、プライドが高いので「言うて別に大したことしてなくない?」とか言ってしまうとムキになってしまいます。 言い返してしまうと、過去のことまでひっぱりだしてきて「あなたは感謝の気持がたりない」など説教じみたことを言ってくるのでかなりめんどくさい! なので、「いやあ、そんなに感謝しなきゃいけないことかな?」と思ったとしても「本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えておくほうが事が丸く収まります。 ジュースの一本でも「お礼に」と言って渡しておけば大満足することでしょう。
恩着せがましい人は「お礼」を期待していることがほどんどです。 なので、「ありがたいですが、何もお返しできないので...」と断るのもありです。 それでも「いいから良いから〜」と相手がなにかをしてきたのであれば、感謝の気持だけのべましょう。 え?君からは何もないの?という恩着せがましい発言や態度をとられても「お返しはできないって言いましたよね?」と思っていればいいです。 それでも余計なお世話をやいてきたのは、相手なのですから。
恩着せがましい人と一緒にいるのは、ストレスをためてしまう原因になり得ることです。 職場の上司であれば、プライベートで関わる必要はありませんし、きちんと割り切って必要最低限の関わりに留めておきましょう。 挨拶をする・業務連絡をきちんとするなど基本的なことをしていれば、十分です。 わざわざ一緒にいてストレスを感じるような人と関わっていく必要はないので、わりきってプライベートでは関わらないように! 一緒に食事に行っておごってもらったりなんかしたら、永遠にそのことを恩着せがましく言われ続けてしまいます。 食事に誘われても行かないか、絶対に割り勘にするなど関わることがないように工夫しましょう。
恩着せがましい人に、頼み事をしてしまうと「倍でお返しをしろ」という態度をとられしまうことは目に見えていますよね。 恩着せがましい人は、「良い人」と周りから思われたいだけであって実際「良い人」ではありません。 確かに頼み事をすれば「いいよ〜」とやってくれることでしょう。 しかし、頼みごとをすればするほど「あの時○○してあげたんだから」という恩着せがましい言い方を永遠にされてしまいます。 なので、恩着せがましい人に頼み事をするのは極力避けることをオススメします。 とりあえず頼み事を聞いてくれるからといって、頼み事をし続けてしまうのはNGです。
恩着せがましい人ってたしかにうざいですよね。 例え何かをしてもらったとしても、素直に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたくなくなってしまう気持ちはよくわかります。 しかし、だからといって何かをしてもらっているのに感謝の気持ちを示さなかったり恩をきちんと返さないのはNGでしょう。 まず、感謝の気持ちを示さないのは人として終わっています。 また、恩を返さなければ返さないほど「○○してあげたのに」と言われ続けてしまうのでサクっと恩は返しておきましょう!
恩着せがましい人って、いちいち恩着せがましい物の言い方をしてきて鬱陶しい! 恩着せがましい言い方や態度をとられない為に、大げさなぐらい感謝の気持ちを伝えておこうと思う人も多いのではないでしょうか。 しかし、大げさに感謝の気持ちを伝え続けるのはNGです。 そもそも恩着せがましい人って、謙虚な気持ちがないんですよ。 そんな人に大げさなほど感謝の気持ちを伝えてしまうと、どんどん調子にのってしまいます! 感謝はする必要がありますが、大げさにする必要はありません。 それ相応の恩を返すことを徹底して、それ以上の見返り与えないようにしましょう。
恩着せがましい言い方をされたりすると、「いや、私(俺)もあのとき○○してあげたんですけど!?」と言ってやりたくなってしまいますよね。 人って助けたり助け合ったりしながら生きています。 だからこそ、相手に感謝の気持ちを伝えたり「お陰様で」と謙虚な気持ちを持つことって大切なのです。 それなのに、恩着せがましい人にイライラして自分も恩着せがましい態度をとってしまうのってどうでしょうか。自分も恩着せがましい人間に成り下がってしまうことになります。 そんな人と同じ土俵に立つ必要がそもそもないので、対抗するのはやめましょう。 自分の価値を自分で下げてしまうだけです。 気にしないのが1番!「かわいそうな人だな」と思っておけば良いのです。 むしろ反面教師にして自分の人間性を高めていきましょう。
もし自分が人から「恩着せがましい」と言われた場合、どのように改善すべきかをお伝えします。
どんなに良い人でも心の奥底では見返りを求めているものです。 無償で見返りを求めずに相手のために何かをしてあげられる人は、そうとう人間レベルが高いと思います。 しかし、見返りを求めてしまうのってやっぱり良くないですよね。 マリア様になったつもりで、見返りを求めずに無償で相手の為を思った行動をとりましょう。 そうすることで、求めずとも相手から感謝の気持をもらえます。 そういうものです。 言われなくてもちゃんと相手は感謝してますから! せっかく相手の為を思って何かをしたのであれば、恩着せがましい発言や行動をとって自分の価値を下げてしまうのは勿体ないです。 「見返りを求めない」という意識ともちましょう。
恩着せがましい性格を治すには視野を広く持つことが大切です。 周りをよく見れるようになったら、見返りなど求めなくても周りに対してフォローも出来るはず! しかし、視野を広く持てるのは自分にちゃんと余裕のある人です。 自分のやるべきことをちゃんとやることで、周りを見る余裕が生まれてきます。 自分のことでいっぱいいっぱいな人は、視野がどんどん狭くなってしまいます。 できるだけ心に余裕をもって、視野を広くもつように心がけましょう。
「親切は人のためにならず」という言葉をご存知ですか? これは、「親切は相手のためにならない」という意味なのではなく、「人に親切にすると、自分に返ってくるから自分のためになる」という意味なのです。 つまり、人に親切にしたことが良いことになって自分に返ってくる、もしくは自分の成長に繋がるということになります。 人のために行動をするのって、自分の成長になりますよね。 人より多くの仕事をこなすことになったり、精神的にも強くなります。 わざわざ恩着せがましい態度をとらなくても、自分が相手のために何かすることも自分の成長につながると思えば、それでいいと思えませんか?
自分のやりたいことが出来ていれば、自分自身に満足することが出来ます。 そうすると、相手がどうとか気にならなくなるんですよね。 自分で自分に満足していれば、相手のために行動をしただけで満足出来ます。 やりたいことをやる時間を作って自分を常に幸せにしてあげていれば、他人に何かしてもらいたいという気持ちがなくなります。 やりたいことをやれている時間があると、ストレスの解消にも繋がります。。 ストレスが溜まっているとどうしても相手の言動にイライラしやすくなりますし、「なんで感謝もしてくれないわけ?」という感情になりやすいです。 日頃からストレスを解消しておくことも大事でしょう。
相手に対して何かするときは、最初から見返りを期待しないようにしましょう。 「相手に何かしてもらったら返すのは当たり前」と思ってない人もこの世の中にはたくさんいます。 自分の得のことしか考えず、やってもらうだけの人もいるんです。 人には人の考え方がありますからね。 「ありがとう」すら言えない人もこの世にはたくさんいるんです。 相手になにかする時は最初から何も期待せず、「自分がやりたいからやる」と思うようにしましょう。
それでも、相手から何の見返りもないと嫌な気持ちになってしまったり「せめてちょっとばかりのお礼も出来ないのかな?」と恩着せがましいはつげんや態度をとってしまう人は、相手に何かするのはやめましょう。 何もしない人にはなりたくないけど、相手からの見返りがないのも嫌だというのは、結局エゴなんですよね。それってやってあげている自分に酔っているだけだし、感謝されたくてやっているということです。 その気持ちがある以上は、見返りを求めない人にはなれません。 見返りを求めてしまう間は、相手に何かするのはやめましょう。
睡眠不足は、「日中眠くなる」というだけではなく精神面にも大きく影響を及ぼします。 眠いとイライラしてしまいますし、心に余裕がなくなってしまいますよね。 しかし、ただ寝ればいいというものではありません。 しっかりと脳と体をリラックスさせられる、質の良い睡眠が大事になってきます。 例えば寝具を自分に合ったものに揃えるのも大事です。 特に枕は自分の首や頭にあったものを使うようにしましょう。 また、寝る前にカフェインを取らないとか、スマホをいじらないとかそういったことも大事です。 体を温かくして万全の状態で睡眠に挑みましょう! 質の良い睡眠をとることができると目覚めもバッチリ! 朝からしっかりと行動することができますし、日中の変な時間帯に耐え難い睡魔に襲われて周りが見えなくなってしまうということを防げます。
精神面を良い状態に保つために大事なのは「健康的な食事」です。 食事が体を作っていくので、何を摂取するかで変わってきます。 アスリートの人たちも、食事にはかなり気を使っていますよね。 ジャンクフードやお菓子などを食べ続けていると、もちろん体に良くないですし脳にも良くありません。 栄養バランスを考え、一人暮らしで大変でもなるべく新鮮な野菜を使った自炊をするようにしましょう。 食事をする時間がもったいない!食事をしている時間があるなら行動!なんて思っていると、スタミナがキレてバテてしまうどころが精神面も崩れてきて自分勝手な行動や発言に繋がりかねません。
治した性格を維持するのに何でストレッチ...?と思うかもしれませんが、体が固いと疲れやすくなると言われていることをご存知でしょうか。 体が堅いと疲労感も感じやすいですし、何より心も固くなっていってしまいます。 心を柔軟にして、視野を広げるために体を柔らかくすることは、大切な習慣だと言えるでしょう。 肉体的に強くなりたいからといって筋力だけつけていては駄目です。 精神面を安定させるためにストレッチも欠かさずやるようにしましょう!
恩着せがましい性格の自分をせっかく治せたのであれば、その性格を維持するためにも常に感謝の気持ちをもつようにしましょう。 恩着せがましい人って、「自分が相手にしてあげたこと」だけを永遠に覚えていて、自分がしてもらったことは忘れるという傾向にあります。 もっともっと日頃から周りの人に対して感謝の気持をもちましょう。 自分が与えているよりも、ずっと自分が周りに助けられていることのほうが多いはずですよ。 それを実感していれば恩着せがましいことはできなくなるでしょう。 日頃から感謝の気持ちをもち、伝えるという習慣は非常に大切です。
過度に働きすぎていたりすると、疲労もストレスも溜まって周りを思いやる余裕がなくなってしまいます。また、自分の気持ちも満たせていない状態であるため、恩着せがましい発言や行動をしてしまうことが考えられるのです。 日本人はどうしても頑張りすぎでしまう傾向にあります。 実際に何も考えずに休息すること出来ている人ってとても少ないのではないでしょうか。 どうしても休日に仕事のことを考えたりしてしまいませんか? 気付かないうちにそういった疲れやストレスが溜まってしまい、自分の心を満たすために押し付けがましいことをしているかもしれません。 せっかく治した性格を維持するためには休むことを「悪」をせず、きちんと心の底から休む時間を作ることが大切であると言えるでしょう。
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いかがでしたか? 「恩着せがましい人」について理解を深めていただけたでしょうか? 助けてもらえるのはありがたくても、恩着せがましくされるのであれば不快ですし「助けてくれなくていいよ」と思ってしまいますよね。 恩着せがましい人とは、ある程度距離を保って接するのが一番です。 そして自分自身も見返りを求めないことが大切です。 中々難しいことですが、自分の為にしていることと思って見返りを求めたり恩着せがましい態度をとってしまわないようにしましょう。