「一貫性」とは、「はじめから終わりまで一つの考えで貫き通すこと」という意味です。つまり、「一貫性がない」は「言っていることがコロコロ変わってしまうこと」をいいます。今回は、「一貫性がない人」について徹底解析!「一貫性がない人」の特徴や心理を解析していきます。また「一貫性がある」ことのメリット・デメリットも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「一貫性」の意味は、「はじめから終わりまで一つの考えで貫き通すこと」です 「こうしよう!こうしていこう!」と決めた方針や考えを最後まで変えないことを「一貫性がある」「一貫性を貫く」などと言い表すことができます。 反対にだんだん時間がたつにつれて、「えっ最初と言ってることが違うじゃん!」と思ってしまうようなブレブレの人は「一貫性がないな〜」と言われます。
「一貫性」の類語には「論理性」「整合性」「首尾一貫」などがあります。 ・「論理性」 意味:思考の形式・法遅く・思考を進める筋道がきちっとしている
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・「整合性」 意味:矛盾がなく、一貫性のあること・ズレがないこと
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・「首尾一貫」 意味:最初から最後まで、一つの方針や態度で貫かれていること
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・「無節操(むせっそう)」 意味::一貫した行動基準がない・基準を貫こうとする意思が弱い
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・「ご都合主意義」 意味:立場や主張に一貫性がなく、その場その場で都合よく態度を変えること
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・「木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)」 意味:言っていることややっていることがちぐはぐで、調和や釣り合いがとれないこと
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「一貫性」の英語は「consistency」です。 その反対語の「一貫性がない」は「inconsistency」です。 また「矛盾」を意味する「contradictory」も対義語にあたります。
一貫性のない人は、八方美人である確率が高いです。 八方美人で、誰にでも好かれる存在でいたいという気持ちがあるからこそ状況や相手に合わせて言っていることが二転三転してしまうのです。 相手に対して「嫌われたくない」という思いが強いと、嫌われたくなくてついついその人に合わせた発言をしてしまいますよね。 そうやって人によってころころ変えてしまうところが「一貫性がない」と感じられて信頼をなくすことに繋がるのですが、今目の前にいる人に嫌われないようにするこでいっぱいいっぱいなのです。
一貫性がない人は、とにかく人に流されやすいです。 自分自身では「Aが良いと思う」と思っていても、周りに「Bがいい」と言っている人がいれば「Bがいいも良いかも」なんて簡単に思い始めてしまいます。 一貫性のない人は、川の流れにのって流れるかのように一瞬で人の意見に流されてしまうのです。 なので、自分と同じ意見をもつ人を味方につけたい!という時に一貫性のない人を見つけてちょいちょいっと話しをするだけで、ころっと自分の意見に合わせてくれるので利用されてしまうことも多いと言えるでしょう。
一貫性のない人は、ただ「その時の気分」で物事を判断したり、発言をしたりすることがあります。 とにかく、その日の感情や天気にまで意見が左右してしまうことがあるのでまっっったく何を考えているのか真相がわからないということも多いです。 怒っているときは、もちろん否定的な意見を言うことが多いですし逆に機嫌がいいと前向きな意見になったりするわけです。 昨日は機嫌がよかったから「OK」という返事を出したのに、次の日は機嫌が悪くて「NG」になったというように気分屋の人には一貫性がなく、周りの人を振り回してしまうことがあります。
一貫性のない人は、喜怒哀楽全てにおいて高くなったり低くなったりその姿はまるでジェットコースターのようです。 ついさっきまで笑っていたかと思えば急に不機嫌になったり、またその逆も然りです。 小さい子供なら微笑ましいような姿かもしれませんが、大人になってもコロコロと機嫌が変わる人は正直人間性を疑ってしまいますねよね。 そのまま感情に任せて結論をだしたりするので、どうしても一貫性がなくなってしまうのです。 ずーっと怒っている人いないですし、逆にずーっと笑っている人もいませんよね。 だからこそ、自分の感情をコントロールできずに意見や考え方が変わってしまう様子を見て「一貫性がない」と思われてしまうのです。
一貫性がない人は、責任感がありません。 責任感がある人は、自分の発した言葉にまできちんと責任をもつことができます。 そのため、一度言い切った意見をコロコロ変えることがありません。 もし途中で意見が変わったとしても、「〜ということがあって、気持に変化がありました」というように、きちんと事情を説明するでしょう。 しかし、一貫性のない人は無責任だからこそ意見をコロコロ意見を変えるし、「前と意見違くない?」と指摘したところで「えっそうだった?」というように自分の発言さえ忘れていることも少なくありません。
一貫性がない人は、基本的に「三日坊主」です。 例えば、「○○の資格をとるために毎日勉強をしよう」と決めたところですぐにコロっと気持ちがかわってしまうので、長く続いてもせいぜい3日。。。 「よし、〜をしよう!」と思っても三日坊主になってしまうことがほとんどです。 つまり、一貫した行動をとることができないんですよね。 自分の意思が弱いのもそうなのですが、「そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」なんていう周りの意見にすぐに流されて「そうだね!」 なんて思ってしまうのも三日坊主になってしまう原因の一つです。
一貫性がない人って、基本的に「今がよければそれでいい」と思っています。 だからその場しのぎの無責任な発言や行動が多く、暫くすると「あれ、この前と言っている違くない??」となってしまうのです。 つまり、今自分がこう発言するとこの先どうなるか、どうしなければいけないのか、、、ということまでは全く考えることができていないのです。 いつだってその場しのぎなので、なんだか意見が二転三転しているような印象を与えてしまうし、長く一緒にいればいるだけ「なんか前と言っていること違うね」という違和感を抱かせてしまうのです。
一貫性がない人は、大雑把な性格をしていることが多いです。 なので、細かいことがまったく気にならないのです。 大雑把な人は、考え方も行動も何もかも大雑把ということも少なくありません。 つまり、深く物事を考えないのでパパっとだいたいの感じで結論をだして、なんとなく違うなと思ったらどんなに中途半端であってもやめてしまいます。 だから、周りの人から見ると「なんでそんな意見を簡単に変えることができるの?」「そんな中途半端なところでやめちゃうの!?えっ!?」と驚かせてしまうのです。
一貫性のない人は、自分に甘いということも多いです。 三日坊主で決めたことをすぐに辞めてしまうのも、自分に甘く忍耐力がないからと言えるでしょう。 基本的に、「最大限の努力をしよう」と思う前に、辛いからやめちゃおうと思ってしまうのです。 なので、口先だけああだこうだ立派なことをいうけれど、全然行動が伴っていないよね、、、というパターンの一貫性のない人も多いです。 そういう人って、大抵自分より弱い立場の人には偉そうに「〜をするのが筋だろ!根性ないのか!」とか言ったりするんですよね。
一貫性のない人の中には、打算的な人もいます。 打算的とは、何をするにも損得を考えって行動をしているということです 自分の意見や気持ちではなく、判断基準が「損か得か」なのです。 だから、そのときの状況や相手によってコロコロ意見や態度が変わって一貫性がなくなってしまうのです。 こういう人って、大抵自分さえよければ周りは気になりません。 だから、「あの人一貫性がないよね」なんて言われていても気にしていないんですよね。 自分の一貫性のない言動で周りに迷惑をかけてしまっても、何の罪悪感もないということが多いです。
一貫性がない人の言動の特徴と言えば、やっぱり「言っていることが二転三転する」ということでしょう。 昨日までは、「○○○ていうやり方でやって」と指導していたのに、次の日になって「エッ!このやり方じゃダメだよ!」って言ってきたりします。 「いや、昨日はそのやり方でって言ったじゃん…」と思うのですが、そんなことは通じません。 今日になったら、何を言っても「ダメなものはダメ」なんです。 こっちからすると一貫性のない人の思考回路って本当に理解不能ですよね。
そして、これもまた一貫性のない人あるある! 「相手によって態度や言うことが変わる」です。 特に、自分より上の立場の人間と目下の人間に対しての豹変っぷりがすごいです。 「臨機応変に対応する」なんてもんじゃありません。 目上の人には嫌われたくないし、むしろ気に入られたいからコロっと意見をかたり「誰?」って思ってしまうぐらい態度が変わります。自分を不利にしないために必死なのでしょう。 だから、周りの人から見て「あの人ブレブレだな」という印象を与えるのです。
一貫性がない人は「その場しのぎ」の言動が多いです。 その先のことは一切考えていないので、計画性がない行動が目立ちます。 計画性がないので、例えばプレゼンなどをしても説得力にかけるんですよね。 「それは、〜…という場合はどうするのですか?」とか質問されても、その場しのぎで答えるので全くちぐはぐな返答を繰り返し、ツッコミどころ満載なことが多い! しかし、当の本人は、自分の言っていることの一貫性のなさに気がついていないということがほとんどです。
一貫性がない人は、自分自身を正当化する為に屁理屈をいいます。 自分の都合が悪くなると、ころっと平気で意見を変えてくるのです。 「前は一切そんなこと言っていなかったよね?」というようなことを、平気でこじつけてきて、「〜だから無理だった」とか平気で言ってくるんです。 絶対に自分の非を認めたくないんですよね。 自分を守りたいからこそ、意見が二転三転して一貫せがなくなってしまうのでしょう。 一度言ったことには責任をもって貫き通せよな!??と思ってしまいますよね。。。
一貫性がない人って、八方美人で誰の前でも良い顔をしています。 しかし、影では平気で悪口を言いまくります。 すごく仲良くしていたと思えば、ある日突然「○○さんってさ、ほんとうざいよね、ブスだし」と言ってきたり、「私○○さん超嫌いなんだよね」と言っておきながら、その人と仲良く遊んでいる…なんてことがザラにあります。 本当に言動に一貫性がないのです。 嫌いなら関わらないという選択肢を選ぶのが妥当なのでは…!?と思いますよね。 言っていることとやっていることがちぐはぐで信用できなくなってしまいます。
一貫性がない人は、人に合わせるためには心にも思っていないことを平気で言えます。 本当は、「○○さんはいい人だよね、尊敬する」と思っていても、誰かが「○○さんうざい」と言っていると、「ね、ほんとうざいよね」とは言って合わせてしまうんです。 「すごい」と思っていなくても「すごい」と口にすることもしょっちゅうあります。 一貫性のない人って、自分のほんとうに思っていることをなかなか口に出すことができずに人に合わせてばかりの人が多いのです。
一貫性がない人って、とにかく口が達者。 だからペラペラ人に合わせて都合よく意見を変えて会話に参加することができるのでしょう。 相手に合わせるのも気に入られたいからという理由がほとんどです。 その口の達者さでその場しのぎの発言を繰り返し、人を操っているということも少なくありません。 人を簡単に騙す人って、その時々に辻褄があうように上手く立ち回るので話しに一貫性がなくなってしまうんですよね。 結局自分が有利になるように事を運ぼうとしているから一貫性がなくなってしまうのです。
一貫性のない人のいうことは、話していることに一貫性がないので話しをまとめることができません。 話しを聞いていても、「…っで?結局どうすればいんんですか?」ということになってしまいます。 そもそも、自分の意見がまとまっていないから「やっぱり、〜…のほうがいいわ」なんて意味のわからないことばかりを言って周囲を混乱させてしまうことが多いです。 一貫性がないから、言葉を口から出しながら「どうしようかな」なんて考えているんでしょうね。 自分の中で話しをまとめて結論を出してから話してほしいものです。
一貫性のない人は、嘘も平気でつきます。 あまりに自然にポロポロとその場しのぎで嘘をつくことができてしまうので、嘘ついているうという自覚がない人もいます。 自己保身に必死になるあまり、ついつい嘘をついてしまうのでしょう。 元々「虚言癖」をもっていて、「前は〜…って言ってたよね?」と問いただすと「そんなこと言ってないよ」とは平気でいってくるなんてことも珍しくありません。 嘘をつくと、嘘に嘘を重ねないといけなくなってしまいますから、だんだん言っていることに一貫性がなくなってきてしまうんですよね。
一貫性のない人の中には「良い!」と思ったものや、「あれって評判いいんだな」と感じたものをすぐに真似してしまう人もいます。 小中高生の女子なんかでも多いと思いますが、「○○ちゃんがもってたからあれが欲しい」という感覚に似ています。 「自分」というものがないので人が持っているものなどを「いいな」と感じると、すぐに真似をして購入するなど影響をもろにうけてしまうのです。 今までボーイッシュなスタイルだったはずなのに、よく会っている友人がガーリーなスタイルだと影響されてガーリーな服を買い揃え始めたりしてしまいます…。
信念がある人は、ブレない芯をもっているので周りに何を言われても信念を貫くことができます。 しかし、一貫性がない人は信念がないと言えます。 信念がないから、自分と全く反対の意見を言われても「そうだね」といって合わせてしまうし、ブレブレで発言と行動が伴わなくなってしまうのです。 結局「自分の意見」というものがないから、一貫性のない言動が多くなってしまうのでしょう。
一貫性がない人は、実はとっても小心者だったりします。 自分が損をしたり失敗をしてしまうことを酷く恐れているから、人の顔色を伺ってコロコロ意見を変えたり相手によって態度を変えてしまうのでしょう。 器の大きな人だったら、例え自分が損をするような結果になってしまう可能性があったとしても自分の信念を貫き通すことができるはずです。
単純に「素直すぎる」ということがあります。 人の顔色を伺っているとかではなく、素直に「その意見いいですね」と心の底から思ってしまうのです。純粋だからこそ、素直に相手の言ったことを受け止め過ぎてしまうのでしょう。 素直すぎるが故に、結果的に一貫性がない言動に繋がってしまうという事も考えられるのです。
一貫性がない人には、「とにかく認められたい」という心理があることが多いです。 誰かに認められたいからこそ、その人に合わせていい顔をしようとする…これが一貫性のない言動をうむ原因になります。 相手に気にいられて認められるには、やっぱり相手に歯向かうようなことをしてはいけないなと思ってしまいますよね。 相手に「こいつはダメなやつだな」と思われたくない…という一心で相手に合わせて言うことをコロコロ変えてしまうのでしょう。
そもそも何に対しても「無気力」「やる気が皆無」というのも、一貫性のない言動につながります。 無気力で、やる気がないということは、前向きな思考がないということです。 だから、流れるままに身をまかせているだけの状態なのです。 無気力だからこそ、あっちっこっちフラフラしている印象を与えるし一貫性がなくなるのでしょう。 ほんとうに「どうでもいい」と思っているから、適当に何にでも合わせてしまうのです。
プライドが高すぎるせいで「自分の非を認めることができない」という性格が一貫性をなくしてしまっていることもあります。 自分がミスをしてしまったときや自分の立場が危うくなったときに、平気で意見をコロっと変えて保身に走ってしまうのです。 自分の非を認められる人は、例えなにかミスをしたりしてしまっても、素直に誤ることができるのでわざわざ信念を捻じ曲げるうようなことはしません。 一貫性がない人は信頼を失うことと引き換えに、そうやって自分の身を守ってきたのでしょう。
貫性がある人は、何より信頼されます。 一貫性がなくて、コロコロ言っていることが変わってしまうようでは、「何が本当のことなの?」と信用できなくなってしまいますよね。 例えば、部署を引っ張っていってくれる上司が言っていることおがブレブレだったら不安になってしまいますが、一貫性がある人だったら信頼できるので最後までついていこう!と思えるでしょう。 一貫性をもって物事に取り組むことができる人は、信頼される存在になれると言えます。
一貫性がある人は、どんなに辛く大変なことがあってもそれを乗り越える忍耐力があります! 一貫性がない人は忍耐力がないので、一度やると決めたことも大変なことにぶちあたるとすぐに「もうやめた」とか言い出してしまいます。挙げ句の果に、「これはやっぱりやるべきではないと思ってた」とか言い出すのでびっくり仰天。 一貫性ある人は、忍耐力があるんで大変なことでもどんどん乗り越えていくことができます。 何事も最後までやり抜くからこそ「一貫性がある」と思われるのです。
一貫性のある人は自分の信念を貫き通せるタイプなので、目標があれば常に向上心をもってそれを成し遂げるために努力することができます。 一貫性がないと、「自分は今なにをするべきなんだろう」ということを見失ってしまいがちで何をどおう頑張ればいいのかわからない…だからまた周りの人に流される…という状態になってしまいます。 自分の信念をもって向上心をもって努力をすることができるって素晴らしいことですよね。
一貫性がある人は、自分の意見をしっかりもっている人が多いのでどの場面でもはっきりと自分の意見を述べることができます! 相手の意見を否定するわけではなく「私は…〜だと思っていいるのですが、どうでしょうか」というように、わかり合えるような努力をするのです。 決して自分の意見も言わずに相手の言うことをそのまま聞くなんてことはしません。 これは、自分の揺るぎない信念がきちんとあるからであると言えるでしょう。
一貫性がある人はやっぱり信頼できるし、自分の発する言葉にもしっかりと責任を持っているので周りからの評価は高いです。 しっかりと自分の意思で考えているというところも高評価のポイントですし、実際に一貫性をもってさらに努力することができるというのも高評価ポイント。 一貫性がある人のほうが、プレゼンなどにおいても信頼性が高いので評価が高いのです。 一貫性がある人の言うことのほうが説得力があるのでメリットであるといえるでしょう。
一貫性がない人のほうが周りに合わせて生きているので、人間関係がうまくいきそうな気がしてしまいます。 しかし、やっぱり言っていることが人によってコロコロ変わったり、態度も違うので信用されません。 なので、だいたいは自然に距離を置かれることになってしまうのがオチなんですよね。 一貫性がない人と仲良くしたいと思えますか? 仲良くしていこうという人は、なかなかいないと思います。 一貫性ある人のほうが人間関係は良好であると言えるでしょう。
一貫性がある人は、「〜をするために頑張ろうと思っています」と言えば、色々な人が応援してくれます。 しかし、一貫性のない人はどうでしょう。 「また、すぐやめるんでしょ?」「まあ、もって3日だろうな、、いつも三日坊主だし応援する気にもならないわ」なんて思われてしまいます。 頑張ろうと思ったときに、背中をおしてもらえないのって悲しいですよね。 いつでも心から応援してもらえる人って一貫性があって信用できる人であるといえるでしょう。
一貫性がある人は、頭が固すぎるところがあります。 自分の中にある信念を大事にしているので、他の人の考えやルールを受け入れられないところがあります。 なので、周りからは頭が固いな〜と呆れられてしまうこともあります。 真面目に忠実に作業をしていくことももちろん大切なのですが、状況に合わせるという柔軟性ときには必要なんですよね。 なので、一貫性をもって真面目に働いているのにイマイチ評価されない・・・という時は、真面目だけど頭が固くてなんか一歩足りない・・・ということが原因である可能性もあるでしょう。
一貫性がある人は、しっかり物事を考えて行動する真面目な人が多いので型苦しい人だなと思われてしまうところが難点です。 周りからみると、「完璧主義なのかな」と思われてしまうし、とっつきにくいと思われてしまいます。 本当は、気さくに仲良くしたいのに型苦しそうなイメージが邪魔をしてしまうことってあるんですよね。。。 一貫性があるのは素晴らしいことですが「頑固」と思われてしまうのはデメリットであると言えるでしょう。
一貫性がある人は基本的にとっても真面目で、「こうだ!」と思ったら計画を立てて「必ずそうしなければいけない」と思いすぎてしまっているところがあります。 なので、予想もしていなかったことが起きてしまうとパニックになってしまことも少なくありません。 つまり、臨機応変に物事に対応する事が苦手なのです。 その点でいえば、一貫性がない人のほうが柔軟性があるのでその時の状況に合わせてうまく対応することができると言えます。 仕事でもなんでも、予想外のことがおきたり臨機応変に対応しなければいけない場面ってありますからね。 そういた場面で頭を悩ましてしまうのはデメリットであると言えるでしょう。
一貫性がある人は、決めたことを最後までやり通す意思の強さがあります。 しかし、それが逆に難点となってしまう場合もあります。 「諦めも肝心だ」ということがあるように、この世の中には、諦めてさっさと次の手を考えたほうが早いということもあります。 でも、一貫性のある人はとにかく自分の考えや決意を最初から最後まで曲げないという人が多いんですよね。 なので、気がついたときには「膨大な時間を無駄にしてしまった…」ということがあるのです。
一貫性をもっている人は自分がきちっとしている分、相手の欠点がやたらと目につくところがあります。 自分は一貫性をもってに生きているのに相手が何をするにも手抜きだらけでだったら、ダメなとこばかりが目に入ってしまいますよね。。。 学生生活でいうと、学級員になって「ちょっと!そこの男子!ちゃんと掃除してよ!」とガミガミ言ってうざがられてしまうタイプであると言えるでしょう。 一貫性をもって真っ直ぐに物事に取り組むことが一貫性を持っている人の正義なので、とにかく手を抜いたりきちんとできない人が許せないのです。 そのため、自分だけ厳しいことを言ってちょっと周りから浮いてしまったりすることもあります。
一貫性がある人は、自分の信念通りに完璧にやりこなそうとするあまり自分自信を追い込みすぎてしまう人も少くありません。 真面目だからこそ、他の人が気にならないような事を気にして思い悩んでしまうのです。 一貫性がある人って、普通の人が手をぬくようなところで手を抜くことができないしとにかくストレスを人一倍感じやすいのです。 ストレスで10円ハゲができてしまう人って、真面目な性格の人に多くないですか? 一貫性を持っていることは良い面もありますが、手を抜いたり楽に生きるということができないという面ではやっぱり精神的ダメージが多いと言えるでしょう。
自分自身で「なんか自分って一貫性のない人間だな」と感じたのであれば、自分の今までの一貫性のない発言や行動を振り返って、見つめ治してみましょう。 「本当は、こうすればいいと思っていたのにそうすることができなかった」など思い出せれば、どうして自分の思っていることと違うことをしてしまったのかな、ということを考えてみましょう。
など、色々あるでしょう。 「どうしてなのかな」ということを自分で考えてみると、意識的に一貫性のある行動を心がけることができるようになるはずです。 また、他の人に「一貫性がないよね」と言われたけれど自分では自覚がないという場合は「いつ、どうしてそう思ったのか」質問して解明しましょう。
一貫性がない人は、大抵自分の信念がありません。 ゆっくりと自分と見つめ合って、「こういう自分でいたい」「こういう人生にしたい」というテーマをもってしっかりとしたブレない信念をもちましょう! 自分の思っていることなどをノートに書きだしてみて、本当の自分の心の声に耳を傾けてみるのもいいです。 人に相談しようとするとまた人の意見に流されてブレブレになってしまう可能性があるので、まずは自分でしっかりと人生のテーマを設定しましょう。
その時の感情によって言っていることがブレて一貫性がもてなくなっちゃうよという人は、上手く感情をコントロールする方法を身につけましょう! 例えば感情を上手くコントロールできないと「疲れた」というマイナスな感情に押しつぶされて、努力を重ねてきたことでも「もうやめたやめた!」と放り投げたりしてしまいかねません。 特に悲しいときや、イライラしているときの感情って「やっぱなかったことにしよう」とか言いがちなので、外に出て深呼吸をして一度リラックスするとか感情をコントロールできるように訓練をしましょう。 感情をうまくコントロールできれば、一貫性を貫く精神力が身につくはずです。
発言や何か行動をするときは、後先のこともきちんと考えてからにしましょう。 その場しのぎで計画性のない発言を繰り返していると、一貫性がないと思われてしまいます。 計画的に後先のことも考えることができれば、無責任なその場しのぎの発言なんてできなくなるはずです。 きちんと先のことまで考えることができていると、話すことに矛盾点がなくなっていきます。 そうなってくると、信頼度が増しますよね。 「口から出す言葉にはきちんと責任をもつ」ということを頭に入れて発言をしましょう。
一度決めたことは、とにかくどんな事情であれ途中で投げ出さないということが大切! 「途中で気が変わった」とか「○○さんにやめろって言われたから」とか言っていると、一貫性がないままです。 また「投げ出してしまった」ということに対して自己嫌悪になってしまって余計に無気力になってしまうなんてことになりかねません。 強い意思を持って物事に取り組みましょう!! そうすることが自然と一貫性をもった行動に繋がっていきます。 投げ出したくなってしまったら外で深呼吸をおして気分転換をするなど、まずは気持ちをリラックスしてみるなど工夫をしてみてください。
特に無意識のうちに言っていることがコロコロ変わってしまうような一貫性のない人は、自分でも何を言ったか覚えていないことも多いです。 その都度でも、一日の終わりでも構わないので相手が何を言っていて、自分がどう思ったのか忘れないようにメモをしておくのもいいでしょう。 そうすることで、「今自分は○○だ」って思っているけど、前回は「○○って思ってたんだ…どうしてそのときはそう思っていたのだろう」と振り返ることがきます。 振り返った上で、「先週とは意見が変わりますが○○でいかがでしょうか?」というように、「前回の意見とは変わりますが…」という旨を自分から言えると勝手にコロコロ変えるよりは責任をもっているということがわかりますよね。
周りの人の目や嫌われることを気にしないで、思いっきり自分の意見をはっきり言える心の強さをもちましょう! 人に嫌われたくないという気持ちが強いと、やっぱり誰にでもいい顔をしてしまうので一貫性がないと思われがちです。 なかなか難しいかもしれませんが、周りの目を気にして生きなくなる方法が書かれている自己啓発本なんかも多くありますからぜひ読んでみてください! 自分の意見が言えることって大切なことですよね。 人生の主人公は自分自身なので、人に合わせてばかりの人生は卒業しましょう。
一貫性がない人って、結局「あなた一貫性がないよね」と言ったところで認めないか、もしくはまたその場しのぎの言い訳をされてしまうだけだったりします。 自分のミスを認めたくないような人が多いので……。 なので、ある程度「そういう人なんだ」と思って放っておきましょう。 信頼をなくして最終的に困るのは一貫性がない人本人なので、警告しても治らない場合は「ほらね〜」と思って面白がっちゃいましょう。
苦手な人とは、適度な距離感をもって接するのが一番です! 嫌な気持ちになっているのに無理に付き合っていく必要もないのです。 親しくしたところで言っていることもコロコロ変わるし、疲れてしまいます。 だったら最初から関わらないのが一番! 例え何かがあっても無視をして冷静を装いましょう。 「もうあなたの一貫性のない行動には呆れていますよ」とうっすら態度に出してみても良いかもしれませんね。
「目には目を、歯には歯を」です。 一貫性のない行動をしてくる人には自分も一貫性のない対応をしてしまいましょう。 一貫性のない人相手であれば、一貫性のない行動をしても理解があるはずです。 だって自分もそうなのだから・・・ もし何か言われたら、「あなたも言っていることがコロコロ変わりますよね」と言ってあげればいいのです。 一貫性のない人を考えるのをやめて自分の人生をより豊かにすることにフォーカスすると、相手のことは気にならなくなるはずなのであまり深く考えないようにしましょう。
本当に相手のことを思うなら、「あなたの一貫性のないその発言ってどうなの?」とあえてぶつかってあげるのもいいでしょう。 とっても労力のいることですが、一貫性がないまま生きてその人が得をするなんてことはないはずです。 きちんと指摘して「一貫性がない自分」と向き合ってもらうことが相手のためになりますよね。 もしかしたら、自分の言いたいことを言えない性格なのかもしれません。 この前は「〜…って言っていたけど、本当はどうなの?」と優しく本心を聞いてあげてください。 そうすることで、一貫性のない人も自分で自分の気持ちを振り返るいい機会になるはずです。
あなたが1人で悩んだり、落ち込んだりしているときに、じっくり丁寧に耳を傾けてくれる、そんなカウンセラーのような存在になれればいいなぁと思って、この本を作りました。少しでもあなたの心が晴れて、前向きな気持ちで明日を迎えられることを祈って。
比べたがる“女"、敵・味方を分けたがる“女"、自分と他人の区別がつかない“女"、 群れたがる“女"、恋愛で変わってしまう女、そして自分のなかの“女"…… そんな女たちとどう付き合ってゆけばいいのか? そんな疑問に精神科医の水島広子先生がスッキリ明快に答えてくれ一冊です。
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「一貫性がない人」について理解していただけましたか? 「一貫性」について簡単にまとめると ✓「一貫性」の意味は「はじめから終わりまで一つの考えで貫き通すこと」 ✓「一貫性」の類語は「論理性」「整合性」「首尾一貫」など ✓「一貫性」の対義語は「無節操」「ご都合主義」「木に竹を接ぐ」など ✓「一貫性」の英語は「」 となります。 一貫性のない人は、基本的に八方美人だったり、自分の言葉に責任をもてない無責任というような悪いイメージですよね。 やっぱり、一貫性をもって責任ある発言をしていきたいですし、物事に取り組みたいものです。 しかし、極度に一貫性がない人の中には精神的な病が原因になってしまっている人もいます。 例えば「統合失調症」は言動に一貫性がなくなってしまい、嘘などの発言が目立つことも少なくありません。 あまりにもひどい場合は、病院に相談してみるべきと言えるでしょう。