「キモオタ」ってご存知ですか?周りに「キモオタ」がいて困っている人もいるのではないでしょうか?電車や公共の場でも「キモオタ」っていますよね。もちろん「キモオタ」って蔑称なのでいい言葉ではないのですが…。そこで今回は「キモオタ」の特徴について詳しく解説していきます。「キモオタ」の性格、服装など外見、そして言動の特徴を紹介します。原因や付き合い方、そしてキモオタ認定されないためにはどうしたらいいかを紹介するので是非参考にしてみてください。
「キモオタ」とは、「気持ち悪いオタク」を略した言葉です。 「気持ち悪いオタクの」→「キモいオタク」→「キモオタ」です。 一般的には男性に対して使われていることが多いです。 また、なぜオタクと呼ばれるかというと、元々アニメやゲームなどが大好きな人の一部が二人称として「お宅」を使っていたことを揶揄する意味で派生されました。 元はお互いを「お宅」と呼び合う人達だったことから「お宅族」と呼ばれており、今のオタク達が当時自虐を含めて自分たちを「オタク」と呼び始めたことで広まっていったと言われています。
●キモヲタ 意味はキモオタとほぼ同じですが、「オタク」は時に「ヲタク」とも表記されることから「キモヲタ」とも言われています。「オタク」と「ヲタク」の違いはあるのかとよく言われいますが、現在では特に違いを持って使われてはいません。 ●デブオタ 太っているオタクのことです。キモオタの大半はデブオタが多いです。 キモオタがキモオタと呼ばれてしまうのは、自己管理能力が低いこともありますよね…。
ではなぜ一部の「オタク」の人たちは「キモオタ」と呼ばれてしまうのでしょうか。 「キモオタ」と「オタク」の違いは「気持ち悪い」かどうかです。 「キモオタ」と思われてしまう大きな理由は3つあります。
です。 不潔で異臭がする人は、オタクじゃなくても気持ち悪いですよね。 それからキモオタって鍛えられていないので体型がだらしなかったりヒョロヒョロだったりします。そのうえ猫背が多くインナーマッスルがないので立ち姿も覇気がないです。 そしてやっぱりキモオタと思われてしまうのが言動です。 相手と目を合わせず小さな声で早口でしゃべり、相手に伝える気あるのかな?という印象を与えてしまいます。 オタクであることがコンプレックスなのか、元々対人関係が苦手なのかは分かりませんが、会話がなかなか成り立たないと「キモオタ」と思われてしまいます。
「キモオタ」は日本語独特な表現ですが、英語表現を見てみましょう。 まず「キモい」を意味する英語は、
などがあります。(詳しくは下記の記事を参考にしてください)
「オタク」は英語でも「Otaku」といいます。 「Otaku」の語源はモチロン日本語で、アニメーションやゲームなどの文化消費型のオタクを指します。 英語では「nerd」という言葉が近いと思います。 「nerd」と似ているが意味が違う言葉に「geek」があります。 「nerd」と「geek」の違いに関しては下記の記事を参考にしていただければと思います。
「キモオタ」は根暗な人が多いです。 根暗とは「性格が根っから暗い」という意味の言葉です。 簡単に言ってしまうと【THE 陰キャ】なんですよね。 普段性格がめちゃくちゃ明るくてみんなと仲良くしている人だと、オタクでも「キモオタ」と言われることはありません。根暗で他人とまともに挨拶も出来ないような人はオタクじゃなくても嫌な印象がありますよね。 特にアニメや漫画など2次元のものが好きな人が根暗で他人としゃべらないでいると、「2次元しか興味ないんだろうな…」と思われてしまい、現実が見れていないとして「キモオタ」とされてしまいます。
自分の感情を表現するのが苦手であるため、周りから見て「無愛想な人」と感じられてしまうことが多いです。そのため、周りの人が声をかけても態度や反応が悪いことが多く、オタクであることの印象が悪い方向に行ってしまい「キモオタ」と思われてしまいます。 実際は、緊張してしまっているだけであったり、どうすればいいかわからないという状況であるだけであることが多いのですが、うまくコミュニケーションをとれないどころか、相槌を打つことすらままならないことも。 リアクションが薄いということも「無愛想」だと感じさせてしまう理由の一つです。
また冗談が通じなさすぎるのも「キモオタ」と思われてしまいます。 みんなで冗談を言って盛り上がってる時に「え?まじ?やばいね」とか「なんでそんなこと言うの?」などと言うと盛り上がっていた空気も壊れてしまい「そんなマジになるなよ…」と思われてしまいます。 また、冗談で笑いをとるために言ったことでも本気にとらえて落ち込んでしまったり、「プライドを傷つけられた!」と異様に怒り出すこともあります。そういった様子からも「これだからキモオタは…」と言われてしまいます。
キモオタと思われてしまう理由に、すぐにキレるのもあります。 不摂生な生活をしているせいか、とてもキレやすいキモオタっているんですよね。 例えば好きなキャラクターのグッズを買いに行ったら売り切れていて、店員さんにキレ出したり。
また、見栄っ張りなオタクもキモオタと思われてしまいます。 必死でオタクであることを隠したりすることもあります。誇りを持ってオタク生活を全うすればいいのに、どこか非オタに対して劣等感を感じていると「オタクじゃないふり」をしてしまって見栄っ張りに見えてしまいます。 また虚栄心が強く、自分を凄い人間だと思わせたいがために大げさな発言をしたり、大したことでもないことを誇張して表現したくなります。他の人からしてみたらどうでもいいようなことでも、つい見栄を張ってしまいます。 SNSなどでは嘘などをついてでも、自分を良く見せようとしてしまいます。 オタク仲間の中で優位に立っていたいと思うのか、見栄っ張りな発言が目立つと「キモオタ」とされてしまいます。
趣味に熱中し過ぎて周りが見えなくなってしまったり、好きな人やキャラクターのことを考え過ぎて現実が見れなくなっている人も「キモオタ」と呼ばれてしまいます。 また、いくらプライベートはオタクであっても、現実ではしっかりと生きていかなければなりません。それなのに「どうせオタクだから」と、自分が仕事が出来ないところやコミュニケーションが苦手なところを受け入れずに現実逃避するのも「キモオタ」です。 仕事出来て周りも見れる人が、実はプライベートでオタクでした、って好感度が高いことが多いです。仕事バリバリ人間で近寄りがたいと思ってた人がオタクって、親近感がわきますよね。 しかし、仕事を頑張らない・人とも関わらない・やらなければいけないことから逃げ出すような現実逃避型の人が、プライベートでは「オタク」ってなると「だからか…」と「キモオタ」になってしまうんです。
「キモオタ」って呼ぶのって非オタがオタクを毛嫌って呼んでいると思っている人が多いかもしれませんが、オタクから「キモオタ」と呼ばれる人ももちろんいます。 このタイプの「キモオタ」は他のオタクを敵に回すような発言がとても多いです。 圧倒的に嫌われるのがオタク界でマウントを取りに来るオタク。 例えば好きなアイドルや声優さんと結婚でもすれば、そりゃあすごいですよ。 でも、ファン歴でマウントを取ってきたり、持ってるグッズの量でマウントを取ってくるようなオタクは、ただの「キモオタ」です。 アイドルや声優さんからしたら、会場に集まったファンのファン歴なんて分かりゃしないし、その瞬間どれだけ応援してくれているかどうかです。 もちろん、長いこと応援してくれている人がいたら嬉しいかとは思いますが、自分よりファン歴の短い人に対して自慢するのは違います。 他のオタクを目の敵にしてマウントを取り始めるオタクは「キモオタ」として嫌われます。
非オタがオタクと距離を置くことってありますが、反対にオタクが非オタに対して異常なまでに反応をして毛嫌うと「キモオタ」とされてしまいます。 「これだからリア充は…」とか「熱中できる趣味がなくて可哀想」とか、とにかく非オタに対して無駄に非難するんですよね。別の世界で生きてると思って気にしなければいいのに…。この場合、本当はリア充に憧れているオタクが防衛機制で非オタを攻撃してしまっています。 周りから見ても「リア充になりたいんだろうなあ…」とすぐに分かる言動が多く「キモオタ」とされてしまいます。オタクじゃない人を毛嫌うのはやめましょう、気持ち悪いと思われてしまうだけです。
「キモオタ」は不潔です。不潔だからキモオタと言われてしまうんです。 オタク具合が同じくらいの2人がいたとしても、片方は「オタク」で片方は「キモオタ」と呼ばれていたとしたら、理由はひたすらに外見です。 そして「キモイ」といった印象を一番強く与えるのが不潔な人です。 不潔な人ってオタク関係なく嫌ですよね。汚らしくて菌なども繁殖してそうだし、近付きたくありません。 「キモオタ」と言われてしまうのは不潔だから!とにかく清潔感は大事です。 ちゃんと毎朝顔を洗い、夜はお風呂に入り、部屋を掃除して、洋服は1度着たら洗濯しましょう。
キモオタは、とんでもなく太っているか、びっくりするくらいガリガリに細いかの2択です。 鍛えられているムキムキなキモオタや細マッチョなキモオタっていないですよね。 要するにずっと部屋にこもっているので、運動量がめちゃくちゃ少ないんです。 そのうえジャンクフードを食べていることが多いので、脂ギッシュなおでぶさんが誕生するわけです。 もしくは食べない運動しないのガリガリタイプです。 筋肉がないため、体型も立ち姿もどこかだらしない…細くてもかっこいいスマートさはありません。 そのため「キモオタ」と呼ばれてしまいます。
とにかく、不潔もおデブもヒョロヒョロもそうですが、見た目を気にしてなさすぎると「キモオタ」と思われてしまうんです。 そのためボサボサの髪もアウトです。 朝、ちゃんと髪をとかして寝癖を直すことぐらいすぐ出来ますよね。 それなのに寝癖つきっぱなしのボサボサの髪型は「キモオタ」と思われてしまいます。 不潔に当てはまりますが、ギトギトの髪も最悪です。 見るからにお風呂入ってないんだろうな、という人も「キモオタ」とされてしまいます。
それから「キモオタ」と言えば、ダサいファッションですよね。 一貫して、外見などに一切気を使っていません。 そのため、スーパーで買ったようなシャツとサイズの合っていないいつも同じズボンのスタイルが多いです。 かといって、ファッションだけお洒落にしたところで「キモオタ」は「キモオタ」と呼ばれてしまうんですよね。着こなせていない体型やにじみ出る不潔さ…表情や動きなどもいろいろな要素がひっくるめてなのですが、逆にちゃんとした体型でも服装がめちゃくちゃダサいと「キモオタ」とされてしまいます。
キモオタの特徴といえばダサいリュックorダサいショルダーバッグ。 かっこいいリュックもありますからね…一概にキモオタ=リュックとは言えません。 しかしながら、ペラペラの生地のどこのものか分からない変な色のリュック…しかも、肩紐はピシッと締められていて体とリュックに隙間がないと「キモオタ」と思われてしまいがちです。 とにかく機能性重視でカバンを選んでいます。 しかもリュックはパンパン!1泊のキャンプでも行くのかな?というくらい大荷物です。でも実際はこの中にグッズなどがわんさか入っています。 リュックとショルダーバッグは両手が空いた状態になりますよね。しかもグッズが良く入る!真剣にグッズを見定めるオタクにはうってつけのカバンなわけです。 リュックやショルダーバッグだから「キモオタ」というよりも、「キモオタ」の多くはリュックやショルダーバッグを使っていることが多いです。
スーパーやプチプラブランドで1000円ほどで売られているスポーツシューズを履いてることが多いです。 やっぱり見かけに気にしないし、お金は基本的に趣味につぎ込みたいのでファッションにかけるお金は極力減らしています。 そのため、さすがにそれで遠出しないでしょ!というような靴を履いていたりします。 ベージュ系の色が多い、メッシュ素材のくつです…。内側にチャックついているようなやつ…。 歩いていて疲れないというところからも、キモオタさん達はコミケなどに履いていくことが多いようです。
そして姿勢が悪い人は、良い印象を与えません。 そのため、常に猫背で姿勢の悪い人は「キモオタ」と思われてしまいがちです。 姿勢の悪い人って仕事なども出来ない印象を与えます。 背筋がピンとしているだけで、人からは好印象になります。 背中を丸くしてずっとパソコンやスマホを見ている姿は「キモオタ」と言われてしまいます。
「キモオタ」は目を見て話さず、早口で自分の言いたいことだけを喋ります。 キモオタじゃない人とは、基本的に会話は成立しません。 早口で自分の知識をひけらかし、言いたいことだけ言ってきて、しかも目も合わないとなると、相手は不安な気持ちになったり不信感を持つようになります。 そうすることで「変人」「キモい」と思われるようになり、「キモオタ」となってしまいます。 話し方のクセとかは仕方ないですが、相手に伝える気のない話し方は「キモオタ」となってしまいます。
成人男性が電車や街など場所を考えずに、アニメキャラへの愛や欲望を語りながら奇声を発するのはやっぱり「キモオタ」と思われてしまいますよね。 しかも成人向けのコンテンツになっていたり、18歳以上でないと見られない画像などを見て奇声を発していたらドン引いてしまいます。 興奮した状態で周りが見えなくなり奇声を発するのは、オタクじゃなかったとしても気持ち悪いと思われてしまいますよね。 TPOを考えない言動は、周りからの印象は最悪です。これは例えイケメンだろうと悪い印象を与えます。
「キモオタ」は、一人でブツブツと何か話し続けていることが多いです。 独り言が多いのも、周りのことを気にかけていない証拠です。 一人で部屋で言っているならいいですが、職場や公共施設などでも独り言が多いと迷惑ですよね。 またお店などで好きな人やキャラクターのグッズを物色しながらの独り言は、やっぱり「キモオタ」と思われてしまいます。 ひたすら興奮しているのも嫌ですが、自分の知識を話し続けているのも周りからは嫌がられます。「この衣装は○年の○○のシーンのやつか」とか「この表情は○○のときと似ているが、これは△△の時だから」など…誰と話してるんじゃ!と言いたくなるような独り言を繰り広げています。
一人ニヤニヤは嫌ですよね…電車とかでもいますよね。 もちろん、友達からのおもしろLIINEでニヤけちゃう時もありますが…(筆者はよくある) ただ電車の中でアイドルのライブ映像やアニメ・漫画などを観てニヤニヤしていると「キモオタ」と思われてしまいます。ましてや成人男性がまだ中学生くらいの女の子の動画を見てニヤニヤしていたら…相手がアイドルだから何ともないですが、これが電車に乗っている中学生相手だったら「気持ち悪い」では済まされないレベルですよね。 それぞれの趣味嗜好があるのでそれを全面否定するのも間違っていますが、そういった趣味嗜好を持っている人は周りからどう見られるかということは考えなくてはなりません。
また、キモオタは空気の読めない言動が目立ちます。 みんなで話していても、場がしらけるようなことを突拍子もなく言ってきます。 また相手はオタクではないのに深い話をしてきたり、場所をわきまえずにヘンタイトークを繰り広げたり公共の場で18歳以上向けのものを読んだり話したりします。 なぜこういった現象がオタクに多くキモオタとされてしまうかというのは、やっぱり人とコミュニケーションをあまり取らずに大人になってしまったからでしょう。 子供って自分の好きな話だけをずっとしているし、空気を読むこともしません。 そこから思春期などを経て色々な人と関わっていく中で空気を読むことや相手の話を聞くといういことを覚えていきます。 周りの雰囲気などを察して、「今はこの話するべきじゃないな…」とかが分かるのですが、部屋に閉じこもっていたり2次元にしか興味がなかったオタクは圧倒的に他者との関わりが少なくなっています。 そのため、社会人になってから空気の読めない言動が多くなってしまうんです。それによって周りからは「キモオタ」と思われてしまいます。
そしてキモオタは、お金の使い方もおかしいです。 自分の好きなものに全財産をつぎ込んでしまいます。 生活のことや後先を考えずに趣味にお金をつぎ込み、生活が危うくなることもあります。 金銭感覚がおかしくなっている様子は周りから見たら考えられない状況ですよね。 普通のオタクとしては見てもらえません。 自分の生活もままならないのに、オタクごとにお金をつぎ込むのは「キモオタ」とされてしまいます。
そしてキモオタと言えばキャラクターへの呼称問題です。 成人男性が10代の子供を「○○たん」と呼んだり、キャラクターにあだ名を付けて呼ぶ光景はやっぱり気持ち悪いと思われてしまいます。 「俺の嫁」と言うのも、世間一般からは気持ち悪がられていましたよね。もちろん冗談で言っている人もいるので全員が一概にキモオタなわけではありませんが…。 TwitterやSNSなどで呼ぶならまだしも(その界隈の人たちしかいない場所など)、普段から使っているとキモオタとされてしまいます。例えば非オタの友人や家族がキモオタの好きな人やキャラの話をしていると「○○たんのことを悪く言うな!!」なんて言ってきたら…いくら家族でも引いてしまいますよね。 結局「キモオタ」になりたくないのであれば、「場をわきまえろ」ということです。
LINEのアイコンを好きなアイドルやキャラクターにしちゃう人は「キモオタ」です。 LINEなどのツールはオタク以外とも使いますよね。 会社の人と使うこともあります。しかしそういったツールでも平気で趣味のアイドルやキャラクターをアイコンにしてしまうのは「キモオタ」とされてしまいます。 やっぱり客観的な視点って大事です。オタクでもいいのですが、成人男性が若い美少女をアイコンにしていたら普通は変だしキモいよな…っていうことを分からないから「キモオタ」とされてしまうんですよね。 これは女性でもそうです。 私の周りにいるドルオタやアニオタの中でも、LINEのアイコンをアイドルやアニメの写真にしている人はコミュニケーションが下手で人の話をあまり聞かないし、ファッションも変テコで不潔な人が多いです。
キモオタはLINEで自分の話ばかりしてきます。 例えば、キモオタから質問されたから答えたのに、それに対するコメントは無し。自分の話を突然し始めます。要するにその質問は相手のことを知りたいからではなく、自分のしたい話があるから聞いてきているだけです。 そのため、質問に真剣に答えてもそのままスルー…なんてことがよくあります。 そこからは延々に自分の話…。自分の趣味の話を一方的にする人はだいたい「キモオタ」です。
キモオタは自分の話ばかりするうえに、相手からの質問にも上手に答えられません。 というのも自分の話をしたい気持ちが強すぎて、相手がしたい話題になるとあまり広げないようにしてくる傾向にあります。そして、相手からの話題にろくに返事もせず自分の話をし始めます。 なのでキャッチボールがほとんど出来ていません。 結局自分の話ばかりで、相手の話にうまく返答が出来ないので、相手からは不信感を持たれて「キモオタ」とされてしまいます。
自分の話ばかりするキモオタは、LINEで長文を飛ばしてきます。 まるで日記のような、エッセイのような文章…ただただ自分の話を思うままに文章にするのでめちゃくちゃ長くなります。 「今日○○に行ったんだが、▲▲があってさ…」と説明から入り、自分の思ったことや周りの様子などを全て報告してきます。 またキモオタが現実で好きな人が出来たりすると、自分自身のことを長文で伝えてきます。まるでゲームなどの登場人物紹介のような…しかも自分で自分を良く言っちゃったり…もらった方はドン引きですよね。
それからキモオタはなぜかLINEで強気! 俗に言う“コミュ障”が多く、直接会うと口数は少ないし声も小さくてボソボソと何を話しているか分かりません。話を振っても挙動不審になったりして、楽しく会話のキャッチボールが出来ない人がほとんどです。 しかし、文面になるとまるで人が変わったかのようなテンションで話してきます。 やっぱり「キモオタ」は対人が苦手なことが多いです。 LINEで一方的におすすめのアニメを教えてきて、それを観ないでいると「早く観てよ」「人生損してる」「なんで俺がすすめてるのに見れないんだ?」などと言ってきます。 また、モテる人やリア充な人に対する悪口もすごい言葉遣いで送ってきたりします。
「○○だぜ!」「俺だったら○○するけどな、まあ、お前には出来ないと思うけど!」「貴様、くらえ!」 といったような漫画のセリフみたいな言い回しがとても多いです。ふざけて使ってるならまだしも、普通の会話で出現します。キミは一体何のキャラクターなんだ…。 恋愛感情を持った相手には、サブイボが立つようなことを言ってきます。 しかも付き合ってもない相手に「俺らって運命じゃね?」とか、「お前のことかっさらってやりたい」とか、まるで両想いの気になってしまった発言をするのも「キモオタ」です。 空気が読めず、相手の気持ちを一切汲み取れないのでわけのわからない発言が多くなっています。
幼少期に一番の話し相手になってくれるはずである、両親とのコミュニケーション不足や、愛情不足など家庭環境が劣悪だと、家庭環境がトラウマで人見知りになってしまう可能性が高いです。 かなり心理的な深いキズを追っていることになるので、こういった原因だとやはり「大人の人見知り」になってしまいますし、克服しようとしたところでなかなか難しく、そう簡単にはなおりません。 幼少期の心の傷が原因で「人見知り」どころか「対人恐怖症」などの精神的な病になってしまったりすることも多いです。
幼少期から、
など、「友達」と呼べる関係の人がいない・少ないとなると、大人になっても人との付き合い方がわからなくなってしまいます。 さらに、幼少期にいじめられた経験があるなど、対人関係を築いていく上で悲しいトラウマがあると人と接するのが怖くなってしまい「人見知り」になってしまうということが考えられます。
何か強いコンプレックスを抱えていると、自信を持てなくなってしまいます。 それによって、それと関係のないところでも自信を持つことが出来ず引っ込み思案になってしまいます。 そのコンプレックスが顔や体型などルックスであれば、周りと比較して「自分なんかが…」と何を発言するにも自分の気持ちに自信を持てず、周りに伝えることができません。 能力や経験においても、自分自身にコンプレックスがあると自信を持つことができません。 それによって他人と関わることを避けて生きていってしまい、キモオタとなってしまいます。
自制心とは「自分の感情や欲望を抑えようとする心、気持ち」のことです。 例えば、ダイエット中であるから食べたい物を我慢する気持ちや、大声を出したいけど人に迷惑をかけるから耐える心を「自制心」と言います。 要するに自制心がないと、自分の感情や欲望を抑えきれずに行動してしまいます。 そのためTPOを考えずにオタクにしか分からない話や18歳以上向けのゲームやアニメの話を平気で大きい声でしてしまいます。 また欲しいグッズのためなら、仕事などを休んででも徹夜などをしてでもGETしに行きます。 自制心がないと「キモオタ」になってしまいます。 自制心は「脳の発達」や「遺伝的要因」も大きく影響していると言われているので、なかなか大人になってから自制心が強い人になるのは難しいと言われています。
例えば職場にキモオタがいて、どうしても関係を切れないことってありますよね。 休憩室で一緒になってしまうこともあったり…。 この場合はとにかく聞き役に徹することです。 ろくに返事なんてしなくたって一人で話してますから、「へー」「そうなんですか〜」と言っておけばOKです。 こっちの話をしようとするとスルーされたり上から目線でアドバイスされたりなどイラッとするようなことが起きてしまいます。 どんなに興味のない話でも、ひたすら聞き役に徹しましょう。
キモオタは対人関係に苦手意識を持っている人が多いです。 特にオタク同士であれば話せるのですが、非オタの人に対しては劣等感を感じたりしていて上手く話せなくなってしまいます。 そのため、突然話しかけられるとパニックになってしまうこともあります。なので、出来るだけ話をする時は相手のペースに合わせて話すようにしてあげましょう。 キモオタの中には、自分が周りから「キモオタ」と思われていることを自覚している人もいます。そういう人は、相手から嫌なことを言われたり避けられるような態度を取られていなくても、「キモオタって思ってるんだろうな…」と疑ってしまいます。 なので、相手のペースに合わせて話すことでキモオタも安心することが出来ます。
キモオタに対してオクタであることを否定はしないようにしましょう。 キモオタは、オクタなことを否定されると逆上することもあります。 そのため、相手がどんなに気持ち悪い発言や空気の読めない行動を取っていても否定をするのは辞めましょう。あまり首を突っ込まずにスルーするのが賢明です。 無視もせず、否定もしないいことです。
長く付き合っていかなければいけない相手であれば、相手の好きなことに興味を持ってみるのもいいでしょう。そして関心のある姿勢を見せることです。 軽くでも話せれば相手も安心できますよね。 また関心のある姿勢を見せていると色々なことを教えてくれるので、話を聞いていると楽しくなってくることもあります。 ただ知識をひけらかしてきたり、一緒にイベントに誘われることもあるので、あくまで「にわかファン」でいることをアピールしましょう。
あとは、深い関係にならないように程よい距離感を保つようにしましょう。 深い関係になると、固執されてしまう可能性が高いです。 いわゆるキモオタって、あまり相手にしてもらえないことが多いです。 そのため、ちょっと真剣に話を聞いたりすると「この人は味方だ!」「親友だ!」と思って執着してきます。 そして、そう思われた後にしんどくなって距離を置くと「裏切り者だ!」と言われ逆上してきたり嫌がらせをしてきたりする可能性があります。 なので、職場などであればただの同僚して関わるようにしましょう。 無視や否定はしないけど、それ以上は深く関わらないのが一番です。
まずは清潔感!!これに尽きます。 どんなにおしゃれな服を着てオタク感を出さずにいても、清潔感がなければ「気持ち悪い」と思われてしまいます。 特に成人男性の不潔って、本人が思っている以上に周りからすると気持ち悪いんですよね。 近寄れば異臭がすることもあります。同じ空間にいるだけでもテンションが下がってくることもあります。 他人のことなんか気にしなきゃいいだろ、って思う人もいるかもしれませんが、目には入るし臭いは漂います。それを完全に無視することは出来ません。特に同じ空間にいるのであれば尚更です。 毎日お風呂に入ってしっかりと洗い、歯を磨いて、洗濯された洋服を着るようにしましょう。 朝も洗顔をして、髪の毛の寝癖もちゃんと直しましょう。 それをするだけで「キモオタ」から遠ざかります。
それから身だしなみもちゃんとしましょう。 服装やバッグなど、古くてくたびれたものは捨て新しい物を使いましょう。 また汚れのついたものは、使わないことです。洗濯してもシミや黄ばみが取れなければ、機能的にまだ着れるとしても外へは着ていかないようにしましょう。部屋着にしてください。 上述しましたが、髪の毛もちゃんと整えましょう。 伸びてきた髪の毛はカットをして、寝癖などはしっかりと直すことが大事です。 どうしても自分がキモオタかもしれない…だけどどうしたらいいか分からない…という場合は、話を聞いてくれる人に相談してみましょう。「傷付いてもいいからキモオタから脱したいので、正直にだめな所を教えてください…」と言えば、男性同士ならちゃんと教えてくれる人も多いかと思います。 後は親や兄弟姉妹など家族に相談して、身だしなみを整えてもらいましょう。
それから適度な運動は心がけましょう。 まずは散歩などからでいいです。全く動いていないと筋肉は衰えていく一方ですし、血の巡りも悪くなります。 それによって体型はだらしなくなるし、頭も働かなくなり、やる気なども出ず、ひたすらオタクだけをやっている状態になってしまいます。 仕事もちゃんとやって、自己管理もちゃんとやっているオタクは「キモオタ」にはなりません。
不摂生な食事や夜ふかしなども、「キモオタ」を加速させてしまう要因になります。 他人から悪い印象を持たれてしまう多くの人が、生活習慣に問題があることが多いです。 自己嫌悪に陥っている人も、コミュニケーションが苦手な人も、ダメ人間も多くの人は不摂生な食事、運動不足、夜ふかし、部屋が汚い…共通点がたくさんあります。 自己管理を怠っているから「キモオタ」と呼ばれてしまうんです。 スマートで清潔感のある芸能人が熱狂的なオタクであることを公表しても「キモオタ」とは言われませんよね。もちろん顔面偏差値も大事ですが…。 まずは趣味のことよりも自分のことを考えて、自分のために生活しましょう。
そして、周りの話にちゃんと耳を傾けましょう。 一人で殻に閉じこもっていると、周りはどんな人か分からないので不信感を抱いてしまいます。 うまく話せなくても、ちゃんと話を聞く姿勢を持つだけで「キモオタ」とは思われません。
ぎこちない表情も「キモオタ」と思われてしまいます。 なので、まずはせめて笑顔だけでも自然に作れるようにしましょう。 毎日鏡を見て笑顔の練習をしてみてください。 ただいきなり満面の笑みで話しかけられても不審がられてしまうので、挨拶の時にちょっと口角を上げるとか話しかけたら笑顔で対応するとか、そういったことから始めてみましょう。
オタクは存在しない!?2006‐2017。10年にわたって「オタク現場」をフィールドワークした果てに見えたものとは?竹熊健太郎氏、伊藤剛氏との対話収載。
テレビの企画で、いまどきのオタクたちに対面した著者が覚えた奇妙な違和感。そこから導き出された結論は「オタクはすでに死んでいる」だった。小さな違和感から始まった思索の旅はやがて社会全体の病にまで辿り着く。日本人はなぜ皆、コドモになってしまったのか。自由自在に飛び跳ねる思考の離れ業のダイナミズムを堪能出来る一冊。
10年間で市場規模は4倍。「ライトオタク」の心をつかめ。アキバから「濃い」オタクが少なくなった。ネットの普及でコンテンツを「買わない」人が増えた。なのに、アニメ、ゲーム、ラノベなどオタク市場の規模は右肩上がり。リア充とオタク生活をハイブリッドに生きるオタクの財布の紐はどう開く?若者研究第一人者による現代経済論の決定版!
いかがだったでしょうか? 結局オタク云々ではなく、人としてちゃんとしてるかどうかが「キモオタ」と認定されてしまう要因ですね。 清潔感を保ち健全な生活を送っていれば、いくら熱狂的なオタクであっても「キモオタ」と思われることはほとんどありません。 今では多くの人が何かしらのオタクであり、オタクそのものを気持ち悪いと思う人は減ってきています。むしろ、「オタク」というだけで偏見を持つ人の方が「かっこつけててダサい」と思われてしまう時代です。 好きなことに熱中するのは悪いことではありません。ただ、人としての節度を守った生活を送りましょう。