「妊婦」は英語で何と言うでしょうか?「pregnant」が最初に思い付く方が多いと思いますが、「妊婦」を英語で表現する方法はもっとたくさんあります。今回は「妊婦」を意味する英語表現を色々と紹介していきます。また日本語でも使う「maternity」の意味と正しい使い方も紹介していきます。
日本語の「妊婦」のように英語では1つの単語で「妊婦」を表すことはできません。 代わりに「妊婦している」という意味の形容詞「pregnant」と、女性を意味する名詞「woman」を組み合わせて「pregnant woman」と表現します。 普通に「She is pregnant.」と文章にしても「彼女は妊婦さんです」という意味になります。 「pregnant」の名詞は「pregnancy」で「妊娠」という意味になります。 ✔「become pregnant」で「妊娠する」の意味 ✔「trying to get pregnant」で「妊娠しようとしている」の意味 ✔「get a girl pregnant」で「女の子を妊娠させる」の意味 ✔「is pregnant with twins.」で「双子を妊娠している」の意味
It's said that pregnant women should not drink alcohol.
妊婦はアルコールを飲まない方がよいと言われている。
My sister is pregnant with twins.
私の姉は双子の妊婦だ。
「expect」と聞くと「予期する、期待する」という日本語が頭に浮かぶと思います。 「子供を予期する、期待する」という意味から派生して「expecting」単体でも「妊娠している」という意味になりました。 よって、「expecting mother」で「妊婦」という意味になります。 「expect」の形容詞である「expectant」を使い、「expectant mother」でも可です。 普通に文章にして、「She is expecting.」でも「彼女は妊婦です」という意味になります。 「pregnant woman」とは違い、「mother」を使うところがポイントです。「expecting woman」でも通じると思いますが、「期待する女性」と文字通りの意味もあるので勘違いされる可能性もあります。 一部のキリスト教では結婚前の妊娠がタブーであったり、キリスト教が根付いている欧米諸国では「妊娠」という話題はおめでたいのと同時にかなりセンシティブでもあります。(仏教国に日本ではあまり分からない感覚ですよね) なので、とてもストレートで直接的な「pregnant」というワードを嫌がり避けるアメリカ人も中にいます。そんな人たちは、間接的で控えめな表現である「expecting / expectant」を好んで使います。 ✔「When are you expecting?」で「予定日はいつですか?」の意味 ✔「expecting twins」で「双子を妊娠中」の意味
She's expecting, so she shouldn't be lifting such heavy boxes.
彼女は妊婦なんだから、こんな重い箱を持ち上げるべきじゃないよ。
You should give up your seat on a train when you find an expectant mother.
電車で妊婦さんを見つけたら、席を譲るべきだ。
No expectant mothers.
妊婦の方はご遠慮ください。
フレーズで「彼女は妊婦さんだ」という表現を紹介していきます。
「She is with child.」で「彼女は妊婦です」という意味になります。 これは最もシンプルな表現になります。
「She is carrying a baby in her belly.」でも「彼女は妊婦です」という意味になります。 もっと短縮して「She is carrying.」でも「彼女は妊婦さんです」という意味になります。 直訳すると「彼女はお腹の中に赤ちゃんを運んでいます」となります。 「belly」は「お腹」という意味です。
「She is gestating.」も「彼女は妊婦だ」という意味になります。 「gestate」は「身ごもる、懐胎(かいたい)する」という意味の自動詞です。 これを現在進行形にすると「妊婦さん」と表現できます。 「expecting」と同様「pregnant」より間接的な表記になります。
「She has a bun in the oven.」でも「彼女は妊婦です」という意味になります。 これはイディオム(慣用表現)になります。 「a bun in the oven」は直訳すると「オーブンの中のパン」になります。 「oven(お腹)」の中にいる「bun(赤ちゃん)」を意味する口語的でインフォーマルな表現です。
「She is eating for two.」も「彼女は妊婦です」という意味になります。 妊婦さんは通常よりお腹が空くことから、母体と赤ちゃんの2人分を食べることから「eat for two」と表現します。 食事中によく使う表現であり、「Are you eating for two?」などと単体では使うことはできませんので注意してください。
日本語でもよく聞く「maternity(マタニティ)」の正しい意味を解説していきます。 名詞では「母であること」という意味になります。 日常会話で使われる「maternity」は形容詞で「妊婦用の」という意味になります。
などのフレーズでよく使われます。 「paternity」で「父であること、これから子供ができる父の」という意味になります。
「maternity」と似ている言葉に「prenatal」があります。 「prenatal」は「出生前の、妊婦用の」という意味です。
などのフレーズでよく使われます。 「妊婦用エクササイズ」などでは「maternity」というワードはあまり使いません。
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