皆さんの周りにやたらと自分の身に起こった不幸な出来事を話してくる女性はいませんか?不幸自慢をしたい女性って多いんですよね。今回は不幸自慢する女性の特徴や心理を紹介していきます。
本来、自慢とはポジティブな内容のものを他人に自分を誇ることです。 例えば「表彰された」「懸賞に当選した」「超有名企業に内定をもらった」などがあります。 しかし、「不幸自慢」はそうではなく「自分の不幸な出来事を自慢する」ことです。 「わたしってこんなに可哀想」「大変な思いをしている」と同情を買おうとしたり、弱者であることをアピールして優しくしてもらおうとします。 本記事ではそんな不幸自慢をする人の心理、特徴、不幸自慢をする人へのNG行為、不幸自慢をする人への対処法についてご紹介していきます。 いつもネガティブな話をしているあの人は実は不幸自慢をしている人かも!?
不幸自慢をする女性はだいたい話を盛りがちです。 ちょっと指を切っただけでも「すっごい血が出て大変だった」「傷跡が残らなければいいけど…」と言ったり、自分に問題があったために少し上司に注意されただけで「すごい怒鳴られて怖かった」「パワハラを受けた」と大袈裟に話します。 また「私は何も悪いことしてないのに怒られた」など、自分に非があったことを故意に隠したりすることもあります。 大げさに言って悲劇のヒロインになろうとします。
不幸自慢をする女性は、メンヘラなことが多いです。 寂しがり屋で、相手の気を引くために不幸な話をするんですよね。 「すぐに体調を崩してしまう…」「友達に嫌味を言われた…」などのアピールがすごいです。 しかも、本人にしか分からないようなことが多く、真偽もわかりません。
不幸自慢をする女性は依存体質であることが多いです。 といのも、不幸自慢をすることで構ってもらい頼りたいという気持ちが強くあります。 これは、他人に対して依存しやすい傾向にあります。 自立しておらず、何事も他人任せなところがあるんですよね。 特に男性に対しては依存することが多く、彼氏などには依存しすぎてしまいます。
不幸自慢をする女性は、SNSの更新頻度がとても高いです。 とにかく不幸であることをアピールしたいので、ツイッターやインスタでも不幸自慢をしまくります。 それで色々な人から同情を買おうとしているんですよね。 みんなから構われたく、優しくされたい気持ちが強いです。 また承認欲求が強いので不幸自慢以外の投稿も多くなっています。 アカウントのアイコンを変更する頻度も高くなっています。
不幸自慢をする女性は、とにかく自分の話を聞いて欲しいので、他人の話を聞きません。 どうでもいいとすら思っているかもしれません。 自分に関心を向けてほしく、他人への興味がありません。 不幸自慢をする女性は自分が中心でいないと気が済まないタイプが多いので、割と食いつきが良い不幸話をすることで目立とうとします。 自分にスポットライトが当たってさえいれば、なんだっていいんですよね。 また、自分が話している時に話題を変えられると、自分が話の中心でいられなくなるので機嫌が悪くなることもあります。 他の人が話しているとあからさまにつまらなさそうにしてきたりします。
「わたしは不幸で辛い……」といった話ばかりしてくる割に、幸せになるための努力は特にしていません。 ただ不幸自慢をしたいだけなので、実際には現状に不満を感じているわけではないんですよね。 本当に「自分は不幸だ」と感じているのであれば、なんとか改善したいと努力するものです。 不幸自慢をする人の多くは、誰かにかまってほしい、目立ちたい、心配してもらいたいという心理があります。 とにかく承認欲求を満たすために不幸な話をしているだけで、「幸せになりたい」と思う気持ちがそこまで強くないのでしょう。 そのため幸せになるための努力もしていないのです。
何でもいいから周りにかまわれたい女性っていますよね。 不幸な話をすることで「大丈夫?」「大変だったね」と周りが優しくしてくれますよね。 そうやって周りから心配して構ってほしいと思っています。 このタイプは不幸自慢をする時に、より傷付いたふりをして「今しんどいだろうから無理しなくていいよ」と優しい言葉をかけてもらおうとします。
実は不幸自慢をする女性って見栄っ張りでプライドが高い可能性あり。 周りから不幸なところを突っ込まれるのが嫌で、先に自分から話してしまいます。 そうすることで「わたしは自分のことちゃんと分かっているから」といった予防線を張っています。 「気にしてないから自分の不幸な話も出来るのよ」といった雰囲気でガンガン話してくるので不幸自慢と思われてしまいますが、実際は自分のマイナスな部分をすごく気にしています。
不幸話をするのは逆マウンティングをしているのかもしれません。 まず「マウンティング」とは、自分のほうが優位であることをアピールすることです。 そして「逆マウンティング」とは、必要以上にへりくだることで結果的に優位にコミュニケーションがとれるのです。 不幸な話をしてたくさん卑下することで、まわりは優しくしてくるし同情もしてきます。 わたしの方が可哀想、不幸だ、と逆マウンティングを取ることで優遇される環境を作っています。
共感してくれる人が周りにいなくて寂しい思いをしているせいで、不幸自慢をしてしまうのです。 嫌なことや腹が立ったこと、悲しいことがあると誰かに共感してほしいですよね。 しかし、身近にそんな人がいなかったり、「自分が悪いんじゃない?」「それは違うと思う」と共感を得られないとますますマイナスな感情が湧いてくるし、寂しいものです。 誰かに共感して欲しい、寄り添って欲しいという思いからSNSなどで不幸自慢をしてしまいます。 特に男性に優しくされたいという気持ちが強く、男性が見ているところで不幸自慢をすることが多くなっています。
単に性格が謙虚で、相手を立てるために不幸自慢をする女性もいます。 日本の文化では謙虚さが美徳とされています。 その謙虚な性格なゆえに「私なんて大した学歴もないですし…」「収入も多くないので、毎月カツカツで生活してますよ」と自分を下げるような発言をしてしまうんですよね。 ただ、自分を下げるような発言ばかりしていると、どんどんネガティブになってしまいます。 謙虚な性格が悪いわけではありませんが、ネガティブ思考にならないように注意しましょう。
不幸自慢をしているという認識はなく、ただ話をしているだけという可能性もあります。 特に女性は身の回りに起きたことを、ひたすら話したい生き物です。 もしくは少し悩んでいるため、アドバイスが欲しくて相談しているのかもしれません。 話し手側は単に愚痴を聞いて欲しい、話してスッキリしたいだけかもしれないので、不幸話をされたからと言って一概に「不幸自慢をされた」と過剰に反応しない方が良いでしょう。
不幸自慢をする女性には下手に共感しない方が良いでしょう。 不幸な話をされて「辛かったね」「わかるよ」「その人最低だね」と共感してしまうと、共感してもらえたことに快感を覚え、その快感を得ようと何度も不幸自慢を繰り返します。 また、共感することで「自分は全く悪くないんだ」と思わせ、成長、改善の邪魔をしてしまう可能性もあります。 相手を慰めようとつい共感してしまう気持ちもわかりますが、不幸自慢が何度も続くようであれば共感するのはやめたほうが本人のためにもなるでしょう。
すぐに助けてしまうのもあまり良くありません。 不幸話をされて「大丈夫?私が代わりに〇〇してあげるよ!」と助けてしまうと、不幸自慢をする人は「この人は不幸話をすれば何でもしてくれる」と味をしめて、事あるごとにあなたに頼ってくるようになり、依存されてしまいます。 相手のことを思う優しい気持ちはとても素敵ですが、利用されてはいけません。
自分の不幸話も持ち出さない方が良いでしょう。 不幸自慢をする人は、自分の不幸話から他人の不幸話に話をすり替えられると「今、私が主役だったのに!なんなの?」と、機嫌を悪くします。 また、他人の不幸話のほうが自分の話よりもさらに不幸だと、自分の不幸話が霞んでしまうため、自分に注目が集まらなくなってしまうことに憤りを感じ、その後の態度が急に冷たくなることもあります。 そして大体他人の不幸話には興味がありません。「へー大変だったね」程度で終わります。
本気で話を聞いてしまうと、何度も何度も不幸自慢をされてしまいます。 この人に話しても大して聞いてくれないな…と諦めてもらうためにも、話は聞き流すようにしましょう。 「へえ、大変ですね」「あぁ、そういうのよくありますよね」といった感じで、無視はせずに対応しましょう。 2人でご飯に行って話を聞くなどをすると自分がしんどいだけなので、やめましょう。
不幸自慢をしてしまう女性は、人から認められたいという気持ちが強いです。 本当は不幸自慢をすることで「そんなことないよ」「いいところあるよ」と言ってほしいんですよね。 なので、不幸自慢をする人には、不幸自慢をしてくる前に褒めてあげるといいでしょう。 そうすれば気持ちが満たされて、わざわざ不幸自慢をする必要がなくなります。
不幸自慢をするのはやめるよう伝えるのも良いでしょう。 不幸自慢は本人にとっても、周りにとっても何一つ良いことはありません。 そういったことをしてほしくないような間柄であるなら、特に早い段階ではっきりと伝えてあげるといいかもしれません。 この時に、ただ不幸自慢していることを否定するのではなく、良いところを褒めたり楽しい話をしていこうよ!とポジティブな方向に持っていくようにするといいでしょう。