「マウンティング」の意味は、自分のほうが優位であることをアピールすること」をいいます。今回は「マウンティングをする男性と女性」について解説していきます。マウンティング男子と女子の違いに迫ります!またマウンティングされやすい人の特徴や、マウンティングされたときの対処法なども合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
「マウンティング」の意味は、「自分のほうが優位であることをアピールすること」をいいます。 決してハッキリ「自分のほうが凄い」とは言いません。 一見ごく普通の会話をしているように見えて「あれ・・・これってバカにされてる?」と感じるのがマウンティングの大きな特徴です。 基本的にマウンティングは、女性であれば女性に、男性であれば男性に...というように同性を対象にすることが多いです。
マウンティングをする人の心理として、まず「承認欲求が強い」ということが考えられます。 「承認欲求」とは、「認められたいと思う気持ち」のことです。 「承認欲求」は、大きくわけて「自己承認欲求」と「他者承認欲求」と二つあります。 マウンティングの場合、他者承認欲求でしょう。 承認欲求があるからこそ周りの注目をいつでも浴びていたいと感じていて、「すごいと思われたい」という衝動で、マウンティングをしてしまうのです。
マウンティングをする人は、本当は自分に自信がないということも多いです。 自分に自信がないからこそ、相手に「自分のだめな部分を隠したい」という心情からマウンティングをするような発言をしてしまうのでしょう。 自慢話を無駄にしてしまったり、無駄にブランドものを身につけてしまうのも、「すごいね!」と相手に言われることで自分のダメな部分を隠し少しでも優越感を味わいたいという心情の表れだと言えます。
マウンティングをする人は非常にプライドが高いです。 プライドが高いが故に、他人より劣っている自分が許せないという感情があるのでしょう。 自分のほうが優位であるということをどうしてもアピールしたくなってしまいマウンティングをするような発言を繰り返してしまうのです。
というようなプライドが高い人は、無意識にマウンティングをしてしまいがちです。
マウンティングをする人は、とにかく他人を認めることができません。 「自分以外の人は全員敵だ!」と思って接していることがあります。 敵とみなしているからこそ、マウントをとり優位に立ちたいと感じてしまうのです。 マウンティングをする人は、敵対心の塊でそれが友人であろうとも比較対象になってしまいます。 とにかく何でも比較をして、友人の嬉しいことや幸せを妬ましく感じてしまいます。
マウンティングをする人は、人生においてすべてのことを勝ち負けで判断しがちです。 例えば、 かわいい→勝ち ブス→負け 既婚→勝ち 独身→負け というように、自分の中の勝手な価値観で勝ち負けを判断しています。 このような心理に陥ってしまう原因としては、幼少期から誰かと比べられるような生活を送っていたというような家庭環境が原因であることが考えられます。 つまり、自分が勝者でいたいがために相手をマウンティングしてしまうのです。
マウンティングをするって、「他人からどう思われるか」をとにかく気にしています。 だからこそ「自分のほうが凄いよ」という無駄なアピールをしたくなってしまうのです。 これは、他人に「凄いね」と言われることで自己肯定感を高めているという可能性が高いです。 なので、反対にマウンティングされるようなことがあると、自分はダメなやつなんだ...と思い込んで立ち直れなくなってしまうということも考えられます。 これがマウンティングする人の面倒くさいところですよね。 周りなんて気にせず「自分は自分」で努力をしている人の方が凄いです。
寂しがり屋で「構ってほしい」という心理が隠されている可能性もあります。 例えば、幼少期に何か凄いことをしないと褒めてもらえず、いつでも無理をして良い子を演じていたというような場合「凄いと思われないと注目してもらえない」と無意識に思ってしまっています。 相手に嫌な思いにさせようといった気持ちはなく、ただ「みんなにもっと注目してほしい」という気持ちで自分が一番すごいんだ!とマウンティングしてしまうのです。
マウンティングをしてくる女性って、いつでも自分が会話の中心にいないと気に食わないという人が非常に多いです。 人が話している最中にいきなり「私もさ〜」とかいって入ってきてマウンティングしてくるんですよね。 それで「えーすごいね-!」とか言われて満足しているわけです。 いつでも自分の価値観が正しいと思い込み、そうではない人がいるということを受け入れることができないので、他人の意見を聞き入れることができない、むしろ他人の話なんてどうでもいいのです。 自分の話を中心に発言をし、会話を繰り広げ、自分の思う通りに他人を指示し、行動してしまい結果的に煙たがられてしまう傾向にあります。
女性のマウンティングは高級志向からくることが多いです。 他人よりも高価な物を身につけることによって、「自分のほうがいい暮らしをしている」「相手より上」ということをアピールしたいのです。 経済力があるということを見せつけることで優位にたちたいんですよね。 そのために、「どこで買ったの?」「どこのブランド?」というように、他人の持ち物に関しても探るような質問をしてくることもあります。 「この年齢になって、まだスーパーにも売っているような化粧水使っている人は女子力ないよね」 というように、すべての持ち物が対象にマウンティングをしてきます。
女性のマウンティングは、「自虐」と見せかけて実は自信満々でマウンティングをしているというタイプも多いです。 無駄に自虐をして、相手から慰めの言葉をかけてもらうことによって優位にたとうとしているんですよね。 「私なんて○○○だからさ」という発言そのものが他人に対するマウンティングである場合や、自虐をして「そんなことないよ〜だって○○○じゃん」というように、慰められることで自分の価値を上げようとしている場合もあります。 自分は不幸だとやたら不幸アピールといった自分語りが多く、「自分のほうが大変な思いをしている」ということをアピールしたがるのも女性のマウンティングの特徴です。
女性のマウンティングはSNSもよく使用されます。 マウンティングをする人は、自己顕示欲が非常に強いので、特に女性はすぐにTwitter・Facebook・インスタグラム・LINEのタイムラインなどに投稿してしまいがちです。 仕事に関する話から、プライベートなこと、何から何まで投稿をし、私頑張ってるでしょ!私リア充でしょ!すごいでしょ!とアピールすることが、実は見ている周りの人へのマウンティングになっているということがあるんです。 好きなことを好きなように投稿することができるのがSNSなので、見ている人の気持ちを考えて投稿しなければいけないということはありませんが、捉え方は人それぞれであり、身近な人が嫌な思いをしているかもしれないということは頭に入れておきたいですね。
お付き合いをしている人のスペックでマウンティングをする女性も非常に多いですよね。 聞いてもいないのに「彼は公務員で〜」と職業をペラペラ話したり、高級腕時計をプレゼントしてもらった〜というようなアピールをすることで「優良物件を手に入れた」というマウンティングをしているのです。 そして「え、飲食店勤務とかこのご時世不安じゃない?」とか言ってくるんですよね。 心配している風にしていてもバカにしているのは丸わかりですし「余計なお世話じゃ!」と言ってしまいたくなってしまいます。 とにかく自分の方が安泰だし幸せ〜ということをアピールしてマウントをとりたいわけです。
女性のマウンティングの特徴には「さり気なく容姿をディスる」というのもあります。 よくあるのが、どう見ても細いしスタイルも良いのに「痩せなきゃやばい〜」と言ったり「明日からダイエット(^_^;)」とか言い出すあれです。 「いや、痩せてるから大丈夫だよ!」と言われているだけですし、「痩せてるけど体型を気にしている美意識の高さ」でマウンティングをしているのです。 それから女性に多いのが「胸の大きさ」でのマウンティングです。 キャミソールを着ている友人に対して「いいな〜私胸が大きいからキャミソールとか似合わないんだよ〜」とか...。 「私がペチャパイって言いたいのか!!!」と思ってしまいますよね。
この人は「マウンティングをする人なのだな」とわかった場合は、自分のプライベートな話はしないことをオススメします。 マウンティングをする人にとって、すべてのことがマウンティング対象となっているので、いちいちマウンティングをされてイライラするだけです。 とくに職場の人であれば、仕事の話以外は、当たり障りのない会話をし、プライベートな話をしないことで、マウンティングの対象を作らないことで、嫌な思いをするということを避けましょう。
女性って共感してもらいたい生き物です。 ですので、「自分が凄いことをしている」「自分はこんなに苦労したんだ」ということをマウンティングをすることによってアピールしたい女性には「本当にすごいよ」と共感してあげましょう。 強気な態度でいると、どんどんマウンティングをされてしまう可能性があります。 とにかく褒めちぎって、あなたはすごいですよ!と思っていることを伝えれば「この人にはもうマウンティングする必要がないな」と感じてくれるかもしれません。
関係性によってはイラっとしてもあからさまに無視するわけにもいかないですよね。 そんなときは、相槌攻撃をしかけましょう。 何を言われても「はいはいはいはいはいはい、」「なるほど、なるほどはるほど、」「ほうほう、ほうほうほうほうほう」など、同じ言葉を繰り返して何度も相槌をするのです。 聞いているようで聞いてない…というのが丸わかりですよね。 どんなに鈍感な人でも「流されてる??」と思うはずですし、そんな人に関わろうなんて思わないですよね。 相槌攻撃は「興味ないんだな」ということをやんわりと伝えることができるので意外と効きます
女性のマウンティングって、結局自分が一番凄いということをアピールしたいんですよね。 なので、話しは取り敢えず「すごいね」と褒めて「あなたには叶いませんよ」という姿勢を見せましょう。 そこで黙っていると一生マウンティングされ続ける可能性があるので、黙ってマウンティングする女性を見返してギャフンを言わせてしまいましょう。能ある鷹は爪を隠すと言いますからね。 しれっとマウンティング女子より業績を残して出世したり、実はマウンティングする女子よりイケメンの彼氏をGETしてあっと言わせるのもありです。 ギャフンと言わせてしまば、マウンティングしてこなくなるはずです。
男性のマウンティングって、常に上から目線の発言ばかりなのでイラっとしてしまいます。 いつも偉そうで自分の価値観を押し付けるような物の言い方をします。 他人の意見を一切聞き入れませんし「そんなのじゃなぁ…」「それじゃ違うんだよな」と相手の意見を小馬鹿にしたりします。 さらに、相手が知らないような横文字を使うことで「俺はすごい」というマウンティングをして、実際に「どういう意味?」と聞かれることが快感になっています。 そしてその意味をさらに上から目線で説明してきます。 「そんな事も知らないの?」みたいな顔をしながらドヤッて話してると見ているだけでも気分が悪いですよね。 いかに自分が凄いかを相手に知らしめるか、ということしか考えていないのが丸分かりです。
男性のマウンティングは、大抵人の意見を聞き入れることが出来ていません。 いつでも自分の価値観が正しいと思い込み、そうではない人がいるということを受け入れることができないので、他人の意見を聞き入れることができない、むしろ他人の話なんてどうでもいいのです。 気付けばすぐに自分の武勇伝を繰り返し、「〜だからこうしたほが良いんだよ絶対」とか偉そうに言ってくるわけです。 「親切で言ってやってる」ぐらいにしか思っていないのでマウンティングになっていることに気がついていません。
男性のマウンティングは、いつでも自分中心で言われた側の気もちを全く考えられていないことが多いです。 いつでも自分が中心で一番じゃないと気が済まなので、言われた側の気持ちを一切考えることなく発言をしてしまいます。 自分はドヤれて気分が良いけど、相手がとっても不愉快な気持ちになってしまうような発言を繰り返してしまうんです。 自己中な人って自分が大好きという面があって、とにかく「自分すごいでしょ」とアピールしたくなってしまいます。 普通に考えて、言われた側の気持ちを考えられる人はマウンティングなんてしません。 人の気持ちがわからないからこそ、マウンティングしてしまうんですよね。
マウンティングをする男性の話しって、大抵武勇伝です。 周りが全く興味ないことに気づかず、ペラペラと自分の過去の栄光に浸って語ります。 そのため他の人が話している間も割り込んで入ってきて自分の話をし続けます。 例えば、相談をしているのに「俺の時なんかはさ〜...だから今なんてほんと楽なほうだしそこまでしんどくないでしょ絶対」なんて非常に不愉快な発言をしてくるんですよね。 「いや、お前の話なんか聞いてないし」って思ってしまいますよね。 でも、マウンティング男は言いたくて言いたくて仕方がないのです。 話を聞いてもらいたいという気持ち以上に、自分のことをすごいと思って語っていることに酔いしれているのです。
マウンティングをする男性って、基本的に相手の意見などに対して否定から入ります。 「いやいやいや、それはないわ」 「違うよ、そういうことじゃない」 「それは間違ってる」 主観的にしか物事を考えられないので、自分の考えや意見とちょっとでも違いがあると、それを「間違い」として否定します。 そして、持論を語り始めます。周りからしたらそれが正しいわけでもないのに、それが絶対に正しいとして上から話します。 「自分のほうが正しい事を言っている」「自分のほうが知識がある」といったマウンティングをしているのです。
女性と同じように、男性もブランド品を身につけるなどして経済力をアピールすることでマウンティングをすることはよくあります。 男性にとって年収ってステータスですからね。 持ち物で年収の高さをアピールしてマウンティングをするのはあるあるです。 男性の場合、洋服だけではなく車もスポーツカーなど高級なものにこだわります。 そんな高級車に乗ってどこ行くの?と思ってしまいますが、男性にとって高級車に乗ることは大きなステータスなんですよね。 女性にはなかなか理解し難いものがあるかもしれません。
やたらと恩着せがましいのも、マウンティングする男性の特徴だったりします。 ちょっとアドバイスをしただけなのに「やっぱ俺の言った通りだったでしょ?」なんてことをドヤ顔で言ってきます。 みんなの前で「俺がアドバイスをした、協力をした」というアピールを全力でしてきます。 結局自分が「すごい」と思われたいだけなんです。 恩着せがましい態度を取ってくる人も、マウンィング男の可能性が高いので注意してください。
「マウンティングされているな」と感じたら聞き流しましょう。 マウンティングをする人は、自分が優位であることを認めてほしいだけなので「すごい!」「羨ましい」といった言葉で返事をしておけば、勝手に満足することでしょう。 真剣に話を聞いて返事していると、ストレスが溜まってしまいます。 適当に相槌をうち、「すごいね〜」「さすがだね〜」と棒読みでいいので適当に返事をしておきましょう。 無視をしているわけではないので、相手を極端に不愉快な気持ちにさせることもありません。 「こいつに言っても反応悪いな」と相手が思えばマウンティング発言は減るかもしれませんので、ノリノリに会話をするよりも「めんどくさ」と態度に出してみても良いかもしれません。
友人や同僚など言いたいことをある程度言いやすい関係なのであれば「それってマウンティングしてる〜?失礼だな〜」と冗談ぽく言ってみるのもアリです。 社内の上司など目上の人に対してはやらないようにしてください。 あくまで、友人や同僚に対する方法です。 本人に自覚がない場合もあるので、その一言で気付ける可能性もあります。 仲のいい友人であれば、あえて教えてあげるというのも相手のためになることがあります。 その場の空気を壊すことのないようにあくまでも冗談ぽく伝えるのがポイントです。
マウンティング男がべらべら話しかけたり、近寄ってきてるときは、一言「口臭いよ」と言ってあげましょう。間違いなく一発で黙ります。 「口が臭い」とダイレクトに言いづらい場合は「今日…何食べた…?」など怪訝そうな顔で聞くのもあり!「口臭いのかも…」と勘づくはずです。 口が臭いとなると、口を開くことはできないですよね。 どうしても黙らせたいときは思い切って言ってみてください。 ただ関係は終わるかもしれません。
マウンティングする男性に直接言っても治らない人がいる場合は、同僚であれば上司に告げ口をしてしまうのもあり…。男友達なら、その彼女に「彼氏のマウンティングどうにかして」と言ってしまいましょう。 しつこくて鬱陶しい人には、上の人や好きな人にガツンと言ってもらうのが一番効くでしょう。 ちょっと上の人から注意されている姿を見ると清々しいですよね(笑) 告げ口云々の前に、マウンティングがしつこくて鬱陶しい人に困っているのであれば、1人で悩まずに周りの人に相談しましょう。 本人にやんわり伝えてくれたり、マウントを取ってきた場面でフォローしてくれるかもしれません。
ルックスが良い人はマウンティングの対象になってしまう可能性が非常に高いです。 いつでも優位に立っていたい人にとって「ルックス」もその対象になります。 ルックスは人の努力ではそう簡単にどうにも変えられないことが多いです。 だからこそルックスの整っている人が羨ましくてマウンティングしてしまうのです。 また、マウンティングをするような心情をもっている人は美意識が高いことも多いです。 自分の見た目に関して努力しているからこそ悔しくなって「美人は3日で飽きるっていうからね」なんて嫌味を言ってマウンティングしてしまうのでしょう。
自分に少し自信がなさそうに見える人はマウンティングをされやすいです。 つまり、「何を言っても言い返されない」「認めてもらえる」と思われるとマウンティグ対象になっしまう可能性があるということです。 威張った態度でいることはないですが、「自分の意見もしっかりということができる」という姿勢をきちんと見せていると比較的マウンティング対象から外れやすいですよ。
周りの人から好かれているような良い人に対して、誰もが「羨ましい」という感情を抱くことがあると思います。 マウンティングをする人は「羨ましい相手」はマウンティングの対象になります。 自分が一番という優越感がほしいので、自分より好かれている人には攻撃をしてしまうのです。 「マウンティング」をするような性格だから、好かれない・人が周りに集まらないということに気づいていないのは残念ですよね。
「女性のマウンティング」「男性のマウンティング」について理解を深めていただけたでしょうか。 どちらも「自分が優位に立ちたい」という気持ちでいっぱいの人達なんだな...と思っていて間違いないでしょう。 イラっとしてしまいますが、気にすることはありません。 そもそも受け取り方の問題で、実際全くマウンティングではないということもあります。 どちらの場合に置いても、勝手に言わせておきましょう。 同じ土俵に立って張り合ってしまうことが1番時間の無駄です。