「homey」と「homie」という言葉を知っていますか?どちらも「家庭」を意味する「home」が語源になっているのは何となく分かりますよね。スラング英語の「homey」「homie」には全然違う意味と使い方があるので注意が必要です。今回はネイティブの「homey」と「homie」の意味と使い方を徹底解説していきます!
スラング英語「homey」は「仲間、相棒、気の知れた友達」という意味になります。「バッググランドが近い仲間」「趣味嗜好が近しい友人」というニュアンスも含みます。 「不良仲間」という意味で使われることもあります。 「homey」は「homie」と記入してもOKです。 このスラングはアフリカ系アメリカ人の男性が同じアフリカ系の男性に対して使うことが多いです。 気の知れた友人ではなくても親しみを込め《呼び掛け》として「homey」「homie」は使うこともあります。 例文です。
This is my homey, John.
こいつがおれのダチのジョンだ。
Hey, homie, what's up?
よ、元気か?
「homie」「homey」の語源は「homeboy」という言葉です。 「homeboy」は「地元の男友達」という意味です。 「地元の女友達」は「homegirl」と言います。 「homie」「homey」は、「同郷の友人」というニュアンスから派生しているため、「気の知れた友人」「バッググランドが近い仲間」という意味が生まれました。 アフリカ系アメリカ人が、「homey」「homie」を同じアフリカ系同士で使用するのは、人種的なバックグラウンドが近いから、と言われています。
When I go back in my home town, I always hang out with a lot of my homeboys.
故郷に帰った時は、地元の仲間といつも飲みに行く。
その他にも「仲間」を意味するスラング英語はたくさんあります。
などなど、たくさんあります。 「仲間」を意味する単語は他にもかなりたくさんあるので、下記の記事でまとめました。よかったらご覧ください。
「homey」「homie」にはもう一つ意味があります。 「homey」「homie」は「家庭」を意味する「home」の形容詞として、「家庭のような」「居心地のよい」「アットホームな」という意味もあります。 レストランやカフェ、街全体などを「homey」と形容した場合、その場所が「 "面積が大きすぎず、人数も多すぎず"居心地がよい」というニュアンスです。 なので、ニューヨークやロンドン、東京などが居心地がよい人もいるとは思いますが、これらの都市を「homey」と言ってしまうと少し違和感があります。 「homely」も同義です。 「cozy」も同じ意味でよく使う単語なので、ぜひ覚えておきましょう。
Last night, I studied at a cafe with a homey atmosphere.
昨夜は居心地のよい雰囲気のカフェで勉強した。
This town is so cozy that I love it very much.
この街はこじんまりとしていて居心地がよく、大好きなの。
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