「枯れ専」とは「枯れた男性専門」の略で30代前後の女性が、40〜50代くらいの男性ばかりに惹かれることを表しています。今回はそんな「枯れ専女子」について解説していきます。枯れた男性の魅力や、枯れ専女子になる原因・心理、そして枯れ専女子の特徴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
枯れ専は、「枯れた男性専門」の略です。 主に年上の男性を好む女性のことを指します。 特に30代くらいの女性が、50代くらいの男性ばかりに惹かれることを表しています。 枯れた男性ってとても失礼な表現ですよね。 ですが自分よりもずっと年上の若さやフレッシュさがない男性のことをそう呼んでいます。 今回はそんな「枯れ専女子」について詳しく解説していきます。
まず枯れた男性の魅力といえば、落ち着きでしょう。 若者たちのような元気はなかったとしても、落ち着いた言動に女性はときめいてしまいます。 話し方もゆっくりで、声のトーンも低く、その穏やかさが魅力ですよね。 例えば職場で自分の企画書が褒められる時、同世代に「いいじゃん!」と言われるよりも年上の男性に「いいんじゃない」と言われると、より褒められてる気分にもなりますよね。 枯れ専の女性は、こういった落ち着きに惹かれていきます。
それから50代くらいの男性は経済的にも余裕がありますよね。 しっかりと働いている人に限りますが、月収も若い人よりも上回りますし貯金も貯まっているでしょう。 なので、例えばデートするとなった時に連れ行ってくれるお店も高級レストランだったりと、普段行けないようなところに連れて行ってくれます。
大人の色気や哀愁が女性のキュンポイントのひとつとなっています。 やはり生きてきた年数が違いますので、にじみ出る色気が違うんですよね。 色気って無理に作ろうと思っても作れるものではありません。 その人の経験値などから身について、雰囲気を作り出しています。 様々なことを経験しているからこその言葉や表情に、女性は色気を感じます。 そして年齢を重ねているからこその哀愁もあります。 少しくたびれた様子って、哀愁があっていいんですよね。 その哀愁に色気を感じることもあります。
それから50代くらいの男性は、やっぱり20〜30代の男性よりも知識が豊富ですよね。 職場なら、会社のことはもちろん詳しいですし、仕事で得た経験も違うのでアドバイスにも重みがあります。 さらにそれ以外のことでも知っていることが多く、人生経験から得た知識量が違います。 物事を多く知っているって、とても素敵ですよね。 話してくれる内容も同世代とは異なりますので、そういった部分にも枯れ専の女性は惹かれるのでしょう。
女性は男性のギャップに弱い生き物です。 そのため年上の男性の可愛らしさ
それから聞き上手なところも魅力のひとつです。 ガツガツと話すようなことはせず、相手の話を聞いてくれます。 特に若い女性に対してかっこつけようともしてこないため、自分の話を「聞いて聞いて!」というようなことはしてきません。 若い人の話を親身になって聞いてくれます。 時に自分の経験談を話しながらも、相手の気持ちに寄り添ってくれるので、どんどん自分の話をしたくなってしまいます。
先程も言いましたが、やっぱり経験値が違うので的確なアドバイスをくれることが多いです。 同世代だと「こうしたらいいかもね」「こういうのもありかも」と、一緒に予測してくれることが多いです。 しかし大きく年が離れていると、「僕のときはこうだったよ」「そういう時はこうするといいよ」と経験に基づいたアドバイスをしてくれます。 そのため、とても安心することが出来ます。 そういった的確なアドバイスをしてくれるところに、女性は惹かれてしまいます。
また、わがままを受け入れてくれるところも魅力の一つです。 いくつも年が離れているというだけで、わがままも言いやすいんですよね。 そしてそれを受け入れる余裕があるので「いいよ」と言ってくれる一言に女性は心を掴まれてしまいます。 こちらが、男性の考えていたことと違うことをしても怒ったり咎めたりすることもありません。 さらに、枯れた男性も若い女性にわがままを言ってもらえることを嬉しいと感じることもあるため、甘やかしてくれます。 女性は一緒にいて心地よさを感じるので、若い男性に対してより精神年齢が低いと感じてしまいます。 そのため「やっぱりこれくらい年の差がある方がいいな」と思います。
そして年上の男性は束縛や干渉をしてこない! もちろん独占欲の強いおじさまもいるかと思いますが、基本的に男性のいる飲み会に行ってもいいよという人が多いようです。 職場の付き合いなどで、どうしても男性のいる場に出向かなきゃいけないことってありますよね。 それなのに、嫉妬をされて束縛まがいなことをされると気も滅入りますよね。 しかし「楽しんできてね」「仕事の付き合いじゃ仕方ないよ」と見送ってくれるので、そういった部分も一緒にいて気が楽だと思う女性が多くなっています。
そもそも職場におじさんしかいない場合、出会う男性がおじさんしかいないわけです。 そのため必然的におじさんと恋に落ちる可能性が高くなります。 常におじさんに囲まれているので男性の基準がおじさんになります。 そうなってくると同世代の男性と会った時に随分と幼く感じてしまいます。 その結果、枯れ専女子になってしまいます。
めちゃくちゃお父さんが好き、もしくは父親にコンプレックスを抱えている女性に枯れ専は多いようです。 まず、お父さん大好きタイプの人は、お父さんみたいな人が理想の男性となります。 そのためもともと年上好きの人が多いのでしょう。 若い男性とだとどうしても幼稚に感じてしまい、包容力のある年上ばかりに目がいってしまいます。 逆にシングルマザーの家庭だったり、父親と仲良くせずに生きてきた人は、コンプレックスを抱えていることがあります。 その場合に、今まで自分がもらえなかった父親からの愛情を同じくらいの年齢の男性に求めてしまいます。 そして父親と同世代の男性から認められることで、気持ちが満たされるのでしょう。
刺激よりも安定がほしいと思っている女性は、同世代との恋愛で駆け引きをしたり様々な男性とデートをしたりということをしたいと思っていません。 恋人に対して嫉妬をしたり、喧嘩をしたりすることも望んでおらず、できるだけずっと落ち着いていたいと思っています。 そのため精神的に安定している年上男性と一緒にいたいと思うようになります。 枯れ専の女性はあまり多くないことから、自分が嫉妬をしたり不安になることがそもそも少ないです。 2人の時間を穏やかに楽しめるため枯れ専になるのでしょう。
プライドが高い女性も枯れ専になりやすいです。 というか、プライドが高い女性って同世代の男性と話が合わないことが多いです。 苦手意識を持たれてしまうこともあり、頼ることも苦手なので一人でなんでもこなしてしまいます。 そんな時に、自然と頼らせてくれる年上の男性にだけ心を許すことが多くなっています。
過去に同世代との恋愛でトラウマを抱えている女性も、枯れ専になりやすいです。 三角関係で悩んでいたり、彼氏に浮気をされたことがあったり、束縛が激しかったり…同世代との恋愛に懲りてしまっています。 そのため、年上男性の余裕のある言動や落ち着きに惹かれ枯れ専になってしまいます。 大人な人なら、自分を苦しめたりしてこないだろうな、という安心を持っています。
逆に、母性本能の強い女性も枯れ専になりやすいです。 体力の落ちてきた50代の男性を支えたい!守りたい!と思ってしまうのです。 やっぱり先に老いていきますので、自分が支えていかなければなりません。 哀愁漂う背中にきゅんとしてしまい、枯れ専になってしまいます。
男性は、若い女性をちやほやすることが多いです。 特にアラサーくらいになってくると、同世代の男性は20代のピチピチ女子たちをちやほやします。 段々と周りからちやほやされなくなった時、かわいがってくれる年上男性に惹かれていきます。 特に50代くらいになると、下心なくちやほやしてくれます。 それが嬉しくてどんどん枯れ専になっていく女性が多いです。
枯れ専女子は、キャリアウーマンの女性も多いです。 というのも仕事をバリバリやっているので、仕事の経験値の高い人と話が合います。 同世代だと、自分自身の方が知識もキャリアも上のことが多く、合わないんですよね。 そのためどうしても自分より知識や経験の多い男性に惹かれます。
年上にいく女性って見るからに頼るタイプの人が多いかと思いきや、一見しっかりしていて同世代の女性と比べると自立している部分があります。 しかしいくらしっかりしていても、やっぱり疲れている時は誰かに甘えたくなります。 ただ一見しっかりした女性って同世代の男性からは頼られることも多く、自分から同世代の男性に頼れなかったりします。そのため、つい年上男性に惹かれ枯れ専へとなっていきます。
甘えたい願望はあるのに、甘え下手な女子も枯れ専でしょう。 やっぱり同世代にってなかなか甘えられないんですよね。 しかし年が随分と離れてるの、甘えることに照れがなく素直になれることが多いようです。 そのため、ある程度年を離れている人を選ぶ傾向が強く、気付いたら枯れ専になっています。 自然と甘えさせてくれるような言動も多いので、甘えることを頑張らなくてもいいのが枯れた男性です。
弟がいて男性の面倒を見てきた女性は、年上の男性に引っ張ってもらいたいという願望が強くあります。 そのため年上でリードしてくれる人に惹かれていきます。 男性のほうが精神年齢が低いと言われることが多いため、少しの年上くらいじゃ弟のようにかわいがってしまうことが多いです。 そのため10も20も離れた男性に惹かれ、枯れ専となっていきます。
結婚願望の強い女性も枯れ専になりやすいです。 やっぱり、経済力や安定感などを考えた時に50代くらいの男性は余裕があります。 なので結婚を考えやすいです。 相手もこの先、老後を迎えるわけなので一人よりも誰かと一緒の方がいいと考える人がたくさんいます。 同世代の男性だと「まだ結婚は…」と金銭面や精神面でためらうことも多くなっているので、枯れ専になります。
また婚活に疲れて、枯れ専になることがあります。 同世代の男性との恋愛は結婚を強く意識しますよね。 しかし50代まで独身を貫いた男性は、結婚願望があまりないことが多いです。 落ち着いていて経済的にも余裕があり、結婚の話をしないおじさまに安心する女性が多くいます。
いかがだったでしょうか。 元々枯れ専女子だった人もいれば、様々なことがあって枯れ専女子になっていく人もいます。 おじさまの渋さや哀愁、そしてギャップに、枯れ専女子ではなくても魅力を感じる女性も多いのではないでしょうか。 実はTwitterなどでは「#枯れ専を殺す服」なんていうハッシュタグが話題になることもあるくらい、実は枯れ専女子って多いんですよね。 これを機に、年齢を重ねた男性に注目してみてください。