「甲斐性」という言葉をご存知ですか?「甲斐性のある・ない」といった表現を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。今回は、「甲斐性」の読み方や意味、語源を紹介します。また、「甲斐性のある男性」の特徴を徹底解析!また、「甲斐性」の英語表現も紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「甲斐性」の読み方は、「かいしょう」です。 「かいしょ」と読むこともできますが、「かいしょう」が一般的な読み方となります。
「甲斐性」の意味は、「気力と生活力のある頼りがいのある性質」です。 人の性質を言い表す言葉です。 「甲斐性のある」「甲斐性のない」という表現でよく耳にするのではないでしょうか。 「甲斐性のある人」は、「仕事などやるべきことをやり遂げるやる気力がある頼もしい人」また「経済的に自立していて生活力のある人」を指します。 反対に「甲斐性のない人」は、「頼りにならない・生活能力がない人」という意味で使用されます。
「甲斐性」の語源は、諸説あります。 例えば、
などがありますが、はっきりしたことはわかっていません。
「甲斐性」の類語には、
などがあります。
いつでも後ろ向きに物事を考えていて「う〜ん、でもな〜、、」とうじうじされたら、とてもじゃないけど頼れるなんて思えません。 甲斐性のある男性は無責任に「大丈夫」と言うのではなく、「自分には何とかできる力がある」と良い意味で自分に自信があるから、物事を前向きに考えることができるのです。 実際に実力がきちんとあるので順調に物事を運ぶのが上手いですし、トラブルが起きても取り乱すことなく解決することができます。
甲斐性のある男性は、いつでも「より良くするためにはどうすれば良いのか」ということを常に考えています。 なので、現状を維持しているということがありません。 高みを目指して成長するための努力を惜しみません。 なので、仕事においても求められているもの以上の成果を出し評価されます。 会社のために貢献できるだけでなく、自分自身をどんどん成長させていると言えるでしょう。
甲斐性のある男性は、とっても誠実です。 嘘を言ったりすることもありませんし、自分の言動にきちんと責任をもっています。 なので、できないことを「できる」と言うなど見栄をはることもありません。 仕事はもちろん、人間関係においても誠実さを感じる言動が多いと言えるでしょう。 誠実さがないとその人自身を信用することができませんよね。
甲斐性がある男性は、とっても器が大きいです。 頭ごなしにブチ切れたり、自分の意見を押し付けるのではなく相手の意見もきちんと聞き入れることができます。 他人が何かミスをしてしまうようなことがあっても、きちんと許すことができるのです。 会社の部下などであれば、ミスをカバーし「今後どうすれば同じミスを繰り返さなくて済むのか」ということをきちんと一緒に考えてあげる気持ちの余裕があります。
甲斐性のある男性は、自分の感情をきちんとコントロールすることができます。 自分がムカムカとしているからって、周りに当たり散らすような態度をとっていては周りの人に気を使わせてしまいますよね。 そんな人の側にはいたくないと思うのが普通でしょう。 甲斐性のある人は気分の浮き沈みが少なく、いつも安心感があります。 だから、わからないことも「わかりません」と言いやすい空気感があって頼りになります。
甲斐性のある男性は、忍耐力があってどんなことがあっても逃げ出しません。 「向上心がある」ということからもわかるように、できないことに関しては「何かどうダメなのか」を冷静に分析してきちんと向き合うことができます。 「できない」「無理だ」と感じてしまったときでも向き合える精神力と忍耐力があるからこそ、どんどん能力がついていって仕事でもどこでも評価される存在になるのでしょう。
甲斐性のある男性は、ぶれない芯があって人生設計をきちんとしています。 例えば「30歳までに企業をしたい」という自分の人生設計があったら、30歳までの時間を逆算し「何歳までに何をするのか」という細かい目標がきちんとあります。 さらに人生設計をきちんとたてるだけでなく、きちんと計画通りに行動をしている忠実さがあると言えるでしょう。 将来を見据えて実際に行動できている人って「しっかりしているな」と誰もが感じますよね。
甲斐性のある人は、経済力があります。 向上心をもってストイックに努力を続けているので、会社でも評価されていきます。 そのため収入もどんどん上がっていく傾向があります。 とは言っても、月収は会社によりけりで自分の頑張りだけでなんとかなるものではありません。 甲斐性のある人は、いくらあれば必要最低限の生活ができて貯金ができるのかきちんと考えています。 なので「これでは生活ができない」と思えば転職をします。 さらに闇雲に転職するのではなく、必要とされる人間になるために「自分に足りない能力」ときちんと見極めて資格が必要ならば資格をとるといった努力をします。 このように、確実に収入をあげていく力があると言えるでしょう。
「経済力があるからでしょ」と思うかもしれません。 しかし、甲斐性がある男性はたとえ自分にお金がなかったとしても他人のために惜しみなくお金を使うことができます。 誕生日といったお祝い事などは値段で決めるのではなく、心から相手のために選んだ物をプレゼントします。 経済力があっても自分のためにしかお金を使うことができないようながめつい人は、甲斐性があるとは言えません。 甲斐性がある男性は、思い切って高額を募金することもできます。
甲斐性のある男性は、いつでも的確な判断をすることができます。 どんなに焦ってしまうような状況でも、冷静に物事を分析し「こうしたほうがいい」という判断ができるのです。なので、どんな場面でもとっても頼りになります。 また、迷う必要のない場面で迷って余計な時間を使ってしまうこともありません。 サクッと決めるべきことはサクっと決めて、きちんと考えて判断すべきことは思慮深く考えて判断をすることができると言えるでしょう。
甲斐性のある男性は、相手誰であっても平等に接することができます。 「この人は自分の目下だから親切にしなくても良い」とか、「◯◯さんに優しくしておくとポイントアップになるかもしれない」というように、自分の損得で態度を変えることがないのです。 困っている人がいれば、助けないと気が済みません。 それは、決して見返りを求めているわけではないからです。 誰に対しても尊重する気持ちをもって、丁寧に接することができると言えるでしょう。
甲斐性のある男性は、身の回りの人を大切にします。 家族・友達・恋人など自分に関わる人全てです。 身の回りの人が困っているときは絶対に助けるし、そのためにはお金も労力も惜しみません。 大切な人に喜ばしいことがあれば自分のことのように喜ぶし、悲しいことがあれば一緒に悲しみます。 とっても思いやりのある人であると言えるでしょう。
甲斐性のある男性は基本的に誰に対しても平等で、優しいです。 しかし、優しくするだけが優しさではありませんよね。 甲斐性のある男性は、大切な人がいけないことをしていたらハッキリ「それは良くない」と言えます。 そのまま好きにさせておいたほうが、自分の安全は守れますが相手のためになりません。 なんでも黙認することが優しさではなく、「相手を思って叱ること」が相手のためになるということをきちんとわかっていると言えるでしょう。 馴れ合いではなく、きちんと言うべきことは言えるからこそ頼りになります。
甲斐性のある男性は、自分の正論を振りかざすだけではなく相手の話をきちんと聞きます。 どんなにしっかりしている人でも、自分の意見が正しいと言わんばかりに他人の意見を一切聞き入れなかったら「独りよがりだな...」と思ってしまいますよね。 甲斐性のある男性は自分とは違う考えであってもきちんと話を聞き、受け入れようとする努力をします。 その上で、他人の意見に流されるのではなく「自分はこう思うのだけど、どうだろう」という自分の意見もしっかりと伝えることができると言えるでしょう。
甲斐性のある男性は、約束を守りしっかりと覚えています。 これは恋愛面だけではなく仕事や友人とでも言えることです。 甲斐性のある人は、約束の重大さに関わらずに守ります。 例えば「今度その漫画貸してね」など会話の流れでそういった話になったことを覚えており、後日ちゃんとその漫画を必ずもってきてくれます。 大小関係なく約束は守るものという意識が強いのです。
甲斐性のある人は、とにかく仕事ができて経済力を身につけています。 そういう人って、仕事ばかりに時間を使って恋人ができても蔑ろにしてしまいそうですよね。 実際に、仕事ができて経済力のある自分から見て女性を見下してしまう人もいます。 自分のほうが稼ぎが良いのだから...という理由で恋人や奥さんを家政婦のように扱う人もいるでしょう。 甲斐性のある人は、どんなに忙しくても恋人や奥さんの存在を蔑ろにすることはありません。 忙しくても、彼女や奥さんが不安に思ったり不満を貯めないようにきちんと考えてお付き合いをしてくれます。
甲斐性のある男性は、一家の大黒柱としてしっかり働き家族を養ってくれるだけではありません。 家事も育児も積極的に参加するよき夫・よき父になると言えるでしょう。 「家族」を非常に大切にするので、仕事を理由に家庭内のことを疎かにするなんてことはしません。 子供にとってお手本になる尊敬できる良き父になります。 そして、そんな立派な夫だからこそ妻も夫を立てる良い関係性ができあがります。 子供は両親を見て育ちますから、その子供もまた甲斐性のある人間に育つ可能性が高いでしょう。
「社長になりたいんだ!」と言い出したかと思えば「一生平社員で良い」と言い出すなど、甲斐性のない男性は言っていることがコロコロ変わって一貫性がありません。 「この前と言っていることが違うよね」と指摘しても「◯◯さんがそう言ったからそうしようと思って」というように他人に責任を押し付けるような理由が目立ちます。 「自分の意見をもっていない」と受け取れますし、そもそも「考えてもいない」とも受け取れます。 とても「頼れる存在」とは思えないでしょう。
甲斐性のない男性は、無駄にプライドが高いです。 誰も張り合っていないのに
を主張したがります。 平社員なのに「部長だ」と話したり、無理してブランド品を購入して見せびらかすような行動をとったり...。 化けの皮を剥がすと借金まみれでどうしようもない人間だったりします。
甲斐性の無い人は、自分で自分の感情をコントロールすることができません。 自分の機嫌が悪いとムスっとした態度をとるのに、機嫌が良いと気持ちが悪いぐらい優しくします。 自分の機嫌も自分でとれないなんて、まさに小さな子どもと同じでしょう。 自分の感情で周りの人を振り回すような人は、甲斐性があるとは言えません。
甲斐性のない人は、責任感がまったくありません。 だからこそ、上述したように自分の感情だけの言動で周りを振り回すのでしょう。 例えば、「今日は仕事に行きたくない」と思えば適当な理由をつけて休もうとしてしまいます。 ひどいときは、バックレてそのまま仕事に顔を出さなかったりもします。 なので、仕事をコロコロと変えている人も多いです。 向上心があって先を見据えての転職ならまだしも、正式な辞め方もせずに気分で仕事を変えてしまうような人は甲斐性がないとしか言いようがありません。
甲斐性ない人は、一生現状維持し続けます。 向上心があれば、「昇格するにはどうすればいいか」ということを考えるはずです。 自分の成長のためでもあり、会社に貢献するために向上心をもって努力をしていきます。 しかし、甲斐性のない人は何も考えていません。 自分が長年働いているのにも関わらず評価されていないような現状であっても、なんとも思っていないのです。 むしろ、「自分が頑張ったところでどうせ...」なんて思っているのでしょう。
甲斐性のない男性って、基本的に「今がよければそれでいい」と思っています。 だから、その場しのぎの無責任な発言や行動が目立ちます。 今自分がこう発言するとこの先どうなるか、どうしなければいけないのか、、、ということまでは全く考えることができていないのです。 いつだってその場しのぎなので意見が二転三転しているよな印象を与えてしまうし、自分の発言もすぐに忘れてしまって約束を破ってしまうことも多いです。
いつまでたっても両親に頼りっきりで自立していない男性は、とてもじゃないけど甲斐性があるとは言えませんよね。 特にいい歳したマザコンは情けなさ過ぎます。 経済的に自立していないのはもちろんのこと、何か決断をするときも母親の判断に任せていたり「ママ〜」と呼んでいたりするのは甲斐性のない証拠です。 甲斐性のある男性はもちろん両親を大切にしますが、自立していないわけではありません。 自立しているからこそ、両親に仕送りをしっかり送っていたり親孝行をきちんとしています。
甲斐性がない人は、何をするにも自分の損得を考えて行動をしています。 自分の意見や気持ちではなく、判断基準が「損か得か」なのです。 こういう人って、大抵自分さえよければ周りは気になりません。 周りの人に「あの人最低だよね」と言われていても自分より地位のある人に認められていれば気にならないのです。 自分の行動や発言で他人に迷惑をかけようが、自分が良い思いをするならそれで良しとしているのでしょう。
甲斐性がない人ほど、ギャンブルなどでの一攫千金得ることを夢みています。 自分の努力でお金を稼ごうとするのではなく、「運」にかけようとするのです。 「運」も努力の上に成り立つものだということをわかっていません。 夢を叶えていたり、経済力がある人に対しても「運があってたまたま成功した」ぐらいにしか思っていないのでしょう。 お金もないのに運を信じてギャンブルにお金をつぎ込むような人は甲斐性があるとは到底思えません。
甲斐性のない男性は、自制心がありません。 なのでアルコール依存症などの依存症になりやすいです。 心の病が原因であることもあるので、一概に「自制心がないせいだ」とも言えません。 しかし、自分の意思の弱さが原因で依存症になっていることも多いのは事実でしょう。 記憶をなくしてしまうほどアルコールを摂取してしまうなど、周りに迷惑をかけている姿を見せられることが多いと甲斐性ないなと思ってしまいますよね。
計画性のないお金の使い方をして借金まみれになっていることがあります。 上述した「ギャンブルに自分の人生を賭けてしまう」ということにも当てはまりますが、こういう人って「いつか収入が上がったら返せばいい」なんて軽く思っています。 実際、自分で収入があがるように努力するわけではないので現状は変わらず借金だけが増えていってしまうのでしょう。 経済力が元々ないのもそうですが、計画性もなく借金を抱えてしまうのは甲斐性がなさすぎますよね。
甲斐性のない男性は、貯金ができるだけの収入があっても貯金ができません。 お金はあればあるだけ使ってしまうというタイプが非常に多いです。 「今が良ければそれで良い」と思っていて、先を見据えて行動することができないからでしょう。 そして、肝心な時に必要なお金が用意できないなんてことが起きてしまいます。 どんなに収入があっても、余計な出費ばかりして貯金ができていないようでは「生活力がないな」と感じてしまいます。
甲斐性のない男性は、プライドが無駄に高いので口先だけは立派なことを言います。 「30歳までには起業しようと思っていて〜」とか、いかにも「しっかりしています」という発言をしますが実際に行動をしているということがありません。 ただ人に「きちんとしている人」「立派な人」と思われていたいだけで、心の中は「でもめんどくさいから、また今度やろう...」と後回しにしてしまうことだらけで全然実現しないのです。
甲斐性のない男は、ネチネチと文句を言い続けます。 「ありえない!」と思ったことを、その人に伝えることは悪いことではありません。 ただ、きちんと話して解決したことなのにグチグチと文句を言い続けたり、あちこちで「この前こんなことがあってさ〜」と言い回るのはどうでしょうか。 もはやそれは「相手のため」ではなく、自分のストレス発散のために愚痴を言いまくっているだけです。 ネチネチを引きずる人は、男らしくないなと思ってしまいますよね。
仕事においてもプライベートにおいても自分の発言や行動に責任がもてません。 さらに自分のことしか考えていないので、自分の都合の良いように事が運ぶように嘘をつきます。 誠実さが全くないので嘘をついても全く罪悪感がありません。 嘘を指摘されれば、また嘘を重ねてごまかしていくでしょう。 自分では「上手く切り抜けた」と思っているかもしれませんが、実は「嘘をついた」とバレバレ...。 どんどん信用をなくしていきます。
「浮気は男の甲斐性」という言葉をご存知ですか? この言葉には、「甲斐性のある男性は、経済力があるから浮気相手の面倒まで見れてしまう」という意味が込められています。 自分の彼女や奥さんに使うお金でいっぱいいっぱいな男性は、浮気をするお金もありません。 浮気ができるということは、それだけ「お金に余裕がある」ということなのです。 また、「浮気ができるぐらい経済力があって、女性を上手く扱える男性じゃないと大成できない」という意味で使用されることもあります。 この言葉を聞いてしまうと、確かに甲斐性のある男性は頼りがいがあってモテるでしょうし、付き合っても浮気されるのではないかと不安になってしまいますよね。
甲斐性のある男性は、何もかもきちんとしていて更に求められている以上の物を用意する能力があります。 自分がそうであるように、「他人も同じようにできて当たり前だ」と思っていることが多いです。 向上心が高いので自分の中の最低ラインのレベルが普通の人より高いと言えるでしょう。 なので、その人にとっての最高レベルのものでも「もっとできるよね...?」と思ってしまうところがあるのです。 故意的ではないミスに対しては、許す寛容さがありますが「全力出してこれ?」と思ってしまってがっかりしてしまうことが多いと言えます。 自分ができているぶん、相手に対して感じるストレスは大きいでしょう。
甲斐性のある人は、とっても頼りになるのでしょっちゅう他人から頼られます。 「そんなこと自分でできるよね?」と思っても、頼まれたら断れないのが甲斐性がある人の性です。 結局ストレスを抱え込んでしまったり、自分のやることだけがどんどん増えていって自分の首を締めてしまうことになります。 責任感が強いため、仕事を終わらせるために無賃残業をしてしまう人も少なくありません。
甲斐性のある男性は責任感が強く、自分のことは自分で解決しようと思ってしまうところがあります。 つまり、人に頼ることに対して抵抗があります。 そのため、なんでもかんでも人に頼れず一人で抱え込むことが多いです。 なんでもかんでも自分で考えずに相談するのもあまり良くありませんが、抱え込むのも良くありません。 精神的にも追い込まれてしまいますし、すぐに解決できるものも出来ずに周りに迷惑がかかってしまいますよね。 また、周りにいる人も「頼って欲しいのに頼ってもらえない」とヤキモキしてしまいます。
甲斐性のある男として生活していると、他の人なら笑って許されることもなぜかとてつもなく評価が下がってしまうことがあります。 例えば遅刻一つにしても大きなこととして取り上げられてしまいます。 普段「甲斐性のある男だ」と思われているからこそ期待値が高く、「期待してたのにな」と評価が下がってしまうと言えます。 これもまた、甲斐性のある男が人になかなか頼れなくなってしまう原因になっているのでしょう。
「おっさん化」「肉食女子」という言葉があるように、女性らしさに欠ける女性も近年多くなっていますよね。 しかし、甲斐性があって男らしいタイプだからこそ女性には女性らしくいてほしいという願望がある男性は非常に多い! 女性が男らしい男性を「かっこいい」と感じるのと同じように、男性も女性らしい人を「かわいい」と思うのです。 男性はプライドが高いですから、男勝りで自分よりしっかりしているような女性は恋愛対象にはならないという人が多いと言えるでしょう。
甲斐性がある人は、「大切な人は自分が守りたい」という気持ちが強いです。 そのため、どちらかと言えば華奢で守りたくなってしまうような女性に惹かれる傾向があります。 守ってあげたくなるというのもそうですが、どこかちょっと常に心配になってしまうようなところが、ついつい目をかけたくなって惹かれてしまうのでしょう。 また、隣を歩いている時などに自分との体格差がふと目にとまった時にときめく男性も多いようです。自分よりも何まわりも小柄な相手に萌えているのです。 体格なども含め、女性らしい雰囲気って結構重要であると言えるでしょう。
「守ってあげたくなるような女性が好き」とはいっても、甲斐性のある人は自分自身がしっかりしている人だからこそ「自分一人では何もできない」というタイプは苦手です。 できれば背中を押して欲しいし、自分も相手の背中を押してあげられる存在になりたいのです。 どんな恋愛であれ、相手に対して尊敬できる部分がないというのは気持ちが長続きしにくいですよね。 自信がなくても、一生懸命努力することができる芯のある女性に惹かれることが多いと言えるでしょう。
甲斐性がある男性は、仕事に趣味になんでも全力で頑張っていて仕事もプライベートでも忙しいという人が多いです。 しかし、甲斐性のある男性はきちんと恋人のことは大切にする誠実さがあります。 きちんと自分なりにバランスをとって大切にしてくれているはずなのです。 それなのに、彼女がいちいち「どうして休みなのに会ってくれないの?」「私のこと好きじゃないの?」とか言ってくると非常にめんどくさいですよね。 なので、しっかりと自立していて自分の時間も大切にすることができる女性に惹かれます。
職場など一緒にいる時間が多い場合の脈ありサインは、「近くにいることが多い」です。 好きな人とはできるだけ近くにて距離を縮めたいと思いますよね。 例えば、
といったように、直接会話をせずとも側にいて何らかのチャンスがないかと様子を伺っているのです。 また、「俺の存在を知って!」「とりあえず視界に入れて!」という存在のアピールだったりもします。 甲斐性のある男性は、誠実なのであまりわかりやすくグイグイアピールしてくることは少ないと言えるでしょう。
男性、女性に限らず好きな人や気になる人のことは目で追ってしまうもの! 少し社内で物音がすると「好きな人かな?」と思って視線を向けてしまったり、とにかく好きな人の動きに敏感になります。 何だか見られていると、視線を感じて見られているということに気がつくんですよね。 最近やたらと目が合うな・視線を感じるなと思ったら、好意をよせられているかもしれません。 遠くからでも目が合う場合や、「あの人っていつも○○さんの事見てるよね」なんて周りの人に言われるようであれば確実でしょう。
甲斐性のある男性は、自分の大切な人は「守りたい」「助けたい」という気持ちが強いです。 なので、好きになってしまうとついつい気にかけすぎて連絡を頻繁にしてしまうようなところがあります。 「今日大変そうだったけど大丈夫?何かできることがあったら言ってね」など、いてもたってもいられなくなってしまうのでしょう。 基本的に誰であっても助けてしまうタイプですが、好きなひとのことは倍気にかけていると思っていて良いです。
甲斐性のある男性は、相手が誰であっても親切にします。 しかし、「仕事の人は仕事の人」ときちんと割り切っていて、不必要な連絡をとりあったして思わせぶりな態度をとってしまわないように心がけています。 なので、職場の男性などでプライベートを気にかけるような質問をしてきたり「仕事に関係ありますか...?」というような話を降ってくる場合、脈ありの可能性がありです! 好きな人のことを知りたいという気持ちがあるからこそ、質問をしているのでしょう。
「もし、結婚するとしたら専業主婦になりたい?」 といったように「もし・・・」の話をするようであれば、そこには「あなたの彼氏になりたいな」「夫になりたいな」という気持ちが潜んでいる可能性があります。 「もしも、俺が○○さんの彼氏だったら・・・」なんてダイレクトに言ってきたら「彼氏になりたい」と思っているで間違いないでしょう。 甲斐性のある男性は常に先を見据えているので、冗談っぽく聞こえても将来を考えてそういった「もし」の質問をしているという可能性があります。
甲斐性のある男性を「助けてあげたい」「守ってあげたい」という気持ちにさせるために、上手に甘えて頼ってアピール! くだらない時に頼るのではなく、一生懸命に自分自身で努力をしてどうしてもダメだというここぞという場面で上手に頼りにしてください。 「◯◯さんしか頼れる人がいなくて...」と言えば、プライドが高い男性の鼻も高くなることでしょう。 「助けてあげたい」という気持ちにさせるには、普段頑張っている姿を見せておくことが大切です。 普段頑張っている人だからこそ、困っている姿を見ると放っておけなくなるということを忘れてはいけません。
楽しい会話をして距離を縮めるのも良いですが、二人っきりの場面で真剣な悩みを相談して距離を縮めてみても良いですね。 「将来自分はこうなりたくて、そのために◯◯をしているが、◯◯で悩んでいる...」というように、しっかり将来を見据えて考えているというところがアピールポイントになるでしょう。 甲斐性のある人は、甲斐性のない人にイライラしてしまいます。 なので、しっかり考えて生活をしているという考えを聞いてもらうことが効果的です。
甲斐性のある男性は、結婚をしても仕事をバリバリ頑張るタイプが多いです。 「家庭的な人と結婚をしたいな〜」とぼんやりでも考えていることでしょう。 手料理を作ってもっていくなどベタなことする必要はありませんが、清潔感を保って生活力をアピールすることが大切です。 持ち物がぐちゃぐちゃだったり、洋服がヨレヨレで臭かったりすると「だらしない生活を送っているんだな」と思われてしまいます。 当たり前のことはきちんと当たり前にして生活力の高さをアピールしましょう。
甲斐性のある男性は、しっかりしているので何でもかんでも一人で抱え込みやすいです。 頑張っている姿をきちんと見てあげて、よき理解者になってあげましょう。 「一人で抱え込んでないで、人に頼りなよ!」なんてストレートに言ってしまってはプライドを傷つけてしまうかもしれません。 例えば、ココぞというときに「大変そうだね、よかったらコーヒーでも飲んで一休みしてね」など、「ホッ」とできるような言葉をかけてあげられるのが理想的ですね。 そうすることで、「この人にならな何でも話せるな」と思ってもらえる可能性があります。 また、自分を弱い所を見せられる唯一の存在を大切にしたいという気持ちになることでしょう。
甲斐性のある男性は、自分がしっかりしているタイプだから自分が相手に強気に出ることが多いです。 なので、「か弱そう」と思わせといて、ガツン!と意見を言えるところを見たらギャップで惹かれる可能性があります。 甲斐性のある男性は、「自分が面倒を見てあげないと」と思ってしまうタイプです。 なので、自分と対等に話せるタイプの女性を「他の女性とは一味違うなあ!」と魅力的に感じるのです。 あまり偉そうにガンガン言ってしまうと惹かれてしまいますが、ほどほどに自分の意見はしっかり言えたほうが良いですよね。
甲斐性のない男性のそばにいると、「ちゃんとしてよ!」と喝を入れたくなってしまいますよね。 しかし、男性はプライドが高い生き物なので厳しく言い過ぎると「どうせ俺は...」と諦めてしまいます。 どんなに「しょうもない男だ」と思ってしまう人でも、必ず良いところがあるはず。 きちんと良いところは口に出して褒めることを忘れないことが大切です。 恥ずかしいかもしれませんが「とっても頼りになるね!」など、大げさぐらいに褒めることで自信がついてきて活力を戻してくれることでしょう。 自信がなくて「無」になってしまっている男性には、自信を取り戻してもらうところから始める必要があると考えてください。
付き合っている男性を「ほんとしょうもない男でさ〜」と悪く言っていると、その言葉が言霊となってどんどんどんしょうもない男性になっていく可能性が高いです。 男性のことは、外ではしっかりたてるべき! 例えば、外で「どっちにする?」と選ばなきゃいけない場面で「どうする?」ときちんと相談します。 女性が主導権を握っている姿を外で見せられるのは恥ずかしいものですからね。 そうすることで、「せっかく立ててくれてるんだから、本当にしっかりしないとな...」という自覚が芽生える可能性があります。 男性はやっぱり、頼りにされたい生き物です。 「頼りにしている」という姿勢を見せるべきだと言えるでしょう。
甲斐性のない男性を見ていると、あれやこれややってあげたくなってしまう気持ちはわかります。 しかし、それではダメ男を育てる一方です。 女性は「母親」ではありません。 あくまでもしてあげるのは「アドバイス」で、きちんと本人が行動するのを見守りましょう。 そして、本人が精神的に参っているような場面でしっかり支えてあげられる器を持つことが大切です。 「支えてくれる存在がある」と思えるだけで、「頑張ろう」と思えるものです。
甲斐性のない男性は、人一倍壁にぶつかって悩むことも多いでしょう。 一人で乗り越えるだけの力がないからです。 ただ、そこで「だからさー」と頭ごなしに男性の言うことを否定してしまうとプライドが傷つけられる一方でやる気をなくしてしまいます。 悩んでいる様子があれば、とにかく否定をせずに話を聞いてあげましょう。 そして、「〜してみたらどうかな?」と提案する形でアドバイスをしてあげると良いです。 その人のために大切なことは、「一緒に解決策を考える」ということです。
女性は現実的な考え方をしがちですが、男性というのはロマンを求めます。 「男はロマン!」とよく言いますよね。 女性が現実的に考えて「そんなの無理でしょ」と思っても、本当に「夢」として思っていることであれば否定するべきではありません。 大切なことは「どうすればその夢を叶えることができるのか」を一緒に考えてあげること。 そして、実際に夢を叶えるための行動に移せるように背中を押してあげることです。 特に仕事に関しては、男性のほうが結婚をしても女性より働く時間が長いです。 安定を求めてやりたくもない職業に就かせてしまうと、結局やる気が出なくて出世しないことが多いです。 献身的に支え、できるだけ夢を応援してあげたほうが甲斐性のある男性になる可能性があると言えるでしょう。
いかがでしたか? 「甲斐性のある男性」について理解を深めていただけたでしょうか。 甲斐性のある男性とゴールインできたら一生幸せになれること間違いなしですよね。 でも、そんな良い男は近くにいないし、出会いもないからと諦めている女性は多いのではないでしょうか。 しかし、諦めるのはまだ早いです!いい男がいないならなら育ててしまえばいいのです! 甲斐性のある男をその手で育てあげて幸せを掴みましょう。