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ビジネスシーンにおける「マイルストーン」の正しい意味と使い方

ビジネスシーンにおける「マイルストーン」の正しい意味と使い方

「マイルストーン」という言葉をご存知ですか?石のことではありません!ビジネスシーンではよく用いられている言葉です。今回は「マイルストーン」の正しい意味と英語表現、ビジネスシーンにおける使い方を解説します!

「マイルストーン」の意味・語源

意味

「マイルストーン」は日本語で「里程標・距離標」という意味です。 道路に置かれた距離を表示する標識のことを「里程標・距離標」と言います。 その距離を表す「目印」になることが転じて、物事や作業の進捗を管理するための節目・重要な段階・到達点といった意味で使われるようになりました。 人生や歴史において意味をなす節目になる 画期的な出来事という意味もあります。 また、「マイルストーン」は「マイルマーカー」「マイルポスト」などと表記することもあります。意味は同じです。

語源

マイルストーンは英語で書くと「milestone」となります。 mileは距離の単位で、stoneは石のことです。 マイルストーンとは元々、起点から1マイルごとに置かれていた標石のことを表す言葉でした。 そして、その標石が標識に変わってからも「マイルストーン」と呼ばれ続けています。 これから派生して、ビジネスシーンでも仕事やプロジェクトの節目など起点からのポイントとなる各工程の区切りを「マイルストーン」と呼ぶようになりました。

「マイルストーン」の使い方

ビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンにおいて、プロジェクトなどの進捗の目安となる重要な節目や経過点のことを「マイルストーン」と呼びます。 プロジェクトがどこまで進んでいるか確認するポイントとしてマイルストーンが使われています。 特に、商品開発やシステム開発などの長期間に渡るプロジェクトでよく使われています。 進捗管理をしやすくするために、キリの良い段階などで一区切りをつけ、マイルストーンとしています。 また大きなプロジェクトだけではなく、日々の仕事においても節目などのことを「マイルストーン」と呼びます。 下記の例文も使い方の参考にしてください。

ビジネスシーン以外での使い方

ビジネスシーン以外でも「マイルストーン」という言葉は使われることがあります。 その場合は、主に「歴史の節目となるような画期的な出来事」のことを指します。 ノーベル賞などを取るほどの科学の発見や、電気の発明などがそうです。 また、人生における節目についても使ったりします。 今までに起きた大きな出来事や、これからの中間目標や目的などについても使うことができます。 英語ではあまりそういった使い方はしないようですが、日本のカタカナで用いる場合 は使われています。 ターニングポイントと近い意味があります。

「マイルストーン」の例文

○ビジネスシーン ・「まずプロジェクトのマイルストーンを決めよう」 ・「そしてマイルストーンごとに進捗報告を兼ねたミーティングを設定する」 ・「会社にとって、今回の開発プロジェクトは今まででもっとも重要なマイルストーンとなった」 ・「進捗を把握するため、各マイルストーンに進捗率が設定してある」 ・「最後の二つのマイルストーンに達するのは、あと少しだ」 ○ビジネスシーン以外 ・「あの星の発見は太陽系の歴史の2つ目のマイルストーンである」 ・「日本がリレーでメダルを獲ったことは、陸上競技におけるマイルストーンになった」 ・「私にとって転職はマイルストーンとなった」 ・「向こう10年のマイルストーンをちゃんと設定して、自分なりの人生を歩もうと決めた」 ・「彼との結はわたしのマイルストーンになるだろう」

「マイルストーン」の類語

○里程標 (意味:距離を記して道路や線路の脇などに立てた標識のこと     転じて物事の推移・発展における一過程を示すしるし     距離標ともいう) ○チェックポイント (意味:判断するため調べて確かめなければならない点、箇所) ○要点 (意味:物事における重要な点、大切なところ) ○目処 (意味:目指すところ、物事の見通し、目標)

「マイルストーン」と「スケジュール」の違い

プロジェクトや仕事において「日程や予定」を表すのが「スケジュール」になります。 それに対して、「日程や予定を立てる際にその工程の区切りや節目」がマイルストーン」になります。 このように「スケジュール」と「マイルストーン」は全く別の意味を持ちます。 日程や予定を日付などを入れて表にしたものを「スケジュール表」と呼びます。 そのスケジュール表に「○○の作成」「○○の提出日」「○○最終チェック」などと節目や区切りとなることを日付や期間で設定されているものが「マイルストーン」です。 「マイルストーン」は「スケジュール」の調整や管理においてとても重要なものとなります。 一般的にはマイルストーンをスケジュールに落とし込み、工程表として仕上げます。 特に、IT業界におけるシステムの開発や建築などの工事には長期間のスケジュール管理が必要となります。 そういったスケジュール管理をするため、またスケジュール通りに仕事が進むようにするために、マイルストーンの設定が重要となります。

「マイルストーン」を使うメリット

大きなプロジェクトの場合、進捗管理を行うのは全体を把握するには規模が大きすぎます。 また、各々の作業項目をいちいち把握するには時間や手間がかかりすぎてしまいますよね。 そういった際に途中にいくつかのマイルストーンを設定しておきます。 その各マイルストーンは目的に向かうまでの通過点となり、それぞれの時点で達成すべき事と実際の進行状況を照らし合わせることで進捗管理ができます。 そのマイルストーンは日付や期間で指定されるほか、中間発表などのイベントや行事をマイルストーンとすることもあります。 上でも説明したように、スケジュール通りに仕事やプロジェクトが遂行するためには、「マイルストーン」を使うことは社会人にとっても大きなメリットとなります。 日頃の業務でもマイルストーンを使うことは大きなメリットがあります! 目標だけを掲げていると、達成できるか不安になったりどのようにして目標に向かえばいいのか分からなくなってしまいます。 「マイルストーン」があれば、そのひとつひとつが小さな目標となり達成しやすくなります。 その「マイルストーン」を意識して仕事をすることで、ミスなども減り見通しが立てられるので効率的に仕事を進められせるようなります。

「マイルストーン」の英語表現

「マイルストーン」は英語で「milestone」です。 日本語の「マイルストーン」は英語がそもそも語源なので、意味も同じです。 英語でも日常会話では「人生の重要な節目」というニュアンスで使うことが多いです。

She thinks that moving out of her parents' home was a real milestone in her life.

両親から離れて一人暮らしをしたことは彼女の人生における大事な節目であったと考えている。

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「マイルストーン」は意識高い系ワード?

「マイルストーン」は意識高い系ワードの1つとされています。 意識高い系ワードとは、日本語でも伝わるのにあえて意識の高い人が使用しているカタカナ英語のことを揶揄して言う言葉です。 職場やシチュエーション、一緒に仕事をしている人によっては、意識高い系ワードを使うことで相手に不快感を与える可能性があるので多用はしないように注意しましょう。

その他の意識高い系ワード ・アグリー(agree):賛成、同意 ・アウトソーシング(outsourcing):外注、外部委託 ・アサイン(assign):割り当てる、任命する ・アジェンダ(agenda):計画、議題 ・アライアンス(alliance):提携、同盟 ・ウィンウィン(win-win):双方に利益となること ・コストパフォマンス(cost performance):費用対効果 ・コミットメント(commitment):委託、委任 ・コンバージョン(conversion):ウェブサイト上で獲得できる最終的な成果 ・リスケ (reschedule):日程変更、予定延期

まとめ

「マイルストーン」について理解できたでしょうか? ✔里程標、画期的な出来事、物事の進捗管理のための節目といった意味 ✔ビジネスシーンでは物事の進捗の目安となる経過点としてよく使われている ✔人生の大きな節目といった意味でも使われている ビジネスにおいてとても大事な言葉ですね。 人生におけるマイルストーンが設定できるよう、日々の勉強は欠かせません。

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