「残念」は英語で何というしょうか?「残念」を意味する英語表現はいくつもあります。今回は文頭にどんな単語がくるかという軸で分けて、1つずつ說明していきます。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用下さい。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「残念」の英語表現で最も一般的なのは「too bad」という表現です。 「bad」単体では「悪い」という意味ですが、「too bad」だと「残念だ、気の毒だ」というニュアンスになります。 「Too bad!」という感じで、主語を省略して使うこともあります。
"I couldn't get accepted into Stanford." - "That's too bad."
「スタンフォード大学に合格できませんでした」-「残念です」
It's too bad that you couldn't participate.
あなたが参加できずに残念です。
「It’s a shame.」でも「残念だ」という意味になります。 このフレーズの「shame」には「恥」という意味もありません。 「a」と一緒に使うときは「残念、遺憾」という意味になるのが一般的です。 (「残念」という意味で「shame」を使うときは、冠詞「a」を忘れないようにしましょう)
など様々な使い方が可能です。 違うフレーズだと「恥」というニュアンスを表現することができます。
など
It's a shame about your cat.
亡くなった猫、残念でしたね。
It would be a shame to miss Kyoto in spring.
春の京都を見逃すのは残念だよなあ。
It's a damn shame that he didn't live to see the result.
彼が生きて結果が見られなかったのは、クソ残念だ。
「sad」の直訳は「悲しい」ですが、「That's sad.」で「残念だ」というニュアンスで使うこともできます。 「sad」は、特に名詞を修飾するときに、「残念、ひどい、惨めな」というニュアンスが強くなります。
We need to face up to the fact that the economy of Japan has been in a sad state for decades.
何十年も日本の経済が残念な状況にあるという事実を我々は直視する必要がある。
The sad truth is that I can't make it to the party tonight.
残念なことに、今夜のパーティー私は行けません。
「pity」は名詞で大別して2つの意味があります。
です。 「残念なこと」という意味の「pity」の使い方は、「shame」に非常に似ています。
It's a pity that you have to go home so soon.
もうお帰りにならなければならないのは残念です。
「disappointing」は「がっかりさせる、失望させる、期待はずれの」という意味の形容詞です。
His school's result for the tern was very disappointing.
彼の今学期の学校の成績はかなり残念だった。
形容詞「unfortunate」には「不運」という意味もありますが、「残念」という意味もあります。 「不運」という意味で使うことの方が多いです。「不運」という意味では「an unfortunate man」など、名詞を修飾して使うことが多いです。 「That's...」「It's...」というフレーズでは「残念だ」という意味になります。
It is unfortunate that your baby girl has such a big face.
あなたの娘さんの顔がとても大きくて残念だ。
「That’s a bummer.」は「That's too bad.」のスラング表現です。「残念だな、がっかりだな」というニュアンスです。
We lost to them! That’s a bummer.
奴らに負けた!残念!
「afraid」は元々「恐れる」という意味ですが、フレーズによっては「残念」という意味でも使います。
の3パターンがあります。
"So, we're meant to die here!" - "I'm afraid so."
「つまり、俺たちはここでしぬ運命なのか!」-「残念ながらそのようです」
「sorry」は「申し訳なく思う」という意味が原義ですが、「残念」というニュアンスでも使います。 「sorry」はthat節で「that」を省略するのが基本です。
I'm sorry I can't come.
行けなくて残念です。
また「I'm sorry to hear that」で「それを聞いて残念に思う」という意味になります。
はどちらも「残念です」という意味になります。 「I feel regret.」の「regret」は名詞、「I regret it.」の「regret」は動詞です。
上記でも登場した「regret」ですが、文法上の注意点があります。
という意味になります。 過去の行為に対して残念に思う場合は「ing」の形を使います。 「to」では、 I regret to say, but...:残念ながら...と申し上げなければなりません I regret to inform you that...:残念ながら...とお伝えしなければなりません などとなります。
I deeply regret him leaving this company.
彼がこの会社を辞めたことは非常に残念に思う。
「What a pity!」で「残念!」というニュアンスになります。「That's a pity!」よりも強意的です。
「What a shame!」で「残念無念!」という感じです。
「What a bummer!」も同じニュアンスです。
「Unfortunately」は「残念ながら」という副詞です。
Unfortunately, we can't deal with that.
残念ながら、それは対処できません。
「To my regret,」も「残念ながら」と副詞的に使います。
To my regret, I couldn't ask her for a date ever.
残念なことに、彼女にデートの誘いは一回もできなかった。
お笑い芸人さんの波田陽区さんのように「残念!」っていうのに近い表現が「Bad luck!」です。相手に不運なことがあったときに「残念だったね」というニュアンスで使うことができます。
"Oh, my God! A pigeon crapped on my head!" - "Haha, bad luck!"
「うわあ、鳩に糞落とされた!」-「残念!笑」
「残念がる」は英語で何でしょう? 「残念がる」は「悔しいと思う」にニュアンスが近いです。 「悔しい」の記事は別に書いたので、興味のある方は下記の記事を参考にしてみてください。
「残念賞」は英語で「a consolation prize」と言います。 「consolation」は「慰め」という意味の名詞です。
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