「好き」と「愛している」の違いは「尊敬」の気持ちの有無です。見た目がタイプ、性格が合う、一緒にいて楽しい、性的魅力があるなど好きになる理由はたくさんありますが、それに加えて相手の人間性への尊敬がなければ愛することはできません。そして愛するということは相手の人生に対して責任を持つことです。
「愛してる」の意味は、「相手を慈しみ、慕う情」です。 「愛」はキリスト教で「神が自らを犠牲にして人間を慈しむこと」を意味します。 つまり、「愛してる」という感情は「自らを犠牲にしてでも一生をかけて慈しみ続ける」という相手に対する深い愛情を表現している言葉であるということがわかります。
「好き」の意味は「気に入って心がそれに向かうこと」です。 「いいな」と心が惹かれる感情を「好き」という言葉で言い表すことができます。 相手の良いところを見て魅力を感じ「いいな」と気持ちが惹かれたときに「好き」という感情をもち、その気持ちを伝える時などに使用されます。
例えば、一目惚れをしたとして出会った瞬間に「この人のことを好きだな」と感じることがあったとしても、出会ったばかりの人に瞬間的に「愛してる」と感じることはありませんよね。 つまり「愛してる」という言葉には「慈しむ気持ち」が強く、「好き」という気持ちの延長線上にある感情であると言えます。 相手に対し「好き」という感情を抱き「恋」をし、「恋」を経て深まっていき「愛してる」という感情になると言えるでしょう。「愛は育むもの」とよく言われるのもこのためでしょう。
「愛してる」という感情は、心から「相手のために尽くしたい」と思う相手に対して使用する言葉です。 つまり、自分が犠牲になったとしても相手に見返りを求めず「無償の愛」を相手に注げることなんですよね。 「好き」という感情の場合は、「自分は好きだけど相手はどう思ってる?」ということをとにかく気にしたり、「自分は○○をしてあげたんだから、相手にもしてほしい」というように見返りを求めます。 見返りを求めてしまうのは、「好き」が突発的に起こる感情だからです。 「好き」はどうしても相手にも何かを求めてしまいますが、「愛してる」は相手を心から大切に思う気持ちがあるからこそ、自分は「○○してあげたい」と思うことはあっても相手に何かを求めることはありません。
上述しているように「愛してる」は、「好き」という気持ちの延長線上にあるものです。 「好き」は、大抵は人の見た目だったり優しい一面を見たといったように表面上の良いところを見て感じる感情です。だから、出会ったばかりでも「好き」という感情を抱きなおかつ伝えることができます。 「愛してる」は相手の駄目な部分も全て受け入れた状態で、それでも慈しむ気持ちをずっと持ち続けることができるという状態を指す言葉なのです。
男性にとって「好き」は刺激を求める関係性であることが多いです。 付き合うか付き合わないかの駆け引きをしている最中だったり、付き合い始めの楽しいときに「好き好き〜」と伝えたくなったりするんですよね。恋愛で一番楽しい時期に感じている感情です。 「愛してる」は、刺激ではなく「安定」です。 その時の気持ちの盛り上がりや刺激が欲しいわけではなく「ずっと一緒にいたい」と安定を求める相手に対する感情であるということなのでしょう。
「好き」という気持ちは一時的な場合があります。 例えば、「この芸能人かっこいいから好き!」と思ったとします。 その「好き」という気持ちのほとんどが一時的なものであり、生涯をかけて思い続けるというのは中々珍しいことです。 リアルな恋愛に関しても同じことで、「好き」という感情の場合は相手の嫌な部分を見て気持ちが簡単に冷めてしまうことはよくあります。 一方、「愛してる」は中々覚める感情ではありません。 別れてしまうことはあるかもしれませんが、別れた後も中々思いを断ち切ることができなかったりします。 それぐらい相手に対する愛情が深いということなのです。
「愛してる」という言葉は、相手を唯一無二の存在であると感じてる場合に使用する愛情表現です。 例えば「好きだな」と感じているボールペンが壊れてしまったとします。 そんな時「似ているもの」を代替えとして探し使用しようとする人が多いのではないでしょうか。 「愛してる」は自分にとって唯一無二の存在だと感じている人に対して使用する言葉です。 「決してあなたの変わりなんて誰もない」と強く思っています。 例え顔が似ていたり、高収入であったりハイスペックなど相手を越えるような何かがあったとしても変わりになることはありません。
「愛してる」は「好き」を遥かに超えた感情であり、とても重みのある言葉であるということを理解していただけたかと思います。 上述してきたように「愛してる」という言葉には重みがあり、軽々しく伝えられるものではありません。 「愛してる」には「一生大切にあなたを思い続けます」という責任が伴うからです。 「愛してる」と言って結局自分から「別れよう」なんて言ったら「愛してるって言ったくせに」と言われてしまうかもしれまって当然でしょう。 なので、結婚をしたいと思っている相手や、結婚をしていてこの先も一生愛し続けるという気持ちを相手に伝えたいという場合にのみ使用するという人が多いのです。
男性から「愛してる」と言われると「どうしたの...?」と驚いてしまう人もいるかもしれません。 まず男性が「愛してる」と言う心理として、純粋に心から「愛おしい」と思っていたり、「たまらなく好きだ」と思っているからこそ素直にその気持ちを伝えているということが考えられるでしょう。 人には色々なタイプがいて、素直に愛情表現ができてしまうタイプとできないタイプがいるんですよね。 おそらく恥ずかしげもなく愛情表現ができてしまうタイプだからこそ、「愛してる」とサラっと言うことができるのだと考えられます。 自分の思っていることを伝えないと気が済まないタイプに多いです。
一緒にいる時間が長くなってくると、相手の気持ちが冷めていっているように感じる...という女性って多いのではないでしょうか。 男性は一緒にいる時間が長くなってきて安心感を得られるようになっているからこそ、愛情表現をしたりスキンシップをとらなくなってくることが多いのです。悪いことでは決してないのですが、女性にとってはそれが「私に対する愛情が感じられない!!!!」となってしまう原因になるんですよね。 なのでこの女性の心理がわかっている男性は、女性を安心させたいと思うからこそ「愛してる」と伝えることがあります。 「思ってないけど仕方なく」と言うわけではなく、こまめな愛情表現はするべきだと考えているタイプなのでしょう。とっても愛情深い男性に多いです。
例えば誕生日や記念日など特別な日だからこそ、彼女や妻を喜ばせたくて「愛してる」と伝える男性も多いです。 好きな人から「愛してる」と言われたらやっぱり嬉しいですよね。 男性も、普段は恥ずかしくて言えない気持ちを特別の日だからこそ伝えたいと思うのでしょう。 普段は言わない言葉だからこそ、特別の日に一言言われるだけでキュン...としてしまいますよね。 男性はそういった女性の気持ちを理解しているのかもしれません。 少なくとも大切に思っていない相手には言わないセリフだと思うので、喜ばせたくて言っている男性の気持ちを組んで素直に受け取りたいですね。
いつも寄り添ってくれる彼女や、いつも自分を支えてくれている奥さんに普段の感謝の気持ちを伝えたくて「愛してる」と言っていることもあります。 なかなか言葉で表現するのは難しいのですが...。 例えば一生懸命自分のために料理をしてくれていたりしている姿を見て、自分のために頑張ってくれている相手の姿を見てたまらなく愛おしくなったときなどに「ありがとう」の意味を込めて「もう愛してる〜!!!」となる男性がいるのです。 女性からすると「どうしたの!?」となるかもしれませんが、普段の感謝の気持ちや女性に対する愛おしさが溢れて言葉にせずにはいられなくなってしまったのでしょう。
男性が「愛してる」と言う心理には「愛してるってサラっと言っちゃう俺かっこいい」というナルシストな心理が隠されている場合もあります。 上述しているように、好きな人に「愛してる」なんて言われたらやっぱりドキっとしますよね。 そうやって女性をドキっとさせている自分に酔いしれているのです。 相手を本当に「愛してる」と思っている気持ちもないことはないと思いますが、愛してるという感情云々よりもムードを作りたかったりするのかもしれませんね。
付き合っているカップルの場合、結婚を意識しているからこそ「愛してる」という言葉を口にしている可能性もあります。 「好き」と愛情表現をするよりもやっぱり「愛してる」のほうが言葉に重みがありますし、そう簡単に口にできる言葉ではありませんよね。結婚を意識するぐらい大切に思っているという自分の気持ちを伝えたいからこそ「好き」ではなく「愛してる」と言ったのかもしれません。 付き合いが長くなってくると「好き」という言葉すら口にしなくなるのはよくあることです。 そういった状況なのにも関わらずあえて「愛してる」と男性が口にするのは、結婚を考えているぐらい大事に思っているということなのでしょう。
しかしながら、大して気持ちもないのにノリで「愛してる」と軽々しく言う男性もいるのも事実です。 付き合いたての高校生カップルって、簡単に「絶対に結婚しようね〜」とか言うじゃないですか...それって結婚したいという気持ちは本当にあるかもしれませんが、完全にノリで言ってますよね。それと同じです。 結婚をするということがどういうことなのか、きちんと考えていないし分っていないからノリで「結婚しようね」なんて言うし、だいたい軽々しく「結婚しよう」なんて言い合うカップルはすぐに別れます。 彼女や奥さんを目の前にして、なんとなく機嫌がよくテンションが上がってきたときにノリで「愛してる〜」と言う男性は気持ちが若いのでしょう。
男性の中には「愛してると言って」と彼女や妻が要求したから「愛してる」という人もいるでしょう。 本当は言う気分でも何でもなくても「断ると怒るしな...」と思いながら「愛してる」というのです。 愛情表現をしてほしいと思う気持ちもわからなくはないのですが、「言って」と言った後の「愛してる」は仕方なく言ったというだけであって、気持ちが込められているのかは疑問が残りますよね。 自発的な場合は、本当に心からそう思っているからこそ口に出したという可能性が高いですが「言って」とお願いされた場合、気持ちが入っていないこともあるでしょう。
「絶対」とは言い切れませんが何か彼女や妻に隠したいことがあって「愛してる」という男性もいるでしょう。 例えば浮気や不倫を隠したいといった心理から、「愛してる」という重い言葉を使って愛情表現をしているということです。「愛してる」と愛情表現をしておけば、自分の気持ちが浮ついていることを悟られないとでも思っているのでしょう。 また、後ろめたい気持ちがあるからこそ彼女や妻に異様に優しく接したり愛情表現をするというのはあるあるです。 ただやましいことがなくても突然「愛してると伝えたい」と思うときもあるでしょうから、「愛してる」と言われたからと言って「何かやましいことがあるんでしょ!??」なんて鼻から疑ってしまうと喧嘩の原因にもなりますので注意しましょう。
男性でも女性でも「愛してる」と言うのは「恥ずかしい」という人は多いですよね。 「愛してる」は「好き」より重い言葉だと言えますし、「好き」はかろうじて言えても「愛してる」は思っていても言えない!というシャイな男性がいてもなんにも珍しいことではありません。 女性としてはたまには言ってよと思うかもしれませんが「愛してる」だけが愛情表現ではなので、恥ずかしくて言いたくても言えない男性の心理も理解してあげましょう。 無理やり言わせるようなことをしてしまうと、嫌気がさしてきてそれこそ気持ちが冷めてしまうかも!?
「愛してる」って簡単に言える言葉ではありませんよね。 だからこそ、自分が「愛してる」と言ったときの相手の反応が怖いという心理があって「愛してる」と言えないということは非常に多いです。 「愛してる」と言って「私も」と言ってもらえるとは限りませんからね...。 勇気を振り絞って「愛してる」と伝えたのに「なに?急に笑」と笑われてしまったり、万が一「私の気もちはそこまでじゃない」とか言われてしまったらガビーンですよね。 男性のプライドはズタボロになってしまうことでしょう...。 相手の反応が怖いからこそ思っていても口に出さないという男性は多いです!!
何度も言っていますが、「愛してる」って軽々しく言える言葉ではありませんよね。 突然「愛してる」なんて言われたら「嬉しい」より「重いっ!」と思ってしまう女性も多いのは事実です。 「愛している」と言ってほしい女性も勿論いますが、「ここぞという時のみに言って欲しい」という女性も沢山います。 普段から愛情表現をするタイプではなかったり、割とドライな付き合い方をしている場合「愛してる」と伝えるのは相手にとって重すぎるかも...!?という懸念があるからこそ言えないのかもしれません。 相手を大切に思っているからこそ「重い」と思われたくないのです! 口に出さないだけで本当は伝えたい!と思っているということもあるでしょう。
たまには愛情表現を言葉でもしないとな〜とは思っていても、「愛してる」なんて重みのある言葉どのタイミングで言えば良いんだよ!という男性も多いでしょう。確かに難しいですよね。 「おはよう、愛してる」はおかしいですし、「ご飯おいしいね、愛してる」もおかしいです。 「おやすみ、愛してる」はおかしくないかもしれませんが、普段言わない人から突然言われても戸惑いますよね...。 やっぱり愛してるぐらい重みのある言葉を言うとなるとシチュエーションとかも気になってしまいますし、言うタイミングが掴めなってしまう男性ってとても多いと思います。 「言って!」と言われたタイミングで言っても「思ってないのに言ってる」とか言い出しますからね女性というのは、、、。 言いたいけど伝えるタイミングがわからない男心もわかってあげたいですね。
「愛してる」なんてどんな顔して言えば良いんだよ〜という男性も多いのではないでしょうか。 LINEなどメッセージなら顔は見えませんが、やっぱりどうせ伝えるなら直接が良いですし軽々しく言っているなんて思われたくないですよね。 でもやっぱり直接伝えるのは緊張もしますし恥ずかしいという気持ちになってしまいますから、もう色々なことが気になってくるわけです。 真顔で言うべき?笑いながら言ったら冗談だと思われる?とか考えているとやっぱりあっという間に言うタイミングを逃します。それで、結局「もういいか」と思ってしまうのです。
これは女性にとって非常に傷つく心理かもしれませんが、男性側に「愛してる」と言えるほど強い気持ちを相手にもっているか自信がないから言えないということもあります。 「愛してる」って最上級の愛情表現ですから、やっぱり本当に「愛してる」と思えるぐらい大切に思っていたり愛情をもっていないと言えないんですよね。 軽々しく「愛してる」なんて言って「あの時愛してるって言ってくれたのに!」なんて発狂されてしまう可能性もありますからね。やっぱり「愛してる」と伝えられるのは「ずっと一緒にいたい」と思えるほど強い気持ちがある時だけなのです。 「好き」は言えても「愛してる」が言えないのは、そういった男性の相手に対する気持ちの自信のなさの表れである可能性もあると言えるでしょう。
逆に相手のことを大切に思っているからこそ簡単に言えないという心理がある場合もあるでしょう。 非常に重たい言葉であるからこそ、付き合っている彼女であってもむやみやたらに言うものではないと考えているのです。 愛してないから「愛してる」と言わないのではなくて、本当に愛しているからこそ言わないということなのでしょう。むしろ結婚をするときぐらい重要な場面で伝えるために言わずにとっておいているのかも...! 大切に思っている彼女に下心だけで「愛してる」って言っていると思われたら辛いですよね。 だからこそ「愛してる」とい言葉を大切にしていて、ここぞという時に伝えようと考えているのかもしれません。
男性の中には「好き」という言葉すら一言も伝えないまま女性とお付き合いをしたいと考えている人もいます。女性としては、やっぱり「好き」という気持ちぐらい伝えて欲しいですよね。 しかし、中には愛情表現をすることなく気がついたら「付き合っている」という状態になったというカップルも実は多いのです。 女性に比べると「好き」と伝えずしてお付き合いを始めるのあり!と考える人は男性のほうが圧倒的に多いです。 恐らく理由はハッキリ「好きだから付き合って」と伝えたときにフラれるとプライドが傷つくから..。 だったらこのまま伝えずして付き合っている状態になれるならそれで良いと考えているのです。
男性が「好き」とすら言わないのは「相手には自分の気持ちはきちんと伝わっているはずだ」という安心感があるからだったりもします。 むしろ、いちいち「好き」と言葉にして伝えないと伝わらないほうが薄っぺらい関係だと思っているのです。 本当の愛とは言葉がなくても通じ合っているものだろう!とそう考えているのでしょう。 「一緒にいるってことは好きだからでしょ、何でいちいち言葉にしないといけなの?」と思っている男性って非常に多いです。 女性はわかりやすく言葉で愛情表現をしてほしいというタイプが多いですが、男性は態度や行動で愛情表現をしていると考えるタイプなのです。
むしろ「好き」とかどうして言葉にして伝えなければいけないのか、「伝える意味がわからない」という男性もいます。 愛情表現をし合うことを重要なことだとは思っていないわけです。 つまり、「言葉にして愛情表現をすることは需要ではない」という価値観を持っているということ。 恋人とは連絡を毎日取り合いたいという人もいれば、一週間に一回で良いやという人もいますよね。 それと同じです。 こういったタイプに愛情表現をすることの大切さなどを述べても全く響きません。
「好き」と自分から愛情表現をすることで、相手より下手にでていると感じる男性もいます。 「追うよりも追われるほうが有利」とでも思っているのでしょう。 やっぱり自分から「あなたのことが好きなので、あなたの為なら何でもしますよ」という姿勢を見せ続けてしまっていると、中には調子にのって「好きなら何でも言う事聞いてよ」なんてワガママを言い出す女性もいますからね。 なので、女性よりも自分が優位にたったり女性の尻に敷かれないために「好き」すら言わない堅物さんな男性もいるのです。
「好き」という気もちを言葉にしてしまうと、「あの時は好きって言ってくれたのに」とか何かと相手に縛られてしまうこともあります。 自由奔放に生活していきたいタイプの男性は、縛られたくないからこそ「好き」すら言わないのです。 つまり、そこまで「好き」という気持ちが強いわけではないのかもしれません...。 もっと条件がよくて好みの女性がいたら、ほいほいそっちに乗り換えてしまうかも!? そして問い詰めると「好きだなんて一言も言ってないよね」と言うでしょう。
最初こそ「好き」といった愛情表現をしてくれることがあったのに、「好き」すら言ってもらえなくなった場合、純粋に「好き」という気持ちが薄れてきてしまっている...ということも考えられます。 お付き合いも長くなってきて倦怠期を迎えてしまったりすると、あるあるですよね。 一緒にいることが当たり前になってきて「自分は相手のことが本当に好きなのか...?」と疑問に思ってきてしまうこと。 男性の気持ちが薄れてきてしまっていることに女性は気づきますし、不安になります。 だからこそ「どうして好きって言ってくれないのかな?」と気になってきてしまうのです。 一時的なものであることも多いので、あまり愛情表現をしてくれなったことに関して問い詰めたりしないほうが良いです。
女性って、自分の気持ちを「好き」とか「愛してる」といった言葉を使って相手に伝えることを愛情表現だと思っていることが多いです。 だからこそ、自分の気持ちをばーっと書いた手紙を相手に渡したりするのが好きな女性が多いのでしょう。 男性はそもそも女性よりも自分の気持ちを言葉にまとめて伝えるのって得意じゃない人も多いのです。 だからこそ、「言葉よりも行動で示したい」と思うタイプが多いのです。 「好き」という言葉はなくても、疲れているときに無理をしてでも会いに来てくれたり、望むことなら何でも叶えてくれようとするなどひしひしと愛情が伝わる行動をとっているはずですよ。
「何かしてあげる」と自分勝手な愛情を押し付けるのは自分がかわいいだけ。本当の愛は見返りを求めない無償の愛。 これは、美輪明宏さんの名言です。 よく「自分はこんなに愛しているのに!」と相手に不満を漏らす人ってしますよね。 これは、「自分がこんなに愛しているのだから自分も愛されて当然」という見返りを求めている思考であって、押し付けなんですよね。 勝手に一方的な思いをぶつけてしまうのは「愛」ではありません。 このことに気がつくだけで、自分が「愛してる」という感情を抱いているのか考え直すことができます。
この言葉は、無償の愛で貧しい人達のために生涯を捧げたマザーテレサの言葉です。 マザーテレサは、「本当の貧困は家がないことや空腹などではなく、誰からも必要とされないことや愛されないこと、気遣われないことだ」と考えていました。 そういった考えがあったからこそ、貧しい人達を無償の愛で救い続けたのでしょう。 マザーテレサは、愛について様々な名言を残していますので、色々見ていると「愛してる」と「好き」の違いがはっきりわかると思いますよ。
こちらの名言は名女優マリリンモンローの残した名言です。 「愛してる」という感情は、信頼関係の上に成り立つものです。 相手を疑い束縛し合うのは「好き」だからであって、お互いを不自由にすることは「愛」とは言えないんですよね。 相手を心から信用し、お互いの心を満たし自由を与えるものであるということなのでしょう。
「星の王子さま」に出てくる名言です。 お互いに見つめ合う状態は「好き」という感情のときであり、まさに「恋は盲目」といった状態。 しかし、それではいつかは壁にぶつかってしまいます。 きちんとお互いが同じ方向を向いて歩むことが「愛してる」という感情です。 「愛」は大きな壁をも2人で乗り越えることができる大きな力があるのです。
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いかがでしたか? 「愛してる」と「好き」の違いについて理解していただけましたか? 「愛してる」も「好き」も感情なので、言葉で説明するのはとても難しい...! 本当に「愛してる」と思える人に出会えて初めて理解できるものなのではないでしょうか。 相手をただひたすら信じ、見返りを求めない無償の愛を注げる相手に出会えたら幸せですね。