人と会話が続かなくて、悩んでしまうことはありませんか?変な空気が流れたり、気を遣って疲れたり…上手に会話が出来たらいいなと思いますよね。今回はそんな会話が続かない人の特徴や続かない原因を解説していきます。
職場や飲み会などで、人と同じ空間にいて話さなきゃ……と思う場面に遭遇することってありますよね。 この時に頑張って話してみても会話が続かなくて気まずくなってしまったことってありませんか? 会話がどうしてもうまく続けられない……と悩んでいる人は多いでしょう。 今回は会話がうまく続けられない人について詳しく解説していきます。 会話が続かない人の特徴と原因を紹介します。 さらに自然に会話を続ける方法と、初対面の人に使える鉄板ネタまで紹介しますので是非参考にしてみてください。
会話が続かない人は、人見知りなことが多いです。 人とうまく話すことができないからこそ、初めて会う人に対して余計に人見知りを発揮して上手くコミュニケーションが取れなくなってしまいます。 なので、合コンなど初対面の人同士が集まるような場所には絶対に足を運びません。 自分がうまく話せなくて惨めな思いをしてしまうことをよく知っているからです。 誰でも初対面の人とコミュニケーションをとるのは徐々に慣れていく必要があります。 しかし、会話が続かない人の場合、人見知りも相まって通常の人の倍以上その場に慣れたり打ち解けるまでに時間がかかるのです。
会話が続かない人は、非常にシャイな性格をしていることが多いです。 何をするにも、人の目が気になってしまい、「自分の意見をここで言うのは恥ずかしい」など他人が全くきにならないようなことを気にして恥ずかしがる傾向があります。 人前に出るのも、もちろん「色々な人が自分に視線を送る」ということに対して恥ずかしいと思ってしまいます。 恥ずかしいという気持ちが、言いたいことを言えなくしてしまったり、積極的な行動を避けさせてしまっているということが多いのです。
会話が続かない人は、「自分はこう思う」という意見や、「こうしたい」と思っていることを他人に伝えることが苦手です。 自己主張をすることで、反感を買ってしまったり、反対意見を言われて傷つくことを恐れています。 そういった気まずい状態になるくらいなら自分が我慢すればいいと思っているのです。 自分が意見することによって他人からの評価が下がってしまうことを恐れてしまうのでしょう。
会話が続かない人の多くは心配性です。 自分が発言をする前に、いちいち色々なことが心配になってしまいます。 例えば、相手の良い部分を褒めたいと思ったのであればそのままの気持ちを素直に伝えればいいんじゃない?と思いますよね。 しかし、「嫌味に捉えられるのでは?」「好意があると勘違いされるのでは?」など色々なことが心配になってしまいます。 そのせいでなかなかスムーズに会話をすることができなくなってしまうんですよね。 聞き手も壁を感じてしまって、なかなか距離が縮まらない原因となってしまいます。
会話が続かない人は、ネガティブなので、色々と不安になって話すことに自信がなくなってしまいます。 「自分は上手く話せないから人と上手に関わることができない」というマイナスな気持ちが、会話が続かない人を後ろ向きにしてしまっているのです。
など、常にマイナスに物事を考えてしまいます。
その後ろ向きな気持ちが、余計に口下手にさせてしまっているのでしょう。会話が続かない人は、思慮深いことが多いです。 「思慮深い」とは、「物事を注意深く慎重に考えて判断すること」です。 口下手な人は、言葉を発する前に
など、色々なことを考えすぎてしまう傾向にあります。 つまり、とっても慎重な人であると言えるでしょう。
例えば、子供はある程度大きくなるまで外部との接点はほとんどなく、家族の中だけで育っています。 そこで、ある程度大きくなって自我が芽生え始めた頃に、初めて会う他人に対して「怖い」という感情を抱きます。 今まで家族の中で過ごしていた子供が初めて見ず知らずの他人を見て「怖い」という恐怖心を抱いてしまうのは当たり前のことですよね。 このように子供が初対面の人に恐怖心を抱くことを「恐怖シャイネス」といいます。 「シャイネス」とは、人間関係に不安を感じ、人を接することを避ける傾向であることです。 こういった幼少期からの初対面の人に対する苦手意識から口下手となり会話が続かなくなってしまっています。
「自意識シャイネス」という言葉をご存知でしょうか。 これは、自分が人からどう見られているのかということを異様に気にし過ぎていることが原因で人と接することを避けるという意味の言葉です。 例えば、人前で何か恥をかいたことがきっかけで、もう恥をかきたくないと恐れてしまい「自意識シャイネス」になってしまいます。これが人を引っ込み思案にしてしまったり、口下手になってしまい会話が続かなくなります。 「他人から見る自分が気になる」というこの自意識シャイネスはだいたい10代あたりから強くなってくると言われています。 やたらと自分の見た目を気にしておしゃれに気を使うようになるのも10代が多いですよね。 それと同時に、小さい頃は思ったことをそのまま口に出すことができたのに、思ったことをだんだん口に出せなくなってくるということも多いのです。 会話が続かない人は、そのまま年齢を重ねても周りの目ばかりが気になって口下手なままになってしまっているのでしょう。
会話が原因として、自分に自信がないという「自尊心の低さ」が人見知りに繋がっているとも考えられます。 会話をしている相手に対して
と、マイナスにばかり捉えてしまいます。 つまり、この自尊心の低さが原因で自分の発言に自信を持つことができず、会話が続かなくなってしまうのです。 その結果、人と接するのが億劫になってしまい自分を元から知っている友人以外とは本音で話せなくなってしまっているということが考えられます。
「他人によるいじめや陰口、妬み」など、生きている中で何か嫌な思いをしたことが原因で人と話すことそのものが苦手になってしまった場合があります。 この場合、自分は相手に対して悪いことや傷つけるようなことをしていないにも関わらず、相手からの一方的な嫉妬や嫌悪によっていじめられたり陰口を言われてしまい「人間不信」となってしまいます。 この状況は、思いもよらないところで起きたり避けきれなかったりするので誰にでも起こりうることです。 こういった経験をしてしまうと、自分自身に原因があるわけでも人がみんなそういうわけでもないことを分かっていても、また傷付くのではないかと誰のことも信じられなくなってしまい、心を開くことができず、自分の本当の思いを話すことが出来なくなってしまいます。
「一人っ子」は、家に両親しかいないので両親以外とコミュニケーションをとる機会が必然的に少なくなってしまいますよね。 さらに、祖父母や従兄弟とも家が離れているなどほとんど両親としかコミュニケーションをとらないような環境で育っていると、集団生活をする上でなかなか馴染めず、友達が出来にくいといった傾向が見られることが多いです。 特定の人としか接していないからこそ、特定の人以外の前では変に緊張してしまったり何を話していいのか分からなくなってしまうんです。 だんだん集団生活にも慣れていくのが普通ですが、この状態が長く続き、大人になってもなかなか自分の思うことを伝えられなくなってしまうことがあるのです。
幼少期に一番の話し相手になってくれるはずである、両親とのコミュニケーション不足や、愛情不足など家庭環境が劣悪だと、家庭環境がトラウマで会話が苦手になってしまうことがあります。 かなり心理的な深いキズを追っていることになるので、こういった原因だとやはり年齢を重ねても思ったことを口に出せなくなってしまいますし、克服しようとしたところでなかなか難しく、そう簡単にはなおりません。 「どうせ伝えたところで、わかってもらえない」という諦めの気持ちが強くなってしまっているんですよね。こうなってしまうと「対人恐怖症」などの精神的な病になってしまったりすることも多いです。
単に相手に興味がないと、会話が続かなくなります。 何も話したいことも聞きたいこともなければ、自分のことを知ってほしいとも思っていないと、会話は続かないですよね。というより、会話を続ける気がありません。 会話を続けるようにしたいのであれば、まずは話し相手に興味を持つことから始めましょう。
会話をするときに「何を話せばいいのかわからない…」と困ってしまう場合は、あらかじめ自分が話しやすいと思う話題を先に用意しておいてもいいでしょう。 趣味の話や好きなものの話だったらいくらでもでいるぞ!と思うのであれば、趣味や好きなものの話を相手に振ってみましょう。 趣味や好きなことの話しであればいくらでも話せるでしょうから、いくらでも話を盛り上げることができますよね。 これなら話せるぞ!という話を何パターンか用意しておくと安心ですよね。 そうやって話を続けているうちに、段々と相手との会話に慣れて自然と会話が続けられるようになります。
会話は連想で広がっていきものです。 例えば、「コーヒー」の話題が出るとします。 そこから「コーヒーは洋菓子が合う」→「この前おいしいクッキーを食べた」→「でもダイエット中」→「ダイエットしたことある?」→「最近はヨガが流行ってるよね」→「アンジャッシュの児嶋ってヨガ得意なんだよね」→「そういえば相方の渡部はどうなったんだろうね?」→「てか芸能人って不倫する人多いよね?」……などと話が広がっていくわけです。 そのことについて掘り下げるパターンもありますが、連想していく方が話題の選択肢が増えるので最初のうちはおすすめです。 会話のときにすぐ連想できるように、常日頃から連想をすることを意識してみてください。
会話を続けるには、質問力を磨くといいでしょう。 相手が答えやすいような質問を投げてあげることが必要となります。 質問力はどのように磨くかご存知ですか?様々な方法がありますが、まず大切なことは聞きたいことを明確にするということです。 何を聞いているのかが不明瞭な場合、相手も答えにくくなってしまいますよね? そのために意識したいのが「5W1H」です。 5W1Hとは頭文字がWの5つ英単語と頭文字がHの1つの英単語のことで「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「Where(どこで)」「When(いつ)」「How(どのように)」のことを指します。 これらを意識して質問をすることで相手も答えやすくなり、会話が続いていくでしょう。
どんな話題にでも加われるようになるためには、知識が必要です。 何も知らないと会話に参加出来ませんよね。 なので、まずは様々な知識を増やしていくことから始めましょう。 手っ取り早いのは、最新の時事問題です。 ネットニュースなどで十分なので、今世間ではどういったことが話題になっているのかをある程度知っておきましょう。 また、自分の好きなことや興味のあることはとことん調べて、より多くの知識を持っているといいでしょう。 知識が多ければ多いほど、話が尽きません。 本当に詳しいと相手も興味を持って聞いてくれるので、話しやすくなります。
やっぱり時事問題は共通して話せる内容ですよね。 「最近○○がありますね〜」などと気兼ねなく話すことができます。 相手がそれを知らなければ内容を教えることで間を持たせることができます。 なので会話のためにも、日々時事問題を知っておくようにするといいでしょう。 最近ではネットニュースで簡単に知る事ができるので、通勤時間などを有効活用しましょう。
それから人に必ずあるのが「出身地」です。 どんな場所であっても、いくつかラリーは続くでしょう。 出身地を聞き、もし同じだったり近ければ地元トークが出来るかもしれません。 遠いところや訪れたことがない場所であれば、名産物や出身の芸能人などを聞いてみるのも一つです。 そこから行ったことのある都道府県の話題などを出すと会話が続いていきます。 「今まで旅行してよかった都道府県」とか「どこの何がおいしかったか」など、話題は豊富です。
幼少期や学生時代の話も会話がしやすいです。 「どんなことが好きだったか」「見てたテレビは何か」「部活は何をしていたか」と、過去の話は多くの話題があるんですよね。 ただ過去のことをあまり話したくない人もいるので、どんな風に過ごしていたかを聞いてあまり答えてくれないようならしつこく聞くのはNG。 ただ見ていたテレビとかゲームとか、ハマったお菓子などであればある程度会話が続くでしょう。
仕事で出会った人じゃなければ、職業の会話もいいでしょう。 どんな仕事をしているか、どういうことが大変なのか……もし転職をしているようであれば前職の話もいいでしょう。 特に前職であれば悪い面も言いやすいので「こういうところが最悪でしたよ〜」と笑い話に出来るでしょう。 そこから自分の友人や家族の職業の話をしてもいいですし、職業というテーマも会話が続きやすいです。
年齢を重ねれば重ねるほど、話題にしやすいのが「健康」と「美容」ですよね。 30代になったあたりから、「疲れが取れにくくなった」「脂っこいものが食べられなくなった」と感じ話題に出ることも多いでしょう。 「何か健康面で気をつけてることありますか?」や「おすすめの美容液ありますか?」といった話を振って会話を続けてみましょう。 この時も、知識を持っていくといいです。 「使ってないんですけど○○いいらしいですよ」とかその程度で大丈夫です。 会話が続くように少しでも多くの知識を持っておきましょう。
だいたい初対面の時ってこの話題になりますが、やっぱり趣味の話も外せません。 ただ、趣味がなければ話にならないので、自分が話す趣味の話は絶対に用意しておきましょう。 相手が「趣味ないんですよね」といったらそこで終わってしまいます。 自分の趣味をプレゼンする勢いで、何か語れる1つは用意しておいてください。
会話が続かないだけでなく、自分の口下手に悩んでいる人は占いや心理テストに頼るのも一つです。 占いや心理テストが多く載っているサイトを1つ調べておくといいでしょう。 会話が止まってやばい…となったら「ちょっと心理テストやってみません?」とやってみてください。 短くて簡単に出来るものがいいです。 そして占いや心理テストの質問を読み上げて、回答を聞いて、結果を話すだけです。 自分から話す必要はありません。結果に対して「当たってました?」「そういうところありますか?」と聞けば、会話をすることが出来ます。 その会話が終わってしまったら、次の占いや心理テストをすればOK。 ただ、そういった類が全く好きではない人もいるので、相手の反応をしっかりとチェックしましょう。
やっぱり盛り上がるのが恋バナですよね。 恋バナも話せる範囲が広いでの、おすすめです。 今の恋愛事情から、過去のこと、友達のことから理想まで。 何でも話せますよね。 特に女性同士は、恋バナで99%盛り上がります。 この時も、自分のネタを1つか2つ用意しておきましょう。 特に面白い必要はありません。1つでも何かネタがあればそこから派生して話が広がっていきます。