「きっと」と「必ず」という言葉をご存知でしょうか。「きっと晴れるだろう」「必ず合格するだろう」と使います。では、「きっと」と「必ず」はどのような意味なのでしょうか。この二つの言葉は日常会話でも使うことが多いです。ただ、よく使う表現でも、具体的な意味が分からなかったり、どのような場面で使うか知らないことがあります。「きっと」と「必ず」を適切に使うためには、違いを正しく知っておくことが必要です。そこで今回は「きっと」と「必ず」の使い分けについて解説していきます。違いを正しく知って、上手く使い分けできるようにしましょう!
「きっと」・・・確実にそうなると決意や願望を表す 「必ず」・・・確実にそうなると強い意志や確信を表す
「きっと」よりも「必ず」の方が、確信が強いです。 例えば、 「雲行きが怪しいから、明日はきっと雨に違いない」は「絶対的な確信があるわけではないが、雨になると予想すること」を表します。 「雲行きが怪しいから、明日は必ず雨に違いない」は「そうだと判断できる理由があり、雨だと強く言い切っていること」を表します。
「きっと」の意味は、 1.確かにそうだろうと予測、期待するさま 2.表情や態度、ものの状態がきついさま です。 「きっと」は「自分の決意や信念、強い願い」を表します。「明日はきっと晴れるだろう」「きっと上手くいく」といったように使います。 「きっと」にはいくらかの願望が含まれています。 「きっと◯◯します」「きっと◯◯でしょう」「きっと◯◯してください」という形で用います。 「態度や状態が厳しいさま」という意味では、「きっと睨みつける」「きっと紐を結ぶ」と言います。 「きっと」は漢字で「屹度」「急度」と表すことができます。
例文 「予測や期待をするさま」という意味
「状態がきついさま」という意味
「必ず」の意味は、 1.どれもが例外なく、ある物事が生じるさま 2.確実な思い・強い意志がある、間違いなく 3.必ずしも、一概に です。 「必ず」は確実性が含まれているので、「絶対にこうである」と言い切れることを表す場合に使います。 例えば、「Aさんは真面目に勉強しているから、明日の試験は必ず合格するだろう」と言います。これは、Aさんの合格を確信していることを表しています。 また、「例外なくその事が起きるさま」という意味では、「お酒を飲むと、必ず体調が悪くなる」といったように使います。 「必ず」は「必ず◯◯する」と使うように、物事を肯定する場合に用います。
例文 「例外なく物事が起きる」という意味
「確実に」という意味
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