なんにでも果敢に挑戦する、行動や決断が速い、そんな物怖じしない人って憧れませんか?本記事ではそんな物怖じしない人の特徴、心理・理由、長所、短所についてご紹介していきます。
「物怖じしない」とは、「何かを恐れて躊躇や尻込みをせず、果敢に挑戦する」ということです。 大体の人が、失敗をしたらネガティブになりますし新しいことに挑戦をする時は不安になりますよね。 しかし「物怖じしない人」は、何が起こっても冷静に対応をし、いつも前向きで堂々としています。 本記事ではそんな物怖じしない人の特徴、心理・理由、長所、短所についてご紹介していきます。 「自分も物怖じしない人間になりたい!」と思っている人は、是非参考にしてみて下さい。
物怖じしない人はとっても行動力があります。 行動を起こす前に、それをすることで何が起こるかを考えて「こんなことになったらどうしよう…」と恐怖心の方が勝ってしまい、行動をためらってしまうことってありますよね。 しかし物怖じしない人はそんな恐怖心がないので「なんとかなるでしょ」と、考えるよりもまずは行動に移します。 そんな行動力のある人は、様々なことに挑戦することができるので経験も豊富です。
決断力が速いのも物怖じしない人の特徴でしょう。 普通は未知の世界に足を踏み入れる時に「どうしよう」「やめたほうがいいかな」と考えたりすると思いますが、物怖じしない人は「やる」「やらない」の決断が即座にくだします。 また、AとBのどちらが良いのか迷ってしまって決められないなんて時も、どちらにするかをすぐに決断します。 物怖じしない人は、メリット、デメリットを比較するのが上手いので、よりメリットが多い方を導き出すのが速いので決断も速いのです。
他人の意見や情報に左右されず、自分の選択をすることができます。 物怖じしない人は、悩んでいる時に「こうした方が良いんじゃない?」と言われたら、「じゃあ、そうしてみようかな」とついつい他人の意見に流されたり、「ネットにはマイナスなことばかり書いてあったから…」と不確定要素が多い情報に左右されることはありません。 というのも、自分の中でだいたい「こうしたい」という決断が出ているからです。 他人に「こっちが良いんじゃない?」と言われたり、ネットや口コミの情報がどんなものであっても「いや、私はこうしたいから」「それが自分に当てはまるとは限らないから」と自分の信じた道を突き進みます。 そもそも決断が速いので、他の意見や情報が入り込む隙きもないかもしれませんね。
物怖じしない人って頭の回転が速いです。 今まで特徴で述べてきた、行動力があるのも決断が速いのも「何も深く考えていないからなんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。 すぐに行動に移せるのも、決断が速いのも全ては頭の回転が速いからと言っても良いでしょう。 頭の回転が速いからこそ、しっかりリスクとそれを回避する方法を考え、メリット、デメリットを天秤にかけより良い方法を導き出せるのです。
物怖じしない人は失敗しても引きずりません。 もし失敗をしても「こんなこともある」「今回はこれがいけなかったから次回は気を付けないと」と切り替えることができます。 反省する時間はあっても、「はぁ〜失敗しちゃった」「自分て本当に駄目なやつだな…」と落ち込んでいる時間はありません。 そんな暇があったら次回失敗しないためにはどうするべきなのかを考えます。 その失敗をしっかり活かすことができるからこそ、次に同じような局面に立っても物怖じせず挑めるのでしょう。
人見知りをしないのも特徴の一つと言えるでしょう。 物怖じしない人が新しいことにも果敢にチャレンジするのと一緒で、初対面の人とも積極的にコミニュケーションがとれます。 物怖じしない人にとって新しいこと、人への出会いは「自分の中に新しい価値観を増やすチャンス」なのです。 そのため、どんどん自分から新しいものを吸収しようとします。 また、誰とでもコミュニケーションがとれるので、物怖じしない人は交友関係が広いでしょう。
物怖じしない人は向上心があり、常に成長したいと強く思っています。 勉強をしないと知識が身につかないのと一緒で、経験しないことには経験値もスキルも上がりません。 確かに初めてのことって怖いかもしれませんが、何事も経験です。 物怖じしない人は「もっと自分を高めたい」「成長したい」という欲求が人一倍強いので何でも挑戦するのし、全てをチャンスだと考えています。 そしてしっかりその経験を自分の物にし、どんどん経験値を上げ、「今までの経験があるから大丈夫!」と自分に自信を持ち、さらに上のステージに挑戦していくのです。
リスクの計算もしっかりできるので物怖じせずに果敢に挑むことができるのでしょう。 先程も少し触れましたが、物怖じしない人は何も考えていないから行動や決断が速いというわけではありません。 限られた時間の中でしっかりとリスクの計算ができているのです。 しっかりリスクを把握できているからこそ、「やる」「やらない」を決断しています。 逆にリスクを計算できない人は「どうしよう」と考える時間が多かったり、「どうしたら良いと思う?」と他力本願になってしまう人が多いでしょう。
物怖じしない人は自分の中に「自分はこうあるべきだ、こうしなければならない」という大義名分や信念があります。 自分のあるべき姿、自分がするべきことがはっきりわかっていないと、迷いが生じたり、恐怖に打ち負けて行動を起こせなくなってしまいます。 しかし物怖じしない人は、たとえ恐れることがあっても大義名分、信念のためならと、その恐れに打ち勝ち、行動することができるのです。
好奇心が旺盛なのも物怖じしない理由でしょう。 物怖じしない人は自分が知らないもの、経験したことのないこと、未知の世界にとても興味があります。 知らないことや失敗することに対して恐怖心を抱くのはごく自然なことです。 しかし、物怖じしない人はその恐怖心よりも「もっと知りたい」「自分も経験したい」という好奇心の方が勝るのです。 その結果、何でも積極的に取り組むのことができ、どんどん経験値や知識を増やしていきます。
信頼できる仲間がいるのも物怖じしない理由かもしれないですね。 物怖じしない人には信頼でき、助け合える仲間がいます。 例えばRPGゲームなんかでも、ラスボス相手に1人だと心細いけれど、頼れる仲間がいると心強いですよね。 漫画なんかでもそんなシチュエーションよく見ませんか? 仲間のためにも「頑張ろう」と思えたりもしますよね。 1人だと怖気づいてしまうようなことも仲間がいると勇気が湧いてくるものです。
失うものが何もなければ物怖じすることもないですよね。 人は守るべき人や物があると、自分勝手な行動や決断ができなくなります。 家族がいるのに安定している仕事を辞めて事業を起こしたいと思っても、自分の一存だけで決めることはできないですよね。 また、チームワークが大事なスポーツで自分本位なプレーをすれば、チームの体制が崩れてゲームに支障がでます。 しかし、自分の独断で取った行動や決断によって被害を受ける家族、仲間がいなければどうでしょう。 失うような学歴やキャリアがなければ? そういった失うものが何もなければ、物怖じせずにいろんなことにチャレンジできるという人も少なくないでしょう。
たとえ失敗しても経験を得ることができるのは物怖じしない人の長所でしょう。 できることなら誰だって失敗はしたくないですよね? 失敗することを恐れて自分の行動にブレーキをかけることは、決して悪いことではありません。 しかし、そのブレーキが成長の機会を阻んでいるのもまた事実でしょう。 失敗は成功の元。なにも成功した経験だけが経験値を上げるわけではありません。失敗も立派な経験です。 物怖じしない人は様々なことに挑戦するので、失敗ももちろんありますが、その経験は行動したからこそ得られるものです。 行動しなければ経験を得ることはできないですよね。
物怖じしない人は様々な経験を積む過程で広い人脈を築けるでしょう。 人脈を広げるには、当然ですが人との出会い、繋がりが必要になります。 いつもと同じ環境で、いつも決まった人と、同じことをしていても人脈は広がらないですよね。 物怖じしない人は好奇心が旺盛なので、どんな環境にも果敢に飛び込み、人見知りもしないのでコミュニケーションも積極的にとります。 新たな環境に飛び込むことで出会いを重ね、コミュニケーション能力の高さを活かしてどんどん人脈を広げていくことができるのは、物怖じしない人の長所でしょう。
物怖じしない人はどんなことにも果敢に挑戦するので、様々なスキルを身に付けることができます。 例えば、料理に目覚めて魚の三枚おろしができるようになったり、DIYに興味を持ったら工具を一通り使えるようになったりと、物怖じしない人は動画や本などで勉強するだけで終わりではなく、実際に実践することによってスキルを身に付けます。 どんなに勉強して頭で理解していても、実践には敵いません。 物怖じしない人は頭で考えるよりも行動派なので、様々なスキルを身に付けることができるのです。
頭で考えるだけでは思いつかないようなことも、実際に経験することで新たなアイデアが生まれることもあります。 新たな企画を考える時に会社の中でずっと考えているだけでは目新しいアイデアは生まれません。そんな時こそ実際にお客様のもとに出向いて現場の声を聞いたり、または自分がお客さんになってみることで新しく気付くこともあります。 物怖じせずにいろんなことに挑戦し、視野を広げることが、新たなアイデアを生むことに繋がるのです。
物怖じしない性格が原因で時には周りに迷惑をかけてしまうこともあります。 物怖じしない人は「やってみよう」「これが正解だ」と思ったら突き進みます。 しかし、あくまでもそれは自分の意見でしかなく、周りの人も同じ答えを出しているとは限りません。 周りに影響が出ないような単独行動であればそれでも問題はありませんが、チームでの行動となるとその物怖じしない性格で周りの人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。 自分の意見や行動力があるのも素晴らしいことですが、周りの人のことを気にかける余裕があるともっと良いですね。
人によっては物怖じしない人のことを「生意気だな」とよく思わない人もいるでしょう。 物怖じしない人はコミニュケーション能力も高く、興味のあればたとえ初対面の相手だろうが、先輩だろうがおかまいなしに相手のテリトリーに入ってしまいます。 それを「気さくな人だな」と好感を持つ人もいれば、「なんだこいつ、ずけずけとものを言うやつだな」「生意気だ」と思う人もいるので注意が必要でしょう。
人が恐怖心を抱くのは防衛本能からです。 怖いと思うのは、大きな失敗を防ぐために大切な役割を果たしています。 そのため、何事にも物怖じしない人は、自分の能力を超えたことに挑戦してもそれに気づかず、大きな失敗を招く可能性があります。 リスクがコントロールできる範囲内で「物怖じしない」のが大切で、何も考えずに挑戦するのはただの蛮勇(ばんゆう)といえるでしょう。
失敗も含めて経験です。 物怖じしない人になるためには、経験値を増やしていくしかありません。 元々物怖じしない人は経験がなくても恐怖心がなく楽しんで行動できますが、物怖じしない人になりたい!と思っている人は経験するしかありません。 失敗も受け入れていきましょう。 最初は緊張したり不安になったりするかもしれませんが「経験が大事だから」と自分に言い聞かせ経験値を上げていくことが大事です。
何かを始める前に、成功のイメージをするトレーニングをしましょう。 物怖じしてしまう人は、つい失敗を想定して不安になってしまいます。 成功するイメージをしていると、ポジティブになり行動しようと思えるようになります。
成功のイメージをするためにも必要なのが知識です。 知識がないまま丸腰で飛び込めば失敗もしますし、成功させるのにどうしたらいいかも分からないですよね。 何事も、事前に知識を増やして準備をすることが大切です。 本を読んだり情報を集めたりと、日頃から知識を蓄えることを意識してみてください。
知識を増やすだけでなく、経験者から話を聞くのもいいでしょう。 実際に経験をした人から話を聞くとイメージが湧きやすくなります。 自分とは違う価値観や視点を持った人の話を聞くとより参考になるでしょう。 いろいろな人の話を聞いてみましょう。
いかがでしたか? 今回は物怖じしない人の特徴、心理・理由、長所、短所についてまとめてみました。 頭の回転がとても速く、恐怖心よりも好奇心が勝ることで、行動力や決断力も人一倍あるのが物怖じしない人の特徴です。 とはいえ、物怖じしない人にも恐怖心が全くないわけではありません。ただそれ以上の大義名分、信念や「成長したい」という向上心を持っているので恐怖を打ち消しているのでしょう。ただただ考えなしに行動しているわけではなく、しっかりリスクも計算しているというのがまた驚きですよね。 そんな物怖じしない人は、多くの経験を積むことができるので、人脈を広げたり、スキルを身につけるチャンスもたくさんあります。 しかし、その一方で周りに迷惑をかけたり、相手に寄っては不快感を感じる人もいるので、少し周りへの配慮も必要かもしれませんね。