「頭が切れる人」っていますよね。判断力や想像力があり、頭の回転が早いので一緒にいても凄いなと感心することも多いでしょう。今回はそんな「頭が切れる人」の特徴について詳しく解説していきます。また、頭が切れる人になる方法や頭が切れる人のデメリットも紹介します。
「頭が切れる」は「頭の回転が早く、物事の考え方が鋭い」ことを表します。 人が気付かないようなことにすぐ気付いたり、初めてのことも飲み込みが早く処理能力に長けています。 頭が切れる人は仕事も早いですし、他の人が思いつかないような新しい視点で意見を出すことも出来るので、羨ましいですよね。 今回は頭が切れる人の特徴と、頭が切れる人になる方法を紹介していきます。
頭が切れる人は、記憶力があります。 頭の回転を速く、物事を処理する能力があるのは、それだけ知識や情報を持っているということです。 要するに、様々なことを覚えておくだけで頭の回転が速くなり頭の切れる人になれるわけです。 頭が切れる人は、元々記憶力がいい人が多くみんなが覚えていないようなことも覚えていたりします。
頭が切れる人は冷静沈着です。 感情に左右されるようなことはありません。 常に落ち着いているため、頭が切れるんですよね。 感情的な人は的確な判断をすることができません。
頭が切れる人は柔軟性があるため、臨機応変な対応をすることができます。 何が起きても「じゃあこうしよう」「こうすればいいかもしれない」と柔軟に考えられるため、すぐに対処することができます。 その臨機応変な対処ができるところが、頭が切れると思われるんですよね。 さらに、知識が豊富で何より頭の回転が速いので「こんな時はこの情報が役立ちそうだ」といったように自分の中にある必要な情報を瞬時に引き出すことができます。 柔軟な思考力があるからこそ、「絶対にこうするほうが正しいんだ!」と固執することなく、「じゃあ、どうすればいいのか」ということを考えることができるのでしょう。
瞬時にその場の空気が読めるのは、頭が切れる人の特徴のひとつです。 空気が読めるということは、周りの人の表情などを瞬時に読み取って「今どうするべきなのか」ということを判断できるということです。 例えば、ちょっと話しがまとまらすぎて空気が悪くなってきたから少し休憩時間をとって一度気持ちを一度リフレッシュしてもらったほうが話しがまとまりそうだな…など、悪い空気を断ち切ることもできます。 「気遣い」って、瞬時に空気を読んで「何をすればいいか」を判断できる人じゃないとできませんよね。それって、やっぱり頭の回転が早くないとできないことなんですよね。
頭が切れる人は、とっても合理的な性格をしています。 どんなことも計画的に効率よく無駄がありません。 なので、無駄のない計画を立てることができるし、タイムマネジメントも力もあります。 「どうすれば効率がいいか」ということを常に考えて行動するので、どんなことも最小限の時間で済ませることができ、「仕事ができる人」と思われます。 「〜らしいよ」という確かではない情報には惑わされません。 「不確かな情報に惑わされている時間が無駄」と感じるからです。 そのため理屈っぽいと思われることもありますが、いつでも無駄のない動きをしている人は「頭が切れるな」と感じられることが多いです。
頭が切れる人は、決断力があります。 瞬時に優先すべきことやリスク、考慮すべきことが分かるので、判断するのに時間がかかりません。 上述したように合理的で計画性があるので「こういう失敗があるかもしれない」という懸念も少ないです。 そのため自信をもって決断することができるのです。 そもそも、とっても合理的な人なので「グズグズ悩んでいる時間が無駄」と思っています。 とっとと決断をして行動をすれば、失敗した時にカバーする時間もあると考えています。
頭が切れる人は、質問力があります。 的確な質問をすることで、問題の原因を突き止めて解決に至ることが出来ます。 例えば、後輩がうまく仕事が進んでいないとします。 その時に「なんでうまくいかないんだと思う?」と聞いてしまうと、様々な要因があるのに「要領が悪いからです」などとひとまとめの答えで終わってしまうんですよね。 しかし頭が切れる人は質問を小分けにして「計画通りに進められてる?」「計画には無理がない?」「分からないことはすぐに先輩とかに確認できてる?」と聞くことが出来ます。 そうすると聞かれた方も「計画自体に問題があるのかも」「分からないことを先延ばしにしていた」とうまくいかない理由を明確にすることができます。
頭が切れる人は、マルチタスクができます。 2つ以上のことを同時にばんばんこなしていきます。 いつも効率的に動いているので同時進行をしたほうがいいことは同時進行しています。 頭が切れる人の仕事が速いのは、マルチタスクがこなせるからだったりします。 仕事だけでなく料理であっても、一品作り終わってまた一品…ではなく何品が同時に作ることができます。 これを煮込んでる間にこれを調理して…と頭の中で計算しながら進めることができます。
頭が切れる人は知識や能力があって自分に自信もありますが、決して能力をひけらかすようなことはしません。 ひけらかすような人は、「頭が切れる」といった印象は持たれないですよね。 「能ある鷹は爪を隠す」と言うように、必要な場面でのみ自分の能力を使用するため、「縁の下の力持ち」だったり、実は影で主導権を握っているタイプの人が多いです。 また、どんなに認められていても「まだまだ学ぶべき部分がある」と常に思っているので、常に勉強する姿勢を忘れず能力を高めていくことができます。 そういった日頃の姿勢からも、常に頭の回転が速いのでしょう。
やっぱり頭が切れる人は、話が面白いんですよね。 ユーモアなセンスがあるので、他の人では思いつかないような視点を持っています。 またその場の空気を読むことができるので、今いる人たちがどんな話を求めているのか、どういう話をしたら楽しんでもらえるかということが分かります。 そのため、話を聞いている人たちは「〇〇さんの話聞くのってほんと楽しいな」と思うわけです。 さらに頭が切れるので、ツッコミも秀逸です。 よくそんなツッコミが思いついたね!と思うこともあるでしょう。
頭が切れる人は、要点をまとめ簡潔に説明することがとても上手です。 相手に何か説明するときに、何が言いたいのかわからないような説明では全く理解してもらえませんよね。わかりにくい説明をする人は、そもそも自分自身がきちんと理解しきれていなくて要点がまとまっていないからという理由があげられます。 また、頭の回転が速い人は、スッ例え話がでてきます。 説明をするときに、「例えば〇〇のように…」と言われるとわかりやすさが増しますよね。 どういう風に伝えれば相手にわかってもらえるのかを、瞬時に判断することができるのでしょう。
頭が切れる人は、見た目もキリッとしています。 姿勢もいいですし、顔つきからも頭が良いってわかるんですよね。 さらに頭が切れる人は無駄がないので、行動や仕草もテキパキしています。 そういった様子からも、雰囲気も込で「キリッとしてる」と思われます。
頭が切れるようになりたい場合はまず睡眠・食事・運動などの質やバランスを今一度見直してみましょう。 生活習慣が乱れていると、ストレスや疲労が溜まり脳の働きが低下します。 それではどんなに知識などを増やしても頭が切れる人にはなりません。 なと感じる人は少しずつで良いので改善に努めましょう。 下記に簡単なチェック項目をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。 <睡眠>
<食事>
<運動>
オンとオフをしっかり切り替えることも、頭が切れる人になるのにとても大切です。 仕事のできる人はプライベートもしっかりと充実させることを考えています。 休みの日は頭も身体もリラックスできるように、自分の好きなことをする時間を作ります。 仕事のことは考えなくて済むように、ちゃんと一週間のやるべきことを終わらせます。 さらに、趣味を極めたり自己投資もちゃんとしたりと、常にモチベーションが上がるようにしています。 オンとオフの切り替えもしっかりと出来ているので、仕事を忘れてプライベートを思いっきり楽しんでいます。 そのため週初めも気持ちはスッキリとしていて、頭が冴えた状態で出勤することが出来ます。 そうすることで、頭が切れるんですよね。
普段から「この人頭の回転が早いな」と思う人とは積極的に会話をするようにしましょう。 頭の回転早い人は、会話をしている中で速攻で受け答えをする力がついているので、こちらが言ったことにたいしてポンポンとテンポよく返してくれるだけではなく、こちらが返答に困らないような言葉を投げてくれて、とってもスムーズに会話をすることができます。 これは、やっぱり頭の回転が早いので瞬時に頭の中でどう答えればいいか、そして会話をスムーズに続けるためにはどうすればいいか、という判断ができているからであると言えるでしょう。 なので、ぼけっと会話をしているだけではなく、頭の回転の早い人の返しやアドリブ力なんかを実際の会話から学びましょう! さらに、テンポの早い会話をしてると、自分自身も頭の回転を早くさせないと会話についていけなくなってしまうので、良いトレーニングになります。
頭が切れる人は、脳が活性化してるということですよね。 日々同じことの繰り返しでは、脳もぼけぼけっとした状態のままです。 ですので、脳に「いつでも新鮮さを与える」ということが大切です。 いつものルーティンをしているだけの毎日では、新鮮さがやないので1日の中にひとつ「はじめてすること」を取り入れることが頭の回転を速くするコツです。 毎日毎日新しいことにチャレンジするのは難しいですが、
など、些細なことで大丈夫なので、脳に新鮮さを与えて刺激しておきましょう。 新しいことをするのって、やっぱり普段より頭を使いますよね。 これが、頭のキレに繋がると言えるでしょう。
頭が切れる人になるには、自制心を保つことがとても大事になってきます。 感情にいちいち左右されていては、頭の回転も鈍くなっていきます。 まずは自制心を保つようにしましょう。 イラッと来てもすぐに言葉や態度で表すのではなく、深呼吸をしましょう。
日々、生活をしていく中でやらなければいけないことって沢山ありますよね。 ただ闇雲に目の前にあることから行っていては時間の無駄になります。 頭が切れる人になるには、仕事や1日のスケジュール、やるべきことなど様々な物事に「優先順位をつけて行動をする」ということを意識しましょう。 仕事であれば提出期限を守るために近いものからこなすのも一つですが、それだけでは正しい優先順位をつける事ができません。 仕事の内容でかかる日数や時間、誰と連携を取らなければならないのか…などをすべて考えたうえで優先順位をつける必要があります。 優先順位付けは時間がかかっても、事前にしっかりとやっておくべきです。 1日のことであれば朝、仕事のことであれば月の頭と月曜日に必ず確認する癖をつけましょう。
周りから沢山入ってくる「情報」を、自分にとって「必要な情報」と「無駄な情報」を分けるようにしましょう。 特に負の感情が起きるような情報はなるべく見ないようすることも大切です。 SNSではいらない情報で溢れかえっていますよね。 ストレスは脳の働きが低下してしまいます。 さらに、脳にもキャパがありますので無駄な情報が増えれば必要な情報が欠如したり頭に入らなくなります。 不要な情報ほど精神面で影響があることも多いです。 自分にとって何が必要か、を常日頃考えるようにしましょう。
頭が切れる人って話の展開が早いうえに早口なことが多いです。 そして難しい言葉などもたくさん出てくるので他の人が話しについていけないということが多いです。 世の中の比率で言うと頭が切れない人の方が、頭が切れる人よりも多いでしょう。 実際に組織においてどんなに賢くて、瞬時に的確な判断をしても周りが理解してついてこれなくなってしまいます。 頭が切れる人にとって、周りが付いてこれないことで物事が滞ってしまうとストレスになります。
頭が切れる人は、周りから見て「怖い」という印象をもたれがちです。 その場で瞬時に理解や判断をして話すためスピードも早く、その勢いがまず怖いと思われてしまいます。 さらに、頭が切れる人の話についていけないと「馬鹿だ」「頭が悪い」と思われているんだろうな感じてしまう人が多くいます。 頭が切れる人同士であれば波長が合いますが、頭の回転が速くない人にとっては何とかペースを合わせるのでいっぱいいっぱいになってしまいます。
頭が切れる人は、賢いし、周りからも評価されるので、妬まれやすいです。 常に色々なことを学んでいたりなど、自分がスキルアップ出来るように色々と習慣づけ日々努力だってしています。 しかし周りからは「あいつは頭が切れるからいいよな」なんてヒソヒソを言われてしまうのです。 努力をせずしてポジションを得ていると思われてしまうんですよね。 さらに、頭が切れる人はミスや間違いなどに気づくことも早いです。 改善するために指摘したことであっても、何度も指摘されてしまうと「自分が仕事できるアピールかよ」「人の揚げ足ばっかり取って」などと思われてしまいます。
頭が切れると、話が通じない相手や非常識な人にイライラしてしまうんですよね。 「なんでこんな当たり前のことが分からないんだろう…」と思ってしまいます。 頭が切れる人はとにかくテンポが早い! 一人で行っている時の方が早く終わることが多いので、足を引っ張られるようなことをされるとイライラしてしまいます。
頭が切れる人は、おかしなことや他人のミスなどにすぐに気付いてしまいます。 指摘すると口うるさいと思われてしまうし、かといってスルーも出来ずに疲れてしまうんですよね。 また指摘できないようなことでも、「○○さんまた嘘ついてる」「○○さんこの前はああ言ってたのに…」などと人と会話していても相手の矛盾点にすぐ気付いてしまいます。
いかがだったでしょうか? 頭が切れる人について理解できましたか? デメリットに関しては、頭の悪い人やすぐに妬んでくる人とはなるべく関わらないようにするしかありません。 周りに合わせて頭のキレを悪くするのはもったいないです。 ただ、同じスピードで理解できない人がいることを、理解しなくてはなりません。 独りよがりにならないように注意しましょう。