長い人生、生きている中で順調に上手くいくこともあれば時に逆境に置かれることもありますよね。どんなことでも乗り越えられる逆境に強い人と、逆境に弱い人にはどういった違いがあるのでしょうか。今回は、「逆境に強い人」について徹底解析します!逆境に強い人の特徴や反対に逆境に弱い人の特徴をまとめます。逆境を乗り越える方法も合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「逆境」は「ぎゃっきょう」と読みます。 「逆説(ぎゃくせつ)」など、「逆」を「ぎゃく」と読ませる言葉が多いですが、「逆境」の場合「ぎゃくきょう」とは読みませんので注意してください。 「逆境」の意味は、「苦労が多く思うようにならない境遇」です。 例えば、ある目標に向かって絶え間ない努力をしているのにも関わらず思わぬアクシデントにより怪我をしてしまってうまく進まなくなってしまう...など、不運によって苦労をしてしまうような状況を「逆境」と言います。 「逆境」は、そういった苦労を強いられているような境地を表現するのに
といった言い回しで使用されることが多いです。
・辛苦 「辛苦(しんく)」は、「つらく苦しいこと」 「小さな努力でも続けること」という意味で使用される「粒々辛苦」という四字熟語で使用されている熟語をして知られています。 辛く困難な状況であっても、小さな努力を積み上げていくことが大切ということを伝えている四字熟語です。
・苦境 「苦境(くきょう)」の意味は、「苦しい状況や立場であること」です。
・御難 「御難(ごなん)」の意味は、「災難や難儀を被る人」です。 災難が立て続けにおとずれてしまっている人を丁寧に言う言葉ですが、からかいの意味を込めて使用する場合もあります。 例えば、災難が続いていることを「ご難続き」と表現することができます。
・困窮 「困窮(こんきゅう)」の意味は、「困りきってしまうこと」です。 苦しい状況に息詰まってしまっている状態を「困窮している」といいます。 特に、貧乏でお金に困っているような状態に使用されます。
・順境 「順境(じゅんきょう)」の意味は、「物事がいい感じに運よく進んでいるような境遇」です。 逆境の反対で、何の問題もなく順調に物事が進んでいる様子を「順境」といいます。
・楽境 「楽境」の意味は、「安楽な境地にいること」です。 「逆境」は、苦しい状態を言い表す言葉なので「楽しい楽な状態」を言い表している「楽境」は、反対語になります。
・快調 「快調」の意味は、「調子が良いこと」「気持ちよくことが運ぶこと」です。
「逆境」の英語は「adversity」となります。
逆境に強い人は、どんなことがあっても前向きに物事を捉えることができます。 例え失敗してしまったとしても「◯次は気をつけよう」というように、失敗したことを暗い気持ちで引ずるのではなく、前向きに捉えてさらにモチベーションを上げることができます。 逆境に強い人は「自分は必ず目標を達成できる」と前向きに考え、高いモチベーションを保ち「ピンチこそチャンス」と考えて常に次のステップへ進むことができるのです。
逆境に強い人って、向上心の塊なんですよね。 例え周りの人が「すごいね」と褒めたとしても、心の中では「まだまだだ」と思っています。 「まだダメだ」と否定しているというよりは、一度は「よし、これは上手くいった」と認めた上で「じゃあ、もっとより良くするためにはどうすればいいか…」ということを考え始めます。 現状に満足するということが基本的にありません。 逆境に立っているときこそやるべきことが沢山あると感じ「燃える」という人も多いです。
逆境に強い人は、何より自分に自信があります。 小さな努力をコツコツと積み重ね目標を達成できたという「成功体験」が多くあるので「自分ならやればできる」という自信をもっているのです。 自分に自信がないと、気持ちは後ろ向きになってしまう一方ですよね。 逆境に強い人はつまずきそうになる度に「目標を達成している自分」を思い浮かべて「頑張ろう!」と思うことができますし、新しいことでも失敗を恐れず挑戦することができます。
逆境に強い人は、目指すべき目標をきちんともっているなど強い信念があります。 信念とは、「自分にはこういう考えがあって、こうしたいと思っている」という強い気持ちです。 強い信念があるので、どんなことがあっても考えが揺らいだり心が折れたりすることがないのです。 逆境に強い人は、常に人に流されるのではなく自分の強い信念に基づいて考えて行動をしています。 何か壁にぶつかってしまってもブレない芯があるから、めげずに目標に向かって立ち向かっていくことができるのでしょう。
逆境に強い人は、鋼のメンタルの持ち主です。 逆境に立たされているときって、精神的に大きなダメージを受けますよね。 上手くいっているときにメンタルの調子が良いのって当たり前なんですよ。 逆境にいるときこそ、めげないメンタルの強さを持っている人が逆境を乗り越えることができるのです。 また、逆境に強い人は体力もあります。 目標達成のためには、健康的な体が資本となります。 規則正しい生活を送るなど自身の体調管理をしっかりと行っています。
逆境を乗り越えられるのって、「ここで諦めたくない」「逃げたくない」という負けず嫌いの精神があるからだったりもします。 逆境に立たされているときって、何をしても上手くいかない気がしてきてしまいますし逃げ出したくなったり、目をそむけたくなりますよね。 負けず嫌いの人は諦めたりすることを「逃げることだ」と思ってしまうので、耐えるよりも逃げることのほうが耐え難い苦痛だったりします。 諦めたほうがいいと頭で思うことはあっても、逆に諦めることのほうが難しい。 だからなんとかして結局乗り越えていってしまうのでしょう。
逆境にいるときって、何をしても上手くいかないんじゃないか...というマイナスな気持ちになりませんか? そうなってしまうと、失敗を恐れてなかなか行動に移せなくなるし余計に現状を打破できなくなってしまいます。 これって、失敗=いけないこと・恥ずかしいことだと捉えてしまっているからなんですよね。 逆境に強い人は、「失敗は成功の元」という言葉があるように失敗も成功のための糧にしてやろうという気持ちが強いです。 だからこそ、いつでもポジティブに物事を捉えることができるのでしょう。
何か失敗してしまったり、上手くいかないことがあると落ち込みますよね。 しかし、逆境に強い人は落ち込むようなことが起きても「落ち込んでいる時間が無駄だわ」と思っています。 何か失敗をしてしまったときに、反省することはとても大切なことです。 しかし、逆境に強い人はその失敗をいつまでも引きずってグズグズしているだけでは何にもならないということを知っています。 自分に非があったら、素直に受け止めて次はミスをしないように努力をするだけ。 失敗を繰り返さないことがとにかく大切なんですよね。
逆境を乗り越えるほど頑張れるというのは、その間ずっと忍耐出来るということです。 いつ努力が報われるかわからなくても、挑戦し続けたり頑張り続けることが出来ます。 忍耐力がないと努力を継続することができずに諦めてしまったり、最初から頑張ろうという意欲が湧きません。 自分が納得するまで「勝ち」や「成功」を取りに行く根性で逆境を乗り越えることができるのは、忍耐力があってこそであると言えるでしょう。
逆境に強い人は、自分の感情や欲望をコントロールすることができます。 自制心がなければ、上手く行かないとき「サボりたい」「逃げ出したい」という感情や欲望を押さえつける事が出来きません。 逆境に強い人は自制心があるので、やらなければならないことを優先、目標達成のためであれば自分の欲望を落ち着かせることが出来ます。 ただこの自制心を持ち続けること自体にも、かなり根気が必要です。 逆境に強い人は、欲望に打ち勝つ根性があって自制心を保ち続けることが出来るということです。
逆境に強い人は、どんな時でも夢や目標を設定して行動しています。 ひとつの目標が達成してもそれで満足するのではなく、次の目標を探し新しく設定します。 自分で定めた目標を持ち続けることで、モチベーションを保ち前に進み続けています。 また、そのような大きな目標を立てるだけでなくマイルストーンを設定しています。 スケジュールを組み、その大きな目的に向かって着実に進むためその過程での小さな目標を掲げているのです。 逆境に強い人こそただ闇雲に頑張るのではなく、きちんと計画を立てて考えながら行動していると言えるでしょう。
逆境に強い人は、行動力があります。 失敗を恐れず、「やってみたほうがいい」と思うことはどんどん実際に行動して試してみます。 例え神様に「お願いします、なんとかしてください」とお願いをしたとしても、実際に自分が行動しない限り、突然現状が変わるなんてことはありませんよね。 逆境に強い人は、現状を打破しようという強い意思があるのでどんどん行動していきます。 失敗することもあるかもしれませんが、それでも行動しないよりはマシだと思っているのです。
逆境に強い人は、失敗しても何度も何度もチャレンジします。 もちろん、「良くなかったことなどきちんと反省をした上で」です。 逆境に強い人って失敗をすることで「成長」をしているんですよね。 闇雲にあたって砕けて...を繰り返しているのではなく、どうしてダメなのか原因と対策を考えて次に活かそうをいう気持ちが強いのです。 したがって、逆境に強い人はどんどん成長していきます! だから逆境を乗り越えることができるのでしょう。
精神的に強い人は、常に精神がバッキバキに強いわけではありません。 もちろん落ち込むこともあれば傷付いてしまうこともあるでしょう。 逆境に強い人は自分のモチベーションを保つのが上手なんです。 例えば、ストレスを発散するために運動をしたり散歩をしたりします。 また、リラックス出来る空間を自分自身で作り上げることも欠かしません。 そうやって、自分の精神面を良好に保つための行動を決して怠らないからこそ高いモチベーションを維持することができるのです。
逆境に強い人は時間の使い方も上手です。 例えば通勤時間で仕事に役立つようなことをしたり、早起きをして一駅分歩いてトレーニングに充てたりと時間を無駄にしません。 グータラしたり、遠回りなやり方をして時間を無駄にすることがありません。 逆境に強い人は効率をしっかりと考え要領良くこなしていきます。 いつまでも空回りしていたら、逆境は乗り切れませんからね。 そこまできちんと考えて行動できるのも根性があるからなのでしょう。
逆境に強い人はどんなことにも全力ですが、きちんと取捨選択をして頑張るべきものではないものや、時間をかけるべきでないことを避けます。 やっても意味のないことに時間を使っているのって非常にもったいないですよね。 逆境に強い人は信念がきちんとあるので「何が一番大事なのか」をきちんとわかっています。 そのため、やるべきことに優先順位をきちんとつけています。 無断なことに時間を費やさない分、ゴールに近づくのも早いと言えるでしょう。
逆境に強い人は、どんな時でも冷静に物事を判断する力があります。 どんなに焦ってしまうような状況であっても慌てず、そして自分の感情に左右されずに決断を出すことってなかなか難しいですよね。 特に上手くいかない時に焦ってしまう人は多いです。 逆境に強い人は、きちんと立場をわきまえて冷静に物事を判断し決断します。 特に上の立場になればなるほど「判断力」って大切になってきますよね。 できるだけ常に冷静でいること、それが逆境を乗り越えるコツなのでしょう。
逆境に強い人は、どんな状況でも楽しんでいます。 順調に物事が進むにこしたことはないのですが、順調すぎるとなんとなく物足りなさを感じてしまうのです。 逆境に立たされたり追い込まれているほうが、「楽しい」なんて思うのでしょう。 例えば恋愛でも、喧嘩もなく平和に交際を続けていると「たまに喧嘩するぐらいの刺激がほしい」なんて思ってしまうもの。 同じように、逆境に強い人は逆境に立たされているということを楽しんでいるんです。 「次はこうしよう」など色々考えるのも楽しいですし、逆境を乗り越えたときの達成感を考えて自らを逆境に追い込む人もいます。
逆境に強い人は、自分自身に対しても他人に対しても否定的な言葉を使うことが少ないです。 否定的な言葉はモチベーションを下げたりストレスを溜めたりするため、自分の言動に影響が出てしまいます。 逆境に強い人は、ただ体力や精神力があるわけではありません。 体力や精神力の消耗を抑えたり、なるべく保持出来るような方法を多く知っています。 その一つが「否定的な言葉を言わない」ということ。 それだけ?と思うかもしれませんが、否定的な言葉を使わなくなるだけでマイナスなことを引き寄せなくなります。 また、自分自身でも冷静な状態を長く保つことができるというメリットがあります。
逆境に強い人は、とにかく「やってみよう」と言うことが多いです。 失敗を恐れず、「とにかくやってみないことにはわからない!」とチャレンジ精神たっぷりな言葉がよく飛び出してくるのです。 失敗してもいいから「やってみよう」と思うのって、大人になればなるほど難しいもの。。 失敗を恐れずに「やってみよう」と言えるのはとても素晴らしいことですよね。
逆境に弱い人って、全てのことをこの世の終わりぐらいマイナスに捉えてしまう傾向にあります。 そもそも自分に自信がなくて、ちょっと上手くいないことがあると「もうダメだ」と何も手につかないほどに気持ちが落ち込んでしまうことが多いです。 ネガティブな気持ちがいっぱいだからこそ、現状を打破することができず結局気持ちはモヤモヤとしたまま続いてしまう・・・。 ずーっとマイナスな気持ちでいるから、逆境を乗り越えることができないのでしょう。
逆境に弱い人は、失敗することをひどく恐れていて「他人から見られている自分」を意識していることが多いように感じます。 他人から見た自分が情けなかったりだらしなかったりするのが許せないのです。 だから結果ばかりにこだわってしまうし、評価を気にして「結果が出せない」と弱気な気持ちになってしまうのです。 逆境に弱い人は、誰もそんなこと気にしていないのに自分で描いている理想の自分をキープするために無理をしてしまいがち。 ちょっとでも自分の理想からずれてしまうと、ひどく落ち込んでしまってどんどん負のループに陥ってしまうのです。
逆境に弱い人って、精神が弱くできないことがあったりすると自己嫌悪に陥ってしまったりします。 確かに失敗してしまったり上手く行かないことがあると、多少なりともメンタルがやられてしまうのは当たり前のことです。 しかし、メンタルが弱すぎると
などと、自己嫌悪に陥ってしまい精神的に追い詰められてしまいます。 だから心が折れて逆境に打ち勝つことができないのです。
逆境に弱い人ほど、無断に強がって一人ですべてを抱え込んでしまうという傾向があります。 他人と自分を無駄に比べていて誰にも劣りたくないという意識が強いので、相談することができないんですよね。 しかし、一人で抱え込んでいてもどうにもならないことってあります。 結局どんどん落ち込んで自分の殻に閉じこもっていってしまう...だから、逆境を乗り越えるどころがどん底に落ちていってしまうのでしょう。
逆境に弱い人は、自分に甘く責任転嫁をする人も多いです。 ミスや自分が出来ないことを人のせいにしたり、仕事など誰かがやると思って自分からはやりません。 言われることだけやり、「言われた事をしただけ」とその後の責任を負いません。 結局そうやって責任転嫁をしたりして、逃れようとしてしまうから、自分自身は何も成長することができないのです。 成長しないということは、逆境を乗り越える力が身につかないということになります。 無責任な人ってほんとどうしようもないですよね。。。
逆境にいるときって、自分の状況から目をそむけたくなってしまいますよね。 特にプライドが高い人は、自分がダメな状況にあることを認めたくないはず。 しかし、まずは冷静に自分を客観視し、自分の状況を見つめてみることが大切です。 人から「バカにされるかも...」と気にしすぎているだけで、実際はどうってことない状況かもしれません。 ちょっと良くないことがあると、冷静になれなくなってしまうんですよね。 冷静になることで、見えてくることもありますからまずは焦らず自分を客観視してみましょう。
現状をなんとか打破したい!なんとかしたい!と頑張っても自分ではコントロールできないこともあります。 全力で頑張れば努力が必ず実るとは限らないんです。 特に、恋愛など人の気持ちが関わってくることだったりすると、自分ではどう頑張っても人の気持ちは簡単に変えることはできません。 自分でコントロールできないことは、諦めることも時には必要です。 諦めるというより「致し方ないことなんだ」と納得することが大切であると言えるでしょう。
逆境にいる時は自分は上手くいっていない状況なわけですから、上手くいっている人を見て焦ってしまう気持ちはよくわかります。 上手くいっている人って、やたらとキラキラして見えるんですよね。 しかし、他人と比べても何にもなりません。 上手くいっている人を見て「自分も頑張ろう」と励みにできるのならまだしも、妬んでしまったり落ち込むようなら他人と自分を比べるのはやめましょう。 とはいっても「どうしても比べてしまうんだ!」という人は、暫くSNSをシャットダウンするなど情報が入らないようにするのも手ですよ。
スマホが普及している現代では、色々な情報が簡単に入ってくるようになりましたよね。 しかし、情報がバンバン入ってきてしまうこの世の中だからこそ情報を鵜呑みにしないことが大切です。 中には信憑性の低い情報を鵜呑みにして落ち込んでしまったりするのって時間の無駄です。 情報に感情を左右されやすい人は、とにか情報を鵜呑みにするのは辞めましょう。 自分が目にしたことだけを信じてください。 沢山情報が入ってきても取捨選択が必要であることを忘れないことが大切です。
逆境にいる時は、とにかく何をしてもダメな気がしてしまって中々行動に移すことができませんよね。 例えば、「仕事がうまくいかない」「転職したほうがいいのではないか」と考えたときに、自分の中では「転職」という答えが出ているのに「面接しても受からないかも」と思ったり「転職したところで、また仕事が合わないんじゃないか」と失敗してしまうことを想像してしまう。 そうすると、行動に移せなくなってしまいます。 それでは現状を打破することはできません。 「失敗してもいい」「失敗しても良いからやってみる」という勇気を持つことが大切です。
自分が逆境にいることを中々受け止めることができずに、ずーーーと闇雲に頑張り続けてしまう人がいます。 頑張り続けるのは大切なことですが、それでは逆境から抜け出すことは難しいでしょう。 今逆境にいるということは、少なからず考え改なければいけない部分もあるということ。 逆境にいることから目をそむけずに、まずは自分がスランプであることを認めどうするべきなのかをじっくり考えてみることが一番大切なことだと言えるでしょう。 現状と向き合うことが、逆境を乗り越えるための大きな第一歩となるのです。
逆境から抜け出せない人は、「こうするべきだ」「これで絶対にあっているはずだ」と頭でっかちに思い込みすぎるところがあります。 しかし、実際に現状を打破することができていないのだからそのままでは逆境から抜け出せない可能性が高いのです。 自分でわからないのなら、思い切って人に相談してみることがとても大切です。 相談してみると思いがけない切り口を提案してくれて、試してみたらすっと逆境を抜け出すことができたということも少なくありません。 現状を打破できない状態が続いているのであれば、一度プライドを捨てて第三者に意見を求めましょう。
「言霊(ことだま)」という言葉をご存知でしょうか。 「言霊」とは、言葉に宿っていると信じられている不思議な力のことです。 昔から「言葉には魂が宿り、言葉に出すことを現実にする」という言い伝えが信じられています。 つまり、極端を言えば「悪いことを言えば悪いことが起きる」「良いことを言えば良いことが起きる」ということです。 逆境にいるときって「もうダメだ」とか、「何をしても意味がない」などマイナスなことを口に出してしまいがちです。 できるだけ負の意味や感情が込められた言葉を口にすることを避けて、前向きな気持ちになりましょう!
向上心は大切ですが、現状に満足できずに身の丈以上の物を求めてしまうといつまでたっても逆境を乗り越えられません。 そもそも能力には限界がありますし、努力でなんとかなるものとならないものがあります。 例えば、「もっと身長があったらうまくいくのに」とか思っても骨は継ぎ足すことはできません。 身長が低いことをグダグダいつまでも悩んでも、なんの解決にもならないのです。 「ないものねだり」をするのではなく、自分自身のおかれている環境の中で最善の努力を尽くすことが大切! ないものねだりをしていることで逆境から抜け出せないという人は非常に多いので、無いものねだりをしていないか、高い目標を設定しすぎていないか、今一度見つめ直してみましょう。
逆境にいるときって、「自分はダメなやつだ」と落ち込んでしまいますよね。 自分で自分を認められないと気持ちもどんどんネガティブになってしまいますし、そういったネガティブな感情がどんどん自分自身をスランプに落としていってしまいます。 まずは、自分自身を「しっかり頑張っているのだから大丈夫」と信じてあげましょう。 例えば、一日の終わりに出来たことを3つ上げてみるなど、一度自分のことを認める・褒める癖をつけてみると良いでしょう。 自分の良いところを探していくことで、自然とポジティブ思考になっ、逆境を乗り越えられることでしょう。
逆境を乗り越え明るく前向きに過ごすためには、適度な休息が必要です。 日本人はどうしても頑張りすぎでしまう傾向にあります。実際に何も考えずに休息をとることができている人のほうが少ないのではないでしょうか。 どうしてもお休みの日でも仕事のことや、色々なことを考えてしまいますよね。 気づかないうちにそういった疲れやストレスが溜まってしまい、前向きな気持ちになれなくなってきてしまって逆境から抜け出せなくなってしまうのです。 思いっ切って休むことを大切に!逆境を乗り越えるために、まず心から元気になりましょう。
また、逆境を乗り越えるためには「自信をつけること」が大切です。 大きな目標ばかりに目を向けてしまうと、達成するのが大変なのでスランプに陥りやすくなってしまいます。 なので、できれば小さめの目標をたくさんもって、どんどん達成していきましょう。 そしてそれを短いスパンでクリアすることで、定期的に達成感を得ることが出来るのでスランプから抜け出せます。 例えばジムで「40分で5km分のランニングをする」とかです。 また「今週は毎日自炊をする」とか、ちょっと頑張ればできそうなことでいいです。 そうやって小さな目標をクリアすることで、自信もついてきて色々なことに挑戦できるようになっていきます。
逆境にいる原因が自分にあったとしても、自分自身を責めることは止めましょう。 自分を責めてしまうと自分で自分を苦しめることになってしまうので、ずっとネガティブ思考のままでいることになります。 そういう時は、あえて自分を第三者目線でみて冷静に考えてみてください。 人は誰だって間違いを犯しますし、壁にぶつかることはおかしいことでもなんでもありません。 「人間はそういう生き物だ」と捉えることで気持ちが楽になるかもしれません。
逆境にいるときって、「もう何をしてもダメだ」という後ろ向きな気持ちになって諦めたくなってしまいますよね。 しかし、うまくいかなかったからといって途中で物事を諦めるのはあまりよくありません。 自分がやると決めたことなのに、中途半端な状態で投げ出してしまうと、逃げるクセが付いてしまいます。 また、目標を達成できなかったことに対して気持ちがネガティブになって挑戦すること自体をやめてしまうようになる可能性も。 物事がうまくいかない時は、「そういう時もある」という余裕な気持ちで対応するといいです。 諦めるのは、「自分のできることはすべてやった」と胸を張って言えるようになってからにしましょう。
逆境にいるときって、何をしても上手くいかない気がして何もする気がなくなってダラダラとした時間を過ごしてしまいがち。 身体を休めるのも大事ですが、1日を無駄にしてしまうと「何もせず終わっちゃったな…」とさらに自己嫌悪に陥って自信を失くします。 やる気が起きなくてもちょっと掃除をしたり散歩をしたりするなど、少しでも活動をすることを心がけましょう。 自炊をするとか、お風呂掃除をするなど自分のためになることをなるべくするといいですよ。 気持ちが明るくなって、人生がうまくいく気がするはずです。
逆境の中にいると、うまくいかない状態にイライラしてしまいますよね。 その感情を抑えきれず発狂したい気持ちもわかりますが、決して他人に八つ当たりをするようなことだけは避けましょう。 人に八つ当たりをしてしまうと、もちろん人は嫌な気持ちになります。 八つ当たりは今後の人間関係に悪い影響を与えてしまうので、一時のストレスは発散できても今後のためにはなりません。 ストレスは、絶対に人に迷惑をかけない方法で発散してください。
トヨタグループの創業者、豊田佐吉さんの言葉です。 逆境の中に立ち人生疲れた時って、何もかもが行き止まりのように感じてしまいますよね。 しかし、そこには必ず道があるんです。 諦めさえしなければ、どんなに時間がかかっても道を見つけることができます。 諦めず、あなたのペースでいいので少しずつ少しずつ頑張っていきましょう。
あなたができると思えばできる。 できないと思えばできない。 どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。 車の「Ford(フォード」の会社の創業者であるヘンリー・フォードの名言です。 人生を楽しくしようと思えば楽しくなるし、つまらないと思えばつまらない人生のままなのですね。 この名言の英語版は、 Whether you believe you can do a thing or not, you are right. です。
メジャーリーグでも大活躍した「イチロー」こと鈴木一朗さんの名言です。 小さな努力でも積み重ねることで成功を収めることができるのですね。 逆境に立っている時って「ダメだった」ということに気持ちが支配されすぎて、この大切なことを忘れてしまいがちなんですよね。 結果がなかなか出ないときってやっぱり辛いものです。 なんとか逆境を乗り越えたいと思った時に、大きな変化がすぐに現れなかったとしても小さな行動でを積み重ねていくことで自分のなりたい姿になることができるのです。
これは京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫さんの言葉です。 人並み以上の努力をしなければ、大きな成功を収めることは絶対に出来ないと稲森さんは話しています。 努力をせずにある程度成功を出来たとしても、大きな成功をするためには人並み以上の努力が必要だと、稲森さんは自分の体験を元に話してします。 努力が報われない...逆境がらなかなか抜け出せない...と思うのなら、まだまだ努力すべき点があるということ。 この言葉を思い出すと落ち込んでいる場合じゃないと思えますよね。
一流アスリートの言葉をもとに、メンタルを育てる具体的方法を徹底解説。
アイデア発想術や、「結果」を出す企画術、PR技術を、使いやすい40の公式に。「ひらかたパーク」のV字回復を実現した筆者が、自らが手がけた3つのV字回復事例をベースに、逆境を「アイデア」に変える40の企画公式を紹介。
いかなる時も強く生きていく知恵と心根。すべての日本人が立ち返りたい、「新渡戸哲学」の真髄。100年を経ていま甦る、歴史的名著。―『修養』『自警』抄。
「逆境」についてまとめてきましたが、いかがでしたか? 逆境にいるときって、精神的にもとても辛い状況ですよね。 しかし、辛いときこそ踏ん張り時! 乗り越えたときの自分は、必ず成長できているはずです。 大切なことは、前向きな気持ちを忘れなことではないでしょうか。 辛い時こそ前向きに!!! 自分を信じて、逆境を乗り越えていきましょう(^o^)