「生意気」は「柄でもないのにイキがった言動をすること」です。昨今では「イキってる」なんて使われることもありますよね。今回は「でしゃばり」で「わがまま」な生意気な人の特徴を詳しく説明していきます。自分勝手で目上の人にもタメ口を叩き周りに迷惑をかけますが、実は「自分に自信がない」のが原因だったりします。生意気な人には社会のルールを教えたり、時にはスルーすることも大事です。生意気にならないための対処法も紹介しますので、是非参考にしてみてください。
「生意気」は「なまいき」と読みます。 意味は「柄でもないのに粋がった言動をすること、出過ぎた言動をすること」です。 自分の身の程をわきまえずに、発言をしたり横柄な態度をとることを指します。
「生意気」というのは、主に目下の者が目上の相手に対して偉そうであったり自分の身の程をわきまえずに粋がった言動をすることに対して使います。 そのため、目下の者に対して上から目線だったり横柄な態度をする人のことを「生意気」とは使いません。 主な言い回しは 「生意気な人」 「生意気な性格」 「生意気な口をきく」 です。 「生意気な口をきくな!」は「粋がったことを言うな!」といった意味になります。 ちなみに「生意気盛り」は「生意気な言動をしがちな年頃」という意味です。 中高生くらいのティーンたちが、少し大人になった気になってイキってしまっている様子を表します。 ちなみに「な・ま・い・き盛り」は1986年に放送されていたドラマです。
●おこがましい 「おこがましい」には「生意気である、思い上がっていてしゃくにさわる」など身の程をわきまえないといった意味があります。 主に「おこがましいですが」「おこがましいようですが」などと使い、「自分の立場において出過ぎた発言や行動」といったニュアンスを含む言葉です。 特にビジネスシーンで、年齢や役職などが目上の人に対して身の程をわきまえずに発言したり行動したりする場合に自分自身の言動を謙遜している表現として使われています。
●僭越 「僭越(せんえつ)」には「自分の身分・地位をこえて出過ぎたことをすること」「そういう態度」「でしゃばり」という意味があります。 「僭越ながら」は「身の程をわきまえず、失礼ながら」「失礼を承知の上で、出過ぎたことをいたしますが」という意味になります。 目上の人に意見するときや、ただの会話でも形式的に謙虚さを表現するためなどに使われます。
●恐縮ですが 「恐縮ですが」の意味は「迷惑をかけて、申し訳ありませんが」「厚意を受けて恐れ多いですが」となります。 「恐縮」は”相手に迷惑をかけたり、相手の厚意を受け、かえってそれが心苦しくなること”を表します。 依頼する時など「迷惑をおかけしますが」といった謙遜した気持ちを表すことができます。 「申し訳ありませんが」をより丁寧に表現したフレーズと認識すればOKです。相手への配慮も示すことができるクッション言葉です。
●身の程知らず 「身の程知らず」は「自分の身分や能力をわきまえないこと」といった意味があります。 「身の程」の意味は「自分の身分や才能の程度、その分際」です。 それに知らないという意味の「知らず」が付き「自分の身分が分かっていない=自分の分際をわきまえない」と、生意気な人を批判する意味で用いられています。
●不遜(ふそん) 「不遜」の意味は「へりくだる気持ちがないこと、思い上がっていること」です。 言動や振る舞いに礼儀が足りていない様子や、相手を見下した態度をとる様子を表す言葉です。 おごり高いことを指す言葉のため「目下の人や年下に対して態度が大きい人」に使うのはやや不自然です。 目上の人や年上に対して身の程知らずな言動をする人に使います。
●厚顔(こうがん) 「厚顔」とは「面の皮の厚いこと」です。 要するに、「恥知らずで図々しいこと、そのさま」という意味になります。 主に「厚顔無恥(こうがんむち)」と使われます。
●不躾(ぶしつけ) 「不躾」は、「礼儀作法をわきまえないこと」「無作法」「無礼」を意味しています。 「主に自分の行動や発言に対して使うことが多いです。 例えば「不躾で申し訳ありませんが〜」と言った場合は、「大変失礼で申し訳ありませんが〜」と、自分の行動をへりくだって言うことになります。自分をへりくだった表現なので、目上の人に対して使うことは可能です。
●図々しい(ずうずうしい) 「図々しい」は「他人の迷惑を顧みず、自分勝手で無遠慮である」という意味があります。 無神経な人、平気で列に割り込みをする人、人の物をもらおうとする人のことを「図々しい人」と言いますよね。 ビジネスシーンなどでは、「図々しいですが」と使うと「遠慮がないのですが」「自分勝手ではありますが」となります。しかし「図々しい」という言葉のイメージがあまり良くないので、目上の人に対して謙遜を表する場合は「おこがましい」や「差し出がましい」を使うことをオススメします。
●謙虚(けんきょ) 「謙虚」の意味は「控え目で素直なこと」です。 「控えめであり、慎ましいこと」「自分自身の能力・地位などに驕ることなく謙り、相手に対して素直に意見を受け入れ接すること、またそのさま」です。 「謙虚な◯◯」「謙虚に◯◯」と形容動詞として使うので、「謙虚する」などと動詞として使うことはできません。
●謙遜(けんそん) 「謙遜」の意味は「控え目な態度で振る舞うこと。へりくだること」です。 自分の能力や価値などを低く評価すること・控え目に振る舞うことを表します。 「謙遜」は「謙遜する」や「謙遜な◯◯」といったように、動詞としても形容動詞としても使います。
●卑下(ひげ) 「卑下」の意味は「自分を劣ったものとして卑しめる(いやしめる)こと、謙ること」「いやしめ見下すこと」です。 自分を人より劣っているものとして扱うこと、自身を劣っているとして卑しめることを表します。 例えば、「あなたって本当に綺麗ですよね〜」と言われた場合に「いやいや、私なんか本当に不細工で性格は最悪なんですよ〜。全然綺麗じゃないです」といったように自分を卑しめることを「卑下」と言います。
●遠慮(えんりょ) 「遠慮」の意味は、「相手に対して、控え目に行動すること」「事情や状況から判断して、やめること」「遠回しに断ること」です。 「遠慮する」「遠慮がち」「遠慮深い」などと使います。例えば、大事な会議で目上の人と違う考えのとき、なかなか発言することが難しいですよね。これを「遠慮して自分の考えを言わない」と表現できます。
●ヨイショ 「ヨイショ」の意味は「相手の機嫌をとって、おだて上げること」です。
生意気な人はすぐにでしゃばります。 お前の出る幕じゃない!
生意気な人は、ワガママな人が多いです。 そもそも、生意気なことを言ってしまうのは幼稚な証拠ですよね。 社会人にもなると生意気なことを言うことで「相手が嫌な気持ちになるな」「性格悪く思われるな」と考えるので、先輩や上司に生意気な感情が生まれても心の中に留めておきます。 しかし、それが出来ないのは考え方や精神面が幼稚で、自制心がないということになります。 そのため、ワガママなことも平気で人に言ってしまいます。 生意気と同じで、ワガママなことを言うことで「これはワガママだと思われるな」「これを言ったら和が乱れるな」と考え、「みんなで決めたことは最後まで守ろう」と、一般的にはワガママなことは言わないようにします。 生意気な人は自制心がなく、とてもワガママです。
生意気な人は、表面的に自信過剰な人が多いです。 かなり自分に自信があるような態度を取り、周りに対して常に上から目線な態度を取ります。 「どこからそんな自信が湧いてくるの?」と思うくらい生意気なことを言ってきます。 無駄に堂々としていたり、周りをバカにしたような振る舞いをすることが多くなっています。 先輩や上司の前でも「僕ならこれ1人で1日で終わりますよ」とか「私にはそのフォローは必要ないです」なんて言ってしまい、「自信過剰すぎ」「生意気」と思われてしまいます。
生意気な人って気分屋な人が多いです。 というのも、どんな状況でも気分屋になってしまうのは生意気ですよね。 わがままなところと共通しますが、空気を読んだり協調性を持とうとすると気分屋にはなれません。 自分の気分をすべて表に出すのは、本当に幼稚です。自制心のカケラもないですよね。 そのため上司や先輩がいる間でも、理由もなく突然不機嫌になったりいきなりテンションが上がったりする様子は「生意気だ」と思われてしまいます。
生意気な人って、感謝しないことが多いです。 感謝だけでなく謝罪出来ない人も多いでしょう。 特に職場では周りの人に感謝するべき場面ってたくさんありますよね。 例えば仕事で自分がミスをして他の人にフォローをしてもらった時や、アドバイスなどをしてもらった時、書類などを整理してもらった時、などがあります。 しかし生意気な人は「職場の人を助けるのは当然」「別にアドバイスしてほしいなんて頼んでない」と思い、一切相手に感謝をせず「ありがとうございます」を言うこともありません。 非常識だという印象を与えてしまいますね。
生意気な人は他人を非難することがとても多く、口を開けば悪口を言ったり否定したりしてばっかりです。 例えば「あの先輩は仕事が出来ないくせに偉そうな態度を取っている」「あの女は男の前でぶりっ子することしか能がない」「あの人の書類は細かすぎて見づらい」などとあれこれと出てきます。 実際にそうなのかもしれませんが、相手の良いところは一切見ず悪い点ばかりを取り上げて非難をします。 揚げ足を取ったりすることも多く「他人を非難する=自分はその人より出来る人間、気付ける視点がある」とむしろ自分はすごいと思ってしまっています。先程も言ったように自信過剰なところがあります。 しかし、相手のことを思った指導や注意ではないのため周りからは「生意気すぎる」「自分のことは棚に上げている」と思われてしまいます。
生意気な人は、常に自慢話をしています。 自分がすごいことを周りに知らしめたいという気持ちが強く、過去の武勇伝とかも語ります。 しかも若干自慢話になってることを気にしてるのか「俺ってすごくね?w」などとちょっと笑いながら相手に確認しちゃう感じで話してきます。この小生意気感が鼻に付きますよね。堂々と自慢してればいいのに。 あと、友達とか親戚のすごいエピソード。それって自分のことじゃないじゃん!という話を自慢してきたりします。 「俺のおじさんが○○でさ〜」「友達がこの間○○行ったんだけどさ〜」など…あなたは何をしたんですか?という話が多いです。 生意気な人って実際はダサい人が多いので、中途半端な自慢話が多いのも特徴です。
テレビを見ていても、たまに目上の人にタメ口なタレントの方々がいますよね。 それを見ると「この子生意気だなぁ」と思ってしまいますよね。 目上の人に対して一切の敬意がないという印象があります。 完璧な敬語を使えなかったとしても「はい、そうです」「ありがとうございます」や、ちょっとフランクになっても「○○だったんですよ!」「えーいいなぁ、羨ましいです」くらいは使えるものですよね。 しかし生意気な人は「うん、そうだよ」「いいなぁ、でも俺ならこっちがいいけど」「それやばいね」なんて使ってしまいます。というよりも、こういう言葉使いをするから生意気なんですよね。
生意気な人は他人よりも自分の方が優れていることをアピールしたくて、見栄を張った言動を繰り返します。 虚栄心が強く、自分を凄い人間だと思わせたいがために大げさな発言をしたり、大したことでもないことを誇張して表現したくなります。他の人からしてみたらどうでもいいようなことでも、つい見栄を張ってしまいます。 それが当たり前になり、気付けばただの虚言癖となってしまいます。 SNSなどでは嘘などをついてでも、自分を良く見せようとしてしまいます。 例えば友達が高級レストランに行っていたら、それと同等以上の高級レストランに行った風を装ってしまったりします。 また、友達が行った場所に何度も訪れたことがある風を装います。実際はネットで情報だけ拾って行ってないこともしばしば…。 生意気でいるのも大変なんですね…という気持ちになってしまいますね。
生意気な人はとっても自己中心的です。 そのため人の話は聞きません。自分は話すだけ話して、相手の話はスルーなんてことは日常茶飯事です。 生意気な人は注意をされたりアドバイスされることが好きではないので、なにか言われてもテキトーに返事をして終わらせます。その態度そのものが、「生意気」ですよね。 たとえ先輩や上司など目上の人の話であっても、ろくすっぽう聞かないことが多くなっています。
生意気な人って、先程も言ったように表面上は自信過剰に見えるんですよね。 しかし実際は自分に自信がなく、コンプレックスも多いことがあります。 そんな自分を隠すために虚勢を張ってしまいます。その様子が生意気に見えてしまうんですよね。 自分の出来ないことを誤魔化し、「自分はこんなにすごいんだ!」とアピールをしてしまいます。 そして自分をすごいと言えなくなる場面では、相手を蔑んだり否定してしまいます。 本当に自分に自信のある人は、わざわざ生意気なことを言う必要もありませんからね。
常識がなく、生意気になってしまっている場合もあります。 生意気な人って
という点が多いですよね。これらはすべて、常識知らずであることが原因なのかもしれません。 幼少期に親など周りの大人から常識を教えてもうらことがないまま育ってしまったのでしょう。 自己中心的で幼稚な人は、その可能性がとても高いです。
またIQが著しく低い人も「生意気だ」と思われてしまうでしょう。 知能指数が低いと、他人を信用できないところがあるんです。 その結果いつも周りを疑っているところがあり、その様子が生意気に感じられてしまうのでしょう。 「こうしてみたらいいよ」と言われても「本当にそれで大丈夫なのかな?」と思ってしまいます。 相手にそれが態度などで伝わってしまい「人のアドバイス聞き入れないなんて生意気だな」と思われてしまいます。 さらに、IQが低すぎる人って周りがしてくれたフォローに気付かないこともあります。 そのため感謝を伝えられなかったり、自分1人で出来ていると思ってしまいます。 その様子が「こんなに手伝ったのに何も言わないなんて生意気だ」と思われてしまいます。
生意気になってしまう原因に、人の気持ちがわからないという場合もあります。 これはIQの低さから気付けないという部分もありますが、頭は良いのに他人に優しく出来ない人っていますよね。 他人に関心がなく、自分がしたいと思うまま言動をしてしまうんです。 これを言ったら相手は生意気って思うだろうな、不快に思うだろうな、という思考回路になりません。 そして、例え相手から「不快に思った」「それは生意気だと思う」と言われたりしても、あまり気になりません。 他人がどう思おうと自分には関係ないと思っています。
正義感が強すぎるあまり、生意気だと言われてしまうこともあります。 相手が誰であろうと、間違ったことは許せないんですよね。 例えば、上司が依怙贔屓をしていれば「そういうの良くないと思います」なんて言ってしまいます。 また先輩たちがサボろうとしたり、業務を怠ったりしているのを指摘してしまうこともあります。 もちろんそれは上司や先輩たちが悪いのですが、どうしても部下や後輩の立場で物を申すと「生意気」だと言われてしまいます。
生意気になってしまう原因に「天才」というのもあります。 人の何倍も先を見越していたり、計算もすぐに出来てしまいますし、対策などもどんどん考えていけちゃいます。 そのため、例えば職場で会議などをしていても「これはこうしたらいい」「ここの部分はこうだ」と発言してしまいます。 その時に先輩や上司は、自分はまだ発言していない(どころか何も思いついてすらいない、計算できていない)ので「後輩のくせに生意気だ…」なんて思われてしまうんですよね。 天才な人は頭の回転が早すぎるだけなのですが、あまりに周りとレベルの差がありすぎると「生意気」で片付けられてしまいます。
今まで協調性の大切さを知らないまま生きてきてしまったのかもしれません。 そのため、社会や組織の中では協調性を持つことを教えましょう。 自分勝手な言動や生意気な態度は、最初のうちにちゃんと注意をしておくことも大事です。 長いこと放置してしまうとそれが当たり前になってしまいますし、あとから注意をすると「今さら何?」と生意気さが増してしまうかもしれません。 仕事をするうえで周りと協力し合いながら業務にあたることが、どれだけ大切で大きなメリットがあるのかを伝えましょう。 そして会社のルールや社会人マナーもしっかりと身に付けさせましょう。 こればっかりは、少し口うるさく言うしかないかもしれません。 分かったうえで生意気な態度を取っている場合は手に負えないかもしれませんが、幼少期や学生時代に常識知らずのまま育ってしまった場合は見違えるほど変わることもあります。
生意気な人に「生意気だ!治せ!」と言ったところで治りません。 特に生意気な人って上司や先輩に対して、より突っかかってくるところがあります。 実は、生意気な性格の人って認めてもらいたいという気持ちを持っていることがあります。 本当は自分に自信がないのに虚勢を張っています。 そのため、相手の心を開き自分自身を信用してもらうためにも、まずは相手の良いところをしっかりと褒めましょう。 「資料が丁寧でいいね」「頭の回転が早いから会議がスムーズに進むよ」などと言うと、生意気な人でも嬉しいものです。 そのうえで「だから他の人の出来なさにイライラしちゃうのかもしれないけど、目上の人にこういう態度取ると損しちゃうよ」「せっかく仕事出来るのに、認めてもらえなかったらもったいないよ」などと指摘してあげましょう。 そんな風に言ってくれる人もいるんだな、と思って生意気な言動が落ち着いてくるでしょう。
上でも少し言いましたが、生意気な人が生意気な言動をしてしまうのは「他の人の仕事の出来なさにイライラしている」のかもしれません。
といった不満を抱えているかもしれません。 もしかしたら、自分の知らないところで他の先輩などがサボっていたりしているのかもしれません。 生意気な人を生意気だとただ注意するだけでなく、なぜそういった言動をしてしまうのか理由を聞いてみましょう。 その時に「なんで生意気なの?」なんて聞くのはアウトです。 「最近、仕事どう?」「何か困ってることとか気になってることない?」などと聞いてみましょう。
生意気な人と関わっているのは、正直ストレスでしかないですよね。 自分が一緒にいてどう考えてもストレスだと感じるのであれば、無理に関わる必要はありません。 できるだけ関わらないようにするのがベストです! 同じ職場に生意気な人がいる場合は、一切関わらないというわけにもいかないと思います。 その場合は仕事に関する必要最低限のことだけでコミュニケーションを取るようにしましょう。 職場は友達をつくる場所ではありませんから、私的な話をする必要もなければ無理にプライベートで付き合っていく必要はありません。食事に誘われても断ってOK!「健康のために外食を減らしている」「スポーツジムに行かなければいけない」「先約がある」などと断りましょう。連続で断ればプライドの高い生意気な人は断られたくなくて誘って来なくなるでしょう。 無理のない関わり方を!
とは言っても、こちらから私的な話をしないようにしていても、休憩中に生意気な人からベラベラと自分の話をしてくることってありますよね。 そういう時は、話を聞き流しましょう。 まともに聞いていると「また生意気なこと言ってんな」とイライラしてきたり、聞いてるだけで疲れてきてしまいます。 「そうなんですか〜」「へぇ〜…」など相槌を打って軽く流してしまいましょう。 自分の話をろくに聞いてくれない相手のことをつまらなく感じるので、話しかけてくることも減るでしょう。
生意気な人は、話の主導権を握りたがる人が多いです。 他人の批評や悪口をし始めたり、自慢話や武勇伝を語ってきます。 生意気な人であることが分かっているなら、話の主導権を握らせないほうが良いです。 ここで主導権を握らせてしまうと、だらだらと余計な話をされてストレスに…! 話の主導権を持っていかれないように「○○さんの時はどうだったの?」など、生意気な人以外に先に話のパスを出しておくと、主導権を握られなくて済みます。 何人かと会話をしているなら、協力してうまいことパスを上手く回し続けてください。 次第に生意気な人も諦め、その場から去っていくかもしれません。
社内の上司など目上の人に対してはなかなか出来ることではないと思いますが、関係性によっては「ちょっと生意気じゃない〜?失礼だな〜」と冗談ぽく言ってみるのもアリです。 本人に自覚がない場合もあるので、その一言で気づける可能性もあります。 仲のいい友人であれば、あえて教えてあげるというのも相手のためになることがあります。 その場の空気を壊すことのないようにあくまでも冗談ぽく伝えるのがポイントです。 「ほんと生意気だよね!(笑)」と言えば日頃から生意気だと感じていることを伝えられますし、「今の発言はいただけないな、生意気だよ」と言えばどういった発言が生意気だと思われるかを伝えることが出来ます。
生意気な人が近くにいる場合、ぜひ「反面教師」として学びましょう。 嫌だなと思う人から学ぶなんてなんだか気が乗らないかもしれませんが、それは絶好の機会です。 生意気な人の言動を見て「今の言い方ほんと生意気だな」と思った場合は、「人はこういう言い方をすると生意気に感じるんだな、気をつけよう」などと自分の言動を見直すことができます。 「反面教師」になってくれていることに感謝の気持ちが芽生えてくればとても素晴らしいです! 生意気な人に対してストレスを溜めるよりも、よっぽどいいですよね。 人の振り見て我が振り直せ、と言うように自分自身を見つめ直すいいきっかけと思いましょう。
人生の主人公はあなた自身です。 生意気な人が周りにいても、ぜひ自分の人生にだけ集中してほしいです。 自分の貴重な時間を、他人のこと(しかもネガティブな事)を考えて過ごすのはとてももったいないですよね。 生意気な人と付き合っていく必要があっても、「仕事だから」と割り切っていちいち生意気だなと思わないようにしましょう。 そういった環境でも気にせず自分のことに集中出来ると良い人生が送れます。 生意気な人に対して悩んだりイライラするのは、まだ自分の人生に満足いってないのかもしれません。 その労力を自分の人生のために使いましょう! 「生意気なことしか言えずかわいそうな人だなぁ」と思い相手をせず、自分の人生に集中していきましょう!集中!
年下のことなど、つい生意気だなと思ってしまうことってありますよね。 周りに対して「生意気だな」と思ってしまう心理を紹介します。
自分自身が年を取り新しいものについていけなくなってくると、それらを使いこなしている若者に対して「生意気な…」なんて思ってしまうんですよね。 実際は生意気な態度なんて相手は取っていないのですが、自分の知らないことを自分より年下や経験年数の浅い人が知っていると生意気に思えてきちゃうんです。 これは悲しい現実ですが、自分が老いて置いてけぼりにされてしまっているんです。 それを受け入れられていません。 ここは頑固にならず「それすごいね、教えてよ」と若者に寄り添ってみましょう。 素直になることが大事です。 いつまでも頑固で偏屈でいると、周りを「生意気」だと思ってしまいます。
他人と自分を比べてしまい、その場合に相手の方が優れていると「生意気だ!」と思ってしまうんです。 これは、嫉妬や劣等感から生まれてくるものです。 自分よりも年下だったり経験年数が若いのに、業績が良かったり仕事が早かったり周りから信頼されていることを痛感してしまうと「ケッ、まだまだ青臭いくせに生意気な!」なんて思っちゃうんですよね。 早くに出世しただけで「生意気」なんて言ってしまう人もいるでしょう。 どうしても仕事をしていると、周りと自分を比べてしまいがちです。 しかしそれぞれにペースや得意分野があります。 相手のすごいところは素直に認め、自分の出来るところをどんどん伸ばしていきましょう。 仕事が出来る人に対して「生意気だ」なんて言っていると、周りからは「負け犬の遠吠え」「ダサい」なんて思われてしまいます。もし誰かを生意気だと思ってしまうのであれば「また比べてしまった、自分のできることを頑張ろう」と思うようにしてみてください。
「○○苦手ですか?」「○○さんって、こういうところありますよね」など、図星なことを言われてしまった時に相手に対して「生意気だ!」と思ってしまいます。 誰だって指摘されたくないところってありますし、出来れば苦手なことや自分でも納得のいっていないところってバレたくないものです。 しかし、相手も何の悪意もなく図星なことを言ってくることってあります。 その時についカッとなって生意気だと思ってしまうんですよね。 これは結局自分への自信の無さだったり、良く見られたいという承認欲求から来ています。
周りの人に対して、アドバイスをしてあげようと思う時ってありますよね。 しかし、アドバイスって必ずしもありがたいものではないことがあります。 相手にとってはただ「お節介」になってしまうこともありますし、上から目線に感じて生意気だと思われてしまいます。 特に「自分だったらこうするけどな」「こうしたらもっと早いのにな」といった内容だと余計に感じてしまいます。 例えば資料作りをしている人に、参考になる前回の資料を貸してあげるとかそれくらいだったらいいのですが、主観的なアドバイスは生意気だと思われやすいです。 相手から「どうしたらいいか」とアドバイスを求められない限りは、アドバイスをしないようにしましょう。
意見や考えは人それぞれですので、相手を否定するのはやめましょう。 非常識なことであったとしても、その人にとっては非常識だと思っていないかもしれません。 真っ向から否定するのではなく、「私はこう思うんだけど、どう?」といった言い方に変えましょう。 言い方一つで相手からの印象はかなり変わってきます。 すぐに相手のことを否定すると、誰から見ても「生意気だ」と思われてしまいます。 それは否定した相手が同僚であってもです。
ルールや法律などによって決められた正しさもあります。 しかしそれ以外でも自分が思う「正しいこと」「物事の良し悪し」は、みんなと同じわけではありません。 相手には相手の思う「正しい」があるため、それを理解しておきましょう。 そうすることで「これが正しい!」と相手に押し付けるのではなく、「私はこれが正しいと思っているんだけど、どう思う?」と聞くことができます。 相手にとってはこちらが間違っていておかしいと思っているかもしれません。 自分が絶対に正しいと思い込みすぎないのがポイントです。
相手を生意気に思ってしまう原因にも「他人との比較」を挙げましたが、周りから生意気に思われてしまう原因にも自分と他人を比較してしまうことが挙げられます。 比較してしまうことで、「自分が優位に立ちたい」「負けたくない」という気持ちが生まれてしまいます。 自分は自分、他人は他人と思うようにしましょう。 もちろん協調性を持ったり、仕事であれば周りを見て自分も行動しなければならない時はあります。 しかし、比較して優劣をつけるのはやめましょう。 比較をしていると、つい相手に小馬鹿にされた時や腹立たしいことがあった時に生意気なことを言ってしまうことがあります。 日頃から比較をせずに自分のやるべきことをやっていれば、相手がどうであれ気にならなくなりますしストレスも溜まらなくなります。
生意気だと思われないためには、謙虚な姿勢でいることです。 例え年下や目下の相手に対しても謙虚さを忘れないようにしましょう。 しかしわざとらしい謙虚な姿勢は慇懃無礼になり、かえって不快な気持ちにさせてしまいます。 謙虚な姿勢とはアピールするものではありません。 普段から誰に対しても敬意を払い、偏見などを持たずに受け入れることを意識しましょう。 そして謝意の言葉を忘れないようにすることです。
謙虚な姿勢と同じくらい大事なのが、感謝をすることです。 謙虚になれれば、何事にも感謝をすることが出来ます。 相手からの指摘や注意にも、教えてくれたことに感謝しましょう。 そして自分の話を聞いてもらったら、時間を割いてくれたことに感謝しましょう。 感謝の気持ちを常に持つことはとても大事です。 相手からの指導や注意に対して言い訳をしたり、何かしてもらっても「ありがとう」と言えないのは生意気だと思われてしまいます。
生意気な人は上昇志向が強いです。 というのも、目上の人に気を使わずに自分がどんどん成長出来ることを考えています。 日本だと年功序列が厳しいため、上司や先輩の仕事までこなしちゃうと生意気って言われてしまうんですよね。 実力社会のところでは、出来る人が仕事をするのは当たり前のことであり生産性は上がりますよね。 「もっと仕事を出来るようになりたい」「トップを目指したい」という強い気持ちや、「お客様のためなら内部の悪事は徹底的に潰す!」「上層部のせいで現場は大変になっていることを変革していきたい」といった会社をより良くしようという姿勢が「生意気」にうつってしまうことがあるんですよね。 しかし、上昇志向がありスキルアップを目指すのはとても素敵なことです。 逆境や嫉妬などに負けず上昇志向を持ち続けているなら、生意気だと思われてもいいですよね。
生意気な人は負けず嫌いなことが多いです。 上昇志向に近いものがありますが、負けず嫌いということは忍耐力があるということです。 負けず嫌いな人はすぐに諦めることはせず、自分が出来るようになるまでやり続けられます。 何事もすべて勝ち負けで考えてしまうのは良くないですが、ある程度の負けん気って大事だったりします。 逆境にも強くなりますし、上述したように悪事を働く上層部に立ち向かう強さがあります。 生意気だと思われ、昇進や昇給が遠のいてしまうことがありますが、精神力が強く正義感があります。
生意気な人はどんな場面でも自分の意見をハッキリ言うことができます。 目上の人がたくさんいる会議だろうと、例えその場の空気が悪くなってしまうようなことでも、はっきり言えてしまいます。 その様子が目上の人から「生意気だ」と思われてしまうのですが、それが正しいことだったり目上の悪事を指摘するような内容だと同僚や後輩たちからは「カッコイイ!」と思われるでしょう。 目上の人から嫌われてしまう覚悟で、出世や昇給することよりも会社を良くしようと自分の意見をはっきり言えるのはすごいことですよね。 人の顔色を伺って言うことをコロコロ変えたり誰にでもいい顔をする人って、イエスマン好きの上司からは好かれるかもしれませんが、やっぱりダサいです。 いつ何時でも自分の信念を貫き通せる人って素晴らしいです!
天才タイプの生意気は、他人の目や評価など一切気にしません。 自分の直感を信じいつでも自分の信念を持っているため、周りにどう思われようと構わずに、自分の道を突き進みます。 そのため目上の人や経験者からのアドバイスをあまり聞き入れません。それが生意気にうつってしまいます。 しかも天才な人の直感って、他の人は到底思いつかないようなことが多いためなかなか理解されないんですよね。 結果が出るまでは周りからは「ただの生意気なやつ」「身の程知らず」だなんて言われてしまいます。 ですが、本人にとってはそんなことはどうでもいいんです。 誰に理解されようがされなかろうが、自分が信じられればそれでいい! そういった心の強さがあります。
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いかがだったでしょうか? 生意気な人って本当に嫌ですよね。 何かと言動が鼻について、いちいちイライラしてしまいます。 しかし、生意気だと感じてしまうのはもしかしたら自分にも何か原因があるのかもしれません。 ただ「生意気だ!」と相手を悪く思う前に、なぜ生意気だと感じてしまうのか考えてみるのもいいかもしれません。 そして生意気な人が気にならないくらい自分の人生に集中できたらいいですよね。