「倉庫」や「物置」は英語でどのように表現すればよいでしょうか?和英辞書で調べると「warehouse」「storage」「storeroom」「stockroom」などがたくさんあり、使い分けがイマイチ分かりづらいところです。また「storage warehouse」という言葉もあり、完全に「?」です。そんな使い分けが難しい「倉庫」「物置」の英語表現を今回は徹底解説したいと思います。
「倉庫」の英語表現と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが「warehouse」「storehouse」です。この2つは同義語です。「warehouse」の方がよく使われれます。 上記の画像のように企業が使用している大きな倉庫が「warehouse」です。 アマゾンなどが世界中で建設している「物流倉庫」は「distribution warehouse」といいます。
「warehouse」を含む熟語
「storage」単体では「貯蔵」「保管」という意味です。 なので厳密には「storage」単体では「倉庫」という意味にはなりません。 日本でも最近浸透してきている、「トランクルーム、賃貸倉庫、レンタル倉庫、コンテナ」などの英語表現が「storage place」に当たります。
上記の画像のように、居酒屋やバーの裏にありそうな「貯蔵室」のことを「storage room」または「storeroom」といいます。 日本の一般家庭ではまずありませんが、アメリカの大きい家だと「storage room」が結構あります。 欧米の「物置部屋」は基本的に「storeroom」と言われます。映画のハリーポッターでポッターが自分の部屋として使っていた物置部屋も「storeroom」です。
日本語の「納戸」「物置部屋」は「storage room」または「storeroom」より「closet room」が近いかもしれません。 日本の「納戸」はタンスが幾つか置いてあって、服がメインで収納されています。そのため「closet room」が一番近いと思います。
アメリカの「物置部屋」と言えば、「garage」です。 特に西海岸などの一軒家では必ず「garage」があります。 和訳は「車庫」ですが、自動車以外の荷物も色々置いています。人によっては飲み物なども「garage」に保管しています。
アメリカの田舎の農家が持っている「物置部屋」として使っている「倉庫」は「barn」と言われます。 和訳は「納屋(なや)」です。 上記のような、家とは離れにある倉庫を指します。 ハリウッド映画などでも見かける倉庫ですが、日本では基本的にはありません。
日本でもある、庭に置く小屋のような物置用の倉庫は英語で「shed」と言います。
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store 「store」単体でも「倉庫」を意味することがありますが、基本的には「お店」の意味なので、「倉庫」という意味ではほとんど使いません。 godown 「godown」も「倉庫」という意味で使われることがありますが、この単語はインドや東南アジアにある倉庫を指します。 arsenal 「arsenal」は「兵器庫」という意味。武器を保存してる倉庫のこと。 granary 「granary」は「穀倉」を指します。日本でいうと「高床式倉庫」などは「granary」に当たります。