「マンション」は英語で何というでしょう?「マンション」を「mansion」と言っている人も多いのではないでしょうか?英語「mansion」は全く別の意味になってしまうので注意が必要です。今回は「賃貸マンション」「分譲マンション」の英語表現を解説します。
英語の「mansion」には日本語の「マンション」の意味はありません。 英語の「mansion」は、お屋敷のような大きな家を指し「大豪邸」「大邸宅」などと訳されます。 アメリカやイギリスでは、日本の「アパート」「マンション」のような区別は存在せず、集合住宅のことをアメリカ英語では「apartment」、イギリス英語では「flat」と言います。「アパート」は小さい部屋で、「マンション」は大きい部屋、と区別して言いたい場合は「small apartment」「large apartment」と表現すればよいでしょう。 また、分譲(自身が所有している)マンションと賃貸マンションを区別せずにどちらに対しても「apartment」「flat」ということが可能です。カリフォルニア州などだと、所有するのは一軒家の方が一般的なので賃貸マンションをあえて「rented apartment」と表現することも可能ですが、単に「apartment」と言うことの方が多いです。 あえて分譲マンションと賃貸マンションを区別して表現したい場合は、分譲マンションを意味する「condominium」または略して「condo」という単語を使うこともできます。分譲マンションは、より簡単に「the apartment that I own」と表現することもできます。 単数形「apartment」は、マンションの一部屋のイメージです。 例えば、「マンションに住んでいます」は「I live in an apartment.」と言います。住んでいるのは「マンションの一部屋」なので、単数形を使うのが自然です。 「マンション」の建物全体を指すには、
などと言います。 例えば「私のマンションはペット禁止です」は「We're not allowed to have pets in our apartments.」と言います。自分の部屋だけがペット禁止なわけではないので、マンション全体を指す複数形を使う方が自然です。
「マンション」を意味する英語表現のまとめ 賃貸マンション
分譲マンション
マンションの建物全体
不動産:「real estate」 アパート:「a small apartment」 前述した通り、英語では「アパート」「マンション」のような区別はありません。「アパート」は「マンション」に比べて小さいので、「small」で表現することは可能です。「apartment」と普通に言えばよいと思います。 高級マンション:「a luxury apartment」 日本語のアパートという言葉だと高級というイメージはありませんが、英語の「apartment」は「luxury」と修飾してしまえば「高級マンション」という意味で使うことが可能です。 中古マンション:「an apartment」「a second-hand apartment」 アメリカでは中古の一軒家やマンションを買うのが当たり前なため、わざわざ中古と表現する必要はありません。あえて中古と表現したいならば「a second-hand」「older」などと言います。中古でも不動産に関しては「used」を使いません。 新築マンション:「a brand-new apartment」 逆に新築マンションは「brand-new」「new」と表現すればよいでしょう。 ワンルームマンション:「a studio apartment」 アメリカで「ワンルームマンション」のことは「studio」という単語を使います。トイレとシャワーが一緒で、小さなキッチンがあるだけの1部屋は「a sudio」と言います。例えば「ワンルームマンションに住んでます」は「I live in a sudio.」です。「スタジオに住んでいる」という意味ではないので注意してください。 1LDK/1DKのマンション:「one bedroom apartment」 リビングとは別にもう1つ寝室がついている間取りのことを英語では「one-bedroom apartment」と言います。部屋が1つずつ増えるごとに「two-bedroom apartment」「theree-edroom apartment」と表現します。日本語の1LDK、2LDKのような表現はあまり使いません。 賃料:「rent」 賃貸マンションの賃料は「rent」と言います。「rent」は動詞もありますが、賃料という意味の名詞としても使います。 敷金:「deposit」「down payment」 敷金は「deposit」と表現することが一般的です。頭金を意味する「down paymnet」という単語を使うこともあります。 礼金:「gratuity fee」 礼金は「gratuity fee」と表現することが可能ですが、アメリカに礼金を支払うという文化はありませんので、使うことはないと思います。 大家さん:「landlord」 保護者:「guarantor」 間取り:「layout」 解約金:「cancellation fee」 マンションの更新料:「apartment's renewal fee」 マンションを買う:「purchase an apartment」 「buy」でも間違いではないが、マンションは人生に一回あるかないかの大きな買い物なので「purchase」の方がベター。「purchase」には「努力をして手に入れる」というニュアンスがあります。また基本的に「マンションを買う」と日本語で言う場合、マンションの一部屋を指すので単数形「apartment」を使っています。 契約を解除する:「cancell the contract」 マンションの契約を解除するは「cancell the contract」と言います。「契約解除」は「cancellation of the contract」です。
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