「相談する・相談に乗る」という英語表現を知っていますか？相談する相手や相談する内容によって、使う単語や英語表現が少し異なります。今回は、「相談する・相談に乗る」の英語表現を詳しく説明していきます。
「相談する」を意味する英単語に動詞の「advise」があります。日本語でもよく「アドバイスをする」のように使われているのがこの「advise」です。 日常生活における相談ごとや、専門的な相談ごとに対して、誰かから助言や意見を求める時によく使われます。 ちなみに名詞の「アドバイス」は「advice」となり、動詞の「advise」と綴りも発音も異なるので注意しましょう。 ◯動詞「アドバイスする」：advise[ədvάɪz] ※発音はアドバイズ ◯名詞「アドバイス」：advice[ədvάɪs] ※発音はアドバイス この「advise/advice」という英語表現は一般的に名詞の「advice」を使う方が多いです。もちろん動詞でも使用できますが、よく耳にするのは名詞の「advice」となります。 動詞「advise」は、
名詞「advice」は、
※一般的によく使われる表現は「advice on...」
名詞「advice」は不可算名詞のため、「複数のアドバイス」と表現したい時は、「advices」ではなく「(数) piece(s) of advice」などとなりますので注意しましょう。
The doctor advised me to stop playing sports for a while.
医者私にしばらく運動をしないようにと忠告した。
I strongly advise that you should stop smoking.
禁煙を強く勧めます。
I advise with friends on what to do for Amanda's wedding.
アマンダの結婚式で何をするか、友達と相談する。
I need your advice on my essay.
私のエッセイについてアドバイスが欲しいんだ。
I got two pieces of advice from my teacher yesterday.
昨日先生から2つの助言をもらったよ！
「相談する、相談に乗る」を表す英語表現に動詞「consult」があります。 日本でもよく「コンサルタント」や「コンサル会社」などという言葉を耳にしますよね。それらはこの「consult」という単語からきています。 この「consult」は専門的な知識を持ったプロ、専門家に相談する際に主に使われます。前にご紹介した「advise/advice」よりも形式張った表現となりますので、身近な友達や家族に対してはあまり使いませんので注意しましょう。（友人や家族が何かの専門家だったら別ですが。。。） 「consult」は自動詞また他動詞としての役割があります。 自動詞の「consult」は「consult my doctor」や「consult a lawyer」という形で使われ、「専門家に相談する」というニュアンスとなります。 友達や家族に対して、「専門家に話した方がいい」とアドバイスする際は、「consult」よりも「see」という単語がよく用いられます。 「You should consult your doctor.」よりも「You should see your doctor.」の方がよりネイティブらしい表現となります。 他動詞の「consult」は、「consult with...」で「...に相談する」、「consult on/about...」で「...について相談する」となります。 「consult」の名詞として「consultation(相談、診察、会議)」や「consultant(専門家)」などがあります。
I consulted my lawyer about our divorce.
我々夫婦の離婚について弁護士に相談した。
Professor, I want to consult with you on my final project.
教授、私の最終課題について相談したいのですが。
After consultations with our accountants, we have decided to cut the budgets for advertising.
会計士と相談後、広告の経費を削ることを決断しました。
You should see your doctor about your health immediately!
今すぐに医者にみてもらう方がいいよ！
「話す」の「talk」「話し合う」の「discuss」を用いて、「相談する、相談に乗る」という表現ができます。この「talk」や「discuss」は専門家に、というよりは友人や家族などの身の回りの人に何か相談ごとを持ちかける際に使われる英語表現です。 「talk to you」や「discuss with you」などの表現が使われる時は、相談事に対するアドバイスは必須ではなく、状況によってはただ話を聞いてほしいだけの場合もありますので、絶対に何かアドバイスしなきゃ！と構える必要はありません。 「talk to...」で「...と話す、相談する」「discuss with...」で「...と話し合う」というイディオムなので、セットで覚えておくと便利です。
I want to talk to you about our new business plans.
新しいビジネスプランについて相談したいんだよね。
Le me discuss with my boss about the issues.
問題点について、上司と相談させてください。
「I'm (always) here for you.」を直訳すると、「私は（いつでも）あなたのためにここにいるよ」となり、「何かあった時はいつでも話を聞くよ」と励ましの意味合いで用いられます。 困った事があったり、助けを必要としている友人や家族、同僚がいる時はこの言葉をかけてあげるときっと相手はほっと安心します。 誰かがそばにいてくれると知るときはほっとしますよね。ぜひ使ってみてください。
Don't worry, honey. I'm always here for you.
心配しないで、いつでも相談に乗るから安心してね。
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