日本語では、レストラン、病院、航空券など様々なシチュエーションで「予約」という言葉が使えますよね。しかし英語では場面によってで言葉を使い分ける必要があります。「revervation」「appointment」「book」など代表的な単語と、その他の「予約」を意味する英語表現をすべて紹介します!
まず「予約」を意味する代表的な英語表現は下記の3つです。
それぞれどのようなシチュエーションで使うのか、それぞれの単語にどのような違いがあるのか詳しくみていきます! 後半では、その他の「予約」を意味する英語表現も紹介します。
※音声付き例文がありますので、発音の確認に活用してください。音声はアメリカ英語になっております。
レストラン、ホテルなどの「予約」で使われるのが「reservation」です。 「reservation」は、「取っておく」を意味する動詞「reserve」の名詞形です。 ですから「何かを取る必要のある予約」では「reservation」「reserve」を使います。
などはすべて「reservation」「reserve」を使います。 映画の座席に関しては、「buy a ticket for the movie」と言う方が自然です。
「予約をする」と表現するとき最もよく使うフレーズは「make a reservation」です。 海外で生活していたり、海外旅行で英語圏に行かれた際は、電話でレストランの予約を取らなければいけないシチュエーションがあると思います。 レストランの予約で使える例文を用意しました。
I'd like to make a reservation. (at your restaurant)
予約を取りたいのですが。
Hi, can I make a reservation please?
もしもし、予約取りたいのですが。
I'd like to make a reservation for two people for tonight at seven.
今夜7時に2人で予約取りたいのですが。
I'd like to make a reservation for two people for tonight around 7. About what time is available?
7時前後に2名で予約取りたいのですが、何時頃が空いてますか?
I'd like to make a reservation for six people next Sunday at six.
来週の日曜日の6時6名で予約取りたいのですが。
I'd like to make a reservation for one person on July first at six.
7月1日の6時に1人で予約取りたいのですが。
I have a reservation under Watanabe.
渡辺で予約してあります。
電話のレストラン予約で最もよく使われるフレーズは「I'd like to make a reservation.」です。 もう少しカジュアルな表現だと「Can I make a reservation, please?」と言うのも可能です。 予約する際に「人数」「日にち」「時間」を伝える必要がありますよね。それぞれに合った「前置詞」を使う必要があります。 「人数」を伝えるときは「for」を使います。 「人数」を言い忘れると「How many people do you have in your party?」と人数確認されるでしょう。この「party」は「パーティー」ではなく「人の集まり、一行」という意味です。 「日にち」を伝えるときは様々な表現があります。 「具体的な日にち」ならば「on」を使います。「on April 1st」などのようにいいます。 「曜日」ならば「on」か「前置詞を使わない」のもOKです。「on Monday」「Monday」「this Monday」「this coming Monday」「next Monday」などなど。 「今夜」「今日」「明日」などは「for」を使います。 「時間」は「at」を使います。 お店に着いたら「I have a reservation under 名前」と伝えれば完璧です!
もしくは他動詞の「reserve」を使うこともできます。 「レストランを予約する」「ホテルを予約する」と日本語では言いますが、 ☓ reserve a restaurant ☓ reserve a hotel という表現は誤りです。 ◯ reserve a table at the restaurant ◯ reserve a room at the hotel というのが正しいです。注意しまししょう! 「make a reservation for a table at the restaurant」とするのも正しいですが、長くて少しクドいです。 「make a reservation」の代わりに下記のように電話で伝えることもできます。 アメリカ英語では「reverse」より「make a reservation」を使う方が多いので、「reserve」はそこまで意識しなくても大丈夫だと思います。
I'd like to reserve a table.
予約したいのですが。
Can I reserve a table, please?
予約したいのですが。
I have a table reserved under Steve.
スティーブで予約してあります。
空席を確認する際は「available」を使います。
About what time are guys available?
何時頃空いていますか?
Do you have any tables available?
空席ありますか?
予約の再確認に電話を入れたいときは「reconfirm」を使いましょう。
Hi, I'm calling to reconfirm my reservation.
もしもし予約の再確認で電話しました。
Hello, I'm calling, because I'd like to reconfirm my reservation.
もしもし予約の再確認で電話しました。
「予約」を意味する単語には「booking」という言葉もあります。 「booking」は動詞の「book」からきています。 「make a reservation」と同じく「make」を使い「make a booking 」と言います。 イギリス英語では、「reservation」「reserve」ではなく、「booking」「book」を使うのが一般的です。 アメリカ英語では、ホテルや航空券などの旅行関連の予約は「reservation」「reserve」と同じように「booking」「book」も使われます。が、レストランなどの予約は「reservation」「reserve」が普通。アメリカでレストラン予約に「book」を使っても、もちろん伝わります。 ですから、辞書では「reservation」と「booking」は同義となっていることがほとんどですが、アメリカ英語、イギリス英語での使われ方に違いがあるので把握しておきましょう!
《まとめ》「reservation」と「booking」の使い分け ◼「reservation」「booking」が意味する「予約」は、「何かを取る必要がある予約」基本的には同義。 ◼アメリカ英語
◼イギリス英語
「予約」を意味する言葉には「appointment」という単語もあります。 病院、病院などの「予約」には「appoitment」を使います。「reservation」を使うことはできませんので注意してください。 「appointment」には「面会の約束」という意味があります。日本語でも「アポを取る」と言いますよね。この「アポ」は「アポイントメント」の略です。 病院や美容院では、医師や美容師と面会する必要があるので「appoitment」を使います。
などなど「面会の予約」はすべて「appointment」を使います。 「予約する」は「make a reservation」「make a booking」と同じく「make an appointment」と言います。動詞に「appoint」もありますが、この単語は「任命する」という意味で使うことが多いので「予約」という意味では使わないことが多いです。 「make an appointment with 名前」で「◯◯さんで予約する」となります。
I'd like to make an appointment with Dr. Brown.
ブラウン先生で予約したいのですが。
「reservation」「appointment」「booking 」以外にも「予約」を意味する英語表現は存在します。代表的なものを1ずつ紹介していきます。
予約購買は「pre-order」を使います。名詞としても動詞としても使うことができます。 例えば、まだ発売されていないiPhoneをオンラインで予約した場合は下記のように表現することができます。
I've pre-ordered the latest iPhone online!
オンラインで最新のアイフォン予約した!
「予約購読」では「subscription」を使います。 「予約購読」とは「定期刊行物を毎号購読すること」です。 今までは新聞、雑誌などに対して使われていた表現ですが、近年では動画配信サービスなど月に一度まとめて支払うサービスに対して「subscription」を使います。 動詞は「subscribe to...」で「...を契約してる、...を契約購読してる」となります。 「月額支払いサービスの契約者」は「subscriber」です。
I subscribe to Netflix.
私はネットフリックス契約しています。
The number of subscribers to Netflix is increasing yearly.
ネットフリックスの契約者は毎年増えている。
「婚約」は「婚姻予約」の略です。 「婚姻予約」では「engagement」「engage」を使います。
I got engaged to my boyfriend!
彼氏と婚約しました!
We broke off our engagement.
婚約解消しました。
予約金は「deposit」「down payment」などと表現します。
In Japan, you have to pay a deposit of several months rent.
日本では、数ヶ月分の賃貸の敷金を支払わなければならない。
Please make a down payment to complete your reservation.
予約を完了するには、予約金を支払ってください。
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