「確度」と「角度」の違いをご存知でしょうか?「確度」と「角度」は、同じく「かくど」と読む言葉ですが、意味の異なる言葉です。そこで本記事では「確度」と「角度」の意味と使い方の違いについて解説していきます!
「確度」・・・「物事の正確さの度合い」。英語なら「possibility」「accuracy」 「角度」・・・「角の度合い、物事を見たり判断する立場」。英語なら「angle」「degree」
「確度」は「かくど」と読みます。 「確度」の意味は、
です。 「確」は「明らかで間違いない」という意味で、「確実」「的確」などの熟語が使われています。 「度」は「ほどあい」という意味で、「限度」「強度」などの熟語があります。 「確度」には二つ意味がありますが、「正しさの程度」という意味で使うことがほとんどです。 例えば、「確度の高い通知」ならば、「確実性の高い知らせ」という意味になります。 主に、ビジネスシーンにおいて使われることが多いです。 ビジネスの場では「受注確度」という言葉がよく使われます。これは「営業マンが他社に営業をして、自社商品の取引が可能かどうか決定前の判断基準」を表します。 取引成立がどのくらい確定であるかを示したものです。
というような使い方をします。 類語には、「正しさ」「正確さ」「明確さ」「適確」「精緻」「精度」「精密度」「真実性」などがあります。
例文
「角度」は「かくど」と読みます。 「角度」の意味は、
です。 「角度」には意味が二つあります。 一つ目は「二つの直線や面が交差して作る角の大きさ」という意味です。算数において「高さと角度を求める」などと使いますよね。 日常会話でも「角度のある眉毛」「角度のある線」などと用います。 また、「物事を考えたり判断する立場、見方」という意味でも使います。 例えば、「事件をあらゆる角度から調査する」ならば「関係者に尋ねたり、証拠を調べたりと、事件を色々な方法で調べる」というニュアンスになります。
というような使い方をします。 一つ目の意味での類語は「角」「アングル」、二つ目の意味での類語は「観点」「視点」「見地」「次元」「視座」などがあります。
例文