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「本人」と「張本人」の意味の違いと使い分け

「本人」と「張本人」の意味の違いと使い分け

「本人」と「張本人」という言葉をご存知でしょうか。「本人に確認する」「騒動の張本人だ」といったように使います。では、それぞれの意味についてしっかりと理解しているでしょうか。「本人」と「張本人」と聞いただけでは、あまり違いはないように思いますよね。実際、区別せずに使っている、意味をよく理解しないで使っているという方が多いかもしれません。実はこの二つの言葉は意味が異なります。適切に使うためには、意味についてきちんと知っておくことが必要です。そこで今回は「本人」と「張本人」の使い分けについて解説していきます。正しく覚えて、上手く使い分けできるようにしましょう!

「本人」と「張本人」の違い

「本人」・・・ある物事に直接関わっている人 「張本人」・・・事件が発生する一番の原因をつくった人

「本人」と「張本人」は漢字が一文字しか変わりませんが、意味が異なります。 「張本人」は「問題の元となった人」という意味なので、マイナスなイメージを伴って使います。

「本人」の意味と使い方

「本人」は<ほんにん>と読みます。 「本」は音読みで「ホン」、訓読みで「もと」と読みます。 「本」は「当の、当該の」を意味します。 「人」は音読みで「ジン・ニン」、訓読みで「ひと」と読みます。 「人」は「人間」を意味します。 「本人」の意味は「ある人自身、ある物事に直接関係する人」です。 ある物事に対して、直接関係を持っているその人自身を表します。 「当の本人」という表現があります。これは本人を強めた表現で、その人自身のことを表しています。 「本人次第」だったら「その人自身の考えや思いによって決定すること」を意味します。 例えば、車をレンタルするときは本人確認書類が必要となります。この本人確認書類とは、運転免許証や保険証などが当てはまります。 このように契約を結んだり、手続きをするときに間違いがないか、不正ではないかをチェックするために、本人確認が行われています。 「本人」の類語には、「自分自身」「己」「我」「自ら」「自家」「対象者」「当事者」「該当者」「当人」「当該者」「当の人物」などがあります。

例文 ・その事が本当のことかどうかは、本人に確かめる必要がある。 ・手続きを行うためには、本人であるか確認できる書類を持参しなければいけない。 ・契約を結ぶときは、本人だけではなくてその家族のサインも必要となる。 ・本人が罪を認めたのだから、彼が犯人で間違いないだろう。 ・負けた理由については本人がよく分かっているから、わざわざ責める必要はない。 ・本人が希望していないのであれば、強引にやらせなくて良い。 ・参加するかしないかは本人次第だから、周りの人がとやかく言わない方が良い。

「張本人」の意味と使い方

「張本人」は<ちょうほんにん>と読みます。 「張」は音読みで「チョウ」、訓読みで「はる」と読みます。 「張」は「考えなどを大いに定めること」を意味します。 「本」は音読みで「ホン」、訓読みで「もと」と読みます。 「本」は「当の、当該の」を意味します。 「人」は音読みで「ジン・ニン」、訓読みで「ひと」と読みます。 「人」は「人間」を意味します。 「張本人」の意味は「ある事件を起こす一番の原因となった人」です。 事件や問題が起きた一番のもととなった人、悪い事を計画した人物を表します。 「張本人」は「張本」+「人」で成り立っています。「張本」は「後ろに続く物事の準備を進めておくこと」を意味します。そこから「事柄のきっかけ」を表すようになりました。 主に、「◯◯の張本人」という形で用います。例えば、「事件の張本人」「騒動の張本人」などと言います。 「張本人」は悪いことの原因になった人を表しているので、マイナスな意味合いで使います。 「張本人」の類語には、「元凶」「根源」「首謀」「主犯」「黒幕」「首魁」「親玉」などがあります。

例文 ・彼が事件を起こした張本人で、隠れて色々と悪いことをしていたようだ。 ・根も葉もない噂を流した張本人は、全く悪びれることなく過ごしている。 ・彼は間違った情報を広げた張本人だが、その事についてはしっかりと反省しているようだ。 ・今回の騒動の張本人は彼女だから、聞けば本当のことを話してくれるだろう。 ・そもそも彼が暴動の張本人なのだから、参加した人ではなくて彼を責めるべきだ。 ・いい加減な話を広めた張本人が誰かは判明していないが、絶対に許さない。 ・そのトラブルを招いた張本人はAさんと言われているが、私は本当はBさんだと思っている。

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