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「居住まい(いずまい)」と「佇まい(たたずまい)」の違いと使い分け

「居住まい」と「佇まい」という言葉をご存知でしょうか。「居住まいを正す」「佇まいが美しい」といったように使います。では、この二つの言葉の意味についてきちんと理解しているでしょうか。「居住まい」と「佇まい」は日常会話においても、見聞きすることがある言葉ですよね。二つとも似ていますが、何か違いはあるのでしょうか。聞いたことがある言葉でも、疑問を抱く点があるかもしれません。正しく使うには、意味についてしっかりと覚えておく必要があります。そこで今回は「居住まい」と「佇まい」の使い分けについて解説していきます。正しく覚えて、上手く使い分けできるようにしましょう!

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「居住まい」と「佇まい」の違い

「居住まい」・・・人が座っている姿、椅子や地面などに腰を下ろしている姿勢 「佇まい」・・・人や建物の立っている姿、そのものから放たれる空気や雰囲気

「居住まい」はに対して使いますが、「佇まい」は人だけではなくものに対しても使うことができます。 「佇まいを正す」という表現がよく使われていますが、正しくは「居住まいを正す」です。

「居住まい」の意味と使い方

「居住まい」は<いずまい>と読みます。 「居住まい」の意味は「人が座っている様子、腰を下ろした姿勢、座り方」です。 人が腰を落とした姿勢や、その時の態度を表します。 「居住まい」を使った表現でよく使われているのが「居住まいを正す」です。これは「礼儀正しくきちんとした姿勢にする、座り直す、姿勢を伸ばすこと」を意味します。 「居住まいを正す」は態度を改める、しっかりすることを表す場合の表現として使われています。実際に姿勢を良くする場合にも、背筋を伸ばす思いで態度や気持ちを改める場合にも使うことができます。 座り直す様子を指しているので、立っている場合は使うことはできません。 反対に、緊張が解けてきちんとしていた姿勢を崩すという場合は、「居住まいを崩す」と表現します。 「居住まい」の類語には「姿勢」「体勢」「座り方」「物腰」「居様」、「居住まいを正す」の類語には「姿勢を直す」「襟を正す」「背筋を伸ばす」「かしこまる」「威儀を正す」などがあります。

例文 ・彼女の両親を前にとても緊張したが、私は居住まいを正して丁寧に挨拶した。 ・新しい企画を絶対に成功させたいと思っているなら、居住まいを正して挑む必要がある。 ・だらしない格好で座っていると印象が良くないから、しっかりと居住まいを正す。 ・友達とふざけていた彼だったが、先生が教室に来ると居住まいを正してきちんと授業を受けていた。 ・部長の悪口を言っていた彼女だったが、本人が来ると少し前とは打って変わって居住まいを正した。 ・居住まいを正すような思いで物事を進めれば、きっと良い結果が出るだろう。 ・その場は居住まいを正さなくてはいけない雰囲気があったので、気持ちを引き締めた。

「佇まい」の意味と使い方

「佇まい」は<たたずまい>と読みます。 「佇まい」の意味は「人の立ち姿、その場所にある様子や作り出している雰囲気」です。 人が立った姿勢でその場所にいること、あるものから出ている雰囲気を表します。 建物の外観を表す場合や、人の立ち姿を表す場合に「佇まい」を使います。 「佇まい」と言うと「彼の佇まいはスマートだ」といったように、人に対して使うイメージが強いですが、建物やある場所に存在する物に関しても用いることができます。 例えば、「庭の佇まい」と言いますが、これは「その庭から醸し出されいてる雰囲気」という意味になります。「庭の風格」「庭の空気」などとも表せますが、「佇まい」とすることで風情を感じさせることができます。 「佇まい」は「だらしない佇まい」「下品な佇まい」といったように、ネガティブな言葉を伴って使うことはありません。 「佇まい」の類語には、「外見」「身なり」「オーラ」「雰囲気」「ポーズ」「有様」「情景」「風景」「光景」「体裁」「見栄え」「風格」などがあります。

例文 ・佇まいが美しい人というのは、基本的な動きや行動に無駄がないように感じる。 ・庭園の落ち着いた佇まいを見ると、自然と心が安らぐ。 ・古い町並みで有名な都市は、城下町の落ち着いた佇まいがある。 ・佇まいの美しい人と言えば、私は隣に住んでいる上品な女性を連想する。 ・高級住宅街と呼ばれている町では、ほとんどの家が閑静な佇まいを見せている。 ・今日の彼はいつもの姿とは違い、清潔感あふれる格好で静かな佇まいであった。 ・庭の佇まいが素晴らしい家というのは、そこの住人も上品で綺麗な人であることが多い。

「佇まい」の意味と使い方、類語、「雰囲気」「居住まい」との違い

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