「清書」と「正書」は、どちらも「せいしょ」と読む同音異義語です。「清書」の意味は、下書きや原稿などを正しく書き直すことです。「正書」の意味は、画一画を繋げずに筆を離して字形を崩さずに書く書き方のことです。例えば「油性ペンでせいしょする」であれば、「清書」を使います。
「清書」・・・下書きや原稿などを読みやすくするため、きれいに書き直すこと 「正書」・・・漢字の書体の一種で、正式な書体
「清書」と「正書」はどちらも「せいしょ」と読みますが、意味は異なります。
「清書」は<せいしょ>と読みます。 古くは「せいじょ」と読むこともありましたが、「せいしょ」と読むのが一般的です。 「清」は音読みで「セイ・ショウ・シン」、訓読みで「きよい・きよまる・きよめる」と読みます。 「清」は「きれいにすること。適切であること」を意味します。 「書」は音読みで「ショ」、訓読みで「かく・ふみ」と読みます。 「書」は「文章を記すこと。文書や書簡」を意味します。 「清書」の意味は「下書きや習字などを、きれいに正しく書き直すこと。また、そのもの」です。 原稿やレポートなどを正しく書き直すことを表します。また、指導者に教わるために習字をしっかり書くことも意味します。 一度書いた文章の誤字脱字や、読み辛い部分を直して書くことで文章を読みやすくします。 「清書する」「清書用」などと使います。例えば、「原稿を清書しなくてはいけない」「清書用の半紙を買う」と言えます。 「清書」の類語には、「浄書」「焼き直し」「やり直し」「上書き」「清め書き」などがあります。
例文
「正書」は<せいしょ>と読みます。 「正」は音読みで「セイ・ショウ」、訓読みで「ただしい・ただす・まさ」と読みます。 「正」は「ただしいこと。誤りがないこと」を意味します。 「書」は音読みで「ショ」、訓読みで「かく・ふみ」と読みます。 「書」は「文章を記すこと。文書や書簡」を意味します。 「正書」の意味は「漢字の書体の一種」です。 一画一画を繋げずに筆を離して、字形を崩さずに書く書き方を表します。「正書」は最も標準的な書体とされています。 文章を書くときは正書を使うことが一般的です。履歴書や詫び状など、改まった場面でも正書を使います。 「正書」は「楷書(かいしょ)」と同義です。 「正書」の類語には、「独草体」「連綿体」「行体」「草字」「真書」などがあります。
例文
「清書」と「正書」は、どちらも「せいしょ」と読み、文章を書く場面で使われる言葉ですが、意味や使い方が違います。 「清書」は、下書きしているものなどを正しく綺麗に書き直すことという意味で、「清書する」などと使います。 一方「正書」は、字形を崩さずに書く最も標準的な書体のことをいい、「正書を使う」などと使います。
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