隠れマウンティング女子っていますよね。相手を持ち上げているようで、実はマウンティングしている女性のことを指します。本記事ではそんな隠れマウンティング女子の特徴や心理について詳しく解説していきます。
「マウンティング」の意味は、自分のほうが優位であることをアピールすることをいいます。 ごく普通の会話をしているように見えて、「あれ…これ私バカにされてる?」と感じてくるのがマウンティングの特徴です。 要するにマウンティング女子は直接的にバカにされるのではなく、遠回しにうっすらと「私の方がすごいアピール」をしてくるのです。 ただ、隠れマウンティング女子というのもいます。 これは、マウンティング女子よりも、マウントをとっていることが分かりづらい人を指します。 一見相手を褒めているようだったり、自分がだめなフリをしながら、相手にマウントをとっているんです。 本記事ではそんな隠れマウンティング女子の特徴や心理について詳しく解説していきます。
隠れマウンティングをする女子のは、一見褒めたような口ぶりでマウンティングしていることに気付かないんですよね。 「一生懸命頑張っててすごいよね〜……わたしはそこまでガチになれないからな」などと言ってきます。 本気で頑張っていることを褒めてくれてるようですが、実は「そんなマジになっても意味ないじゃん」といった本心が隠れているんですよね。 また「毎回好きな人にアプローチできるのすごいよね…今回もうまくいくといいね!」と言ってきますが、これも「わたしはアプローチされること多いからアプローチしたことない」という本音が隠されています。 アプローチされていることを知っている相手なら「○○ちゃんはアプローチされることが多いからね」と返してくれることがありますよね。実はこれを待っているんです。 見るからにマウントを取ってくる女よりもたちが悪いです。
英語が堪能な自分をすごいと思っている人は、さり気なく「あれ…パンプキンって日本語でなんて言うんだったっけ……」と言います。 ど忘れしちゃった、というだけでその場は流れるかもしれませんが、実は英語が得意であること、英語のほうが頭にすぐに浮かぶことをアピールしています。 また、たまにイントネーションを英語寄りにする人もいますよね。 なんとも言えない微妙なラインでネイティブっぽい発音をするので周りも突っ込めず…… 天然な人がいると「○○ちゃんすごいね!英語話せるんだ!」などと本気で感心をして、隠れマウンティング女子は内心得意げになって鼻の穴が膨らんでいます。
めちゃくちゃ知識を持ってるくせに、知識のないフリをするんですよね。 「いや、わたしそういうこと全然勉強してないんですけど……まぁでも○○って△△ですよね」とか言ってきます。「え、すごいよく知ってるじゃん!」って思いますよね。 でもそれって「○○が△△なことを知らない人は、全然勉強してないレベルよりも低い」ということになりますよね。 ある程度のことが出来たり知識がある自分を下げて言うことで、より相手のレベルが低いということを遠回しに言ってきています。隠れマウンティング女子はとにかく陰湿!
「仕事が忙しくて大変」「子育てに追われて時間がない」という言い方をして、隠れマウンティングしてくる人いますよね。 自分が置かれた状況はマイナスで「もう仕事したくない〜」「子育てから解放されたい〜」と言いながらも、相手より仕事が任されるすごい自分や結婚も出産もした幸せな自分をアピールして、マウントを取っています。 隠れマウンティング女子は、言い方も上手です。あからさまにマウンティングしてくる人は「暇そうでいいな〜わたし仕事忙しいからさぁ」とその瞬間にカチンとくることを言ってきます。 しかし隠れマウンティング女子は、「ここ最近仕事忙しくてさ…ちょっと大変で他のことに手回ってないんだよね…」などと相談っぽく言ってきます。その瞬間は「大変そうだね…体調気をつけね…」と本気で思うんですが、後々「あれ…その前にわたし趣味の話したよね……それってわたしは仕事任されてなくて暇でいいよなってことか……」とじわじわマウントを取られたことに気付き腹立たしくなってくるんですよね。
人が話しているときに、相談に乗っているフリや自分の体験談を教えるフリをして「わたしはさ〜」と自分の話をしてきます。 最初のうちは真剣に聞いてみるものの、いつもいつも自分の話にすり替えてしまって、話している人が最後まで話せないことがあります。 話の中心が自分でいたいという承認欲求もありますが、「自分はこんな経験をしてきた」「わたしはこういうことが出来る」というマウンティングなんですよね。 「話してくれてありがとう」と思ってしまう人もいるかと思いますが、それを言ってしまうと毎回話題ドロボーしてくる可能性があるので注意しましょう。
実際に先輩なら多少なり先輩風を吹かしてもいいのですが、同僚や同級生なのに先輩風を吹かしてくる人いますよね。 例えば自分の方が経験豊富だと思っていたり、とあることを先に始めていたりした際に「すごいじゃん!もうそこまで出来るようになったんだ!」なんて褒めてきます。 大した差もないのに、自分の方が先輩ですという顔をして褒めてくるんですよね。 褒められると誰でも嬉しいものですが、「あなた褒める側の立場なんですか?」とイラッとするときありませんか? それは相手が隠れマウンティングしているからです。 褒めることで、自分の方が上の立場にいることを暗に示しています。
隠れマウンティング女子は、自分がマウンティングするため他人からのマウンティングにも敏感です。 というか、マウンティングされていないのにマウンティングされたと思い込みます。 そして「○○さんにこの間マウンティングされてさ〜」などと言ってくるんです。 これを言うことで、その人のことを「マウントをするような人」と周りに悪いイメージを植え付けるんですよね。 実際には聞かれたことに対して本当のことを言っているだけなのですが、勝手に嫉妬してマウンティングされたと思いそれを言いふらします。 マウンティングされて可哀想な人を演じながらも、相手を蹴落としています。
「マウンティング」をしてしまう人の心理をして、まず「承認欲求が強い」ということが考えられられます。 承認欲求があるからこそ、周りの注目をいつでも浴びていたいと感じているからこそ、「すごいと思われたい」「羨ましいと思われたい」という衝動で、マウンティングをしてしまいます。 とにかく、みんなから褒められたいし羨ましがられたいんですよね。 どんなことでもいいから、自分が優位に立っていたい気持ちが強いです。
「マウンティング」をする人は非常に「プライドが高い」です。 プライドが高いが故に、他人より劣っている自分が許せないという感情があります。 そして、自分のほうが優位であるということをどうしてもアピールしたくなってしまいマウンティングをするような発言を繰り返してしまうのです。
というようなプライドが高い人は、無意識にマウンティングをしてしまいがちです。
「マウンティング」をする人は、本当は「自分に自信がない」ということが多いです。 自分に自信がないからこそ、相手に自分のだめな部分を隠したいという心情かたマウンティングをするような発言をしてしまうということが考えられます。 自慢話を無駄にしてしまったり、無駄にブランドものを身につけてしまうのも、「すごいね!」と相手に言われることで少しでも優越感を味わいたいという心情の表れだといえます。
自信がない理由にも繋がりますが、コンプレックスを抱えている可能性も高いです。 コンプレックスを抱えると、それを隠そうと必死になってしまうんですよね。 また、外見にコンプレックスがある場合は学歴や知識で相手に勝とうと上から目線になってしまいます。逆もしかりで、自分の頭が悪いことをコンプレックスに思っている人は、外見や高級な持ち物を身にまとってマウンティングします。 SNSに意識高い系の投稿をしたり、キラキラした写真を投稿しがちな人の多くは、このタイプが多いです。
マウンティングをする人は、人生においてすべてのことを勝ち負けで判断しがちです。 例えば、 かわいい→勝ち ブス→負け 既婚→勝ち 独身→負け というように、自分の中の勝手な価値観で勝ち負けを判断する心理があります。 このような心理に陥ってしまう原因としては、幼少期から誰かと比べられるような生活を送っていたというような家庭環境が原因であることが考えられます。 つまり、自分が勝者でいたいがために、相手をマウンティングしてしまうということです。
幼少期、親に褒められすぎて育った人は、自分のことを誰よりも出来る人間だと勘違いしています。 「○○ちゃんが一番よ」「○○は誰にも負けてない」などと、周りと比較して育てられると余計です。 また、褒めるだけでなく親が他の子や他の家庭を見下したような発言をしていると子供もそのように育ってしまいます。その結果、常にマウンティングを取って自分が一番であることをアピールしていないと済まなくなってしまっています。
「マウンティングされているな」と感じたら、さらっと聞き流しましょう。 マウンティングをする人は、自分が優位であることを認めてほしいだけなので、「すごいね〜」といった言葉で返事をしておけば、勝手に満足することでしょう。 真剣に話を聞いて返事していると、ストレスが溜まってしまいます。 ただ褒めると「この人は褒めてくれる!」とマウンティングし続けてくることがあるので、しつこいようだったら「そうなんだ」「へぇ」と対応をすれば、マウンティングのしがいがないと話しかけて来なくなるでしょう。
この人は「マウンティングをする人なのだな」とわかった場合は、自分のプライベートな話はしないことをオススメします。 マウンティングをする人にとって、すべてのことがマウンティング対象となっているので、いちいちマウンティングをされてイライラするだけです。 とくに職場の人であれば、仕事の話以外は、当たり障りのない会話をし、プライベートな話をしないことで、マウンティングの対象を作らないことで、嫌な思いをするということを避けましょう。
マウンティングをする人は、とにかく自分が優位であることをアピールしたいので、とにかく相手を褒めちぎって「あなたが優位であることを認めていますよ」というアピールをすることで、マウンティングされることから逃れましょう。 強気な態度でいると、どんどんマウンティングをされてしまう可能性があります。 とにかく褒めちぎって、あなたが一番ですよ!ということを伝えれば「この人にはもうマウンティングする必要がないな」と感じてくれるかもしれません。
社内の上司など目上の人に対してはなかなかできることではないと思いますが、関係性によっては「それってマンティングしてる〜?失礼だな〜」と冗談ぽく言ってみるのもアリです。 本人に自覚がない場合もあるので、その一言で気づける可能性もあります。 仲のいい友人であれば、あえて教えてあげるというのも相手のためになることがあります。 その場の空気を壊すことのないようにあくまでも冗談ぽく伝えるのがポイントです。