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「起用」と「採用」の意味の違いと使い分け

「起用」と「採用」の違いはわかりますか?「起用」と「採用」は意味が似ていますが違いがあります。「起用」と「採用」の使い分けを解説していきます。

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「起用」と「採用」の違い

「起用」・・・「今まで認められていなかったり、知られていなかった人を見いだして用いること」 「採用」・・・「いくつかあるものの中から相応しい人物や方法、考えを選び用いること」

「起用」も「採用」も「複数の中からあるものを選び用いること」を表す言葉です。 しかし、「起用」は「隠れていたものを選び出すこと」、「採用」は「ある目的や条件に適したものを選ぶこと」を表現しているという違いがあります。 また、「起用」は人に対して、「採用」は人だけでなくものに対して使うことができます。

「起用」の意味と使い方

「起用」は「きよう」と読みます。 「起用」の意味は「これまで認められていなかったり、埋もれていた人材を取り上げて用いること」です。 「起」は「はじめる、生じる」という意味で、「起案」「決起」「起点」などの熟語で使われています。 「用」は「役立つ、あらわれる効果」という意味で、「作用」「有用」「効用」などの熟語があります。 ・新人を起用する ・素人を起用する ・主役に起用される ・役員に起用される ・起用理由 ・起用方法 というような使い方をします。 例えば、「新人を主演に起用する」ならば、今まで映画やドラマに出たことのない、経験の浅い新人に主演を演じてもらうことを表します。 このように、「起用」はこれまで才能や存在を世の中に知られていなかった人を選び出して用いる場合に使用します。すでに実績があったり、知名度がある人を用いる場合は「起用」とは言いません。 「起用」は人に対して用います。「新メニューにタピオカを起用した」などとものに対して使用するのは間違いです。 「起用」の類語には、「抜擢」「登用」「奨励」「育成」「昇任」「挙用」「栄転」「昇進」「昇級」などがあります。

例文 ・新人アナウンサーが人気番組のアシスタントに起用された。 ・若者の間で人気のあるユーチューバーをCMに起用する。 ・その映画は、オーディションで選ばれた素人を主役に起用したことで話題になっている。 ・ピッチャーの起用を誤ったため、相手チームの逆転を許してしまった。 ・アニメ映画の声優に人気の俳優が起用されたが、これが大不評だ。 ・ベテランを使い続けるのではなく、若手を起用するのが良いだろう。 ・彼が理事に選ばれた、起用理由については明かされていない。

「採用」の意味と使い方

「採用」は「さいよう」と読みます。 「採用」の意味は、 ・複数のものの中から妥当な考えや意見、方法などを取り上げて用いる ・企業、官庁、団体がふさわしい人を選んで雇う です。 「採」は「採掘」「採集」などと使われているように、「良材を撰び取る」という意味があります。 ・案を採用する ・企画を採用する ・人を採用する ・二人採用する ・採用試験 ・採用活動 ・職員採用 ・不採用 というような使い方をします。 「採用」は、ある目的や要求によく合った人物・意見・方法などを取り上げて用いることを表す場合に使用します。 例えば、「山田さんのアイデアを採用する」ならば「いくつか出たアイデアの中で、条件や目的に一番合っているのが山田さんのアイデア」というニュアンスになります。 「若者を採用する」「企画を採用する」など、「採用」は人だけではなくものに対して使うこともできます。 「採用」の類語には、「採択」「採納」「導入」「用いる」「取り入れる」「取り上げる/採り上げる」「雇用」「雇い入れ」などがあります。

例文 ・人手が足りないため、アルバイトを五人採用する。 ・書類審査を通過して面接を受けたが、採用されなかった。 ・彼が考えた企画は斬新で、とても面白いため採用された。 ・仕事が早くて、営業の経験がある人を採用したい。 ・作業を円滑に進めるため、新しい技術を採用することにした。 ・経理として採用されたにも関わらず、事務仕事も任されている。 ・採用試験の結果発表はまだ先のことだが、ドキドキして眠れない。

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