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「心より」と「心から」の意味の違いと使い分け

「心より」と「心から」の意味の違いと使い分け

「心より」と「心から」は、気持ちを伝える場合に使用される言葉です。気持ちを伝える場面で「心より」や「心から」を使用することにより、「本当に心の底からそう思っています」と気持ちを強調することができます。今回は「心より」と「心から」の違いについてまとめていきますのでぜひ参考にしてください。

「心より」と「心から」の違い

「心より」と「心から」の意味的な違いはなし

「心より」と「心から」には大きな意味の違いはありません。 例えば、「心よりお見舞い申し上げます」と伝えても「心からお見舞い申し上げます」と伝えても本来は同じ意味になります。 しかし、「心から」と「心より」は場面によって使い分けられる場合もあります。

「心より」はお悔やみ・お詫びに、「心から」はお祝いなどに使うことが多い

「心より」を「心から」は上述したように同じ意味をもつ同義語ですが、「心より」は「心から」の改まった表現であるため、お悔やみやお詫びの気持ちを伝えるというような、かしこまった場面で使用されます。 一方の「心から」は、お祝いの言葉など喜びの気落ちを伝える場面などで使用されます。

「より」は書き言葉、「から」は話し言葉に適してる

基本的に、「より」は文語的、「から」は口語的な表現です。 例えば、 「本日の10時からイベントが開催されます」 「本日の10時よりイベントが開催されます」 という文章は、「から」と「より」をそれぞれ入れ替えたとしても使用することが可能です。 しかし、実際は意味が同じであったとしても「10時よりイベントが開催されます」のほうがかしこまった表現にきこえませんか? つまり、「心から」が話し言葉に向いていて、「心より」が文章なと書き言葉に向いているということがわかります。

比較の文章では「より」が普通

何か対象の者同士を比較する場合は、「より」を使用することが自然です。 例えば、 ・りんごより、ぶどうのほうが好き ・斎藤さんより、高橋さんのほうが背が高い ・北海道より沖縄のほうが遠い というように、物事を比較する場合は「より」を使用し、「から」を使用することはありません。

範囲を示す場合は「から」が自然

範囲を示す場合は、「から」を使用するほうが自然です。 範囲を示すとは、 ・ドラマを最初から最後まで一気に見てしまった ・名古屋から東京まで自転車で移動した ・月曜から土曜日まで仕事です というような使い方をすることをいいます。 どの例文も「から」を「より」に言い換えると不自然な文章になってしまいます。 このように、範囲を示す場合は「から」を使用します。

「心より」の意味と使い方

「心より」の意味は「自分の心がもとで」「心を通して」「心によって」

「心より」は「自分の心がもとで」「心を通して」「心によって」という意味です。 「心より」は「心から」と同義になりますが、「心から」より改まった表現です。 「心より」は、かしこまった言い方なので、目上の相手や取引先などに対して使うことができます。 さらに目上の相手に使用する場合は、「衷心より」を使用するとさらにかしこまった表現になりますが、 「衷心より」に比べると「心より」のほうが意味が伝わりやすいため。あえて柔らかく「心より」と使用されるころのほうが多いです。

「心より」は嘘偽りがないことを強調するために使う

「心より」は、嘘偽りがないことを強調するために使用される言葉です。 例えば、気持ちを伝えるときに「本当にすごいと思いました」というような表現をした場合の「本当に」は心からすごいと思ったという気持ちを強調する意味合いをもちます。 「心より」も同様に「心の底から〜…だと思っています」という気持ちを強調することができます。

「心より」の例文

例文 ・皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。 ・ご迷惑をおかけしたことは、誠に申し訳なく心よりお詫び申し上げます。 ・一日でも早いご回復を心よりお祈り申し上げます。 ・この度の不始末について、心よりお詫び申し上げます。 ・多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

「心から」の意味と使い方

「心から」の意味は「心の底から」「真心を込めて」

「心から」は、「心の底から」「真心を込めて」という意味で、「建前ではなく、本当にそう思っているさま」を表します。 例えば「心から感謝しています」は、「心の底から本当に感謝をしています」という意味になります。 「心より」よりも、「心から」のほうが口語的でカジュアルな表現であるため日常生活でも多く使用されます。

「心から」は嘘偽りがないことを強調するために使う

「心から」も、「心より」と同様に、嘘偽りがないことを強調するために使用される言葉です。 ただ「お礼申し上げます」と伝えるよりも「心からお礼申し上げます」とするほうが、心から感謝していますという気持ちを伝えることができます。

「心から」の例文

・先日はご多忙中にも関わらず、当店まで足をお運びいただきまして、心から感謝申し上げます。 ・皆様のお越しを心からお待ち申し上げております。 ・ご自愛のほど心からお祈り申し上げます。 ・常にこうありたいたいと心から願っています。 ・皆様のご健康とお幸せを心からお祈り申し上げます。 ・ご活躍のほど心から願っています。

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