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「手間」と「手数」の意味の違いと使い分けを徹底解説!類義語も紹介

「手間」と「手数」は非常に似ている言葉ですが、違いについてご存知でしょうか。「手間」と「手数」、どちらを使用したら良いのか迷ってしまうこともあるかと思います。2つともビジネスシーンでは、頻繁に目にする言葉です。正しい使い方をしなければ、相手に失礼な印象を与えてしまいます。そこで今回は「手間」と「手数」の使い分けについて解説していきます。違いを正しく理解して、使いこなせるようにしましょう。

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「手間」と「手数」の違いまとめ ▶︎「手間」 ・自分や相手が行う、仕事や依頼の時間や労力 ・自分の動作に対して使える ▶︎「手数」 ・自分や相手が主に自分以外の誰かのために行う、仕事や依頼の時間や労力 ・施すべき手段の数、作業の数が多いこと ・自分の動作には使わない

「手間」の意味と使い方

「手間」の意味は、 ・ある事のために費やす時間、労力 ・手間賃(仕事にかかった時間や出来高に応じて支払われる代金)の略 ・手間賃をもらってする仕事。また、その職人 となります。 「手間」は「ある事のために費やす時間、労力」という意味で使われることがほとんどです。 「手間」を使った言い回しを紹介します。

・手間がかかる:ある事をするのに、時間や労力が必要とされる、費やされる ・手間のかかる:ある事をするのに、時間や労力が必要とされる、費やされる ・手間をかける:そのために、時間や労力を使う、つぎ込む ・手間取る:ある事をするのに、予想以上に時間や労力がかかる ・手間いらず:時間や労力がかからない、容易に事が運ぶ ・手間を省く:時間や労力をかけない、減らす ・手間だ:時間や労力がかかって、面倒である ・手間を惜しまない:時間や労力がかかる事を嫌がらずに進んでやる

「手間がかかる」はある事を、時間・労力を惜しまずに達成した場合に使います。 例えば、「意外にも課題に手間がかかってしまった」「手間をかけて、誕生日会のために色々と準備をする」といったように用います。 「手間を省く」はある事を、時間や労力をかけずに行うときに使います。 例えば、「わざわざそこへ行く手間を省く」「注文するたびに個人情報を入力する手間を省く」といったように用います。 「手間」を敬語表現にするには、尊敬を意味する接頭語の「お」を付けて「お手間」とします。 「お手間を頂戴する」「お手間をとらせる」などと使います。 「お手間を取らせる」は相手が自分のために時間や労力を割くことを、お願い・お詫びをするときに使うことが多いです。

「手数」の意味と使い方

「手数」の意味は、 ・それに施すべき手段の数 ・その物事または他人のために特に力を尽くすこと となります。 「手数」は前者の意味では「てかず」、後者の意味では「てすう」と読みます。 「手数」は「ある物事を達成するために必要な労力」を指します。”ある物事”とは、自分以外の第三者のために行う物事です。 ですので、「お手数おかけしますが」は「こちらの依頼や要求に対して、労力や動作をかけさせますが」という意味になります。 例えば、「お手数をおかけしますが、◯◯の件についてご確認のほどよろしくお願いいたします」と言った場合は、「自分が頼んだことによって、相手に何らかの労力や時間を割いてもらって申し訳ない」というお詫びの気持ちが含まれます。 「お手数おかけしますが、明日またご連絡いたします」などと、自分に対しては使用できないので注意しましょう。 「お手数をおかけします」は「お手数」と「おかけする」の「お」が尊敬語なので、厳密には二重敬語ですが、一般的に使われているので使用しても問題ありません。 「それに施すべき手段の数」という意味で「手数」を使う場合は、「手数(てかず)と報酬の割りが合わない」「手数(てかず)のかかる料理」などとします。

「手間」と「手数」の類語

お手を煩わせる (意味:面倒をかけること。手をかけること) 「お手を煩わせてしまい申し訳ありません」 面倒 (意味:手数がかかってわずらわしいこと) 「あの人は面倒ばかり起こしている」 煩雑<はんざつ> (意味:こみいっていてわずらわしいこと) 「煩雑な手続きをしなければいけない」 不都合 (意味:都合の悪いこと) 「今日は何かと不都合である」 迷惑 (意味:ある行為がもとで、他の人が不利益を受けたり、不快を感じたりすること) 「なんと迷惑な話であろうか」 厄介 (意味:めんどうなこと。扱いに手数がかかり、煩わしいこと) 「ものすごく厄介な事に遭遇してしまった」

まとめ

「手間」と「手数」の違いについて理解できたでしょうか? 「手間」と「手数」は非常に似ている言葉ですが、意味は少々異なるので注意が必要です。 違いを正しく理解して、しっかり使いこなせるようにしましょう!

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