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「次第」「次第です」の意味とビジネスでの使い方、例文!「所存」との違いは?

「次第」「次第です」の意味とビジネスでの使い方、例文!「所存」との違いは?

「次第」という言葉は皆さんもちろん知っていると思います。「次第」という単語はビジネスシーンで「〜のような次第です、〜し次第、〜次第で」など様々な形で使われます。ですが正しい意味としっかり理解している人は少ないまた似ている単語の「所存」という言葉もあるので、違いや使い分けについても說明したいと思います。

「次第」の意味

「次第」という言葉には名詞と接尾語(語基の後ろに付く語)の2つの品詞があります。 「次第」のそれぞれの品詞の意味をまとめると、 名詞「次第」の意味 ・順序 ・事情、状況、経過、成り行き、由来 ・(「次第に」という形で副詞として)だんだんに 接尾語「次第」の意味 ・(名詞の後について)物事または事柄のなりゆきに任せる、その物事によってどうにでもなる。「君次第だ」など ・(動詞の後について)したらすぐに。「終り次第、向かいます」など となります。

「次第」の使い方

職場では、原因や理由、状況、経過などを報告する場面がたくさんあります。そんなときに便利でよく使う言葉が「次第」です。 ビジネスシーンで「〜という次第です」「〜を実施した次第です」などと使う場合の「次第」の意味は「事情、状況」という意味です。基本的に立場の上の人に対して使います。 「〜という状況です」「〜という事情です」などと言ってももちろん問題ありません。が、「次第」の方が堅い言葉なので、ビジネスシーンにはより適切です。 顧客や上司など目上の立場の人に対して「〜したわけです」「〜となっています」を使うのはフランク過ぎるので避けた方がよいでしょう。 「会議次第(議事次第)」という言葉も職場であるかもしれません。この「次第」は「順序」の意で、「会議や会合の進行する順番のこと」を指します。

「次第です」の使い方について

上記でも少し触れましたが、ビジネスシーンでは「〜次第です」というフレーズをよく使います。そこで「次第です」の使い方、使う上での注意点をまとめたいと思います。

「次第です」は場面によって使い分けが必要

「次第です」は堅い表現なので、シチュエーションによっては堅苦しく印象を与えてしまったりするので注意が必要です。 上司でもあって親しい間柄ならば「次第です」を多用すると少し不自然かもしれません。 一方で、顧客や取引先などに対する謝罪文ならかしこまった場面では、「次第です」はピッタリです。文章全体がフォーマルな感じが強まります。

「次第でございます」はフォーマルすぎ?

「そのようにした次第でございます」は正しい敬語でしょうか? 文法上は問題ありません。しかし「次第」自体が堅い言葉なので「ございます」と一緒に使うと少しばかりクドいと感じます。「次第です」で十分です。

「次第」の例文

それでは実際に「次第」を使った例文を見ていきましょう。

◯顧客や取引先に対して使う「次第です」の例 ・大変恐縮ですが、メールにてご連絡させていただいた次第です。 ・弊社は海外進出に積極的に取り組んでいる次第です。 ・まったく、お恥ずかしい次第です。 ◯上司に状況の說明する時に使う例文 ・電車遅延のため、本日のスケジュールを変更した次第です。 ・幸い納期への影響はなく、先方からお許しを頂けた次第です。 ◯要約に使う「次第」の例文 ・以上のような次第なので、本日の会議は中止いたします。 ・このような次第ですので、明日予定されていたイベントは延期いたします。 ◯その他の「次第」を使った例文 ・次第に従業員が増えてきた。 ・次第に新しい職場に慣れてきた。 ・説明会が終り次第、個別面談を開始します。 ・書類が届き次第、精査いたします。 ・転職するか否かは君次第だ。 ・手当たり次第に仕事を探す。

「終了し次第」と「終了次第」正しいのはどっち?

「終了し次第」と「終了次第」正しいのは、「終了し次第」です。しかし「終了し次第」は「しゅうりょうししだい」と「し」が二回連続で続くので読みづらく、口語で「終了次第」と言っている人が多いです。誤用なので注意してください。 「終了し次第」は「終了する」という動詞と「次第」が組み合わさって「〜したらすぐに」という意味です。「終了する」の連用形は「終了し」なので「終了し次第」が正しい形です。

「次第」と「所存」の違い

「次第」と似ている言葉に「所存」という言葉があります。 「所存」は「心中に思うこと、考え、おもわく」をあらたまった言い回しです。謙譲語や尊敬語ではありません。 よって、「〜する所存です」は「これから〜する予定です、今から〜するつもりです」という意味になります。つまり「所存」は未来に対する意思表明であり、「次第」は過去・現在の状況の說明である、という違いがあります。

「次第」の英語表現

状況や事情を説明するときの「次第です」はわざわざ英訳する必要はありません。 一方で「あなた次第です」などの「次第」は「up to」という表現が使えます。 例文を見てみましょう。

It's up to you to tell me the truth.

真実を話すかどうかは君次第だ。

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まとめ

「次第です」はビジネス文書やメールなどかしこまった文体が求められる際にとっても役に立つ言葉です。今まであまり馴染みがなかった人もぜひ「次第」を使い倒しましょう!

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