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「とんぼ返り」の意味と使い方、由来、類語、「日帰り」との違い

「とんぼ返り」の意味と使い方、由来、類語、「日帰り」との違い

「とんぼ返り」という言葉をご存知でしょうか。「とんぼ返りする」「とんぼ返りだ」といったように使います。では、「とんぼ返り」についてしっかりと意味を理解しているでしょうか。「とんぼ返り」は日常会話でも使う言葉なので、聞いたことあるという方が多いかもしれません。「とんぼ返り」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。いまいち思い浮かべることができないかもしれません。正しく使うためには、意味についてきちんと覚えることが必要です。そこで今回は「とんぼ返り」の意味と使い方、類語、「日帰り」との違いについて解説していきます。適切に知って、上手く使えるようにしましょう!

「とんぼ返り」の意味

「とんぼ返り」の意味は、 ・地面を蹴って、空中で自分の体を上下一回転させること ・ある目的地に到着して、すぐ戻ってくること ・歌舞伎において、演者が舞台で手をつかずに宙返りすること です。 ある目的の場所まで行って用事を済ませて、余計なことはしないですぐに元の場所に引き返すことを表します。 また、空中で一回まわることも表します。 「とんぼ返り」は漢字では「蜻蛉返り」「筋斗返り」と表すことができます。 「とんぼ帰り」と書くのは間違いなので注意しましょう。

「とんぼ返り」の由来

「とんぼ返り」という言葉は、とんぼが空を飛行している様子が由来しています。 とんぼは勢いづいて飛びながら、突然方向転換をするという特徴があります。 人の周りを飛んでいたり、指に止まったりととんぼは自由に飛んでいます。 このように、とんぼが飛びながら空中で体をひるがえして後方に戻ることから、「用を済ませて、元の場所にすぐに戻る」という意味で「とんぼ返り」が使われるようになりました。

「とんぼ返り」の使い方と例文

「とんぼ返り」は用を済ませたら休むこともせずに、元の場所に戻ることを表す場合に使います。 例えば、出張で東京から大阪に行って、仕事を済ませて、ゆっくりしたり休憩することなく東京に帰る。 こういった場合に「とんぼ返りをする」と表現することができます。 「とんぼ返り」はその日のうちに戻ることではなくて、数日かかったり泊まったりしても休むことなく用事を済ませたらすぐに戻ることを表す場合に使うのが適します。 言い回しとしては、 ・とんぼ返りする ・とんぼ返りだ ・とんぼ返りで などとなります。 「とんぼ返り」は空中で一回転することや、後ろへ回転することを表す場合にも使います。 この場合は「ステージでとんぼ返りをする」「とんぼ返りを決める」といったように言います。他にも、「とんぼを切る」といった表現が使われます。

例文 「空中で自分の体を上下一回転させる」という意味 ・運動神経ばつぐんの彼はみんなの前で、見事なとんぼ返りを披露してくれた。 ・劇の演出でとんぼ返りをする場面があり、本番で成功するか不安である。 ・ステージ上で無事にとんぼ返りを決めることができた彼に、歓声が上がった。 「ある目的地に到着して、すぐ戻ってくる」という意味 ・夫は出張でしばらくいないと思っていたのに、一日でとんぼ返りして帰ってきた。 ・やるべき事があったので自宅に帰ったが、忘れ物をした事に気づいて会社にとんぼ返りをした。 ・用事があったので福岡まで行ったが、早く終わったのでその日のうちにとんぼ返りした。 ・彼は自分がするべき事を終わらせるとどこにも寄ることなく、とんぼ返りで自分の家に帰った。

「とんぼ返り」と「日帰り」の違い

「日帰り」の意味は「出向いた先で泊まらないで、その日のうちに帰ること」です。 「日帰り旅行」「日帰り温泉」「日帰りバスツアー」「日帰りドライブ」「日帰り出張」「日帰りプラン」「日帰り手術」といったように使います。 例えば、「日帰り手術」だったら「手術するために入院してから退院までが、その日のうちに終わること」を意味します。 「とんぼ返り」は「用事を済ませて、すぐに元の場所に戻ること」で、「日帰り」は「出掛けた先で泊まらずに、その日に帰ること」を意味します。 「とんぼ返り」は目的地に行き用事を済ませることなので、一泊する場合も当てはまります。泊まったとしても、用を済ませたらすぐに戻ることが「とんぼ返り」です。 「日帰り」は泊まらないで、その日に帰ることです。出掛けた先で一泊でもした場合は「日帰り」ではありません。

例文 ・価格が安い日帰りバスツアーでも、内容は充実していた。 ・日帰りで京都に行ったが、泊まらなくても意外と楽しむことができた。 ・箱根だったら日帰りしようと思えばできるから、その日のうちに帰ろう。

「とんぼ返り」の類語

1つ目の意味の「とんぼ返りをする」の類語には、 ・宙返りをする ・翻筋斗(もんどり)を打つ があります。 「翻筋斗(もんどり)」とは、「何かの衝撃を受けて、空中で上下一回転すること」を意味します。 「翻筋斗(もんどり)を打つ」という表現につられて「とんぼ返りを打つ」と言う人がいますが、これは誤用です。 「とんぼ返りを打つ」とは言わず、「とんぼ返りをする」が正しい表現になります。 2つ目の意味の「とんぼ返り」の類語は、「Uターン」「逆戻り」「踵を返す」「その足で帰る」「引き返す」「後戻りする」「取って返す」などがあります。

例文 ・警察に追われている犯人は翻筋斗を打って、川に飛び込んで逃げてしまった。 ・踊りが得意な彼は、ダンスの途中に宙返りをする振り付けを入れている。 ・家に大事な資料を忘れたので、Uターンして取りに戻る。

「とんぼ返り」の英語

「とんぼ返りする」は英語で「make a quick trip」になります。 直訳すると「短い旅行(出張)をする」になります。

I made a quick trip. I stayed there only for several hours.

とんぼ返りをした。たった数時間だけ滞在した。

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まとめ

「とんぼ返り」について理解できたでしょうか? ✔︎「とんぼ返り」は「上下一回転させること、ある目的地に到着してすぐ戻ってくること」を意味 ✔︎「とんぼ帰り」と書くのが間違い ✔︎「とんぼ返り」は用を済ませたら休まずに、元の場所へ戻ることを表す場合に使う ✔︎「とんぼ返り」の類語には、「宙返りする」「翻筋斗を打つ」「逆戻り」などがある

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