「閾値」という言葉を知っていますか?日常的にもIT用語としても使われている言葉です。今回は「閾値」の読み方・意味・使い方を例文付きで紹介します!また、類語や英語表現も解説していきます。
「閾値」は本来<いきち>と読みます。 しかし最近では、<しきいち>の慣用読みの方が一般的に使われています。 意味は、「境目となる値のこと」「反応・興奮を起こさせる最小の刺激の値」を指します。 生理学や心理学では「閾値」、物理学や工学では「しきい値」が学術用語として定着しています。
「閾値」の「閾」は、本来「門の敷居」という意味をもつ「閾(しきい)」という言葉でした。 また、門の内と外をくぎる境目の木のことを指します。 それが転じ、境目となる値として「閾値」となりました。
「閾値」は、日常的にも使われています。 「境目となる値=限界値」と考えるととても理解しやすくなります。 例えば「ストレスが閾値を超えた」は「ストレスが限界値を超えた」と考えるとわかりやすいですよね。 「閾値」は境目となる値、いわゆる反応が起こる値のことです。 「ストレスが閾値を超えた」となると、発病をしたり休まざるを得ない状況になったということが分かります。 また、プラスな意味でも用いられます。 仕事やアスリートなどにおいて、「閾値を超える」ということは「自分の限界を超える」ということになり、新しい結果を出すことに繋がります。 このように、日常的なことで使われるようになった「閾値」は「閾値を超える」とよく用いられています。
IT用語としても使われいています。 IT用語の「閾値」は「その値を境にして動作や意味などが変わる値」のことを指します。 「閾値」は、ユーザーの使い方や好み、動作環境などにより大きく異なります。 それぞれ違った環境で使われているプログラムを制御するためには一意に決めることが難しいプログラムの動作を決定する数値に対して使われるためです。
○境目 (意味:境となるところ、相接するところ) ○限界 (意味:越えられないぎりぎりの限り、仕切り) ○境界 (意味:物事や領域などを分ける境目のこと) ○最小限 (意味:小さいことのぎりぎりのところ、ある範囲内でもっとも小さいこと)
「閾値」は英語で「threshold」と言います。
He has a very low anger threshold.
彼女は怒りの閾値がとても低い。
科学的に正しい英語勉強法
こちらの本では、日本人が陥りがちな効果の薄い勉強方法を指摘し、科学的に正しい英語の学習方法を紹介しています。読んだらすぐ実践できるおすすめ書籍です。短期間で英語を会得したい人は一度は読んでおくべき本です!
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
職場で英語が必須な方や海外留学を検討している方など、本気で英語を学びたい人にオススメの英会話教室、オンライン英会話、英語学習アプリを厳選した記事を書きました!興味のある方はぜひご覧ください。↓
「閾値」について理解できたでしょうか? ✔「いきち」「しきいち」と読む ✔「境目となる値」のこと ✔限界値と考えるとわかりやすい 日常的にも使われることのある言葉です。 しっかりと覚えておきましょう!