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「逐語訳」と「直訳」の意味の違いと使い分け

「逐語訳」と「直訳」という言葉をご存知でしょうか。「逐語訳をする」「直訳する」といったように使います。では、それぞれの意味についてしっかりと理解しているでしょうか。この二つの言葉は、日常会話で見聞きすることもありますよね。どちらも似ていますが、何か違いはあるのでしょうか。同じように使いますが、実は意味が異なります。正しく使うためには、意味についてきちんと知っておくことが必要です。そこで今回は「逐語訳」と「直訳」の使い分けについて解説していきます。適切に覚えて、上手く使い分けできるようにしましょう!

「逐語訳」と「直訳」の違い

「逐語訳」・・・原文の単語ごと、もしくは語順通りに他の言語に置き換えたり解釈すること 「直訳」・・・原文に沿って、他の言語に置き換えること

「逐語訳」と「直訳」はどちらも、翻訳の方法となります。 「逐語訳」は原文の語順に沿ったり単語ごとに区切って、そのまま翻訳・解釈することです。 「直訳」は原文の語句や文法を重んじて、その内容を分かりやすいように正確に翻訳することです。 例えば、「I have a pen」を逐語訳すると「私は 持っている ペンを」で、直訳すると「私はペンを持っている」となります。

「逐語訳」の意味と使い方

「逐語訳」は<ちくごやく>と読みます。 「逐語訳」の意味は「原文に沿って、一語一語正確に翻訳・解釈すること」です。 「逐語」とは、翻訳や解釈において、一語一語を適切にたどることを表しています。「逐語」を用いた表現には、「逐語記録」「逐語入力」「逐語的」などがあります。 「逐語訳」とすると、一語一句を原文に忠実に、他の言語に置き換えて表すことを意味します。 「逐語訳」は原文を最初から区切って訳すことなので、文章にはなっていません。 原文の単語ごとに、語順通りに訳すことを表す場合に「逐語訳」を使います。「逐語訳」は外国語の文章だけではなく、古文を現代語訳する場合にも使うことができます。 「逐字訳」と言うこともあります。「逐次」とは「順番を追って進めること」を意味します。

例文

  • 文を作るのは難しいが、内容を理解するために逐語訳をする。
  • この資料は原文を逐語訳しているので、少々理解しづらい部分がある。
  • 逐語訳ではなくて、文をつなげた方が正確で読者も読みやすいと思うよ。
  • 逐語訳したものを読んだだけではあまり意味が分からないので、よく考えたい。
  • このサービスでは原文を逐語訳するが、詳しい内容についての翻訳はできない。
  • 正しく原文を翻訳するためには、まずはじめに逐語訳するのが良いだろう。

「直訳」の意味と使い方

「直訳」は<ちょくやく>と読みます。 「直訳」の意味は「外国語の文章を、その原文の字句や語法に正確に翻訳すること」です。 「直」は「適切、曲がっていないこと」、「訳」は「他の言語に置き換えること」を意味します。 外国語の原文の単語や文法通りに、翻訳することを表します。原文をそのまま他の言語にすることです。文法と単語を忠実に日本語に訳しているので、意味は通じるものの少々言い方が不自然な場合もあります。 原文に忠実で言いたいことは分かるが、翻訳すると少々不自然であることを表す場合に「直訳」を使います。「英文を直訳する」「中国語を直訳する」といったように使われています。

例文

  • 一度直訳してから、本当にそれが正しいかどうか確認する必要がある。
  • 一語一句正確に直訳しないと、読み手に意味が伝わらないだろう。
  • 原文を直訳したものなので、ところどころ読みづらい部分がある。
  • 英語が苦手なので、外国語の文を読んで直訳することが全くできない。
  • 一つずつしっかりと直訳していけば、本の内容を理解することができるはずだ。
  • ある程度単語が分かっていないと、文を直訳することは難しいだろう。

「意訳」は「直訳」の反対語

「直訳」の反対語が「意訳」になります。 「意訳」は「全体の意味合いを汲み取って、文章を作るように翻訳すること」を表します。原文を一語一語訳すわけでないので、意訳をすることで自然な仕上がりとなって内容を理解しやすくなります。 厳密には「意訳」は「逐語訳」の反対語には当たりません。 「逐語訳」には一語一語たどって訳すことなので、「逐語訳」の「直訳」もあれば、「逐語訳」の「意訳」も存在します。

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