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「大事をとる」「大事をとって」は自分で使える?意味と類語、語源、使い方を解説

「大事をとる」「大事をとって」は自分で使える?意味と類語、語源、使い方を解説

「大事をとる」という言葉をご存知でしょうか。体調不良や怪我などで、お休みするときに「大事をとって〜」というように使用したことがあるのではないでしょうか。今回は、「大事をとる」の正しい意味と使い方を解説します!また、「大事をとる」の類語や英語表現も紹介しますので参考にしてください。

「大事をとる」の意味と語源

「大事をとる」の意味は「慎重に事を運ぶ」

「大事をとる」の意味は、「慎重にことを運ぶ」です。 無理をしないで用心をする、慎重に行動するということを「大事をとる」と言い表します。 例えば、「熱ありませんが、大事をとってお休みさせていただきます」というように使用すると、「熱はないけれど、用心をしてお休みさせてもらいます」という意味になります。 つまり、「無理はしないでおきます」という細心の注意をはらうニュアンスがあります。

「大事をとる」の漢字表記は「大事を取る」

「大事をとる」の漢字表記は「大事を取る」です。 「大事」は「だいじ」または、「おおごと」と読みます。 「大事」には、「重大な事件」「普通ではないこと」という意味があります。 「大事をとる」という使い方の他にも、「大変なことにはならなかった」という意味の「大事に至らないで済む」という言い回しをすることもあります。

「大事をとる」は慣用句だが語源は?

「大事をとる」は慣用句です。 「大事」とは「重大な事件」「非常な事態」という意味で、ネガティブなニュアンスを含みます。 動詞「取る」の基本の意味は「離れているものを手でつかんで持つ」ですが、「大事を取る」の「取る」は「その手で運用する、自分で対処する」という意味になります。例えば、「事務を取る」ならば「事務仕事を自分で運用する」という意味になります。 よって、「大事を取る」を直訳すれば「非常な事態を自分で運用する」です。 もう少し分かりやすく解釈すると、「非常事態にならぬよう慎重に物事を対処する」となります。 「大事をとって」は「(迷惑をかけないように)非常事態を自分で対処して」という意味になります。

「大事をとる」「大事をとって」の使い方と敬語

「大事をとる」「大事をとって」は自分で言うことができる

「大事をとる」「大事をとって」は自分の行為に対して使うことができます。 自分のことを”大事”にしている感じがし、「大事をとって〜」をビジネスシーンで自分に対して使うのは不自然だと思う方がいますが、全く問題なく使うことができます。 「大事をとる」の「大事」は「自分を大事にする」という意味ではなく、「非常な事態」という意味なので、この解釈が間違いなのは明らかです。 「大事をとる」は「非常事態を避ける」という意味なので、自分の行為に対しても他人の行為に対しても使うことができます。 「大事をとる」「大事をとって」の使い方と敬語表現をこれから解説していきます。

敬語は「大事をとって休みます」(丁寧語)

「大事をとる」「大事をとって」を目上の人や相手に敬意を示す相手に使用する場合は、「大事をとる」「大事をとって」自体を敬語変換することはなく、前後の文章に敬語を使うことで、目上の人に対して問題なく使えるようになります。 「大事をとって」という副詞として使用し、後につく言葉を敬語表現にすることが多いです。 例えば、「大事をとって休みます」「大事をとって欠席します」というような使い方です。

より丁寧な敬語だと「大事をとって休ませていただきます/お休みさせていただきます」(謙譲語)

さらに、「大事をとって休ませていただきます」「大事をとってお休みさせていただきます」というように謙譲語を使用することによってさらに丁寧な敬語になります。 「謙譲語」とは、「いただく」や「うかがう」など相手に敬意を示して自分の動作をへりくだった言い方をすることです。 「お休みさせていただく」は、「自分が休む」ということをへりくだった言い方にした表現であるため、「大事をとって休みます」よりも、「大事をとって休ませていただきます」のほうがより丁寧になります。

お休み以外にも欠席・入院の時も使える

「大事をとる」は、お休み以外にも欠席・入院時の時も使用することができます。 例えば、「大事をとって欠席します」「入院して大事をとることになりました」というように使用します。 さらに上述したように、「大事をとって欠席させていただきます」「入院して大事をとらせていただきます」というように謙譲語を使用すると、さらに丁寧になります。

「大事をとる」「大事をとって」のメールでの例文

例文 「大した怪我ではありませんでしたが、大事をとって安静にしたいと思います」 「大事をとるに越したことはないと思いますので、ゆっくり休んでくださいね」 「熱はありませんが、大事をとって医者に診てもらうと思います」 「大丈夫だとは思いますが、大事をとって補欠を5人残しました」 「診察してもらったところ、検査入院をして大事をとることになりました」 「解熱後1日は登校を控えて大事をとるようにしてください」

「大事をとって」の類語

念のため

「念のため」は、「ねんのため」と読みます。 「念」は、音読みで「ネン」と読みます。 「念」の意味は、「おもう・考える」「心にとめてわすれない」「よむ・となえる」です。 「念のため」は、「いっそう注意するため」「確認のため」という意味です。 「念のため、〜をしておく」というような使い方をします。 信用はしているが、一応確認のためにというようなニュアンスになります。

例文 「念のために当日は折り畳み傘などの雨具をお持ち込みください」 「お料理を提供するにあたり、アレルギーがないか念の為に聞いておいてください」 「念のために用意しておいたバッテーリーが役にたった」

万が一に備えて

「万が一に備えて」は、「まんがいちにそなえて」と読みます。 「万が一に備えて」の意味は、「不測の事態に備えて準備をしておくさま」です。 「万が一」という言葉は、「万一(まんいち)」という言葉からきています。 「万一」は、「もしも・ひょっとして」という意味です。 つまり、「万が一に備えて」は「もしも・ひょっとしてに備えて」というニュアンスということです。 「万が一に備えて〜をしておく」というような使い方をします。

例文 「万が一に備えて防災グッツを用意しておいている」 「万が一に備えて護身術を身に着けたいと考えています」 「万が一に備えて避難訓練を定期的に行っている」

「大事をとって」の英語

just in case

「大事を取る」は英語に直訳することはできませんが、「大事をとって」に一番近い表現は「just in case」でしょう。 「年のため」「一応」というニュアンスです。 「大事をとって休みます」は「I am taking a day off for my health.」が一番直訳っぽいですが、ネイティブはあまりこのような言い方をしないので、少し不自然です。 したがって、「大事をとって」はわざわざ訳す必要なし、が正解だと思います。

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まとめ

「大事をとる」という言葉について理解していただけましたか? ✓「大事をとる」の意味は「慎重に事を運ぶ」 ✓「大事をとる」の漢字表記は「大事を取る」 ✓「事をとる」の前後の言い回し謙譲語にるとより丁寧 ✓「大事をとる」「大事をとって」は自分で言うことができる など

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