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「すいません」と「すみません」どちらが正しい?意味やメールでの使い方など紹介

「すいません」と「すみません」どちらが正しい?意味やメールでの使い方など紹介

ビジネスシーンでも日常でもよく使う「すいません」と「すみません」という言葉。正しい意味や使い方をしっかりと理解しているでしょか?今回は「すいません」と「すみません」の違いや正しい使い方を例文とともに解説します。敬語や丁寧語、文章における正しい表記をしっかりマスターし立派なビジネスパーソンを目指しましょう!

「すいません」と「すみません」の違い

謝意を伝える場面でよく用いられる「すいません」と「すみません」。 意味や使い方に違いはなく、どちらも間違いではありません。 ただ使い方として正式な言葉は「すみません」です。 「すいません」は「すみません」が発音しづらいことから、発音しやすくするために「すみません」がくだけた話し言葉です。

メールなど文章では「すみません」を使う

上記で説明した通り、「すいません」は「すみません」がくずれた話し言葉です。 そのため手紙やメールなど文字にする際は「すみません」を使うのが適切です。 文章では、「すいません」といった口語表現は使わいように気をつけましょう。

「すいません」と「すみません」ビジネスシーンではNG!

謝意を伝える「すみません」ですが、ビジネスシーンではNGです。 「すいません」はくだけた話し言葉なので以ての外ですが、「すみません」も丁寧語ではありますがやや軽い表現であり、謙譲語や尊敬語ではないためビジネスシーンには適していません。 日頃の日常会話などでは「すみません」「すいません」と使うことに問題はありませんが、ビジネスシーンでは控えましょう。 特に、上司や取引先などに対して「すみません」と使うとマナーがなっていないと信用を失ってしまいかねません。 ビジネスシーンでは「すみません」を使いたくなる謝罪や感謝の場面では以下の言葉を使うようにしましょう。 咄嗟に「すみません」と出てしまうこともありますが、常に以下の言葉を心がけていると信頼や評価にも繋がります。

・謝罪を伝える時 「申し訳ございません」 「大変失礼いたしました」 ・感謝を伝える時 「誠にありがとうございます。」 「感謝申し上げます」 等、シーンによって使い分けましょう!

「すいません」と「すみません」の使用場面

「すいません」と「すみません」は3つの場面で使用されています。 謝罪をする時、依頼をする時、そして感謝をする時です。 要するに、相手に対して頭が上がらない状況や自分自身が謙る場面で用いられています。

1. 謝罪

「すいません」と「すみません」は、相手に対して失礼をした時や迷惑をかけた時など謝罪をする場面で使います。 「すいません」「すみません」には「申し訳ない」といった感情があることを相手に伝えることが出来る言葉です。 ただ、相手が何に対して謝罪されているのかわからない場合はしっかりと理由も述べるようにしましょう。 また、いつでも「すいません」「すいません」と言っていると口だけだと思われてしまうので注意しましょう。 もちろん「スマヌ」や「サーセン」の使用は注意が必要です。目上の人や知らない人などには使わないようにしましょう。ちなみに「スマヌ」や「サーセン」はネットスラングです。

● 謝罪の場面での例文 「連絡が遅くなってすみません」 「寝坊してすみません」 「今日までに画像送っておいてって言ったのに」 「すいません!忘れてました」 「すみますみませんでしたすみまー!」

2. 依頼

「すいません」と「すみません」は、相手に何かを依頼する時にも使える言葉です。 主に、最初の投げかけの言葉で使われています。 お店などで料理の依頼や商品の在庫の確認の依頼をするために、店員さんに「すみません」と声をかけるなどがそうです。 もちろんビジネスシーンでの依頼の場面で使うのはNGです。 もしビジネスシーンで何か依頼をする際は 「今お時間よろしいでしょうか?」 「恐れ入りますがお願いがあります」 などと使うと、目上の人ともスムーズにやり取りが出来るでしょう。 しかし、そもそも目上の人に何か依頼をする場合はしっかりと内容を確認し失礼がないか注意しましょう。 それでは、日常会話における依頼の場面での「すいません」と「すみません」の例文を紹介します。

● 依頼の場面での例文 「すいません、あの商品を取っていただけますか?」 「すいませーん!注文いいですか?」 「すみません、ここを通らせください」 「すいません!サインください!写真撮ってください!」 「すみません、今急いでるんです」←これは謝罪

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3. 感謝

そして「すいません」と「すみません」は感謝の場面でも使うことができます。 「すみません」の意味は謝罪だけだと認識している方が多いと思いますが感謝の意味も含まれています。 例えば、お土産をもらった際に「すみません」と言うのはただ謙っているわけではなく、「ありがとう」の意味が込められているので正しい使い方になります。 あの人すぐ謝るなぁ、と思うことがたまにありますが感謝の意として使用している可能性が大きいです!ですが、感謝の場面で「すみません」というと「なんで謝るのだろう」と思う人がいるので、なるべく「ありがとうございます」と使いましょう。 「ごめんなさい」の意味でも使う言葉を「ありがとう」の意味でも使うのは、日本特有ですね。 ちなみに全ての感謝の場面で「すみません」が使えるわけではありません。何かをもらったり自分のためにしてもらった際のお礼に使われます。 例えば「かわいいね」と褒められた時に「すみません」と言うのは不適切です。場合によっては嫌味だと思われてしまうこともあるので注意しましょう。

● 感謝の場面での例文 「お土産です」 「わざわざすみません、ありがとうございます」 「これ落としましたよ」 「すいません」 「あなた分もこれ作っておくね」 「すみません!助かります」

「すいません」と「すみません」の語源

「すいません」の語源

「すいません」は、「すみません」が話し言葉になったものです。 そのため「すいません」の語源は「すみません」にあたります。 では「すみません」の語源について説明していきます。

「すみません」の語源

「すみません」の語源とは何なのでしょうか? 元は動詞の「済む」に打ち消しの助動詞「ぬ」がついた「済まぬ」です。 「すみません」はそこに丁寧語の「ます」が入り「済みます」→「済みませぬ」となり、現代では「すみません」として使われるようになりました。 「済む」の意味は「澄む」と同じ語源です。「澄む」には「濁りや混じりけなど不純なものがなくなり清くなる」といった意味があります。そこから「済む」は「なくなる」から「終了する」の意味で用いられ、そこから「気が晴れる」「気持ちがおさまる」といった意味も表すようになりました。 そのため「私の気持ちが済まない」は「気持ちがおさまらない」「気が晴れない」といった意味になり、相手に失礼なことをした際に「このままでは自分の気持ちが晴れずに心が澄みきらない」ことを表しています。 また感謝の場合は何かしてもらったことへの「お返しが出来ずにすみません」といった意味で、「澄む」の意味からは離れ謝罪の意味が転じて使われるようになったようです。 そのため依頼の場合に謝罪と感謝の気持ちが入ることから「すみません」と使っています。

「すいません」と「すみません」の類語との違い

「ごめんなさい」

まず「すみません」の類語に「ごめんなさい」があります。 「すみません」同様、「ごめんなさい」も相手に対して謝るときに使う言葉です。 しかし、「ごめんなさい」には謝罪の意味しかありません。 そのため「すみません」と同じように依頼や感謝をする時に使うことはできません。 また「ごめんなさい」は学校や家庭内、友人間などで主に使われる言葉であり、敬語ではないので「すみません」同様ビジネスシーンなどで使用するのは不適切です。

「恐れ入ります」

「恐れ入ります」は ・相手にとって何か面倒な依頼をする、お願いをするとき ・何かを尋ねるとき、質問をするとき などに、クッション言葉として使われます。 そのため依頼の際の「すみません」との使い方はほぼ同じですが、「恐れ入ります」を使うとより謙虚な印象を与えます。 ただ「恐れ入ります」に謝罪の意味はありませんので、謝罪する場面で「恐れ入ります」と使うのは間違いですので注意しましょう。 またそれがビジネスシーンなどの場合は「すみません」では軽く不適切ですので「申し訳ございません」と使うようにしましょう。

「失礼します」

「失礼します」は、軽い謝罪の意味が含まれた言葉です。そのため失態を犯したりや迷惑をかけた場合「失礼しました」と謝罪することがあります。この場合「すみません」よりも丁寧な表現になります。 また「失礼します」は相手の空間に入っていくことや時間を割くことへの敬意を表します。 例えば会議室や相手の部屋に入室をする時、仕事中や他の人と話をしているる最中に声をかけることなどが当てはまります。そのように人の間に入る時や人に何かを訪ねる時など相手に対して「失礼」がある場合に用いられます。 空間に入る場合「すみません」は基本的に用いませんが、「すみません、失礼します」などとセットで使う場合ははあります。 使う場面での大きな違いはありませんが、謝罪の丁寧さで違いがあります。 ちなみに、謝罪の丁寧さで言うと「すみません」が一番軽く、「失礼しました」「申し訳ございません」の順に丁寧で謙虚な印象を強く与えます。

「すいません」と「すみません」の類語

上記以外にも「すいません」と「すみません」の類語はあります。 ・お詫びします ・面目ない ・恐縮です ・悪いのですが ・失敬 ・勘弁 ・堪忍 ・ありがとう

「すみません」の英語表現

「すみません」は英語で、 ・I'm sorry.(謝罪) ・Excuse me.(掛け声) ・Thank you.(感謝) の3パターンです。 ・I'm sorry. ・Excuse me. の2つは日本語の「すみません」のように感謝の意はないので注意してください。

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まとめ

「すいません」と「すみません」について理解できたでしょうか? ✔ 正式には「すみません」 ✔「すいません」は「すみません」がくだけた口語的な表現 ✔ 文章で書く場合は「すみません」が正しい ✔ ビジネスシーンの謝罪では「すみません」は少し軽いので注意 口語的な表現や、丁寧語など勘違いしていたり思わず使ってしまう表現は多くあります。 ビジネスマンとして正しく日本語を使いましょう!

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