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「ご連絡」の意味とメールでの使い方、敬語(尊敬語・謙譲語)、類語、英語表現

「ご連絡」の意味とメールでの使い方、敬語(尊敬語・謙譲語)、類語、英語表現

「ご連絡」は、相手とやり取りをするような場面で「ご連絡お願いいたします」など使用することが多い言葉だと思いますが、正しい意味を使い方をご存知でしょうか。今回は、「ご連絡」の正しい意味と使い方を例文付きで紹介します。「ご連絡」という言葉の使用上の注意や類語の解説や、英語表現も紹介しますのでぜひ参考にしてください。

「ご連絡」の意味と敬語

「ご連絡」の読み方は「ごれんらく」

「ご連絡」は、「ごれんらく」と読みます。 「連」は、音読みで「レン」訓読みで「つらなる・つらねる・つれる」と読みます。 「連」には、「つらなる・つながり」「引き続いて」「つれる・ひきつれる」という意味があります。 「絡」は、音読みで「ラク」訓読み「からむ・からまる・からめる」と読みます。 「絡」には「からむ・まとう・まといつく」「つながる・つなぐ・つづく」「すじ・すじみち」という意味があります。

「ご連絡」の意味は「情報などを知らせること」

「ご連絡」の意味は「情報などを知らせること」です。 「ご連絡」は、「連絡」という言葉に接頭語の「ご」をつけた言葉です。 「連絡」には「つながり・関連をつけること」「関係の人に情報などを知らせること」という意味があります。 接頭語をつけた言葉なので、自分から目上の人に連絡する場合や、目上の相手に連絡してもらうという場合に使用することができる言葉です。

「ご連絡」は自分が連絡する場合は謙譲語

「ご連絡」は、上記でも説明したように自分が連絡する場合と相手に連絡してもらう場合の両方に使用することができます。 敬語の接頭語「ご」は、尊敬語、謙譲語、丁寧語のどれにもなりえるため、「ご連絡」についている接頭語も後につづく文章によって意味合いが異なります。 「ご連絡」を自分の動作に対して使う場合は、「ご連絡」は謙譲語になります。 例えば、「ご連絡いたします」や「ご連絡申し上げます」などの言い回しは、自分の行動をへりくだって表現することで敬意示しているので謙譲語です。 目上の人や取引先の人に自分から連絡をとる場合は、この表現方法を使用することがほとんどです。

「ご連絡」が他人からの連絡を指す場合は尊敬語

「ご連絡」が他人からの連絡を指す場合は尊敬語となります。 「尊敬語」は、相手の動作を高めて待遇する表現のことをいいます。 例えば、「ご連絡なさる」「ご連絡くださる」という場合の「ご連絡」は、「相手が連絡をする」という行為に対して「する」の尊敬語、「くれ」の尊敬語で、相手が連絡をすることを高めて表現しています。 その為、この場合の接頭語の「ご」は尊敬語であることがわかります。

「ご連絡」の正しい使い方と例文

ご連絡ありがとうございます

「ご連絡ありがとうございます」は、連絡をもらったことに対してお礼を述べる表現です。 上記でも説明したように、この場合のご連絡は相手が連絡をしてくれるという行為に対して使用している「ご連絡」なので、尊敬語になります。 「ご連絡ありがとうございます」にはさまざま言い回しがあります。 例えば、「早速のご連絡、誠にありがとうございます」は相手からの連絡が早くもらいたい状況で、すぐに連絡がきたときに使用できる言い回しです。 「早速」は、「対応が素早いことを意味している言葉で「早々」という言葉に言い換えることもできます。 この他にも様々な言い回しで使用することができますので、代表的なものを例文で紹介します。

例文 「お忙しい中、早速のご連絡ありがとうございます」 「ご多用中わざわざご連絡ありがとうございます」 「お忙しにもかかわらずご連絡ありがとうございます」

ご連絡してもよろしいでしょうか

「ご連絡してもよろしいでしょうか」は、相手にこちらから連絡してもいいか許可を求める言い回しです。 「よろしい」は、「よい」を丁寧にしたもので、「でしょうか」は、「だろうか」を丁寧にした言葉です。 相手に「連絡しても問題ないですか?」と相手の事情を確認するときに使用できます。 例えば、「後ほど改めてご連絡してもよろしいですか?」は、「改めて連絡し直してもいいですか?」と問いかけてい文章であるということになります。

例文 「詳しくご案内したいので改めて担当からご連絡してもよろしいでしょうか?」 「後日確認のためにご連絡してもよろしいでしょうか」 「明日の同じ時刻に再度ご連絡してもよろしいでしょうか」

ご連絡申し上げます

「ご連絡申しあげます」は、「連絡」に、「言う」という意味の「申し上げる」に「丁寧語」の「ます」を使用した言葉で、「連絡します」という意味になります。 「ご連絡申し上げます」は、取引先の会社やお客様に対してなど目上の相手へ使い、主にお礼や謝罪をするときに使うことが多い表現です。 「ご連絡申し上げます」の「申し上げる」は、「言う」の謙譲語としては使いません。 「ご〜申し上げる」という形では、「ご説明申し上げます」や「ご報告申し上げます」といったように、謙譲表現として使用します。 よって、「ご連絡申し上げます」は、謙譲表現「ご〜申し上げる」+丁寧語「ます」になり、二重敬語ではないため、目上の人に対して使うことのできる表現になります。 例えば、すぐに相手に連絡をとることができない場合などに「あとで連絡します」という意味合いで使用することができる「後ほどご連絡申しあげます」といった言い回しがあります。

例文 「発送日に関しましては、在庫の確認がとれ次第ご連絡申しあげます」 「只今担当の者が席をはずしておりますので、後ほどご連絡申しあげます」 「詳しい当日のスケジュールについては、改めてご連絡申しあげます」

ご連絡いただけると幸いです

「ご連絡いただければ幸いです」は、「連絡」に、尊敬を表す接頭語の「ご」と「もらう」の謙譲語である「いただく」で成り立っています。 「幸いです」はビジネスメールなどで、相手に何かを依頼するときに用いることが多いです。 「幸いです」を依頼をするときに使う場合は、「〜してくれるとありがたい」という意味になります。 「ご連絡いただければ幸いです」は、「連絡してもらえるとありがたいです」という意味になります。 「〜してください」と頼むよりも「〜していただけると幸いです」といった方が、柔らかい印象を与えます。 例えば、「時間がある時に連絡してもらえれば嬉しいです」というような意味合いで、「お手すきの際にご連絡いただけると幸いです」よいうように使用します。 「幸いです」は軽いお願いのときに使用する言葉であるため、何かを強くお願いするときは「お願い申し上げる」「していただけますでしょうか」と言い換える必要があるので注意しましょう。

例文 「お手数ですが、進捗状況を改めてご連絡いただけると幸いです」 「大変恐縮ですが、担当の方が戻り次第ご連絡いただけると幸いです」 「確認がとれ次第、お手すきの際にご連絡いただけると幸いです」

ご連絡お待ちしております

「ご連絡をお待ちしております」は、相手からの連絡がほしいという時に使用する言い回しです。 「連絡を待っている」自分の好意を相手へ敬意を示し表現している「お待ちする」という謙譲語と、「いる」の謙譲語である「おる」を使用した表現方法です。 例えば、「大変恐縮ですが、ご連絡お待ちしております」と使用すると「申し訳ないのですが、連絡を待っています」といったように相手に柔らかく連絡を待っているという旨を伝えることができます。 相手によっては、「ご連絡をお待ちいたしております」や「ご連絡をお願いいたします」というような更に丁寧な言い回しもあります。

ご連絡承りました

「ご連絡承りました」は、「ご連絡いただきました」という意味で使用される言い回しです。 「承りました」は、「しっかり聞いた・理解した・対応した」という意味で使用される言葉で、主に社外の取引先や顧客など電話やメールで使用することが多いです。 例えば、「時間変更のご連絡承りました」は「時間変更という連絡をもらいました」というようなニュアンスになります。

例文 「先程、〇〇様よりご連絡承りました」 「私〇〇が、ご連絡承りました。担当の者が戻り次第、お伝えいたします」 「スケジュールに変更があるとのことでご連絡承りましたので、確認をお願いいたします」

「承りました」の意味と使い方は?類語との違い、英語表現も紹介

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「ご連絡」の使用上の注意点

「ご連絡差し上げる」は正しい敬語だが、目上の人には使わない方が無難

「ご連絡差し上げます」は、「連絡」に謙譲語の「ご」+「与える」の謙譲語+「ます」という丁寧語で成り立っている言葉です。 「連絡差し上げます」は正しい表現ですが、「差し上げる」が「与える」「やる」という意味のため、上から目線な印象を与えてしまう可能性があります。 例えば、「今日は都合が悪いので、明日にまた連絡差し上げます」といったように自分の都合に合わせて使用してしまうと上から目線に感じてしまいます。 「連絡差し上げます」は、相手の都合に配慮して連絡をする場合に使う表現です。明らかに自分の都合で連絡をする場合に使うのは不適切となるため、特に目上の人には使わないほうが無難です。 「連絡差し上げます」は、相手にとってメリットがある場合にのみ使用するようにしましょう。

「ご連絡ください」「ご連絡願います」なども少し強引な印象あり

「連絡すること」をお願いする場面で使用される「ご連絡ください」「ご連絡願います」は少し強引な印象がある言い回しなので注意が必要です。 それぞれ強引な印象になってしまう理由としては、 「ご連絡ください」は、「ください」が「くれ」の尊敬語である為に強引な印象になってしまう言い回しであること。 「ご連絡願います」は、「願います」が「願う」という言葉の丁寧語であり敬語ではないという点で、あまり印象がよくない言い回しとなるという点があげられます。 したがって、「ご連絡ください」「ご連絡願います」よりおも丁寧な言い回しをしたほうが好ましいといえます。

「ご連絡させていただく」は相手の許可が必要な言い回し

「ご連絡させていただく」は、相手の許可が必要な言い回しです。 「させていただく」は、「相手に許可を得て、ある行為を遠慮しながらすること」を意味します。 要するに「させていただく」は、 ・相手や第三者の許可を受けて行う場合 ・それを行うことで恩恵を受けるという事実がある場合 の2つの条件を満たすときに使用するのが正しい使い方になります。 相手に自分が連絡することに対して許可を得ていない場合は「ご連絡させていただく」は使えません。 もし、相手に許可を得ていたとしても「ご連絡させていただきます」は二重敬語のため、不適切です。

「突然のご連絡失礼いたします」は初めてメールを送る場合の定型句

「突然のご連絡失礼いたします」は、初めてメールを送る場合の定型句です。 メールの冒頭に、「突然のご連絡失礼いたします」と入れることで相手はひと目で「初めて連絡をとる相手である」ということがわかります。 この一言がないと、「誰だろう?」と相手に考える時間をとらせてしまいます。 「初めて連絡いたします」だけよりも、「失礼いたします」と入れることで相手がメールに目を通してくれることに対する気遣いを表現できるので印象がいいです。 例えば、「突然にご連絡失礼いたします。〇〇の件でご連絡させていただきました」というように、初めて連絡をすることに加えて、何のことで連絡をしてのかをわかりやすくすると更にいいです。

例文 「突然のご連絡失礼いたします。○○の件でご連絡させていただきました」 「突然のご連絡失礼いたします。私〇〇社の〇〇と申します」 「突然のご連絡失礼いたします。貴社のサイトを拝見し連絡いたしました」

「ご連絡」と「御連絡」の違いは特にないが、ひらがなの方が柔らかい印象に

「ご連絡」は、漢字で表記すると「御連絡」となります。 「ご連絡」と「御連絡」の違いは特にありませんが、「御連絡」と表記すると堅苦しい印象になり、ひらがなのを使用するほうがう柔らかい印象になります。 どちらを使用しても問題ありませんが、文章内では統一しましょう。 敬語の接頭語「ご」と「お」の使い分けかたとしては、「ご」は漢語(音読みする熟語)の頭に付け、「お」は和語(訓読みする熟語)の頭に付けます。 例えば、「名前」は訓読みで「なまえ」と読む和語なので「お名前」が適切です。 「連絡」は、音読みする漢語で、「ご連絡」となるため「お連絡」は誤用となりますので注意しましょう。

「ご連絡」の類語

「ご報告」は「遂行の経過・結果について述べること」

「ご報告」は、「ごほうこく」と読みます。 「ご報告」は、「報告」という言葉に接頭語の「ご」をつけた言葉です。 「報告」とは、「ある任務を与えられたものが、その遂行の経過・結果について述べること。また、その内容」を意味しています。 「ご報告」は、上司や先輩など目上の相手に対して使用する言葉で、今現在も進行している事項を伝えるときに使い、「ご報告」は完了した事項を伝えるときに使います。 「ご連絡」はあくまでも物事の内容を簡単に伝えることを意味していて、「ご報告」は、物事の展開や結果などを伝えることを意味しています。

例文 「ここで、今月の売る上げ目標を達成したことをご報告させていただきます」 「私事で大変恐縮ですが、兼ねてよりお付き合していた方と入籍したことをご報告いたします」 「今年度の業績について、ご報告いたします。」

「ご案内」は「事情や様子などを知らせること」

「ご案内」は、「ごあんない」と読みます。 「ご案内」は、「案内」という「ご」をつけて丁寧に言い表した言葉です。 「案内」には「道や場所を人に教えること」「事情や様子などを知らせること」というような意味がある言葉です。 自分が案内する場合は、謙譲語として「ご案内いたします」というような使い方をし、案内される側の場合は尊敬語として「ご案内いただく」というような使い方をします。

例文 「本日は、新しくできたプランをご案内させていただきます」 「初めてなので利用方法をご案内いただけますか?」 「よろしければ車で近隣観光地をご案内いたします」

「ご一報」は「簡単に知らせること」

「ご一報」は、「ごいっぽう」と読みます。 「ご一報」は、「一報」という言葉に接頭語の「ご」をつけた言葉です。 「一報」とは、「最初の知らせ」「簡単に知らせること」を意味しています。 「ご一報」は、取引先に資料を提出したときや、メールを出したときに、反応を知りたかったり、読んだか確認したい場合に「ご一報ください」と使います。 「ご一報」の前に、「大変恐れ入りますが」「大変恐縮ですが」といった言葉をつけると、より丁寧な表現になります。

例文 「メールをご覧になられたら、ご一報いただけますでしょうか」 「今週中までにご一報いただけると幸いです」 「資料を送付させていただきましたので、到着次第ご一報いただきたく存じます」

「お知らせ」は「知らせること、またその内容・通知」

「お知らせ」は、「おしらせ」と読みます。 「お知らせ」は、「知らせ」に接頭語の「お」をつけた言葉です。 「知らせ」は、「知らせること、またその内容・通知」また、「教えてください」という意味になります。 「お知らせ」と「ご連絡」はほぼ同じ意味ですが使い方に違いがあります。 「ご連絡」は口語でも書き言葉としても使える表現ですが、「お知らせ」は書き言葉として使われることがほとんどです。

例文 「今春公開する映画の最新情報をお知らせします!」 「春には良いお知らせができると思いますのでお楽しみに」 「何か不都合なことがございましたら私にお知らせください」

「ご連絡」の英語は「contacting」

「ご連絡」は英語で「contacting」と表します。

Thank you for your contacting.

ご連絡ありがとうございます。

まとめ

「ご連絡」という言葉について理解していただけましたでしょうか? ✓「ご連絡」は「ごれんらく」と読む ✓「ご連絡」の意味は「情報などを知らせること」 ✓「ご連絡」は、謙譲語にも尊敬語にもなる ✓「ご連絡」の類語は「ご一報」「ご案内」など

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