「いっぴ」という言葉をご存知でしょうか。「3月いっぴ」「いっぴ付」といったように使います。では、「いっぴ」についてしっかりと意味を理解しているでしょうか。「いっぴ」は日常会話で使うことは少ないですが、ビジネスシーンにおいては使われることが多い言葉です。聞いたことあるという人もいれば、初めて聞いたという人もいると思います。「いっぴ」と聞いても、なかなか意味をイメージすることは難しいですよね。正しく使うためには、意味についてきちんと知っておく必要があります。そこで今回は「いっぴ」の意味や使い方、由来、例文、類語について解説していきます。正しく覚えて、上手く使えるようにしましょう!
「いっぴ」の意味は「月の第一日、月の初めの日、ついたち」です。
「いっぴ」は漢字で「一日」と表します。 「一日」は通常「ついたち」または「いちにち」と読む。「ついたち」と読む場合は「月の初め」という意味になり、「いちにち」と読む場合は24時間の期間のことを指します。 「一日」を「いっぴ」と読むようになったら由来は、軍隊用語からきていると言われています。軍隊用語は他の言葉との取り違いを防ぐために、一般的な読み方とは別の読みで言葉を使っていました。 例えば、「1月」だったら「7月」と間違えやすいため、通常は「いちがつ」と読みところを「ひとがつ」と読んでいました。 読み方の起源は詳しくは分かっていませんが、「一日」も他の言葉と混同しないように、「いっぴ」と読み始めたのではないかと言われています。 音の響きから方言だと思われていることが多いですが、「いっぴ」は一般的に使われている語です。 「いっぴ」を「一匕」「一臂」と表してしまうと、意味が変わってしまうので注意してください。
「月の初め」を表す場合に「いっぴ」を使います。 「9月いっぴ」だったら「9月1日」、「10月いっぴ」だったら「10月1日」を意味します。 「いっぴ」は日常会話で使われていることは少なくて、ビジネスシーンで使われていることが多いです。 「いっぴ」は何かの発令があった場合や、何かが始まることを表す場合に使います。役所や会社においては、発令日や実行日をしっかりと伝えたいというときに用いられています。 例えば、「8月いっぴで、企画を進めていくことにした」といった場合は「8月1日から企画を実行すること」を意味します。 日常会話においては、「いっぴ」よりも「ついたち」を使うのが一般的です。
例文
月の初め (意味:月の最初) 「月の初めはどこかへ出掛けることにしている」 月初(げっしょ) (意味:月の最初、はじまり) 「月初に会うことにしましょう」 第一日 (意味:月の一番はじめの日) 「第一日にその月の予定が発表される」 朔日(さくじつ) (意味:毎月のはじめの日) 「朔日、祖母のお見舞いに行きました」 月旦(げったん) (意味:月の最初の日) 「Aさんは月旦に来られました」 朔(さく) (意味:月の最初の日) 「朔に会ったばかりだが、だいぶ前に感じる」 月がしら (意味:月の最初の日) 「実施日としては来月の月がしらを目標にしている」
「いっぴ」は英語で「first day of the month」になりますが、 「10月いっぴ」などと言う場合は、「October first」などと言うのが自然です。「October 1st」と記入することもあります。
I'm going to start this project on October first.
このプロジェクトは10月いっぴから始めます。
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「いっぴ」について理解できたでしょうか? ✔︎「いっぴ」は「月の第一日、月の初めの日、ついたち」を意味 ✔︎「いっぴ」は漢字だと「一日」と表す ✔︎「いっぴ」は日常会話ではなく、ビジネスシーンで使われていることが多い ✔︎「いっぴ」の類語には、「月の初め」「月初」「第一日」「朔日」などがある