「意思」と「意志」は、どちらも「いし」と読む同音異義語です。「意思」は、物事を行うときの気持ちや考えという意味です。「意志」は、物事を実行しようとする前向きな気持ちや考えという意味です。例えば「絶対に夢を叶えるという強い気持ちがある」という場合は「意志」を使うのが適しています。
「意思」・・・物事を行うときの気持ちや考え 「意志」・・・物事を実行しようとする、前向きな気持ちや考え
「意思」も「意志」も「ある事への思い・考え」を意味しますが、決定的な違いがあります。 「意思」は「不確かでしっかりと定まっていない考え」、「意志」は「すでに決定している考え」を表します。 例えば、「ダイエットをする意思がある」は「ダイエットをする、と気持ちがただあること」を表し、 「ダイエットをする意志がある」は「ダイエットをして綺麗になる、と強い気持ちがあること」を表します。 「意思」と「意志」は、「気持ちが強いかどうか」で区別します。
「意思」は<いし>と読みます。 「意」は音読みで「イ」、訓読みで「こころ・おもい・おもう」と読みます。 「意」は「心の中で思っていること、考えていること」を意味します。 「思」は音読みで「シ」、訓読みで「おもう」と読みます。 「思」は「こまごまとおもう、あれこれと考えること」を意味します。 「意思」の意味は「心の中に浮かぶ思い、何かをするという考え」です。 『◯◯と考える』『◯◯と思う』と、何か行動するときに心に浮かぶ気持ちを「意思」と言います。ただ思っていることを表しているので、絶対にしたいといったような強い気持ちは含まれません。 「意思」は漠然としていて、確かではない考えを表す場合に使えます。 言い回しとしては、
などとなります。
例文
「意志」は<いし>と読みます。 「意」は音読みで「イ」、訓読みで「こころ・おもい・おもう」と読みます。 「意」は「心の中で思っていること、考えていること」を意味します。 「志」は音読みで「シ」、訓読みで「こころざす・こころざし・しるす・さかん」と読みます。 「志」は「ある目標を目指すこと、気持ち」を意味します。 「意志」の意味は「物事を成し遂げようとする、前向きな心の状態」です。 『◯◯をしたい』と望みを抱くことや、目的を達成したいと思うことを「意志」と言います。固い決心や願望といったような感情が含まれています。 「意志」は、何をするのかはっきりと決まっている考えを表す場合に使います。 言い回しとしては、
などとなります。
例文
「意思(いし)」の意味は、物事を行うときの気持ちや考えです。 何かを行動するときに心の中に思い浮かぶ思いや考えのことをいいます。 日常生活で思いを伝える場合の多くは「意思」が使われます。 「意志(いし)」は、物事を成し遂げようとする前向きな心の状態です。 「意思」に比べて行動に移そうという気持ちが強く、志をもっているという場合に使われます。
元NHKアナウンサーの著者が教科書通りの敬語ではなく、様々なシーンで使うことができる生きた敬語表現を紹介しています。文法的に正しい敬語でも、言い回しや場面によっては相手に不快感を与えてしまう場合があります。こちらの本では ”気の利いた敬語” の使い方を、言葉のプロがコンパクトに解説しています。
同じ内容でも伝え方次第で結果が全く変わってしまう。そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?実は言葉の選び方や順序には公式があり、それに気付きさえすれば、ビジネスシーンだけではなく人生全般でのコミュニケーションを円滑にすることができます。こちらの本では、相手の返事を「ノー」から「イエス」に変える具体的な方法が体系化されています。
偏差値35だった筆者が、二年間の浪人と東大合格の末にたどり着いた読書術を余すところなく大公開しています。文章を読み込む力や論理的に整理する力などが劇的に向上する実践的な読み方が分かりやすく解説されています。仕事・勉強の生産性を上げたい人にも読書嫌いにも効果テキメンの一冊です。