「事実(じじつ)」の意味は、誰から見ても変わらない、実際に起きた出来事です。「真実(しんじつ)」の意味は、事実に対して人それぞれの考えや解釈です。「事実」は客観的な事柄であるのに対して、「真実」は主観的な事柄であるという違いがあります。
▶︎「事実」・・・本当の事柄。実際に起きた事柄 ▶︎「真実」・・・本当のこと。嘘偽りではないこと
「事実」は「客観的な事柄」、「真実」は「主観的な事柄」を意味します。 例えば、何か事件が起きたとします。 「AがBを殺した」というのは「事実」です。「Aは暴力を振るってくるBを避けようとしたところ、Bが足を滑らせて頭を打ち死に至った」は「真実」です。 「AがBを殺した」と聞くと、「AがBに殺意があったため起きた」と認識してしまいがちです。しかし、殺害には、別の理由があったかもしれません。 このように、「事実」は「誰から見ても変わらない、実際に起きた出来事」を、「真実」は「事実に対して、人それぞれの考えや解釈」を表します。 「事実」は常に一つで、「真実」は複数存在します。
「事実」は<じじつ>と読みます。 「事」は音読みで「ジ・ズ」、訓読みで「こと・つかえる」と読みます。 「事」は「ことがら。ものごと」を意味します。 「実」は音読みで「ジツ」、訓読みで「み・みのる・まこと」と読みます。 「実」は「いつわりでない。本当。本当の事柄」を意味します。 「事実」の意味は、 1.本当の事柄 2.そういった物事が確実に存在すると判断するさま。実に。本当に 3.時間や空間内に実際に見出される、我々に経験される出来事や存在 です。 「事実」は主に1と2の意味で使われます。3の意味では哲学用語として用います。 1の意味では「実際に存在する事柄。現実に起こった事柄」を表すときに使います。例えば、「Aさんの話は事実だ」「事実を曲げて話している」などと言います。 2の意味では「ある物事が本当にあること」を表すときに使います。例えば、「事実、私はそのイベントに参加したことがない」などと言います。このように、「事実、◯◯ない」と否定形を伴って使うことが多いです。 言い回しとしては、
などとなります。
例文 「本当の事柄」という意味
「実際に。本当に」という意味
「真実」は<しんじつ>と読みます。 「真」は音読みで「シン」、訓読みで「ま・まこと」と読みます。 「真」は「いつわりのないこと。本当。まこと」を意味します。 「実」は音読みで「ジツ」、訓読みで「み・みのる・まこと」と読みます。 「実」は「いつわりでない。本当。本当の事柄」を意味します。 「真実」の意味は、 1.本当のこと。うそではないこと 2.本当に。実に 3.究極であること。絶対の真理 です。 「真実」は主に1と2の意味で使います。3の意味では仏教用語として用います。 「真実」は「人それぞれの主張や解釈」を表すので、一つとは限らず複数存在します。ただ、あまりにもズレた解釈や曲がった主張は真実とは言えません。 2の意味では「真実、◯◯です」といった形で用います。このように使うことで、「程度が甚だしいさま」を表すことができます。 言い回しとしては、
などとなります。
例文 「本当のこと」という意味
「本当に。実に」という意味
「事実」は英語で「fact」、 「真実」は英語で「truth」 になります。
I am not sure of all the facts about what happened last night.
昨夜何が起きたかのすべての事実を把握してるわけではない。
There is no truth in life.
人生に真実なんて存在しない。
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
職場で英語が必須な方や海外留学を検討している方など、本気で英語を学びたい人にオススメの英会話教室、オンライン英会話、英語学習アプリを厳選した記事を書きました!興味のある方はぜひご覧ください。
「事実(じじつ)」と「真実(しんじつ)」は、どちらも本当の事柄を意味します。 「事実」は、誰から見ても変わらない実際に起きた出来事のことをいいます。 一方「真実」は、事実に対して人それぞれの考えや解釈のことをいいます。 例えば、今目の前で起きていることは「事実」です。
元NHKアナウンサーの著者が教科書通りの敬語ではなく、様々なシーンで使うことができる生きた敬語表現を紹介しています。文法的に正しい敬語でも、言い回しや場面によっては相手に不快感を与えてしまう場合があります。こちらの本では ”気の利いた敬語” の使い方を、言葉のプロがコンパクトに解説しています。
同じ内容でも伝え方次第で結果が全く変わってしまう。そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?実は言葉の選び方や順序には公式があり、それに気付きさえすれば、ビジネスシーンだけではなく人生全般でのコミュニケーションを円滑にすることができます。こちらの本では、相手の返事を「ノー」から「イエス」に変える具体的な方法が体系化されています。
偏差値35だった筆者が、二年間の浪人と東大合格の末にたどり着いた読書術を余すところなく大公開しています。文章を読み込む力や論理的に整理する力などが劇的に向上する実践的な読み方が分かりやすく解説されています。仕事・勉強の生産性を上げたい人にも読書嫌いにも効果テキメンの一冊です。