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「代わり」と「替わり」の意味の違いと使い分け

「代わり」と「替わり」の違いを正しく理解していますか?どちらも「かわり」と読むので、同じように使っていませんか。実は「代わり」と「替わり」は意味と使い方が微妙に異なります。そこで今回は「代わり」と「替わり」の違いについて解説していきます!

「代わり」と「替わり」の違い

「代わり」・・・「他の人やものに、ある役割をさせること」 「替わり」・・・「新しいものにすること、同種や同等のものに入れかえること」

「代」は「交代するものやひと」という意味で、「代理」「代案」「代物」などの熟語が使われています。 「替」は「あるものが下がったあとに他が入る」という意味で、「交替」「両替」「為替」などの熟語があります。 「あるものを使わないで、その役目を他のものにさせる」場合は「代わり」、「今までのものをやめて、同じ種類の新しい人やものにする」という場合は「替わり」を使います。 例えば、「お菓子の空き箱を筆箱のかわりにする」ならば「空き箱に筆箱の役割をさせる」という意味なので「代わり」が正しいです。 また、「同じ種類の飲食物を続けてもらうこと」を意味する「おかわり」は、「お代わり」と表します。 「替わり」は「替える」という形で使うことが多いです。「詰め替える」「入れ替える」という言葉があるように、「古いものなくして、新しいものにする」ということを表す場合に用います。 「代わり」も「替わり」も、人とものに対して使うことができます。

「代わり」と「替わり」の例文

「代わり」の例文

  • 部長の代わりに懇親会に出席しなければならない。
  • 人間の代わりにロボットが接客するお店が増えてきている。
  • 取り急ぎ田中に代わりましてお礼のご連絡をさせていただきます。

「替わり」の例文

  • 長く使っていた財布がボロボロになってきたので、新しいものに替えることにした。
  • 優勝を目指すため、チームのメンバーを替える。
  • 生徒数が増えてきたということもあり、校舎を立て替えることが決まった。

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