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「手練(しゅれん・てだれ・てれん)」の読み方別の意味と使い方

「手練(しゅれん・てだれ・てれん)」の読み方別の意味と使い方

「手練」という言葉をご存知でしょうか。「手練の技」「手練の仕業」「手練手管」といったように使います。では、「手練」の意味についてしっかりと理解しているでしょうか。実は「手練」は読み方によって、それぞれ意味が異なります。きちんと読み方や意味を理解していないと、正しく使うことができません。「手練」は日常会話においても、使うことがある言葉なので意味を正しく知っておく必要があります。そこで今回は「手練」の意味や使い方について解説していきます。適切に覚えて、上手く使えるようにしましょう!

「手練」の読み方と意味《1》しゅれん

「手練」の意味は「熟練した立派なお手並み」です。 しっかりと練習して習熟すること、物事に慣れていて手際が良いことを表します。 「手練」は「物事を巧みにこなせる能力、優れている力」を表す場合に使います。例えば、「レベルの高い手練を披露する」だったら「優れている技量を披露すること」を意味します。 「手練」はプラスなイメージを伴って使います。 言い回しとしては、 ・手練の技 ・手練の早業 ・手練を要する ・手練の良い ・手練を発揮する ・大した手練 などとなります。 「手練」の類語には、「器用」「百戦錬磨」「海千山千」「経験豊富」「巧み」「絶妙」「堪能」「腕利き」「絶技」「テクニシャン」「一枚上」「巧妙」「達者」などがあります。

例文 ・見学をしている人たちは、彼の手練の早業を食い入るように見ている。 ・手練を要する力があれば、この企画を成功させることができる。 ・手練の技を持っている投手であれば、何人も抑えることができるだろう。 ・このサービスが今でも続いているのは、手練の技を持っている彼のおかげだ。 ・彼が慣れた手つきで手練の技を繰り出していたが、誰も見てはいなかった。 ・手練の良い人に任せたいところだが、なかなかそんな人は見つからない。

「手練」の読み方と意味《2》てだれ

「手練」の意味は「技芸など、その道に優れていること」です。 武芸や工芸などにおいて優れた才能を持っていること、腕の良い人を表します。 「手練」は才能がある人、技術が高い人、達人、名人、プロフェッショナルということを表す場合に使います。 主に「手練」は「手練の技術」といったようにプラスなイメージを伴って使いますが、「良くない行いを手馴れている」という意味で「手練の仕業」とマイナスなイメージで使うこともあります。 「手練」は「てだれ」に後から漢字を当てたもので、元々「手練」は「手足れ」と表していました。「手足れ」は「手足り」からきています。この場合の「足り」は「不足がない、十分である」を意味します。 言い回しとしては、 ・手練の技 ・手練の職人 ・手練の剣客 ・手練の仕業 などとなります。 「手練」の類語には、「巧者」「エキスパート」「スペシャリスト」「熟練者」「達人」「専門家」「名手」「ベテラン」「凄腕」「実力派」「達者」「腕利き」などがあります。

例文 ・小さい頃、絵画教室に通っていたという彼は、絵に関して手練の技を持っている。 ・最近習い始めた剣道教室は手練揃いで、何もできない私はついひるんでしまう。 ・この乗り物を上手に運転するためには、相当な手練が必要となるだろう。 ・何かに関して一つでも手練の技があれば、それが自信に繋がるはずだ。 ・手練の職人を目指して、日々の訓練を怠らずに頑張っていきたい。 ・これはずぶの素人の行いではなくて、手練の仕業と言って良いほど熟練している。

「手練」の読み方と意味《3》てれん

「手練」の意味は「人を思うままにいつわり騙すこと、人をごまかす手段や技巧」です。 人を騙すことで思い通りにする手段、人を巧みに操ることを表します。 「手練」を用いた表現に「手練手管(てれんてくだ)」があります。 「手管」は「人を騙すこと」を表します。「人を操る」という意味を持つ「手練」と「手管」を組み合わせることによって、意味を強めています。 「手練」「手練手管」はマイナスなイメージを伴って使います。 言い回しとしては、 ・手練を使う ・手練に騙される ・手練に秀でる ・手練手管に長けている ・手練手管の限りを尽くす ・手練手管を思うままにする などとなります。 「手練」の類語には、「騙す」「ごまかす」「惑わす」「偽る」「引っ掛ける」「たらし込む」「罠にかける」「謀る」「詐術」「虚々実々」「反間苦肉」「譎詐百端」などがあります。

例文 ・その男は手練手管に長けていて、今まで多くの人を騙してきた。 ・あらゆる手練手管を尽くしたから、彼女はお金をたくさん持っているのだ。 ・手練手管に秀でた彼女に邪魔されたせいで、私が考えた企画はボツになった。 ・彼女は好きな人を落とすために、ありとあらゆる手練手管を有効に使うのだ。 ・妻は私にお酒をやめさせるため、手練手管を使っているが、そんなことには騙されない。 ・そんな簡単な手練に騙されてしまうとは、君も馬鹿なんだね。

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